空港名が「◯◯航空」ってなんやねん!某公園のホームページ

2020年12月29日(火)


    某公園のホームページに誤植があることに気付いた。その公園までの交通手段を説明するための地図に某空港の位置が描かれているのだが、その空港の名称が「◯◯航空(XXX airpo」になっている。なお、「(XXX airpo」という表示はスマホ版サイトにおける現象であり、PC版サイトでは「(XXX airport)」になっている。
    ◯◯航空は企業名であり、株式会社◯◯航空という企業が実在する。その◯◯航空という企業は◯◯空港の空港業務を行っている。ああ、ややこしい。

    その公園に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    「アクセス」にある地図に誤植がある。
【誤】◯◯航空 (XXX airpo
正】◯◯空港 (XXX airport)

<回答状況>
    未回答状態である(2021年1月21日現在)。

<結果>
    ◯◯航空:修正済み
    (XXX airpo:未修正
    (2021年1月21日現在)

    その公園は、「(XXX airpo」という表示不具合がスマホ版サイトにおいて生じているということに気付いていない可能性が高い。

    その公園に再度修正を進言してみた。

<進言主旨>
    「(XXX airpo」という表示不具合は、スマホ版サイトにおける不具合である。
異常】(XXX airpo
正常】(XXX airport)

<回答状況>
    未回答状態である(2021年1月21日現在)。

<結果>
    修正されていない(2021年1月21日現在)。

    なお、この地図はWord(ワード)で作成されたものかもしれない。「◯◯航空(XXX airpo」は、長方形の吹き出しとして書かれている。Word(ワード)で吹き出しを入れると、作成画面(doc形式)では文字列が吹き出しに収まっていても、吹き出しが充分に広くないと、PDFにした場合に末尾が隠れてしまう。パソコンあるあるである。おそらく、原稿(doc形式)では、当初から「(XXX airport)」になっていて、その末尾が隠れたままになっている理由は、次のいずれかであると推察される。
①  長方形の長辺を広げればよいということに考えが及ばなかった(原因不明と判断した)
②  長方形の長辺を広げるすべを知らなかった


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問い合わせでけへんがな!「大鷹の湯」の問い合わせフォーム

2020年12月27日(日)


    旅館「大鷹(おおたか)の湯」に塩原電車が保存されている。ネット情報によると希望者に乗せてくれるらしいのだが、現在でも乗車可能か否か確認したくて、「大鷹(おおたか)の湯」のホームページにある問い合わせフォームを利用して問い合わせてみようと考えた。ところが、問い合わせ文言(もんごん)を送信すると、Fatal error(フェイタルエラー、致命的不具合)になった。エラーメッセージは次のとおりである。
    「Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function eregi() in (省略) Stack trace: #0 {main} thrown in (省略) on line 33」
    したがって、問い合わせフォームを利用して問い合わせするということができず、電話で尋ねることにした。「大鷹(おおたか)の湯」に電話すると女性が応答し、塩原電車は故障中のため運転不可である旨の回答であった。その電話において、併せて問い合わせフォームの不具合を修正するよう進言した。

<進言主旨>
   問い合わせフォームにおいて、問い合わせ内容を送信すると、エラーになる。

<回答主旨>
    確認する。

<結果>
    修正されていない(2020年12月24日現在)。

    なお、エラーメッセージは、「未知の関数eregi()を使用している」という主旨である。ネット情報によると、かつてはeregi()という関数を使用することができたが、現在は使えない。代替としてpreg_match()関数があるらしい。

ザワつく金曜日!年齢ネタのクリスマスジョーク

2020年12月26日(土)


    昨日、私の周辺で年齢ネタのクリスマスジョークがざわついた。その主旨は、次のとおりである。

【本日2020年12月25日は、全世界の人について、生年西暦+現在年齢=2020である。次回は1000年後である。】

    このフレーズには次なる誤りがある。
①2020年12月25日に限らず、明日でも明後日でも同じことである。
②人に限らないが、仮に人に限定した話であるとして、「全世界の人のうち今年既に年齢が増えた人」である。
③2020年に限らず、来年も再来年も同じことである。すなわち、次回は1000年後だけではない。

    このようにツッコむと味もそっけもない。

    任意の年について、常に、次なる方程式が成立する。
①  その年の年齢が既に増えた人の場合
「生年西暦+その年の年齢=その年の西暦」
②  その年の年齢がまだ増えていない人の場合
「生年西暦+その年の年齢+1=その年の西暦」

