許容ではあれど推奨にあらず!「1つ、2つ、3つ・・・」

2023年11月27日(月)


    先日、NHKのニュースにおいて、「2つ」という表記を目撃した。「ふたつ」と読むらしい。NHK放送文化研究所は、この「算用数字+つ」という表記を許容している。横書きの場合は、「2つ」、「二つ」、「ふたつ」について、そのいずれでも良いとしている。
    ネット検索すると、文化審議会発行の「公用文作成の考え方(建議)」の解説において、次なる記述が存在する。
***引用先頭***
    「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」は和語であり、常用漢字表で漢字の訓として整理されていることに従い「一つ、二つ、三つ・・・」と書く。このことは学校教育でも同様に扱われている。ただし、一般の社会生活において、横書きでは算用数字を使った「1つ、2つ、3つ・・・」という表記が広く使われている。広報等で明確に数を数えているような場合などに限って、算用数字を用いて表記することがある。このことは「一人、二人、三人・・・」「一日、二日、三日・・・」などでも同様である。
***引用末尾***

    したがって、「算用数字+つ」を使用しても構わない。しかし、「広報等で明確に数を数えているような場合などに限って、算用数字を用いて表記することがある。」と述べている。「・・・限って、・・・表記することがある。」ということなので、「算用数字+つ」を使用することは、特別な場合ということである。しかも、許容であって推奨ではない。一般には、「ひとつ」や「一つ」を使用するほうが良いという主旨であると解釈される。

    但し、「ひとつ」や「一つ」を使用することについては、更に検討する余地がある。それは、格式ある文章においては、「ひとつ」や「一つ」を使用するのは限定的であって、「1個」や「1か所」、「1件」などの表現のほうが適切であると感じられることが多いからである。「個」や「か所」、「件」などと併せて算用数字を使用することについては、(縦書きであっても)全く問題無い。


唯一共通の趣味!連れ合いと楽しむふたり旅

2023年11月18日(土)


    これは、連れ合い同伴で楽しんだ最近の旅の記録である。

<2022年以降>

<2021年以前>

紅葉真っ盛り!香嵐渓もみじまつり(愛知県豊田市(とよたし))

2023年11月16・17日(木・金)


    連れ合いが、「ここ行きたい」と言って、スマートフォンの画面を見せた。香嵐渓(こうらんけい)である。我が家のお出かけ先は、連れ合いのそんなつぶやきで決定される。
    香嵐渓は、首都圏人にはなじみが薄いが、中京地区の有名観光地である。紅葉が有名であり、例年11月中旬が最盛期である。あえて最盛期に行きたいらしい。

行程図

    「柏(かしわ)~三河安城(みかわあんじょう)」間の片道乗車券の営業キロは200km超であり、ジパング倶楽部(クラブ)会員割引(以下「ジ3割」)を利用することができる。(詳細はこちら)

    「柏⇒東京」間と「品川⇒柏」間については、いずれも「特急ときわ」を利用する。土日祝日の場合は普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用するのだが、平日の場合は、普通列車(快速を含む)のグリーン料金よりも「特急ときわ」の特急料金のほうが安価である。特典チケット(以下「特チ」)を利用すれば、更にお得である。しかも、JR東日本では、11月30日までの期間限定で平日のみ通常より少ないポイント数で「特急ときわ」の特チと交換できるというキャンペーンを実施している価格比較は、次のとおりである。
【特急料金(特チ&限定)】300P
【特急料金(特チ&通常)】460P
【特急料金(ジ3割)】530円
【普グ料金(ジ3割&平日)】540円
【特急料金(一般&電子)】660円

<1日目>

(1)  特急ときわ

乗車券 ジ3割

    特チは電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

ときわ56号

(2)  ジャパンレイルカフェ
 
おにぎりセット

(3)  新幹線こだま

新幹線特急券 ジ3割

富士山

おさつスティック

(4)  駅レンタカー Web割

(5)  つぼどん 

あゆそば

アジアンスタイルあゆごはん

(6)  香嵐渓


さる回し

(7)  GIRO.2

おさつチップス

(8)  待月橋(たいげつきょう)


(9)  香積寺(こうしゃくじ)


(10)  足助(あすけ)の町並み


(11)  紙屋 無料


(12)  旧田口家住宅 無料


(13)  川村屋(かわむらや)

日月(にちげつ)もなか

    もなかが、パリッとしていて美味である。

(14)  マンリン小路(こうじ)


    「マンリン」とは、「万屋林右衛門(よろずやりんえもん)」という人名に由来する。

(15)  風外

風外饅頭(ふうがいまんじゅう)

(16)  松平東照宮(まつだいらとうしょうぐう)


