無料の団子!喜八堂の超おもてなし

2023年9月18日(月)


    Google(グーグル)ニュースを見ていたら、喜八堂(きはちどう)という菓子店の紹介記事に目が止まった。そこは、いわゆる「せんべい屋」である。

店舗

    店内飲食も可能である。ここの特長は、着席すると、お茶と一緒に団子(だんご)が提供されることである。無料である。

無料の団子(みたらし)

    店内飲食の他に、せんべいも購入した。
    ここでは、8の付く日は、店内飲食も物販も全て5%引きである。幸いなことに、本日は18日であり、その恩恵を享受した。無料や割引に弱い。

抹茶あずき

    店内飲食のメニューは、「おしるこ」や「あんみつ」など、いわゆる甘味処の定番である。

    ところで、その「甘味処」の読みは「あまみどころ」であり、「かんみどころ」は誤りである。「甘味料(かんみりょう)」という読みに引きずられているものと推察される。
    そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
    現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。

乗れなくても見過ごせない!幻のケーブルカー(神奈川県南足柄市(みなみあしがらし))

2023年9月16日(土)


    大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)に、関係者専用のケーブルカーが存在する。このケーブルカーは、参拝者向けではないので最乗寺のホームページでは紹介されていない。しかし、このケーブルカーをネット検索すると、既に少なくとも5件の記事が存在する。最乗寺としては、このケーブルカーに乗せてほしいと懇願されることを懸念していると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    本日は、このケーブルカーを訪問たい。

行程図

    「柏(かしわ)⇒小田原」間も「小田原⇒大宮」間も片道乗車券の営業キロは100km超200km以下であり、「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を利用することはできない。しかし、「柏(かしわ)⇒小田原⇒大宮」間の連続乗車券にすることによって営業キロが200km超となって大休30割を適用することができる(詳細はこちら)
    しかし、「のんびりホリデーSuica(スイカ)パス」のほうが更にお得である。
【パス】2,670円
【大休30割】2,760円

    「柏⇒小田原」間と「小田原⇒大宮」間については、いずれも普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。

    JR東日本は、8月31日までの期間限定で、通常より少ないポイント数でSuicaグリーン券と交換できるというキャンペーンを実施していた。8月31日に多めに交換しておいたので、それを利用したい
    「柏⇒小田原」間と「小田原⇒大宮」間の営業キロはいずれも50km超であり、グリーン料金の価格比較は、次のとおりである。
【ポイント交換(限定)】400P
【ポイント交換(通常)】600P
【一般(土休)】800円

(1)  のんびりホリデーSuicaパス

    これは電子切符であるが、ICカードの場合は、カード表面に切符情報が印刷される。

普通乗車券

    普通乗車券という用語には、次なる2通りの意味が存在する。
① 1事業者のみの乗車券のことであり、対義語は連絡乗車券である。
② 一般運賃の乗車券という意味であり、対義語は割引乗車券である。
    「のんびりホリデーSuicaパス」における表記は、①の意味である。しかし、のんびりホリデーSuicaパス」のフリーエリアには、りんかい線と東京モノレールが含まれている。したがって、普通乗車券という表記は不適切である。

ご案内

()  常磐(じょうばん)線のグリーン車

    Suicaグリーン券は電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

グリーン車

(2)  木村家(きむらや)

    本日の朝食は、上野駅で購入した車中食(後掲)である。

(3)  上野東京ラインのグリーン車

   Suicaグリーン券は電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

グリーン車

小倉(おぐら)&カレーパン

(4)  小田原こども遊園地

    ここには、遊覧鉄道が存在する。
【所在地】神奈川県小田原市
【種別】EL列車
【設備名称】豆汽車
【編成動力車1両&客車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    軌道が3線軌条であり、動力は外部電力(直流)である。周回コースを2周して運賃80円である。安ッ。

豆汽車の機関車

豆汽車全景

【動画】こちら

(5)  ミナカ小田原展望足湯庭園 無料
<箱根湯本(ゆもと)温泉>

全景
(相模湾を見渡せる)