   ここで、「年齢が増えた」というのは、「誕生日を迎えた」ということではなく、厳密に言えば、「誕生日の前日を迎えた」である。年齢は誕生日の前日に1歳増えるのである。なぜかと問われても困る。それが年齢の定義だからである。
    民法では、1年の定義として、起点日から翌年の(起点日と同じ日の)前日までと定めている。したがって、「支払い期間が1月1日から1年間」という場合、期限は同年12月31日であり、翌年1月1日ではない。
    1歳の定義もこれと同じである。すなわち、2020年1月1日生まれの乳児は、2020年12月31日に1歳になる。2020年4月1日生まれの乳児は、2021年3月31日に1歳になる。
    身近な例で言えば、次のとおりである。
【誤】「ワタシィ、今日が誕生日でぇ、今日20歳(はたち)になったのぉ。」
【正】「ワタシィ、明日が誕生日でぇ、今日20歳(はたち)になったのぉ。」

    また、同学年の定義は次のとおりである。
【誤】誕生日が4月1日から翌年3月31日までの人
【正】誕生日が4月2日から翌年4月1日までの人

    2020年4月の小学校入学対象者の誕生日は、2013年4月2日から2014年4月1日までである。これは、学校教育法に基づいている。

問い合わせでけへんがな!JR九州の問い合わせフォーム

2020年12月25日(金)


    JR九州のホームページにおいて、不具合に遭遇した。JR九州のホームページにある問い合わせフォーム(こちら)を利用する場合、その手順は次のとおりである。まず問い合わせ内容を入力して「検索」ボタンを押す。すると、問い合わせ内容に関連するFAQ(よくある質問)が表示される。問い合わせ者は、そのFAQ(よくある質問)を見て、解決したのであれば「解決しました」ボタンを押し、解決しなければ「続ける」ボタンを押すという手順である。
    しかしながら、問い合わせ内容に「不要」という2文字が含まれていると、「解決しました」ボタンと「続ける」ボタンが表示されないのである。「続ける」ボタンが表示されなければ、問い合わせ内容を送信することができない。


    問い合わせ内容が次なる文字列だけである場合について調べてみた。
        不要・・・・・・・・・不具合
        不 要・・・・・・・・不具合
        不要である・・・不具合
        必要・・・・・・・・・正常
        必要でない・・・正常
        不必要・・・・・・・正常
        不・・・・・・・・・・・正常
        要・・・・・・・・・・・正常
    なぜこのような状況であるのか想像がつかない。サーバーソフトにおいて、問い合わせ内容に「不要」という文字列が存在すれば、特別な処理をするというプログラムになっているとしか考えられないのだが、その理由がわからない。

    JR九州に修正を進言したいのだが、問い合わせ内容に「不要」の2文字を含めずに不具合現象を説明することは困難である。幸いに、JR九州のホームページには、「お問い合わせ」フォームの他に、「ご意見・ご要望」フォームというのも存在するので、「ご意見・ご要望」フォームを利用することによって、進言することができた。

<進言主旨>
   「お問い合わせ」フォームにおいて、「お問い合わせ内容」に「不要」という2文字が存在すると、「検索」ボタンをタッチした際に、「解決しました」と「続ける」の両ボタンが表示されない。

     JR九州から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。

<結果>
    修正されていない(2021年6月22日現在)。


押し寄せる通販の波!ジャパネットの充電式掃除機

2020年12月23日(水)


    我が家には、掃除機が2台(東芝製とダイソン製)あるのだが、2台とも充電式ではなく、AC電源を通電した状態で使用する一般型である。そのうちのダイソン製掃除機のヘッドの回転ブラシが回転しなくなった。それに業(ごう)を煮やした連れ合いは、ダイソン製掃除機を買い替えることにした。今度は充電式すなわちコードレスタイプにするとのことである。しかも、何とジャパネットで買うらしい。今まで、通販で家電を買うなんてありえなかったが、ジャパネットがテレビで毎日のように日立製充電式掃除機を宣伝しているので、その影響を受けたようである。我が家では、テレビ東京を観る機会が多いせいか、ジャパネットのCMをよく目にするのである。連れ合いは、さっそくスマホで申し込みを始めたのだが、すぐにあきらめて電話で申し込んだ。スマホによる通販デビューはまだまだ先のようである。商品は翌日届いた。

    日立製充電式掃除機の長短所は次のとおりである。
<長所>
①  (当然のことながら)コードの引っ張り出しと巻き取りという作業が無い。
②  (当然のことながら)コードが扉の角(かど)や置き物に引っ掛かるということがない。
③  (当然のことながら)移動範囲がコードの長さに制限されるということが無い。
④  ヘッドのLEDライトにより、暗い場所でも照明を点灯しなくてよい。
<短所>
①  やはり重い。しかしすぐに慣れる。受忍できる重さである。
②  ダストケースの容量が小さい。