(17)  ホテル龍城(たつき)
<西浦温泉>

客室露天風呂

夕食

朝食

<2日目>

(18)  旧近衛(このえ)邸 無料


(19)  陶磁器会館 無料

    ここ常滑市(とこなめし)は、ザ・ピーナッツの生誕地である(詳細はこちら)。

(20)  とこにゃん




(21)  土管坂


(22)  展示工房館 無料

(23)  登窯(のぼりがま)  無料



(24)  ラ・フォルナーチェ

マルゲリータ

ペペロンチーノ

(25)  半田(はんだ)赤レンガ建物
<国の登録有形文化財>


(26)  半田運河


(27) 旧中埜半六(なかのはんろく)邸 無料


(28)  蔵のまちカフェ

左:こだわりクリームあんみつ
右:蔵のまちパフェ

(29)  新幹線こだま

乗車券 ジ3割

新幹線特急券 ジ3割

こだま736号

(30)  新幹線ひかり

ひかり656号

(31)  特急ときわ

    特チは電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

(32)  ガスト シニア割

彩り野菜の黒酢から揚げ

から好し定食


<関連記事>

乗り鉄は見過ごせない!千葉大学鉄道研究会の人車鉄道(千葉県千葉市)

2023年11月4日(土)


    千葉大学の西千葉キャンパスでは、毎年11月上旬の3日間(金土日)に大学祭が開催される。その大学祭において、千葉大学鉄道研究会が人車(じんしゃ)鉄道を運行する。本日は、その人車鉄道を体験してみたい。

行程図

(1)  コメダ珈琲店

    まずは、柏駅近くで朝食である。

選べるモーニング

(2)  市川市動植物園

    ここには、ミニ鉄道が存在する。この施設については、かつてレッサーパンダを見るために訪問したことがある。当時は、ミニ鉄道に特段の興味が無かったので、存在を確認しなかった。
【所在地】千葉県市川市(いちかわし)
【種別】ミニ鉄道
【容姿】N700系/E5系/EL
【編成】動力車1両&制御車1両&客車6両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    運行される列車は、によって異なる。本日の運行列車は、N700系である。
    軌道は3線軌条であるが、N700系動力は蓄電池である。
    制御車には「オハフ1」という車両記号が記されていて、客車には「オハ2」から「オハ6」までの車両記号が記されている。制御車の外観は客車と同じであり、その先頭座席が運転席になっている。制御車における運転席以外の座席については、乗客の利用を禁止している。

ミニ鉄広場駅

駅名標

N700系

    動画はこちら

EL&E5系

日付看板

(3)  千葉大学鉄道研究会

    本日は大学祭であり、人車鉄道が運行される。
【所在地】千葉県千葉
【種別】人車鉄道
【容姿】E235系
【編成】1両編成×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】偽千葉(にせちば)~真千葉(しんちば)
【用途】場内遊覧
    出札窓口において、日付印字された硬券の入場券が発行される。改札口において、入鋏(にゅうきょう)される。

偽千葉駅の人車

駅名標

復路走行中(車夫は2名)

    走行シーンの動画はこちら
    前方展望の動画はこちら

    このキャンパスには、現役時代に何度も訪問したことがある。当時、このキャンパスの隣に東京大学の敷地が存在し、鉄道研究のための300m超の線路が敷設(ふせつ)されていた。

(4)  ふなばしアンデルセン公園 シニア無料

    ここにも、ミニ鉄道が存在する。
【所在地】千葉県船橋市(ふなばしし)
【種別】ミニ鉄道
【愛称】ミニSL/新幹線
【容姿】SL/N700系
【編成1路線
  【ミニSL】動力車1両&客車4両
  【新幹線】動力車1両&制御車1両&客車4両
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    運行される列車は、によって異なる。本日の運行列車は、SLである。
    軌道は3線軌条なのだが、SLが内燃機関を搭載して音を発している。ディーゼルエンジンであると推察される。
    客車の先頭座席は、運転席である。

ミニSL

    動画はこちら

N700系

    N700系については、専用の運転席を備えた制御車が連結されている。

(5)  手賀沼(てがぬま)公園 無料

    ここにも、ミニ鉄道が存在する。
【所在地】千葉県我孫子市(あびこし)
【種別】ミニ鉄道
【容姿】ドクターイエロー/E5系/SL
【編成】動力車1両&客車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    運行される列車は、によって異なる。本日の運行列車は、ドクターイエローである。
    軌道が3線軌条ではなく内燃機関を搭載しているようにも見受けられないので、動力は蓄電池であると推察される。
    客車の先頭座席は運転席であり、最後尾座席は車掌席である。

駅舎

ドクターイエロー

駅名標

    動画はこちら

E5系&SL

(6)  もりのゆうえんち 無料

    ここにも、遊覧鉄道が存在する。
【所在地】千葉県野田市(のだし)
【種別】動力車列車
【設備名称】おとぎ列車
【容姿】SL
【編成】動力車1両&貨車1両&客車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    軌道が3線軌条ではないので、動力は内燃機関か蓄電池であると推察される。貨車が存在するということは、そこに蓄電池を搭載している可能性が高い。
    座席幅は、2名である。

おとぎ列車

    ここでは、乗車中のスマホ操作は禁じられている。

(7)  天王台駅

    常磐(じょうばん)線の「綾瀬(あやせ)~取手(とりで)」間は、各駅停車と快速が個別の線路を走行する、いわゆる緩急分離区間である。そのうちの「我孫子(あびこ)~取手」間の緩行線については、平日の朝夕時間帯しか運行されない。ここ天王台(てんのうだい)駅はその区間の中間駅であり、その各駅停車用ホームに存在する時刻表は異様な光景である。

各駅停車用ホームの平日
時刻表

(8)  ガスト シニア割

彩り野菜の黒酢から揚げ膳