「民族資料館」は哀しい!某民俗資料館のホームページ

2020年6月23日(火)


    某民俗資料館のホームページにおいて誤植を見つけた。「民族」ではなく、「民俗」でなければならない。

    その資料館を運営する自治体に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    ホームページに誤植がある
【誤】民族資料館
【正】民俗資料館

<回答>
    (無し)

<結果>
    進言どおり修正された。


あろうことか、屋号の誤植!某レストランのホームページ

2020年6月23日(火)


    某レストランのホームページにおいて誤植を見つけた。あろうことか、自店の屋号を間違えている。

    そのレストランに修正を進言してみた。

<進言主旨>
    ホームページに誤植がある。
【誤】◯◯◯◯◯
【正】◯◯◯◯◯◯

<回答主旨>
    修正する。

<結果>
    進言どおり修正された。


「JR東武駅」ってどこやねん!某観光施設のホームページ

2020年6月22日(月)


    某観光施設のホームページにおいて誤植を見つけた。

    その観光施設へのアクセスにおける最寄り駅の名称が「JR東武駅」になっている。これはおそらく「東武日光駅」のことと推察される。

    その観光施設に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    ホームページに誤植がある。
【誤】JR東武駅
【正】東武日光駅

<回答主旨>
    修正した。

<結果>
    進言どおり修正された。


同一駅発着でけへんのかい!残念な「Y!乗換案内」の一筆書き切符

2020年6月18日(木)


     JR乗車券の場合、遠距離逓減制により、往復乗車券や連続乗車券よりも、経路を工夫して片道乗車券にし、(すなわち一筆書き切符にして)目的地で途中下車したほうが安価となるケースが多く、出発駅と到着駅を同一にするということは多用されるアイデアである。例えば、「大宮⇒小山(おやま)⇒足利(あしかが)⇒新前橋(しんまえばし)⇒大宮」である。

一筆書き切符の経路例

    Y!(ヤフー)乗換案内では、出発地と到着地が同一であると、「出発地と目的地が同じです。」というエラーメッセージが表示される。

エラーメッセージ

    これをエラーとして処理するのは残念である。2017年に、Yahooに改良を進言したが、
Yahooでは問い合わせに対して回答しないことになっている。現時点においてまだ解決していない。

    なお、エラーメッセージでは「出発地」に対して「目的地」という用語を使用しているが、これは不適切である。なぜなら、入力画面では「出発」と「到着」という用語を使用しているからである。

    本日、Web版NAVITIME(ナビタイム)でも試したところ、同様のエラーメッセージとなった。NAVITIMEサポートセンターに問い合わせたら、現象を確認した旨と謝辞が届いた。なお、サポートセンターからの情報であるが、
Web版NAVITIMEでは不具合を確認したが、NAVITIMEアプリでは正常であったとのことである。

    また、「駅すぱあと for web」では、正常に表示された。

郷愁の極み!SLの想い出

2020年6月16日(火)


    北九州市で生まれ育った私にとって、SL列車は想い出深い乗り物である。私が大学1年(1971年)の頃、北海道と九州では、国鉄の旅客路線でSL列車が営業運転されていたが、1975年に国鉄の定期運用のSL列車は完全に姿を消した。
    記憶に残るSL列車を想い出してみた。

(1)  室木
【所在地】福岡県遠賀町(おんがちょう)
【乗車日】1971年頃
    室木(むろき)線は、鹿児島本線の遠賀川(おんががわ)駅を起点とする支線である。当時、鹿児島本線は電化されていたが、その支線はほとんど非電化であった。遠賀川駅は母の実家の最寄り駅であったので、幼い頃によく利用した。その駅にいつもSLが停車していた。それが室木線のSLであった。当時、室木線を利用することはなかったが、私は大学1年の頃に、室木線を往復した。客車は2両程度であった。自動扉ではなく、手で取っ手を掴んで、手動で折り畳み式に開閉する扉であった。走行中でも開閉することができた。最後尾の末端は連結のための幌(ほろ)であり、扉はなく完全な解放状態であった。
    また、室木駅の近くを山陽新幹線が通ることになり、室木線は、その建設資材を輸送した。室木は、1985年4月1日に廃止された。