    一般型掃除機のコードの被覆(ひふく)は、気温が低いと固くなる。固くなると、コードを本体から引き出してもまっすぐにならず、螺旋(らせん)状になったままである。そうすると、螺旋(らせん)部分が扉の角(かど)や置き物に引っ掛かって、コードをスムーズに引き回すことが困難になる。
    また、コードの被覆(ひふく)が固くなると、たとえ螺旋(らせん)状態を解消してまっすぐにしてから巻き戻しボタンを押しても、コードがドラムに均一に巻かれないので、巻き戻しが途中で止まってしまう。やむなく、手で押し込むことになるのだが、押し込めない場合もある。そうすると、コードを一旦引っ張り出して、再び巻き戻さなければならない。これを何度か繰り返すことになる。
    したがって、充電式掃除機の長所のうち①と②は、重いという短所を打ち消すほど魅力的なことである。

    ジャパネットでは、利益還元祭というのをやっている。10,000相当の厳選食材を2万名にプレゼントするらしい。発表は2月下旬である。早速応募した。


テツ学のススメ!鉄道とは何か

2020年12月21日(月)


    鉄道の乗りつぶしを始めると、乗りつぶし対象を定義しなければならないことに気付く。ウィキペディアによると、鉄道の定義は、次のとおりである。
    【鉄道とは、レールを敷いて、その上に列車を走らせ、人や貨物を運ぶ陸上交通機関である。】
    その分類方法はいくつかあるが、技術的な分類では次のとおりである。

(1)  普通鉄道
    これは、一般的に「鉄道」と呼ばれるものである。
(2)  特殊鉄道
    これは、「普通鉄道」以外の鉄道である。これを細分すると、次のとおりである。
①  歯軌条鉄道
    これは、ラック式鉄道とも言われ、ラックとピニオンで急勾配を登る鉄道である。国内では、公共交通としては大井川鐵道(おおいがわてつどう)のみであり、他に遊覧鉄道として4か所存在する。
②  単軌条鉄道
    これは、いわゆるモノレールのことである。
③  案内軌条鉄道
    これは、いわゆる新交通システムのことである。案内用のレールがあるが、車体をささえて走行するのはゴムタイヤである。国内では、「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」などが該当する。一般乗客は気付かないが、札幌市営地下鉄も新交通システムである。
④  鋼索鉄道
    これは、いわゆるケーブルカーのことである。
⑤  索道
    これは、いわゆるロープウエーやリフトのことである。
⑥  無軌条電車
    これは、いわゆるトロリーバスである。国内では立山トンネルトロリーバスのみである。
⑦  磁気浮上式鉄道
    これは、いわゆるリニアモーターカーである。リニア新幹線が有名であるが、都営地下鉄大江戸線や大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地(ながほりつるみりょくち)線など、最近はあちこちの地下鉄が採用している。

    この分類の中で、(1)の普通鉄道については、公共交通に限れば、目標を定めやすいのだが、公共交通以外の普通鉄道すなわち遊覧鉄道についても乗りたくなってくる。遊覧鉄道については、その線引きが難しい。雨宮森林鉄道(北海道遠軽町(えんがるちょう))や門司港レトロ観光線(福岡県北九州市)を問題視することはないのだが、遊園地にある子供汽車や公園の空き地に一時的に敷設されるミニ列車(またいで座るタイプ)については、大人がひとりで乗車するには気が引ける。後者は除外すると決めることはできるのだが、前者と後者の中間タイプが悩みとなる。東京ディズニーランドにウェスタンリバー鉄道というのがある。未乗路線であるが、乗ってみたいようなどうでもいいような微妙な印象である。

    ②の単軌条鉄道(すなわちモノレール)、③の案内軌条鉄道(すなわち新交通システム)、および④の鋼索鉄道(すなわちケーブルカー)については、そのいずれに含まれるのか判別しづらい乗り物がある。それは、スロープカーや斜行エレベータである。モノレールや新交通システム、ケーブルカーと同じであれば、乗り鉄としては見過ごせない。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく新興住宅アクセスやバリアフリーアクセスとして設置されることが多い。平日の昼間に新興住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、同乗者から、不審者を見る眼を向けられる。もちろん、そのような視線を気にするようでは乗り鉄失格である。
    斜行エレベータに乗ってみて、車窓などに感激するタイプもあれば、オフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプもある。例えば、多摩ニュータウンにも斜行エレベータがある。私は、現役時代に東京都立大学に行くことが多かったが、その途中にある京王堀之内駅で下車して、駅前にある斜行エレベータに乗ったことがある。それは心折れるタイプであった。
    斜行エレベータが鉄道であるとすると、垂直エレベーターは鉄道ではないのであろうか。垂直エレベータにもレールは存在する。垂直エレベータは駅のホームにも存在するが、オフィスビルやマンションにも存在する。趣味目的でオフィスビルやマンションのエレベータに乗ろうとすると不法侵入に該当する可能性がある。したがって、私は、垂直エレベータについては、乗りつぶし対象から除外している。しかし、観光名所へのアクセス手段として設置されている垂直エレベータについては、なるべく乗ることにしている。

