2025年6月2日(月)
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鉄道の乗りつぶしを始めると、モノレールやケーブルカーに興味が湧いてくる。さらに熱を帯びると、スロープカーや斜行エレベータも気になってくる。これら4種類の乗り物は、似て非なるものであり、相違点をまとめると次表のとおりである。黄色部分は、その特長である。運行形態については、後述する。
スロープカーは、株式会社嘉穂(かほ)製作所(福岡県飯塚市(いいづかし))の登録商標である。嘉穂製作所のホームページを見ると、いくつかの納入事例が紹介されている。個人が自宅の外階段の脇に設置したスロープカーもある。具体的な所在地は不明なので体験することは困難であるが、仮に所在地が判明したとしても、体験するには、菓子折りのひとつでも持参して家主にお願いするしかない。世の中で最もハードルの高い乗り物である。
用語としては、スロープカーよりもモノレールやケーブルカーのほうが認知度が高いので、運営施設側としてはスロープカーではなくモノレールやケーブルカーと称している場合が多く、斜行エレベータと称しているところもある。スロープカーのことを、モノレールと称することは問題ないが、ケーブルカーや斜行エレベータと称することは不適切である。
スロープカーはモノレールの一種なのだが、レールが2本以上の場合もあるので本記事ではモノレールと分けて記述する。また、スロープカーは株式会社嘉穂製作所の登録商標なので嘉穂製作所製以外のものはスロープカーとは言えない。したがって、本記事では原理がラック式であっても嘉穂製作所製であると推察されないものについては、種別をラックカーとしている。
さらに、ラック式のうち動力源が外部電源ではなく内燃機関であるものについては、ラックリフトとしている。その代表例はモノラックであるが、モノラックという名称は株式会社ニッカリの登録商標なので、モノラックではないものも含めて本記事においてはラックリフトと称する。
公共交通機関として運営されるモノレールは、軌道法という法律に基づいているのだが、公共交通機関でないものについては軌道法に基づいてはいない。スロープカーやラックカー、ラックリフトは、そのような位置づけである。平たく言えば「遊園地の乗り物」である。
斜行エレベータとは、垂直移動ではなく斜め移動するエレベータのことである。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく住宅地アクセスや駅構内移動、宿泊施設の館内移動として設置されることが多い。住民以外の者が住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、住民から不審者と思われるかもしれない。
斜行エレベータは、椅子も無く、窓が無くて(あるいは小さくて)内装がオフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプが多い。また、駅構内移動のものは、駅の階段脇にある昇降機とどう違うのかと問われても答えに窮する。
私は、垂直エレーベータについては、観光目的のものであれば興味が湧くが、そうでなければ興味が湧かない。斜行エレベータについては、目的にかかわらず見過ごすことはできない。
ケーブルカーについては、インクラインと称する場合もある。ダム、森林、および鉱山の業界ではその傾向が強い。特に、ダム業界では、最近(スロープカーを含めて)ラックカーを導入する事例が散見されるが、従来からの習慣からかラックカーについてもインクラインと称している場合が多い。
なお、旅客輸送はケーブルカーで貨物輸送はインクラインとする記事も存在するが、その表記区分は用語の定義として不充分である。施設スタッフが乗車するための設備の場合はどちらなのだろうか。施設スタッフが旅客でもなく貨物でもないことは、自明のことである。したがって、輸送対象で区分するのではなく、利用者層で区分するほうが適切であると感じられる。すなわち、次のとおりである。
【一般用】ケーブルカー
【関係者用】インクライン
本記事においては、「種別」としてはいずれもケーブルカーとし、施設側がインクラインと称している(あるいは称していると推察される)設備については、インクラインという呼称も併用している。
「インクライン」のスペルは、「incline」である。その読みは、「イン クライン」であって「インク ライン」ではない。「cline」に対応する日本語は、「傾斜」である。インクラインのことを傾斜鉄道とも言う。インクラインが誕生した時代ではケーブルカーしか存在しなかったので、インクラインとケーブルカーは同義であったが、現在ではケーブルカー以外にもスロープカーなどが存在するので、ケーブルカーはインクラインの一種ということになる。
なお、インクライン(incline)の反対語としてデクライン(decline)ということばが存在する。インクラインは上り坂を意味し、デクラインは下り坂を意味する。したがって、(機材などを)高位に運び上げるために敷設(ふせつ)したのであればインクラインで、(山間の産出物などを)低位に運び出すために敷設したのであればデクラインというように使い分けてもよさそうであるが、現実にはいずれもインクラインと称し、デクラインと称する鉄道を見つけることはできない。
国内に存在するスロープカー、モノレール、斜行エレベータ、ケーブルカーについて列挙してみた。掲載序列については、JRなどの鉄道路線の形状を意識しつつ、北から南へ、東から西へと並べている。
掲載序列については、都道府県の序列に準じるほうがよいという考えがあるかもしれない。百歩譲ってその意見を採用する場合、同一都道府県内に2か所存在する場合、その2か所の序列はどうするのであろうか。都道府県内においても市町村序列が存在すると感じられるので、その序列に準じればよいかもしれない。しかし、同一市町村内に2か所存在する場合はどういう序列に準じるのであろうか。それを全て調査することは、本記事の本意ではない。
情報が曖昧(あいまい)な施設については記載していない。モノレールのうち、幼児用モノレールやサイクルモノレールについては、掲載していない。ゴルフ場において、利用者が乗車可能な乗り物については掲載しているが、ゴルフクラブを乗せて運ぶモノレールカートについては掲載していない。ビル清掃用ゴンドラモノレールや工事用モノレールについても原則として掲載していない。工事用インクラインについても、原則として掲載していない。モノレールを利用した可動式監視カメラやモノレールを利用した製造設備についても、原則として掲載していない。また、木馬(きうま)用インクラインについても掲載していない。木馬とは、木材運搬用の木製の橇(そり)のことである。ネットで紹介された設備や偶然目撃した設備など、いくつか例外はある。ひとことで言えば、私が「乗りたい・見たい」と感じる設備が掲載対象である。