(2)  根室本線のC11
【所在地】北海道厚岸町(あっけしちょう)付近
【乗車日】1972年頃
    私が初めて北海道を訪れた際に、C11が牽引する列車に乗ったことがある。どこの駅か忘れたが、運転士はSLを転車台に乗せると、ひとりで人力で押して転車台を回転させた。

(3)  西武鉄道西武山口線
【所在地】埼玉県所沢(ところざわし)
【乗車日】1981年11月21日(土)
【愛称】おとぎ電車
    家族3人で西武園に行った際に、ユネスコ村からの帰路に乗車した。西武山口線は園内施設ではなく、れっきとした公共交通機関である。

(4)  むさしの村
【所在地】埼玉県加須(かぞし)
【乗車日】1984年8月25日(土)
【愛称】さきたま号
    このたぐいになると、「遊園地の乗り物」というイメージが強くなり、大のおとながひとりで乗車することはかなりの勇気が必要である。したがって、我が子をプールで遊ばせたいという理由で連れ合いに提案し、家族でプールを満喫した後に乗車した。

(5)  快速SLあそBOY(ボーイ)
【所在地】熊本県熊本市
【乗車日】1989年8月14日(月)
    2泊3日の家族旅行の際に乗車した。連れ合いは、車内で飲んだコーヒーが旨かったらしい。

指定席券

    当時の私たち家族は、兵庫県赤穂市(あこうし)で暮らしていた。その最寄り駅である播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅においては、私が「快速SLあそBOY」の予約をしたことが珍しかったらしく、私は同駅における有名人になった。

(6)  愛知こどもの国
【所在地】愛知県西尾市(にしおし)
【乗車日】1984年9月23日(日)
【愛称】こども汽車
    連れ合いの親族同伴で計14名のグループ旅行の際に乗車した。14名のうち、4名は小児と幼児であり、このSL列車に乗車することについて、誰からも異論は出なかった。

(7)  大井川鉄道(現:大井川鐵道)
【所在地】静岡県島田市
【乗車日】1995年12月31日(日)
【愛称】かわね路(じ)号
    2泊3日の家族旅行を兼ねて大井川鉄道(おおいがわてつどう)を乗りつぶした。現在のSL列車は新金谷(しんかなや)駅発着であるが、当時は金谷(かなや)駅発着であった。
    寸又峡(すまたきょう)温泉の翠紅苑(すいこうえん)は大正ロマンをテーマにした宿であり、連れ合いがいたく感激した。
    行きつけの理髪店を利用していた際に、旅行好きの大女将(おおおかみ)から、「SL列車は土日祝日運転のところばかりで、月休の理髪店商売では乗車する機会が無い。」旨を聞いた。私は大井川鉄道のSL列車は平日でも運転している旨を伝えたら、後日夫婦で乗りに行ったらしく、感謝された。

(8)  博物館明治村
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【乗車日】1996年1月1日(月)
    2泊3日の家族旅行の際に乗車した。

SL・京都市電一日乗車券

(9)  丸瀬布(まるせっぷ)森林公園いこいの森
【所在地】北海道遠軽町(えんがるちょう)
【乗車日】1998年頃
【愛称】雨宮(あめみや)21号
    鉄道全線完乗を目指して乗りつぶしていた際に乗車した。

(10)  やながわ希望の森公園
【所在地】福島県伊達(だてし)
【乗車日】1998年頃
【愛称】さくら1号
    鉄道全線完乗を目指して乗りつぶしていた際に乗車した。

(11)  グリーンピア二本松
【所在地】福島県二本松市(にほんまつし)
【乗車日】1998年頃
【愛称】あだたら号
    鉄道全線完乗を目指して乗りつぶしていた際に乗車した。

