ドクターイエローも出演!沢口靖子の「科捜研の女」

2022年1月21日(金)


    昨日(2022年1月20日)のテレビ朝日「科捜研の女」において、土門(どもん)刑事と蒲原(かんばら)刑事が、室内で事件関係者に聞き込みしていたのだが、その部屋の窓の背景にドクターイエローの走行シーンが映り込んだ。かなり間近に見えたので、ロケ現場は新幹線の線路の近くであったに違いない。ドクターイエローは東海道新幹線を走行しながら、架線や線路の状態を検査する列車のことである。その運行時刻は公表されていないので、遭遇すると良いことがあると言われている。どんな良いことが待ち受けているのだろうか。

    テレビ朝日「科捜研の女」は、連れ合いのお気に入りであり、私も毎週欠かさず観ている。主演の沢口靖子は既に56歳であるが、役柄の年齢はいくつくらいであろうか。「50の恵(めぐみ)」などというCMに出演していて良いのだろうか。

    「科捜研の女」は、平日の午後にも再放送されている。今年は、視聴者の家庭滞在時間が長いために、再放送の視聴率もいいらしい。特に小学生の視聴機会が増えたので、「なりたい職業」の上位に法医研究員が浮上しているらしい。子供たちにとって、白衣に身を固めた沢口靖子は正義の味方として愛着を感じるのかもしれない。「相棒」のほうは小学生にはちょっと難解な内容であるが、「科捜研の女」は小学生にとっても判りやすいストーリーである。

    私は、かつて兵庫県赤穂(あこうし)に住んでいたことがある。赤穂(あこうし)は忠臣蔵(ちゅうしんぐら)で有名であり、毎年12月14日に義士祭(ぎしさい)が催される。1976年頃の義士祭(ぎしさい)において、ゲストとして沢口靖子が招かれた。遠目(とおめ)に見えた彼女は、小柄かつ小顔であった。

    沢口靖子らしいエピソードがある。撮影の合間に誰かがジョークを言った時、沢口が放った一言(ひとこと)。「今のは冗談ですか?。」


趣味なんかい!某理化学機器会社の「シュミレータ」

2022年1月12日(水)


    某理化学機器会社のホームページを見ていて気になる表現に遭遇した。取り扱い商品のひとつに、ある装置の評価機器があるのだが、その「ある装置」のことを「〇〇〇〇シュミレータ」と表現している。この「シュミレータ」は「シミュレータ」のことと推察される。英語のつづりはsimulatorである。
    そのホームページでは、「シミュレータ」という用語も存在している。シュミレータ」で統一されているのであればまだしも、両者が混在しているのである。いいかげんとしか言いようがない。商品の性能を論じる以前の問題である。
    「閲覧者が誤解することは無い」という意見もあるかもしれない。確かにそのとおりである。しかし、閲覧者が気付くような誤植であれば救われるのだが、閲覧者が気付く誤植が存在するということは、閲覧者が気付かない誤植も存在するかもしれない。閲覧者が気付かない誤植というのは、例えば数値情報である。測定範囲、測定精度、寸法、重量など数値で表現される情報については、閲覧者が誤植か否かを判断することは困難である。したがって、閲覧者は「シュミレータ」という誤植を含むホームページを公開している企業から物を購入しようとは思わなくなる。

    私の現役時代に、ある大学教員は、学生の答案や論文で「シュミレーション」という表現を目にすることが多いと嘆いていた。「シミュレーション」が「シュミレーション」に変化する理由のひとつに、発音しやすさがあげられる。「シミュレーション」と発音するよりも「シュミレーション」と発音するほうが発音しやすいのである。それで、口頭の会話では「シュミレーション」という発音が自然発生するのである。「シュミレーション」という発音が人々の記憶に残ると、文字にする場合でも「シュミレーション」としてしまうことになり、それがじわじわと流布(るふ)することになる。広く流布(るふ)すれば、それが市民権を得ることとなる。日本語の音便(おんびん)のように、「シュミレーション」を容認する時代が来るかもしれない。まさに「悪貨(あっか)は良貨(りょうか)を駆逐(くちく)する」である。
    「シミュレータ」に似た意味を持つ用語で「エミュレータ」ということばがある。これはIT業界で多用される専門用語である。英語のつづりはemulatorである。さすがに、「エミュレータ」を「エュミレータ」などと言い間違えたのを聞いたことが無い。それは、「エュミレータ」ということばが発音しづらいので自然発生しないものと推察される。

    「シミュレーション」に似た発音のことばとして「コミュニケーション」がある。これも「コミニュケーション」と誤用されることがあるが、「シュミレーション」ほどではない。それは、「コミニュケーション」よりも「コミュニケーション」のほうが発音しやすいためと推察される。英語のつづりはcommunicationである。
    また、現代用語のひとつに「飲(の)ミニュケーション」という用語がある。これについては、「飲(の)ミュニケーション」よりも「飲(の)ミニュケーション」のほうが多用されているように感じられる。それは「飲みに(行く)」という表現に引っ張られているためと推察される。

    その理化学機器会社の問い合わせフォーム経由で修正を進言してみた。

<進言主旨>
    ホームページに「シュミレータ」という表現がある。これは間違いない情報か。
【正】シミュレータ
【誤】シュミレータ
【英語】simulator

     進言したのは2022年1月2日であった。問い合わせを受け付けた旨の自動応答メールは届いたのだが、現時点において未回答状態である(2022年1月11日現在)。何のための問い合わせフォームなのか。そのことだけを取ってみてもその会社の信用度を推し量ることができる。念のために、本日、問い合わせフォームではなく代表メールアドレスに進言を送信してみた。

<回答主旨>
    修正した(2022年1月12日)。
    この回答は代表メールアドレスに送信したメールに対する返信であった。問い合わせフォームからの進言については言及が無かった。問い合わせフォームは有効に機能してはいない可能性がある。

<結果>
    進言どおり修正された(2022年1月12日)。

「田毎の月」はミュージアムとちゃうやろ!Google Mapのカテゴリ

2022年1月10日(月)


    長野県千曲市(ちくまし)にある姨捨(おばすて)駅周辺の観光名所を調べていて、Google Map(グーグル・マップ)アプリの間違いを見つけた。姨捨(おばすて)駅の近くに「田毎(たごと)の月」という観光名所がある。Google Mapでは観光名所や観光施設に対してカテゴリを設定してあるのだが、「田毎の月」のカテゴリが「博物館 / 美術館」になっていた。これは不適切である。

    Google Mapアプリの「情報の修正を提案」によって、カテゴリ
「博物館 / 美術館」を「観光名所」に変更するようGoogle社に進言した。

<結果>
    進言したらすかさず承認メールが届いた。あまりの早さに驚いた。コンピュータが判別できることだろうか。人が判断したとしてもあまりにも早い。
    修正そのものについてはその時点では未修正であったが、6時間後に確認したら進言どおり修正されていた

詠(よ)み初(ぞ)め!粛々と歩む人生

2022年1月1日(土)


    まず先に、元日に詠(よ)んだ俳句を紹介したい。
    

    元日の午後、スマホの通知音が鳴動した。新年の挨拶かと思いきや、姉兄から、12月に年長の従兄(いとこ)が他界した旨のLINE(ライン)メールであった。享年(きょうねん)81。ついに我々世代に順番がまわってきたかと感じた。その気持ちを俳句にしてみた。