なお、毎年7月21日から31日まで「森と湖に親しむ旬間」であり、国内の多くのダムにおいて見学会が開催される。その見学会に参加すれば、インクラインを目撃する可能性が高い。中には、乗車できる場合もある。
ダムに関するネット記事においては、インクラインという用語を拡大解釈して使用している場合が存在すると感じられる。本記事では、インクラインであることの条件として、次なる2点を満足していることとする。
① 鉄路であること
すなわち、車両の足元がタイヤの場合は、インクラインとはしない。
② ウインチで牽引(けんいん)すること
すなわち、桟橋が湖面の上昇下降に追従するだけの場合は、インクラインとはしない。
船舶輸送設備のひとつに、上架設備というものがある。船舶を台車に搭載して陸に揚げる設備である。船舶輸送用途のインクラインも上架設備の一種である。しかし、砂浜において、台車無しで小舟をウィンチで引き上げるという上架設備もある。それらの上架設備を網羅することは、本記事の本意ではない。目を引いたものだけを掲載する。また、大規模なものは、造船所における船台方式の進水設備である。船台方式の進水設備については、本記事の掲載対象とはしない。
「所在地」については、施設ではなく設備の所在地を記載している場合がある。その場合は、設備の代表的な場所(起点など)を示している。
また、「種別」、「編成」、「運行形態」、「区間」、「用途」については、できる限り客観的に表記しているつもりであるが、主観的推量も含まれている。
「種別」に関して、嘉穂製作所では、懸垂式のスロープカーをスカイラックと称しているが、本記事ではその名称を使用していない。
「編成」については、列車の編成が複数種類存在する場合は代表例のみ記載している。また、実態が電車と客車の混成であっても「電車」と表記している。
なお、荷物車と貨車という用語については、次のとおり使い分けている。
【荷物車】客車や電車に併結されていて、搭載物が乗客の帯同品である。
【貨車】客車や電車に併結されていない。または、併結されていても搭載物が乗客の帯同品でない。
次なる図は、主たる運行形態である。運行形態の定義は、本記事独自の定義である。特に、「交走式」という表記については、交走設備を備えていても「交走式」と表記していない場合が存在する。なお、運行形態については、本記事だけでなく他の記事でも記述しており、他の記事のみが使用している名称も併記しておく。
【単線1編成方式】
単線単行方式における車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線2両交走式】
単線2両交走式における線路が単線ではなく複線である。一般的な交走式ロープウエーの方式である。
【複線2編成交走式】
複線2両交走式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線N両循環式】
線路が単線ではなく複線であって、車両が循環している。一般的なリフトの方式である。
【複線N編成循環式】
複線N両循環式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線単行循環式】
複線N両循環式において、車両が複数車両編成ではなく単行である。
「区間」に示す駅名は、本記事における仮称であるものが存在する。設備の名称や線名においても、本記事における仮称であるものが存在する。
「用途」において一般向けか関係者専用かを区分している。一般用については、何も併記していない。関係者専用については、「関係者専用」と併記している。
分類してみると区分困難なケースに遭遇することがあり、主観に基づいて断定している場合が存在する。次の例は、一般向けかそれとも関係者専用か、悩ましい問題である。本記事においては、いずれも一般向けとしている。
① 駅構内の斜行エレベータについては、入場券か有効な乗車券を所持することが必要である。
② 日帰り温泉の斜行エレベータについては、入場料を支払うことが必要である。
③ スキー場のスロープカーについては、利用料を支払うことが必要である。
④ 滑走起点アクセス用のスロープカーについては、滑走遊具利用料を支払うことが必要である。
マンション内移動用斜行エレベータについては、居住者になりさえすれば誰でも利用可能であるが、一般向けとはせず「関係者専用」を併記している。
ダムの点検用インクラインについては、イベントで一般開放されることがあるが、一般向けとはせず「関係者専用」を併記している。
スロープカーに関するウィキペディアにおいても、その苦労がかいま見える。ウィキペディアにおいては、導入事例を一般向けと限定者向けに大別している。例えば、宿泊施設のなかには、宿泊を伴わない限りスロープカーを利用することができない施設も存在するのだが、それも一般向けであるという考えである。また、ゴルフ場や滑降遊具起点アクセスのスロープカーは、施設利用者は誰でも利用可能なのだが限定者向けという考えである。寺院については現地において墓参者向けと明示されていても、ウィキペディアでは一般向けとして紹介されている施設が存在する。
「最寄りバス停」については、運行本数不充分なバス停を除外し、現実的に利用可能であると推察されるバス停を記載している。
「航空写真」、「ストリートビュー」、および「投稿写真」は、グーグルマップによる確認可能性を示している。確認対象は、施設ではなく当該設備である。いずれも、調査当時における情報である。確認可能性については、駅舎、車両、軌道のいずれか(およびその廃止跡)を確認することができれば「確認可能」としている。
総じて、本記事は、ネット検索しただけで現地取材していない情報や推測も含まれている。
<A・B> 北海道地方・東北地方
<D-1> 中部地方(山梨県)
(1) 片倉(かたくら)線モノレール
【所在地】山梨県丹波山村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】3,450m
【標高】
【低位側】680m
【高位側】1,570m
【片道所要時間】1時間30分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】お祭(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京都庁
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
森レールは、12路線すべて長距離であるが、その中でもここは、最長である。ラックリフトの軌道距離としては、世界最長かもしれない。途中に、片倉見晴駅が存在する。片道所要時間については、現場に次なる掲示が存在する。