体験

    浴槽の周囲が青色LEDで装飾されていて、それが水面に反射している。

(6)  大雄山線1日フリー乗車券「金太郎きっぷ」


    採算は、次のとおりである。
【金太郎】560円
【都度払い】560円

天狗(てんぐ)電車

ヘッドマーク

    動画はこちら

(7)  大雄山(だいゆうざん)駅
<関東の駅百選>

三角屋根の山小屋風の駅

金太郎像

行き止まり

(8)  天(て)んぐ

道了餅
(美味である)

(9)  大雄山最乗寺

    ここには、ケーブルカーが存在する。
【所在地】神奈川県南足柄市(みなみあしがらし)
【設備名称】リフト/リフトカー
【編成】1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本堂~御真殿
【用途】御真殿アクセス(関係者専用)

    本堂右横に、大雄山御用達(ごようたし)組合による案内図が掲示されている。

案内図

    この案内図に、細い線が描かれている。

1本の細い線

    これが、ケーブルカーの線路を表していると感じられる。

本堂

    本堂には、自由に入室することができる。多くの参詣者は、自然のなりゆきとして、本堂の室内とそれを囲む縁側においてしばしたたずむこととなる。その本堂左側の縁側を数歩奥に進むとケーブルカーの駅が存在する。したがって、多くの参詣者が、このケーブルカーの存在を知ることとなる。最乗寺としては、その存在を隠すというほどではないように感じられる。本当に隠したければ、目隠しするはずである。

本堂駅

車両

    縁側の奥のこの撮影位置までは自由に立ち入ることができる。この位置に柵があって、これから先は立ち入り禁止である。
    柵の内側には、「山内僧侶及び従業員以外使用禁止」の立札(たてふだ)が存在する。

御真殿

    この線路についても、一般参詣者が「本堂~御真殿」間を徒歩で移動する経路(屋外)において目撃することができる。

御真殿

    一般参詣者がこの撮影位置にたたずむことは皆無であると推察されるが、この撮影位置についても、立ち入り禁止の掲示物を見つけることはできなかった。
    なお、この駅の駅舎内には、「無許可使用禁止」なる主旨の張り紙が存在する。

御真殿

世界一の高下駄

(10)  道了尊売店

かき氷(メロン)

(11)  箱根バスフリー


    採算は、次のとおりである。
【フリー】2,000円
【都度払い】2,500円

(12)  正眼寺(しょうげんじ)足湯 無料
<箱根湯本温泉>

    ここは、足湯のある寺院であり、非常に珍しい。この寺院は、特に観光客が押し寄せるということもなく、車の通行量も少ない道路に面して存在する。スタッフの姿も見えず、来場者も私だけである。このような場所に存在する足湯は、湯の供給が止まっていたり、ごみがたまっていたりすることが多いが、ここは完全に整備されている。

全景

体験

(13)  福久(ふく)や
<箱根湯本温泉>

    ここは、足湯のある和菓子店である。足湯だけの利用も可能であるが、有料である。

九頭龍餅(くずりゅうもち)

    これは、餅というよりも饅頭(まんじゅう)に近い。

【足湯】

全景

体験

(14)  80パーミル区間

    ここは、箱根登山鉄道の80パーミル区間である。この80パーミル区間は、粘着式(アプト式を除くの意)普通鉄道において国内最急勾配であり、開業以来トップの座を守っている。

80パーミル

勾配標

(15)  はこにわ

    ここは、箱根ドールハウス美術館に開設された庭園鉄道である。ここには、またがり座席のミニ鉄道が存在する。
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】EL列車(蓄電池)(外観はSL列車)
【設備名称】ミニSL列車
【愛称】ピクシー号
【編成動力車1両&運転席1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】園内遊覧

ピクシー号

【動画】こちら

(16)  京樽(きょうたる)

    本日の夕食は、小田原駅の駅弁(後掲)である。

(17)  上野東京ラインのグリーン車

   Suicaグリーン券は電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

グリーン車

ゆり



特別サービスかいな!関東自動車の哀しい運賃

2023年9月11日(月)


    関東自動車を利用して、運賃誤収受に遭遇した。「宇都宮駅西口~野沢寺前(のざわてらまえ)」間の運賃は560円である。ところが、9月2日(土)に同区間を利用したところ、400円であった。

