連れ合いは爬虫類フェチであり、蛇やイグアナに興奮するタイプである。したがって、恐竜についても一般人を超えた喜びを表現する。群馬県神流町(かんなまち)に神流町恐竜センターという施設がある旨を伝えたら、「行こう」ということになった。
神流町恐竜センターは、期待どおりであったが、帰路に立ち寄った不二洞(ふじどう)という鍾乳洞(しょうにゅうどう)で思いがけない試練に遭遇した。詳細は後述する。
「大宮~高崎」間については、新幹線、在来線特急列車、普通列車(快速を含む)の3案が考えられるが、往復いずれも新幹線を利用することにした。往復ともに、4日前に利用した列車と全く同じである。
「大宮~高崎」間の片道乗車券の営業キロは100km以下なので、往復乗車券にしても合計の営業キロが200km以下であり、大休30割を適用することはできない。しかし、「大宮~沼田(ぬまた)」間の往復乗車券にすることによって、合計営業キロが200km超となって大休30割を適用することができる。
一般に、片道乗車券の営業キロが100km以下のJR東日本およびJR北海道の路線を往復する場合、乗車券の出発地か目的地、あるいはその両方を変更して「100km超120km以下」の区間の往復乗車券にすることによって、大休30割を適用することができる。その結果、運賃と料金の合計額が一般価格よりも安くなる。付与ポイントを考慮すると、その分岐点は片道乗車券の営業キロが60kmである。関連記事はこちら。
しかし、「大宮~高崎」間の場合は、そのように工夫した大休30割価格よりも、「JRE POINT特典チケット」(以下「特チ」)のほうがさらに安価である。片道相当分の価格比較は次のとおりである(詳細はこちら)。したがって、特チを利用することにした。これも4日前と同じである。
【特チ】2,160P
【トクだ値(ね)35】2,185円
【大休30割(通常期)】3,037円
【一般(自由席)】3,114円
(1) ドトール珈琲(こーひー)農園
まずは、いつもどおり大宮駅で朝食である。ここは、客が少なくて静かであり、ふかふかででっかいソファに身をゆだねることができる。
ミニサラダ&
トーストセット(いちごジャム)
トーストセット(マーガリン)
&ミニサラダ
基本料金は一般7,150円であるが、「大人の休日倶楽部(クラブ)」割引で2,150円引きである。(しかも「大人の休日倶楽部」割引は免責補償込み&NOC込み)
今回は、ポイントが足らないので、3,000円ご利用券を利用することはできなかった。
(4) 下仁田納豆(しもにたなっとう)
ここは、テレビ東京「世界!ニッポン行きたい人応援団」に登場した店舗である。
(5) 下仁田町自然史館下仁田ジオパーク
(6) 神流町恐竜センター
(7) 福寿庵(ふくじゅあん)
天ぷらそば
天もりそば
(8) 上野(うえの)スカイブリッジ
ここは、帰路に遭遇した観光名所である。長さ225mなので、竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし)(茨城県常陸太田市(ひたちおおたし))のほぼ半分であるが、眺めは負けていない。山が近いので緑にあふれている。今は新緑の季節であり、周囲をぐるりと鮮やかな緑に囲まれている。
(9) 不二洞
<自称:関東一の鍾乳洞>
受付の横に、あらかじめふくらはぎのストレッチをするようにとの注意書きがあったが、気にも留めずに先へ進んだ。受付から洞窟入口まで勾配(こうばい)のきつい上り坂が続いた。距離は200mくらいであろうか。洞窟入口から更に上り坂が続く。100mくらいであろうか。途中3か所にベンチがあった。行きついたところに螺旋(らせん)階段があった。そこで一息ついたのち、158段の螺旋(らせん)階段を上がった。受付にあった注意書きの意味を理解したが、時すでに遅し。膝が笑うだけではない。螺旋(らせん)階段を上がるにつれて眼がまわる。洞内の気温は低いのだが額(ひたい)から汗が流れ出る。朦朧(もうろう)とした状態で洞内を見学したので、何を見たのかほとんど記憶が無い。「関東一の鍾乳洞」というふれこみは過剰広告ではないと感じた。
(11) 下仁田町(しもにたまち)歴史館
(12) 中之嶽(なかのたけ)神社
大黒様(だいこくさま)
(高さ20m)
不二洞でのつらい思いも忘れて再びのぼった。
(13) ベックスコーヒーショップ
高崎において、列車到着までの時間つぶしである。
(14) 新幹線はくたか