【起点】
【片倉見晴着】1時間20分
【終点着】1時間40分
【終点】
【片倉見晴着】15分
【起点着】1時間15分
東京都水道局が主催する水道水源林現地見学会に参加すれば、乗車することができる。
【七ツ石山】ななついしやま
【後山林道】うしろやま
(2) 奥後山(おくうしろやま)線モノレール
【所在地】山梨県丹波山村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,520m
【標高】
【低位側】890m
【高位側】1,470m
【片道所要時間】40分
【編成】機関車1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】お祭(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京都庁
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
(3) 竿裏(さおら)線モノレール
【所在地】山梨県丹波山村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,360m
【標高】
【低位側】850m
【高位側】1,385m
【片道所要時間】35分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】丹波山村役場(歩33分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京都庁
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
【大菩薩ライン】だいぼさつ
【熊倉山】くまぐらやま
(4) 火打石谷(ひうちいしだに)線モノレール
【所在地】山梨県丹波山村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,450m
【標高】
【低位側】690m
【高位側】1,190m
【片道所要時間】40分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】丹波山村役場(歩33分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京都庁
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
これは東京都庁が設置したモノレールではなく、東京都庁が土地を取得した際に既に存在していたモノレールである。
【大菩薩ライン】だいぼさつ
【余慶橋】よけいばし
(5) 栗山尾根線モノレール
【所在地】山梨県丹波山村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】3,085m
【標高】
【低位側】700m
【高位側】1,510m
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】丹波山村役場(歩1時間33分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京都庁
「栗山(くりやま)尾根線モノレール」という名称は、本記事における仮称である。
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
このモノレールの敷設(ふせつ)時期は、次のとおりである。
【この路線】2016年~2021年
【他の11路線】2016年まで
高位側の標高については1,190mであるという記事が存在するが、誤認であると感じられる。標高1,190mにおける終点の写真も掲載されているが、標高1,510mにおける終点の写真とは別物である。高位側の駅に、「「単軌道②終点」という掲示が存在する。
【大菩薩ライン】だいぼさつ
【余慶橋】よけいばし
(6) 追分(おいわけ)線モノレール
【所在地】山梨県小菅村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,450m
【標高】
【低位側】880m
【高位側】1,330m
【片道所要時間】40分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】小菅役場前(歩1時間25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
【サカリ山】さかりやま
【白糸の滝】しらいと
【大菩薩峠線】だいぼさつとうげ
(7) 牛の寝(ね)線モノレール
【所在地】山梨県小菅村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,560m
【標高】
【低位側】870m
【高位側】1,390m
【片道所要時間】40分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】小菅役場前(歩1時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
【白糸の滝】しらいと
【大菩薩峠線】だいぼさつとうげ
(8) 日向沢(ひなたざわ)線モノレール
【所在地】山梨県小菅村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】単軌道
【愛称】森レール
【軌道距離】1,200m
【標高】
【低位側】1,070m
【高位側】1,500m
【片道所要時間】30分
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】小菅役場前(歩2時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京都庁
これは水源林管理のための移動手段であり、東京都奥多摩町(おくたままち)、山梨県丹波山村(たばやまむら)、および山梨県小菅村(こすげむら)に計12路線存在する。低位側の駅は、いずれも立派な車庫である。
「白糸(しらいと)の滝駐車場」に、「林道小菅線」という標識が存在する。丸太を井桁に組んだデザインの立派な標識であり、設置者は東京都水道局である。したがって、あたかも「白糸の滝駐車場」以東が大菩薩峠(だいぼさつとうげ)線(すなわち県道508号)で「白糸の滝駐車場」以西が林道小菅線であるかのごとき印象を受けるが、そうではなく東京都庁が水源林管理の関係で「白糸の滝駐車場」以西を林道小菅線と称しているものと推察される。グーグルマップでは、「白糸の滝駐車場」以東だけでなく「白糸の滝駐車場」以西も大菩薩峠線と表示している。