Suicaの履歴

    この画像は、Suica(スイカ)履歴印字の抜粋
である。上半分が往路であり、下半分が復路である。

    関東自動車に質問してみた。

<質問主旨>
    9月2日(土)に、「宇都宮駅西口~野沢寺前」間を利用した。その際にSuicaで400円支払った。復路も同額であった。Suicaの履歴印字においても400円の減額となっている。
    ところが、本日、貴社ホームページの「運賃?経路検索」で確認したところ、560円と表示された。どちらの金額が正しいか。

<回答主旨>
    無回答状態(2023年9月10日現在)

<結果>
    未確認(2023年9月10日現在)

超秘境路線バスで行く!引退車両の余生施設「那珂川清流鉄道」(栃木県那須烏山市(なすからすやまし))

2023年9月2日(土)


    那珂川(なかがわ)清流鉄道は、引退車両を保存している施設である。そこは、八溝(やみぞ)会館という葬儀社の敷地内であって、引退車両が活動するには最適な場所かもしれない。ここには、軌間の異なる4路線が存在し、多くの車両が動態保存されている。那珂川清流鉄道保存会が、保存活動をおこなっている。本日は、その那珂川清流鉄道を訪ねたい。
    また、宇都宮ライトレールが開業したので、併せて訪ねたい。

    本日は土曜日であり、バスの時刻表は休日ダイヤである。休日ダイヤの運行本数は、平日ダイヤのおよそ半分である。その時刻表は超秘境であり、次のとおりである。なお、鉄道区間については、バスの発着時刻に接続している列車のみを記載した。

時刻表

<往路>
    那珂川清流鉄道の営業終了時刻は、16時である。③のバスを利用すると営業時間内の滞在時間はわずか9分間であり、現実的ではない。④のバスを利用すると、営業時間内に訪問することができない。したがって、選択肢は②に限定される
<復路>
    往路の選択肢が②であるということは、復路の選択肢は⑥と⑦に限定される。組み合わせ別の滞在時間は、次のとおりである。
  【②と⑥1時間30分
  【②と⑦】5時間00分
    したがって、②と⑥を利用する。

行程図

    「久喜(くき)~烏山(からすやま)」間の片道乗車券の営業キロは100km以下であり、往復乗車券にしても営業キロが200km以下なので、「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を利用することはできない。しかし、「大宮~烏山」間の往復乗車券にすることによって営業キロが200km超となって大休30割を適用することができる。その結果、「久喜~烏山」間の一般運賃よりも安価になる(詳細はこちら)
    なお、乗車券の経路については、「大宮~宇都宮」間を新幹線経由とする。全区間在来線経由であれば途中下車前途無効であるが、新幹線経由を含んでいれば途中下車前途有効である(詳細はこちら)。

    「久喜~宇都宮」間については、往復いずれも普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。

    JR東日本は、8月31日までの期間限定で、通常より少ないポイント数でSuica(スイカ)グリーン券と交換できるというキャンペーンを実施していた。8月31日に多めに交換しておいたので、それを利用したい
    「久喜~宇都宮」間の営業キロは50km超であり、グリーン料金の価格比較は、次のとおりである。
【ポイント交換(限定)】400P
【大休30割(土休)】560円
【ポイント交換(通常)】600P

(1)  快速ラビットのグリーン車

乗車券(ゆき) 
大休30割

   Suicaグリーン券は電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

グリーン車

(2)  ラピス

    まずは、宇都宮駅前にあるホテルで朝食バイキングである。

朝食

(3)  宇都宮餃子(ぎょうざ)像


(4)  うつのみや妖精ミュージアム 無料

うつのみや表参道スクエア
(このビルの5階にある)

(5)  宇都宮二荒山(ふたあらやま)神社

大鳥居と石段(95段)

拝殿(はいでん)

神楽殿(かぐらでん)

初辰稲荷神社

餃子(ぎょうざ)おみくじ

(6)  ロッテリア JAF割

アイスティ

(7)  ACCUM(アキュム)