    次に、⑤の索道(すなわちロープウエーやリフト)である。リフトは、スキー場に多く存在する。スキー場にはリフト以外にも、滑走型索道というものがある。滑走型索道の中でTバーやJバーと言われているものは、利用者がスキー板を装着したまま列車の吊り革のようなものをつかんで、ロープで引っ張ってもらう方式である。滑走型索道の中でロープトゥと言われているものは、吊り革に相当する物が無く、ロープの好きな場所をつかむ方式である。これらはいずれも索道であり、すなわち鉄道である。私は、スキー場にある冬季限定運行の索道(すなわちロープウエー、ゴンドラ、リフト、Tバー、Jバー、ロープトゥ)は乗りつぶしの対象にせず、冬季以外に運行されているものについては、(乗りつぶしの対象にはしていないが、)できる限り乗ることにしている。

    さて、この他に、「動く歩道」は鉄道であろうか。斜行タイプのもの(エスカレータ)もあれば水平タイプのもの(東京駅京葉線連絡通路や新宿副都心4号街路地下道など)もある。滑走型索道(Tバー、Jバー、ロープトゥ)に比べると、「動く歩道」のほうがはるかに鉄道感が強い。心ゆさぶられるカテゴリーである。私は、「動く歩道」は乗りつぶし対象とはしないが、なるべく乗るようにしている。

リフト乗り場の案内図とちゃうやろ!某鉄道会社のホームページ

2020年12月18日(金)


    某鉄道会社のホームページに奇妙な図があることに気付いた。その鉄道会社はケーブルカーとリフトも運営していて、そのホームページにおいてケーブルカーの乗り場とリフトの乗り場の図を別々のページに掲載しているのだが、リフト乗り場の図がケーブルカー乗り場の図と同一であり、その図にはリフト乗り場が含まれていない。

リフト乗り場案内図(イメージ)

    ケーブルカーのページとリフトのページは、その体裁が類似している。おそらく、まずケーブルカーのページを作成して、それをコピーしてリフトのページを作成したものの、リフト乗り場の図の作成を忘れたものと推察される。パソコンあるあるである。

    その鉄道会社に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    リフト乗り場の図がケーブル乗り場の図と同一である。

<回答主旨>
    修正する。

<結果>
    ケーブルカー乗り場の案内図とリフト乗り場の案内図の両方とも、ケーブルカー乗り場とリフト乗り場の双方が描かれた図に修正された(2021年1月10日現在)。


「利用月」に関する記述が無い!某観光案内所のホームページ

2020年12月9日(水)


    某観光案内所のホームページに奇妙な記述があることに気付いた。レンタサイクルに関する記述に「利用月利用可能時間」という項目があるのだが、その記述内容は「8:30~17:00」のみであって、利用月に関する情報を見つけることができない。利用月とは利用期間のことかもしれない。かつて通年サービスではなく期間限定サービス(冬季不可等)であって、その後、通年利用になり、その制約文言(もんごん)を削除したものの項目名「利用月利用可能時間」から「利用月」の削除を失念したということが考えられる。

    その観光案内所に問い合わせてみた。

<質問主旨>
    「利用月利用可能時間」に関する記述内容において、利用月に関する記述を見つけることができない。この記述内容は間違いない情報か。

<回答主旨>
    「通年」を追記した。

<結果>
    「通年」が追記された(2020年12月3日)。


関電トンネルはトロリーバスとちゃうやろ!「駅すぱあと」の路線図

2020年12月8日(火)


    「駅すぱあと for web」の路線図を見ていたら、不適切表現に気付いた。立山黒部アルペンルートに「関電トンネルトロリーバス」という表現がある。そこのトロリーバスは2018年に廃止され、2019年以降、電気バスが運行されている。電気バスは蓄電池駆動であり、トロリーバスではない。関西電力のホームページでも「関電トンネル電気バス」という名称になっている。

    「駅すぱあと」の運営者であるバル研究所に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    「駅すぱあと for web」の路線図において、立山黒部アルペンルートに、「関電トンネルトロリーバス」という表現が存在する。そのトロリーバスは2018年に廃止され、2019年以降は電気バスが運行されている。
【誤】関電トンネルトロリーバス
正】関電トンネル電気バス