なお、「白糸の滝駐車場」以東のみを大菩薩峠線と定めているネット記事も存在するが、誤認であると感じられる。
(9) レイク相模(さがみ)カントリークラブ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】10番ホール~11番ホール
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】井戸(いど)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。このケーブルカーには、乗用カートを乗せることができた。
(10) コモア・ブリッジ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】下部ステーション~上部ステーション
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】四方津(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
四方津(しおつ)駅におけるホームや列車の車窓としても眺めることができる。
この斜行エレベータは、距離が国内最長(210m)であり、その所要時間は4分である。車内に椅子は無く、4分間立ち続けるのは少々つらい。
並列2基の斜行エレベータの間にエスカレータ(朝は下り/夜は上り)も存在する。こちらは直列4基で、その合計所要時間は6分である。
斜行エレベータの乗り場と車内にテレビが設置されていて、NHK総合テレビを放映中であった。
(ここの両サイドに駅が存在する)
(11) シャトル桂台(かつらだい)
【所在地】山梨県大月市(おおつきし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】BTM(Belt Type Transit System by Magnet/磁石ベルト式モノレール)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】猿橋(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年7月15日(月祝)
このモノレールは既に廃止され、現在は垂直エレベータ(2基)である。モノレール時代の遺構を目撃することはできない。
(12) 深城ダム
【所在地】山梨県大月市(おおつきし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【近距離】深城ダム(歩4分)
【多頻度】竹の向(たけのむかい)(歩19分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】山梨県庁
【河川】葛野川(かずのがわ)
【ダム湖】ふかしろ湖(こ)
(13) 大月(おおつき)ガーデンゴルフクラブ
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】朝日小沢上(あさひおざわうえ)(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここでは、アウトコースとインコースに1か所ずつケーブルカーが存在する。
(14) 中央都留カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】上大幡(かみおおはた)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここには、ケーブルカーが数か所存在する。
(15) 忍野スカイスポーツ倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県忍野村(おしのむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス
【最寄りバス停】内野(うちの)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは、ハンググライダースクールである。
(16) 富士レイクサイドカントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県鳴沢村(なるさわむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】富士山科学研究所入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。
(17) 上日川(かみひかわ)ダム
【所在地】山梨県甲州市(こうしゅうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】大菩薩湖入口(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【河川】日川
【ダム湖】大菩薩湖(だいぼさつこ)
周辺図
(18) 勝沼(かつぬま)ゴルフコース
【所在地】山梨県甲州市(こうしゅうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】中原(なかはら)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。
(19) 広瀬ダム
【所在地】山梨県山梨市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】広瀬(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】山梨県庁
【河川】笛吹川(ふえふきがわ)
【ダム湖】広瀬湖(ひろせこ)
グーグルマップにおいて、「艇庫」という名称によってその位置が示されている。
(20) 琴川ダム
【所在地】山梨県山梨市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】杣口上(そまぐちかみ)(歩3時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】山梨県庁
【河川】琴川(ことがわ)
【ダム湖】乙女湖(おとめこ)
(21) 荒川ダム
【所在地】山梨県甲府市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】昇仙峡滝上(しょうせんきょうたきうえ)(歩51分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】山梨県庁
【河川】荒川(あらかわ)
【ダム湖】能泉湖(のうせんこ)
(22) 甲府駅
【所在地】山梨県甲府市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~2F