(12)  ウェスタン村
【所在地】栃木県日光市(にっこうし)
【乗車日】2000年頃
【愛称】ワイパウ号
    連れ合いとの鬼怒川散策の際に乗車した。

(13)  修善寺(しゅぜんじ)虹の郷(さと)
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【乗車日】2010年7月19日(月)
【愛称】ロムニー鉄道
    連れ合いとの1泊2日のふたり旅の際に乗車した。

(14)  快速SL銀河
【所在地】岩手県花巻市(はなまきし)
【乗車日】2014年10月26日(日)
    連れ合いとの1泊2日のふたり旅の際に乗車した。客車の一部がプラネタリウムになっていて、宮沢賢治の世界を満喫した。

(15)  SLもおか
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(16)  房総里山トロッコ列車
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(17)  SL大樹(たいじゅ)撮影会
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(18)  快速SLレトロ碓氷(うすい)
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(19)  快速SLばんえつ物語
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(20)  SLパレオエクスプレス
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(21)  SLが牽引(けんいん)する車掌車
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(22)  SL大樹(たいじゅ)
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<番外エピソード>
    2012年、勤務先に鉄子が入社し、鉄道の同好会を設立した。私は入会しなかったのだが、会員から伝え聞いた話である。その行事で秩父(ちちぶ)鉄道のSLパレオエクスプレスの話題になった。その際に、22歳のある男子会員が放った一言(ひとこと)。「エスエルって何ですか。」



線路名称とは異なる!鉄道の路線名称

2020年6月2日(火)


    北九州市育ちの私にとって、首都圏の濃密な鉄道網は大きな魅力であった。首都圏ではJRも私鉄も路線名を多用して案内されるので、首都圏で生活する場合、ある程度の路線名に関する知識を身につける必要がある。

    ところで路線名の中で、該当する区間がどこからどこまでなのか判りにくいものがある。例えば、総武線と中央線の分岐点はどの駅であろうか。私は、時刻表を愛読し始めた頃にその疑問が生じた。
    総武線と中央線の分岐点は御茶ノ水駅である。しかし、黄色の電車は千葉駅から三鷹駅まで走行しているので、運転系統としては「中央・総武線」などと称している。但し、千葉駅から三鷹駅までの全ての駅において、乗り場の案内として「中央・総武線」などという名称を使用しているかというとそうではない。例えば、御茶ノ水駅において三鷹方面の案内については、中央線と言い、千葉方面については総武線と言っている。
    なお、「中央線」や「総武線」という表現は路線名(運転系統名称)であって、線路名称は「中央本線」や「総武本線」である。

中央・総武線

    乗客にとって重要な情報は、線路の名称ではなく、運転系統名称である。特急列車については運転系統に愛称が存在するので、愛称で案内することができるが、普通列車については列車愛称が存在しないので運転系統の名称で案内しているのである。その名称として主たる線路名称を採用しているということである。すなわち、運転系統の名称(すなわち路線名称)と線路名称は別物なのである。路線と線路は別物と言っても良い。
①路線
    同一区間を運転される列車群を指す
②線路
    敷設(ふせつ)されている土木基盤を指す
    すなわち、路線は上の部分で、線路は下の部分というイメージである。

    さて、その下の部分である線路の名称については厳密に定められている。例えば、東北新幹線が開業するまでの特急列車は上野駅が始発駅であった。では東北本線の起点は上野駅かというと、上野駅ではなく、起点は東京駅なのである。「東京駅以北が東北本線であるが特急列車は上野駅から出発していた」ということである。私が小学生の時、「東北本線の起点は上野駅である」として習った記憶があるのだが、それは厳密に言えば間違いだったのである。

    また、「東京~盛岡」間は東北本線であるという表現は正しいが、東北本線は「東京~盛岡」間であるという表現は間違いである。正しくは、東北本線は次なる5線の総称である。
①東京~盛岡
②赤羽(あかばね)~武蔵浦和(むさしうらわ)~大宮
③長町(ながまち)~東仙台
④岩切(いわきり)~利府(りふ)
⑤塩釜(しおがま)~高城町(たかぎまち)