    バル研究所では、問い合わせに対して、原則として回答しないことになっている。

<結果>
    進言どおり修正された(2021年5月20日確認)。

    なお、関電トンネルではなく立山トンネルのほうはトロリーバスである。立山トンネルトロリーバスは、現在、国内唯一のトロリーバスである。
    私が初めて立山黒部アルペンルートを訪れた時(1988年)、この区間はディーゼルバスであった。しかし、その後(1996年)、そのディーゼルバスがトロリーバスに変わった。トロリーバスも鉄道の一種である。したがって、鉄道全線完乗を目指していた私は、この立山トンネルトロリーバスを乗りつぶすために、再度、立山黒部アルペンルートを訪れた。


「筑後約60年」ってなんやねん!某旅館の宿泊プラン

2020年12月7日(月)


    Jalan(じゃらん)の予約サイトにおける某旅館の宿泊プランを見ていて、不思議な表現を見つけた。それは、「筑後約60年」という表現である。これは、「築後約60年」とすべきところ、誤変換したものと推察される。

    その旅館に修正を進言してみた。

<進言主旨>
    Jalan(じゃらん)における宿泊プランに誤植がある。
【誤】筑後
正】築後

<回答状況>
    未回答状態である(2020年12月27日現在)。

<結果>
    修正されてはいない(2020年12月27日現在)。

社会貢献やいかに!数学と共に歩む人生

2020年12月6日(日)


    先日、現役時代の顧客によるFacebook(フェイスブック)記事を目にした。そのかたは大学教員であって、私が現役時代に、私から多くの気象機器を購入してくださったかたである。そのかたの専門分野は森林生態学であるが、数学の授業も担当している。そのかたが投稿した記事に、数学を学ぶ学生の
「数学が将来どんなふうに役立つか」という悩みが紹介されていた。

    私は、その教員にメールで次なる主旨を伝えた。
①  「数学が将来どんなふうに役立つか」は、数学を学ぶ者にとって重要な問題である。
②  自分も数学が好きであり、大学では理学部数学科に所属した。
③  就職後に勉強した知識を生かして、数学に関連するソフトを開発し、一般販売した。

    そうすると、その教員から次なる主旨のメールが届いた。

①  自分はずっと大学で研究・教育してきたので、数学が社会で役立つ事例について、学生に実感を持って語ってやれないのが残念である。
②  大学での学びがどのように実業につながったか、どう学んでおけばよかったと思うか、というような話をもっと聞かせてくれるとありがたい。

    私は、次なるメールを送った。

***(ここから)***
    私は高校1年生の時、数学授業に全くついて行けませんでした。中学の数学と高校の数学には大きな開きがあると感じました。高校1年生の時の数学教師は20代の教員1年生でした。その教員が悪いとは言いませんが、私の数学の試験結果は40点前後(100点満点)でした。
    2年生になって別の教員(クラス担任)になった途端に数学が好きになり、100点が取れるようになりました。その教員は50代のベテラン教員でした。
    数学の魅力にとりつかれた私は、大学でも数学を専攻しました。しかし、高校の数学と大学の数学では大きなギャップがあり、大学の授業について行けませんでした。数学科における授業は、問題を解くのではなく、定理の証明ばかりでした。プログラム言語に関する授業は、FORTRAN(フォートラン)言語について1週間の集中講義と演習があっただけでした。そういう時代でした。

    就職先は老舗(しにせ)の化学工業でした。企業のコンピュータ部門と言えば給与計算や売上計算などを行う部署が目に浮かびますが、私が配属されたのは、新工場(兵庫県赤穂市(あこうし))の開発部署でした。当時の上司は、大学で学んだことには期待していなくて、数学的センスに期待していると言っていました。その部署では、化学プラントの監視システムを開発しました。その際に、数値計算という分野に出くわしました。それは、大学の数学とは別の魅力ある学問でした。
    新工場の建設が完了したのちは、本社(東京都千代田区)の技術部門に移り、ますます数値計算にのめりこみました。特に、OR(オペレーションズリサーチ)と統計数学です。
    その後、その知識を携(たずさ)えてコンピュータ部門に移り、社内にOR(オペレーションズリサーチ)と統計数学のソフトを広めました。次にその企業の子会社に異動し、自分で開発したOR(オペレーションズリサーチ)と統計のソフトを一般販売しました(子会社の本業はソフト販売ではありません)。双方合わせて、大学助教授(個人)に200万円で販売したこともあります。当時の子会社の社長は、思わぬ副収入にいたく喜びました。