【用途】構内アクセス
【最寄り駅】甲府(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月11日(金)(23) 身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)
【所在地】山梨県身延町(みのぶちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)【設備名称】斜行エレベーター
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~久遠寺
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】身延山(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2022年11月11日(金)
ここにはロープウエーも存在する(概要はこちら)。スロープカーとロープウエーが直列している。
(24) 雨畑ダム
【所在地】山梨県早川町(はやかわちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】大島(おおしま)(歩1時間6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】日本軽金属株式会社
【河川】雨畑川(あまはたがわ)
【ダム湖】雨畑湖(こ)
(25) 塩川ダム
【所在地】山梨県北杜市(ほくとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】塩川(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】山梨県庁
【河川】塩川(しおかわ)
【ダム湖】みずがき湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(26) 南八ヶ岳(みなみやつがたけ)花の森公園
【所在地】山梨県北杜市(ほくとし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフトカー
【車両愛称】鯉のぼり郷(ごう)【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】まごい~ひごい
【用途】公園アクセス
【最寄りバス停(平日)】大和(おおわ)公民館(歩58分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
このスロープカーでは、スタッフが手に持つリモコン装置で運転操作する。
車両には「鯉のぼり郷」と書かれているが、ホームページでは「こいのぼり号」と記されている。
なお、「道の駅南きよさと」のホームページにおける設備名称は、「ケーブルカー」である。ケーブルで牽引(けんいん)しているわけではないので、「ケーブルカー」という表記は不適切である。
(27) 大門ダム
【所在地】山梨県北杜市(ほくとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】長沢(ながさわ)公民館前(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】山梨県庁
【河川】大門川(だいもんがわ)
【ダム湖】清里湖(きよさとこ)
<D-2> 中部地方(長野県)
(1) 軽井沢浅間(かるいざわあさま)プリンスホテル
【所在地】長野県軽井沢町(かるいざわまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~温泉棟
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】押立山下(おしだてやました)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、源泉名は軽井沢浅間温泉である。温泉棟を利用することができるのは宿泊者とゴルフ利用者のみなので、日帰り入浴を利用することはできない。レストランのみの利用は可能であるが、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。
このホテルの周辺には、軽井沢プリンスホテルイーストや軽井沢プリンスホテルウエストなどプリンスと名の付く施設が乱立していて、まことにややこしい。ウィキペディア「スロープカー」の導入例における施設名の表記は、かつて「ヴィラ軽井沢浅間プリンスホテル」であったが、その名称の施設は存在しない。軽井沢浅間プリンスホテルの脇にプリンスバケーションクラブヴィラ軽井沢浅間という会員制宿泊施設が併設されている。プリンスバケーションクラブヴィラ軽井沢浅間の利用者も、軽井沢浅間プリンスホテル内の施設を利用する際にスロープカーを利用することは可能であると推察される。しかし、スロープカーは、プリンスバケーションクラブヴィラ軽井沢浅間よりも軽井沢浅間プリンスホテルに付属していると考える方が適切であると感じられる。
ウィキペディア「スロープカー」の導入例における施設名の表記は、2025年5月26日に「ヴィラ軽井沢浅間プリンスホテル」から「プリンスバケーションクラブヴィラ軽井沢浅間」に変更されたが、「軽井沢浅間プリンスホテル」と言う名称のほうが良いと感じられる。
(2) 湯川ダム
【所在地】長野県御代田町(みよたまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】御代田(歩58分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】湯川(ゆかわ)
【ダム湖】-
(3) 古谷ダム
【所在地】長野県佐久穂町(さくほまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)】古谷(ふるや)ダム(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】抜井川(ぬくいがわ)
【ダム湖】-
周辺図
(4) ガトーキングダム小海
【所在地】長野県小海町(こうみまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~スキー場
【用途】スキー場アクセス
【最寄りバス停】小海リエックス(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
一説によると、ここのケーブルカーは、スキー場に存在するケーブルカーとしては国内唯一であるらしい。