    ACCUM(アキュム)は、JR東日本が所有する蓄電池駆動電車の愛称である。蓄電池を表すaccumulatorという英単語をもとにして命名された。


ヘッドマーク(前面)

ヘッドマーク(背面)

(8)  宝積寺(ほうしゃくじ)駅

駅名標
(パワースポット)

(9)  大金(おおがね)駅

駅名標
(パワースポット)

往路のバス停

(10)  那珂川清流鉄道 JAF割

    ここには、またがり座席のミニ鉄道が存在する。
【所在地】栃木県那須烏山市(なすからすやまし)
【種別】SL列車&EL列車
【設備名称】
  【SL列車】ミニSL
  【EL列車ミニ新幹線
【編成
  【SL列車】動力車1両&客車2両×1路線
  【EL列車動力車1両&客車1両&動力車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】場内遊覧

    ここには、軌間の異なる4路線が存在し、多くの車両が動態保存されている。那珂川清流(なかがわせいりゅう)鉄道保存会が、保存活動をおこなっている。
    この場所は、八溝(やみぞ)会館という葬儀社である。引退車両が活動するには最適な場所かもしれない。
    那珂川清流鉄道保存会のホームページにおいて紹介されている八溝(やみぞ)スーパーという店舗は、既に閉鎖された。そこに置かれていた、汽車ポッポミニ博物館とミニ新幹線は、現在はこの八溝会館に存在する。
    なお、八溝会館から徒歩12分の地にある馬頭(ばとう)運送にも保存車両が存在する。
    同ホームページでは記載されていないが、ここは有料施設であり、入場料大人1,000円である(2023年9月2日現在)。また、JAFの優待施設であり100円引きである(2023年9月2日現在)。このたぐいの施設でJAF割というのは、非常に珍しい。
    事前に電話で確認したところ、担当者曰く「普段は畑仕事をしているので、事前に訪問日時を連絡してほしい。」ということであった。なお、ホームページに記載されている電話番号の実態は携帯電話であるらしく、「おかけになった電話は・・・」という自動応答となることがある。
    訪問当日においても、担当者不在となることもある。本業(葬祭業と農業)の業務都合による。







    保存車両の総数は、約150両である。ここに掲載した車両写真は、ほんの1例でしかない。

復路のバス停

乗車券(かえり) 
大休30割

(11)  若竹の杜(わかたけのもり) 抹茶セット割

    ここでは、竹林(ちくりん)の中で抹茶を味わうことができる。

竹林

抹茶

    この竹の器(うつわ)については、持ち帰ることができる。

(12)  宇都宮ライトレール

    「宇都宮ライトレールは、宇都宮駅と株式会社本田技術研究所を結ぶ鉄道である。」と言ってもよいであろう。私は、現役時代に、本田技術研究所を何度も訪問した。バスは、現実的ではなかった。タクシーでは30分くらい要するので、地元業者の営業車に同乗させてもらった。

左急カーブ
(宇都宮駅東口出発直後)

    動画はこちら

    乗り心地(ごこち)は、非常に良い。ロングレールを使っているので、継ぎ目のショックが無い。道路併用区間において、右折時以外で自動車が軌道に進入することはない。急カーブあり、立体交差あり、田園風景ありである。路面電車が立体交差でオーバークロスするというのは、珍しいのではないだろうか。
    3両編成のどの乗降口でもICカード(モバイルを含む)で決済できる。現金払いは、先頭乗降口だけである。予想以上に現金払いの乗客が多い。宇都宮市の住民は、車所有者が多いために、ICカードを所持している住民が少ないものと推察される。
    社会勉強の一環であろうか。小学生を帯同した多くの乗客が、我が子に運賃支払いを体験させていた。

    「芳賀町(はがまち)工業団地管理センター前~かしの森公園前」間には、60パーミル区間が存在する。

60パーミル区間

    動画はこちら

芳賀・高根沢(たかねざわ)工業団地
停留場

芳賀・高根沢
工業団地に到着する
宇都宮ライトレール

(13)  普通列車のグリーン車

   Suicaグリーン券は電子切符であり、旅情に欠けるのが残念である。

グリーン車

(14)  なか卯(う)

8種野菜坦々(たんたん)うどん