アンドロイドスマホは日陰者か!某公園のホームページ

2021年2月19日(金)


    某公園のホームページを見ていて、不思議な現象に遭遇した。そのページにある「公園紹介」というボタンをタッチすると、プルダウンメニューが表示され、3個の選択肢が現れる。

「公園紹介」をタッチした状態

    そこまでは良いのだが、自動的に、1番目の選択肢である「遊水地とは」の遷移(せんい)画面に移行してしまう。これはアンドロイド版Chrome(クローム)における現象である。ウィンドウズ版Chromeでは生じない。

    その公園管理者に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    アンドロイド版Chromeにおいて「公園紹介」をタッチすると、自動的に「遊水地とは」の画面に移行してしまう。ウィンドウズ版Chromeでは正常である。

<回答主旨>
    修正した(2021219)。

<結果>
    修正された(2021219日現在)。

    「修正した」旨の回答の前に届いた状況報告では、この不具合はアンドロイドスマホにおいて発生し、iPhone(アイフォン)では発生しないらしい。ありそうな話である。スマホのシェアはiPhoneが抜きんでているので、どのアプリも真っ先にiPhoneで動作確認すると推察される。アンドロイドスマホのシェアはiPhoneに次ぐ2番手であるが、日陰者扱いされるほどのシェアではない。がんばれ、アンドロイド。

あまりにも杜撰な利用案内!某美術館のホームページ

2021年2月18日(木)


    ホームページを見ていると、さまざまな誤植に遭遇するが、昨日遭遇した誤植は、不思議さにおいて最たるものであった。それは、某美術館の利用案内における表現である。利用案内というのは、観光施設に関する情報の中で最も重要な情報である。次なる画像は、その利用案内を模写抜粋したものである。


    問題点は次なる2点である。
①  入館料間という表現がある。
②  開館時間と入館料間が2か所存在する。

    ①については、単なる誤植である。おそらく、「開館時間」の行を複写して「開館時間」を「入館料」に変更すべきところ、変更対象の文字列として「開館時」を選択したか、「開館時間」を消去する際における「間」の消去漏れと推察される。いずれの原因にせよ作業者が気づかないことは充分にありえると感じられる。すなわち、パソコンあるあるである。しかし、②についてはどうであろうか。2か所存在する理由は何であろうか。間違ったことを言っているわけではないので、それを繰り返しても構わないが、通常は、繰り返し記載するということはしない。作業者は、何を根拠にして作業完了と判断したのであろうか。この美術館は個人の美術館ではなく、某大学に付属する美術館である。美術館関係者がひとりだけということは考えられない。したがって、百歩譲って、作業者が気付かなかったとしても、他の職員が気づいてしかるべしである。

    その美術館に質問してみた。

<質問主旨>
    利用案内の表にある次なる記載は間違いない情報か。
①  入館料間という表現がある。
②  開館時間と入館料間がいずれも2か所存在する。

<回答主旨>
    修正した(2021年2月17日)。

<結果>
    次のとおり修正された(2021217日現在)。


「会館時間」はぴえん!某美術館のホームページ

2021年2月10日(水)


    某美術館のホームページを見ていて、誤植に遭遇した。利用案内に「会館時間」という項目名が存在する。これは、「開館時間」の誤変換であると推察される。「開館」の同音異義語は他にもいくつかあり、要注意のものもある。誤って要注意の単語を選択しなかったことは不幸中の幸いであろうか。


    うんざり感もあるのだが、進言しないではいられないという気持ちのほうがわずかに強い。その某美術館に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    ホームページに誤植がある。
【誤】会館時間
【正】開館時間

<回答主旨>
    修正する(2021年2月9日)。

<結果>
    修正された(2021210日現在)。

有効期間が「1回限り」ってなんやねん!東急電鉄の「おトクなきっぷ」

2021年2月7日(日)


    東急電鉄の「おトクなきっぷ」に関するホームページを見ていて、不適切な表現に気付いた。いずれの切符にも「有効期間」という項目名があるのだが、「おトクなきっぷ」のうちの一部の切符において、その内容が「券面に記載されている有効期間内で1回限り有効」となっている。該当の切符は次のとおりである。
①東急線ワンデーパス
②東京線みなとみらいパス
③横濱中華街 旅グルメきぷ
    ネットに存在する券面の写真を見ると、券面に記載されている実際の文言は、例えば①の場合は、次のとおりである。
    「○○○○年○○月○○日から○○○○年○○月○○日までのうち1日限り有効」
    この文言にある期間は、6か月間である。私は、①~③の切符を購入したことがないので、想像であるが、その期間において、行使する日を1日だけ選択することができるものと推察される。利用日を選択するという行為は確かに「1回限り」である。しかし、ホームページに記載されている項目名は「選択回数」ではなく「有効期間」なので、選択回数が「1回限り」である旨を記載するよりも、有効期間が「1日限り」である旨を記載するほうが適切であるように感じられる。


    東急電鉄に改善案を進言してみた。

<進言主旨>
    一部の「おトクなきっぷ」の有効期間が「券面に記載されている有効期間内で1回限り有効」となっている。「1回限り」よりも「1日限り」のほうが適切であると感じられる。該当の切符は次のとおりである。
①東急線ワンデーパス
②東京線みなとみらいパス
③横濱中華街 旅グルメきぷ

    東急電鉄から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。

<結果>
    変更されていない(20212月11日現在)。