そのスキー場にレストランが存在し、ホテルのツイッターでは「ホテル~レストラン」間のケーブルカーであるという主旨の記述が存在する。但し、このレストランの営業時期はスキーシーズンだけであると見受けられるので、ケーブルカーの稼働時期もスキーシーズンだけであると推察される。
ここは、かつて小海リエックスホテルという名称であった。
周辺図
(5) 横澤(よこさわ)林道
【所在地】長野県小海町(こうみまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】木材輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】稲子(いなご)登山道入口(歩1時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉄道は、既に廃止された。軌道の一部区間がインクラインであった。
(6) 常盤館(ときわかん)
【所在地】長野県小諸市(こもろし)
【所在地】長野県小諸市(こもろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】きのこの森(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は菱野(ひしの)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。
(7) 金原(かなばら)ダム
【所在地】長野県東御市(とうみし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】東入(ひがしいり)(歩22分)
【最寄り駅】田中(たなか)(2時間35分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】金原川(かなばるがわ)
【ダム湖】-
調査当時の路線バス時刻表では、復路は早朝の1便のみなので日帰り訪問不可である。
周辺図
(8) 上田短期大学
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】茶室アクセス(関係者専用)
【運行日】学海祭開催日
【最寄り駅】大学前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
毎年10月に開催される学海祭において、乗車することができる。一説によると、ここのスロープカーは、学校に存在するスロープカーとしては世界唯一であるらしい。
ここは、2025年3月31日までは「上田女子短期大学」であった。ウィキペディア「スロープカー」にこのスロープカーが導入例として紹介されているのだが、なぜか2025年3月4日時点において「上田女子短期大学」が「上田短期大学」に変更された。はやる気持ちは理解できるが、予定であるという主旨を記述したほうがよかったと感じられる。
周辺図
(9) 内村ダム
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】鹿教湯(かけゆ)車庫(歩36分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】内村川(うちむらがわ)
【ダム湖】鹿鳴湖(ろくめいこ)
(10) 菅平(すがだいら)発電所
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】菅平ダム(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】長野県庁
周辺図
(11) 菅平ダム
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】菅平ダム(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】神川(かんがわ)
【ダム湖】菅平湖(すがだいらこ)
(12) 有明(ありあけ)霊園
【所在地】長野県千曲市(ちくまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】スロープシャトル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄り駅】屋代(やしろ)(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】満照寺(まんしょうじ)
【訪問日】2023年4月15日(土)
低位側の駅に、立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(13) 茶臼山(ちゃうすやま)動物園
【所在地】長野県長野市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】茶臼山中央~動物園北口
(14) 新町開閉所(しんまちかいへいしょ)
【所在地】長野県長野市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】開閉所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】源真寺(げんしんじ)前(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
このインクラインの客車は、プレハブ小屋のような外観である。
周辺図
(15) 裾花ダム
【所在地】長野県長野市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】裾花大橋(おおはし)(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】裾花川(すそばながわ)
【ダム湖】-
(16) 奥裾花ダム
【所在地】長野県長野市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】旅の駅鬼無里(きなさ)(歩2時間34分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】裾花川(すそばながわ)
【ダム湖】-
管理事務所のフルネームは「裾花ダム管理事務所」であり、裾花ダムと奥裾花ダムを管理している。
(17) 豊丘ダム
【所在地】長野県須坂市(すざかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】豊丘上町(とよおかうえちょう)(歩51分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】長野県庁
【河川】灰野川(はいのがわ)
【ダム湖】昇竜湖(しょうりゅうこ)
周辺図
(18) 飯山シャンツェ