    統計ソフトは類似品も多かったので売れませんでしたが、OR
(オペレーションズリサーチ)ソフトのほうはよく売れました。OR(オペレーションズリサーチ)ソフトとしては、次の3本を開発しました。
①  一般型線形計画(LPかるく)
②  輸送型線形計画(輸送かるく)
③  待ち行列(Qかるく)

    この中では①が最もよく売れ、年間で10本程度売れました。1本20万円でしたが、原価はゼロなので、小さな子会社にとっては顕著な利益になりました。①については、当時、競合品がありましたが、その競合品は高額だったのです。
    親会社のコンピュータ部門から、私の所属する子会社の社長のもとへ、OR(オペレーションズリサーチ)ソフトを売らせてほしいという打診がありました。その時、社長は、「あれは◯◯(私のこと)じゃないと売れませんよ。」と言って断りました。

    私のソフトの購入者は、大学の教員や大企業の企画担当者でした。大学のほうでは、学生の理解をアシストするためのツールにすぎなかったのかもしれませんが、企業のほうでは、増益やコストダウンに関する経営戦略に貢献したと感じています。中には莫大な利益につながったモデルもあったかもしれません。その点については、社会に貢献したと感じています。

    ご参考に、①②③の利用者一覧表を添付します。

    OR
(オペレーションズリサーチ)(特に線形計画)は、もともと(アメリカで)軍事目的で発展しました。それが、経済分野でも利用されているのです。確かに、それは数学だけのチカラではなく、エレクトロニクスの進歩があってのことです。しかし、エレクトロニクスだけが進歩しても、その学問が誕生したとは思えません。数学という学問が存在したからこそOR(オペレーションズリサーチ)が誕生したのです。

    私のOR
(オペレーションズリサーチ)ソフトの用途は次のとおりです。

①  一般型線形計画(LPかるく)
    限られたコストの中で最大の利益を上げる、あるいは、限られた条件の材料を使って製造原価を最小にする。これらはものづくり企業の経営陣や技術陣にとって普遍的命題ですが、そのシミュレーションに利用されます。利用業界は、製造業、畜産業、加工業、防衛機関などです。
②  輸送型線形計画(輸送かるく)
    複数の供給地から複数の需要地へ商品を輸送する。その総輸送費を最小にするための各輸送量を決定します。これは輸送部門にとって重要な問題です。利用業界は、物流業、製造業、建設業などです。
③  待ち行列(Qかるく)
    ランダムに到着するサービス要求者に対して、サービス提供者は何か所の受付窓口を用意すればよいか。その問題のシミュレーションができます。利用業界は、鉄道事業、港湾設備業、銀行 、ガソリンスタンドなどです。

    コンピュータプログラマは素質を問いませんが、数学が好きという性格はプラスに作用すると感じています。特に、数値計算を理解するには、数学の下地があることが必要です。社会と近い距離にあるのは応用数学(ORや統計)であると感じられます。基礎数学(代数や幾何)が社会に役立つ事例というのは、(自分に体験が無いので)判然としません。

    大学で数学を学ぶことの価値は、数学というカチカチの学問を追及する性格を育てることにあると感じています。その性格は、良い言い方をすればキチンとした性格であり、悪く言えば重箱の隅をつつく性格です。社会には、その重箱の隅をつつく性格が必要な業務も数多く存在します。
***(ここまで)***

    メールに添付した書類は次のとおりである。


    以下の資料は、当時、私がWord(ワード)で手作りしたカタログである。

①一般型線形計画(LPかるく)

オモテ面

ウラ面

②輸送型線形計画(輸送かるく)

オモテ面

ウラ面

③待ち行列(Qかるく)

タッチエリアの文字列が表示されない!某スキー場のホームページ

2020年12月5日(土)


    某スキー場のホームページに不具合を見つけた。そのホームページにある「営業情報・料金」という選択肢をタッチした結果、5行の選択肢が現れるのだが、そのうち1行目の選択肢の文字列が表示されない。その空白領域をタッチすれば画面遷移するので、タッチ反応自体は問題無い。


    スマホ版特有の問題かもしれないと思い、ブラウザのメニューで「PC版サイト」に切り替えてみた。PC版サイトでは、「施設・リフト料金」という文字列が表示された。どうやらスマホ版のみの不具合のようである。すなわち、あるタッチエリアの文字列が次のとおりである。
【スマホ版】非表示
【PC版】表示OK

    そのスキー場に進言してみた。

<進言主旨>
    「営業情報・料金」をタッチした結果の「施設・リフト料金」という文字列が、PC版サイトでは表示されるが、スマホ版サイトでは表示されない。これは間違いない仕様か。