東北本線

    ②は埼京(さいきょう)線と言われているが、それは運転系統としての路線名称であり、線路名称は東北本線である。この埼京
線という名称は、「赤羽~大宮」間を指すこともあるが、多くの場合「大崎~川越(かわごえ)」間を指している。
    ③は仙台の南方にある長町(ながまち)を起点とする盲腸線であり、かつ貨物線である。
    ④は仙台の北方にある岩切(いわきり)駅を起点とする盲腸線である。
    ⑤は本線と仙石線を結ぶ短絡線である。

    京浜東北線という名称の路線は存在するが、京浜東北線という名称の線路は存在しない。京浜東北線というのは路線名称すなわち運転系統名称であり、大宮から大船まで運行されている。京浜東北線の電車が走行する線路は、次のとおりである。
①大宮~東京・・・東北本線
②東京~横浜・・・東海道本線
③横浜~大船・・・根岸(ねぎし)線

京浜東北線の運行区間

    横浜駅の大船
方面のホームにおいては、京浜東北線という名称ではなく、根岸線という名称で案内していて、京浜東北線という名称では案内していない。大船駅の横浜方面のホームにおいては、根岸線という名称だけでなく京浜東北線という名称でも案内している。

    常磐線の特急列車は品川駅から出発しているが、品川以北が常磐線かというとそうではなく、常磐線の特急列車が「日暮里(にっぽり)~品川」間に乗り入れているということである。線路名称としては、「品川~東京」間は東海道本線であり、「東京~日暮里」間は東北本線である。

「特急ひたち」の運行区間


暇つぶしの極み!そうだ、数独、やろう

2020年6月1日(月)


    連れ合いが数独を楽しんでいる。私もかつてトライしたことがあったがすぐに飽いてしまった。
    連れ合いは、252問掲載されている本に挑戦している。難易度は、1級、初段、二段、三段、準師範、師範、最高師範に別れている。準師範クラスは10分くらいで解けたと喜んでいたが、現在は第217問であり、師範クラスである。師範クラスの問題は丸2日くらい要したらしい。
    第217問については、私も一緒に始めてみた。私は2時間で完成した。私の方針は次のとおりである。
①最初に全ての空欄について1から9までの整数を書き込む。


②1から9までの整数のうちありえない数字(縦と横と3×3の3通りの9マスの中で空欄でないマスの数字と一致する数字)を消す。


    連れ合いにこの手順を説明すると、①について「全ての空欄に書き込むというのは邪道だ」と言った。私は「正統な手順だ」と反論したが、連れ合いは納得しなかった。
    連れ合いは、第217問のトライをやめて第218問に進んだ。

    数独をトライしているうちに、これは方程式で解けるのではないかと考えた。ネットで検索すると既にいくつかの記事が存在する。私が考えつくことは既に他の人が考えているということである。数独を数学の問題として記述してみよう。

    まず、1列(縦)の合計が1+2+・・・+9=45に一致することから、9個の連立1次方程式ができあがる。次に、1行(横)についても同様に、9個の連立1次方程式ができあがる。更に、3×3の9マスの合計が同様に45であることから、9個の連立1次方程式ができあがる。結局、方程式の数は9+9+9=27個である。すなわち二十七元連立1次方程式として表現することができる。したがって、変数が27個以内(数独のマス9×9=81個のうち空欄が27個以内)であれば、解くことができる。但し、その解は数独としての条件を満たしてはいない。その条件は次の2点である。
①解の値は1から9までの整数に限られる。
②27個の方程式のうち任意の方程式について、その方程式を構成する任意の2個の変数の値が同一ではない。

    これを数学の解法で解くのは困難なことである。

    次に、表計算ソフトではどうだろうかと考えた。これも既にネットに記事が存在する。自分で表を作ってみようと考え、パソコンでExcel(エクセル)を起動した。Excel(エクセル)を起動するのは、現役引退以来、初めてのことである。考えてみたが、条件を計算式で記述するには、非常に長い計算式になり、非現実的であることが判った。ネットの記事でも、計算式とVBAを併用している。急に意欲が失せた。私の実力はこの程度のものである。