<回答状況>
    未回答状態である(2021年10月7日現在)。

<結果>
    修正された(2021年10月7日現在)。なお、5行の選択肢は4行に変更された。


<関連記事>

乗り鉄の悩み!通過可能型スイッチバック

2020年12月3日(木)


    鉄道の乗りつぶしを始めると、通過可能型スイッチバックが気になってくる。

    スイッチバックを大別すると、次の二(ふた)とおりがある。

(ア)  通過不可能型

    これは、路線を乗りつぶせば遭遇する停車場であり、未乗区間が残ることにはならない。通過不可能型スイッチバック停車場は、国内に4か所存在するのだが、私は全線完乗したので、当然のことであるがいずれも体験済みである。
①  出雲坂根(いずもさかね)駅(島根県奥出雲町(おくいずもちょう))
②  立野(たての)駅(熊本県南阿蘇村(みなみあそむら))
③  大畑(おこば)駅(熊本県人吉市(ひとよしし))
④  矢岳(やたけ)駅(宮崎県えびの市)

通過不可能型スイッチバック

(イ)  通過可能型

    これについては、予備知識無く漫然と乗りつぶすだけではその存在に気付かず、未乗区間を残してしまうことになりかねない。下図の場合、通過列車に乗車してしまうと、赤色部分が未乗となる。

通過可能型スイッチバック

    なお、ウィキペディアではスイッチバックの分類において、「◯◯型」ではなく「◯◯形」という表現を使用しているが、「◯◯型」という表現を使用すべきである。
【◯◯形】形状が似ている場合
  【例】ヒト形のロボット
【◯◯型】様式や方法が似ている場合
  【例】欧米型の考え方
    「通過可能性」は、具体的な物体ではなく、抽象的な概念なので、「◯◯型」という表現が適切である。
    また、ウィキペディアでは、上述の2種類(「通過不可能形」と「通過可能形」)の他に、「折り返し形」と「終着駅形」の計4種類に分類しているが、通過の可否で分類すると、全てのスイッチバックはその両者(「通過不可能型」と「通過可能型」)のいずれかに属する。したがって、4種類に分類することは不適切である。「折り返し形」は「通過不可能型」に、「終着駅形」は「通過可能型」に含めるべきである。

    鉄道の停車場は、次の2種類に大別される。
(a)  駅・・・旅客(りょかく)の乗降または貨物の入出荷を伴う
(b)  信号場・・・旅客(りょかく)の乗降も貨物の入出荷も伴わない

    通過可能型スイッチバック停車場は、通過列車(特急など)がスイッチバックせずに走行することができる配線を備えた停車場であり、ここを乗りつぶすには、この停車場に停車する列車(普通列車など)に乗車しなければならない。
    国内に存在する通過可能型スイッチバック停車場のうち、旅客(りょかく)列車が停車する停車場は次のとおりである。

①  二本木(にほんぎ)駅(新潟県上越(じょうえつし))

    ここは、工場への引き込み線上に設置されたことによって通過可能型スイッチバックになった駅である妙高高原方面から到着した列車は、「A⇒B⇒A⇒C」の順に経由して直江津方面に進む。私にとって、この駅とそばの待避線は未乗区間である。北陸新幹線の金沢開業後は、在来線の特急列車が廃止されたので、この駅を通過する旅客(りょかく)列車は存在しなくなった。

二本木(にほんぎ)の
スイッチバック

②  桑ノ原(くわのはら)信号場(長野県千曲(ちくまし))

    ここは駅ではなく、列車行き違いのために一時的に待避する信号場である。この信号場の隣駅同士である「稲荷山(いなりやま)~姨捨(おばすて)」間の所要時間を乗換案内アプリで調べると、約9分と約15分に大別される。約9分のほうは通過列車であり、約15分のほうは待避列車である。現在は、上下合わせて1日当たり8本の列車が待避している。私にとって、この信号場の待避線は未乗区間である。待避線を乗りつぶしの対象にするということは、全ての駅の発着番線を乗りつぶしの対象にするということにつながってしまう。乗り鉄の悩みである。

桑ノ原(くわのはら)の
スイッチバック

③  姨捨(おばすて)駅(長野県千曲(ちくまし))

    姨捨(おばすて)駅は日本三大車窓の駅として有名である。かつて、「快速リゾートビューふるさと」に乗車することによってこの駅を訪れたことがある(詳細はこちら)。

姨捨(おばすて)のスイッチバック

④  鐘釣(かねつり)駅(富山県黒部(くろべし))

    宇奈月(うなづき)方面から欅平(けやきだいら)方面に行く列車について、下図に基づいて説明すると、先頭の電気機関車は、「A⇒B⇒C(旅客(りょかく)乗降)⇒B⇒E」の順に走行し、最後尾の客車は、「A⇒B(旅客(りょかく)乗降)⇒A⇒B⇒E」の順に走行する。この駅を通過する旅客(りょかく)列車は存在しない。私は1988年8月15日に体験した。

鐘釣(かねつり)のスイッチバック

⑤  坪尻(つぼじり)駅(徳島県三好(みよしし))

    高松方面から高知方面に行く列車のうち、この駅に停車する列車は、下図において「B⇒C⇒D⇒C⇒B⇒A⇒B⇒C」の順に走行する。
    この駅に立ち寄った記憶が無いので、「A~B」間と「C~D」間は未乗区間である。
    この駅を含む路線を走行する普通列車は上下合わせて12本あるが、そのうち坪尻(つぼじり)に停車する列車は7本である。普通列車でさえも通過するのである。
    なお、停車する列車のうち7:00~18:00に停車する列車は6本のみという超秘境駅である。また、この駅に通じる道路は存在しないので車で行くことは不可能である。すなわち、ここは鉄道でしか行けない駅である。

坪尻(つぼじり)のスイッチバック

⑥  新改(しんがい)駅(高知県香美(かみし))

    配線形状は坪尻(つぼじり)駅と同様である。この駅に立ち寄った記憶が無いので、「A~B」間と「C~D」間は未乗区間である。
    この駅を含む路線を走行する普通列車は上下合わせて10本あるが、そのうち新改(しんがい)に停車する列車は7本である。普通列車でさえも通過するのである。
    なお、停車する列車のうち7:00~18:00に停車する列車は4本のみという超秘境駅である。

新改(しんがい)のスイッチバック

    この6か所の他にあと2か所存在するが、スイッチバックを利用する旅客(りょかく)列車が存在しないので、乗りつぶすことはできない。
⑦  初狩(はつかり)駅(山梨県大月市(おおつきし))
    スイッチバックを利用しているのは貨物列車だけである。
⑧  滝山(たきやま)信号場(鳥取県鳥取市)
    行き違い列車が存在しないので、スイッチバックを利用する必要が無い。

<番外>
    スイッチバックに関する極め付きとして、富山県立山町(たてやままち)に立山(たてやま)砂防工事専用軌道という乗り物がある。ここは、38段のスイッチバック数を誇る路線であり、連続18段スイッチバックというのは世界一である。乗り鉄にとっては魅惑の路線であるが、私が全線完乗を目指していた頃は、体験乗車できるのは富山県内在住者に限られていた。乗車するには住民票を移すしかなかった。
    現在は、富山県内在住者という条件が無くなったので、誰でも乗車することができる。但し、そのハードルは非常に高く、私にとって、ここは現在も未乗のままである。そのハードルとは、次のとおりである。
①  時期
    これに乗車できる時期は、7~10月のうちのわずか約14日である。
②  抽選
    乗車するには事前申し込みが必要であり、抽選で当選した者だけが乗車可能である。その競争率は約2~4倍である。
③  天候
    仮に当選しても、当日の天候が悪ければ中止となる。実施率は約60%である。7~10月というのは台風シーズンであり、天候不順の可能性は高い。
④  費用
    参加費は、大人ひとり3,000である。集合場所は、富山県立山町(たてやままち)にある立山(たてやま)カルデラ砂防博物館であり、集合時刻は午前8:30である。日帰りは不可能なので、立山(たてやま)駅近辺に1泊するしかない。往復交通費と宿泊費が発生する。


Jalan予約サイトに「るるぶトラベル」とは!某民宿の宿泊プラン

2020年12月2日(水)


    Jalan(じゃらん)予約サイトにおける某民宿の宿泊プランを見ていて、不適切な表現を見つけた。それは、「るるぶトラベルだけのうれしい特典」という表現である。これは、その民宿が「るるぶトラベル」の宿泊プランに記述した文言(もんごん)をJalanの宿泊プランにコピペしたために生じたうっかりミスであると推察される。
    また、その民宿のホームページでは、アメニティのひとつとして「麺棒」が用意されている旨が記載されている。洗面台で宿泊者に麺打ちでもさせるつもりであろうか。これは、「綿棒」とすべきところを誤変換したものと推察される。

    その民宿に修正を進言してみた。

<進言主旨>
①  Jalanにある宿泊プランに誤植がある。
        誤・・・るるぶトラベル
        正・・・Jalan
②  ホームページのアメニティに誤植がある。
        誤・・・麺棒
        正・・・綿棒

<回答状況>
    未回答状態である(2020年12月27日現在)。

<結果>
    修正されてはいない(2020年12月27日現在)。