【所在地】長野県飯山市(いいやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停(平日)】
【自由乗降地点】飯山シャンツェ入口(歩2分)
【バス停】上倉正受庵西(歩5分)
【最寄り駅】北飯山(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(19) 野沢温泉シャンツェ
【所在地】長野県野沢温泉村(のざわおんせんむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下部~上部
【用途】滑降起点アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】
【冬季】野沢第一駐車場(歩4分)
【年間】野沢温泉(歩18分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、ミディアムヒル(ジャンプハウス前)に存在する。本記事において、2025年2月3日時点ではウィキペディア「スロープカー」に掲載されていないという主旨の記述をしたら、2025年2月4日に掲載された。
(20) 奈川渡ダム
【所在地】長野県松本市(まつもとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】奈川渡(なかわど)ダム(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京電力株式会社
【河川】梓川(あずさがわ)
【ダム湖】梓湖(こ)
(21) 烏川(からすがわ)第三発電所
【所在地】長野県安曇野市(あずみのし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄り駅】豊科(とよしな)(歩2時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
中部電力株式会社の調達計画書類に、「烏川第三水力発電所水圧鉄管路モノレール取替」という件名表記が存在する。但し、引渡場所が「鳥居川第三水力発電所」となっている。鳥居川(とりいがわ)第三発電所の所在地は、長野県信濃町(しなのまち)である。両発電所の距離は113km(車1時間41分)なので、引渡場所の表記は誤植であると推察される。
【正】烏川
【誤】鳥居川
周辺図
(22) 大町ダム
【所在地】長野県大町市(おおまちし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】エネ博前(歩27分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】高瀬川(たかせがわ)
【ダム湖】龍神湖(りゅうじんこ)
周辺図
(23) 七倉(ななくら)ダム
【所在地】長野県大町市(おおまちし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】
【夏季】七倉ダム下広場駐車場(歩22分)
【年間(平日)】エネ博前(歩2時間5分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
(24) 和田野(わだの)別荘地
【所在地】長野県白馬村(はくばむら)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】白樺リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】別荘地アクセス
【最寄りバス停(予約)】咲花(さっか)ゲレンデ入り口(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この斜行エレベータは、既に廃止された。
(25) 姫川(ひめかわ)第二発電所
【所在地】長野県小谷村(おたりむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄り駅】中土(なかつち)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
周辺図
(26) 三浦ダム
【所在地】長野県王滝村(おうたきむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】王滝(歩5時間14分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】関西電力株式会社
【河川】王滝川(おうたきがわ)
【ダム湖】三浦湖(みうらこ)
(28) 貴泉館(きせんかん)
【所在地】長野県南木曽町(なぎそまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~貴泉館
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】木曽路館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。
ここは、温泉のある日帰り入浴施設であって、温泉名は南木曽温泉であった。ラックカーは、木曽路館(きそじかん)という日帰り入浴施設の駐車場に存在した。その木曽路館も既に閉鎖された。
なお、ネット記事に、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」という表記が存在するが、これは誤解を招く表現である。ホテル木曽路と木曽路館、および貴泉館は、いずれも木曽路リゾートを構成する施設であった。すなわち、貴泉館がホテル木曽路に名称変更したわけではない。
また、位置関係においても、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」が適切な表現でないことが理解できる。ホテル木曽路と木曽路館は、(住所は同一であるが)徒歩で10分程度の距離がある。そして、貴泉館は木曽路館の駐車場に存在するラックカーを利用してアクセスする。すなわち、貴泉館は、ホテル木曽路に併設された施設と考えるより、木曽路館に併設された施設と考えるほうが実態を表しているのである。
ホテル木曽路については、かつて宿泊したことがある(2015年2月14日(土))。当時、貴泉館は営業期間であったのだが、ラックカーの存在を知らず、訪問しなかった。残念である。
また、この設備をスロープカーであるとするネット記事が存在するが、この設備は嘉穂製作所製ではないのでスロープカーではない。
(29) 田立森林鉄道
【所在地】長野県南木曽町(なぎそまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】木材輸送(関係者専用)
【最寄り駅】田立(ただち)
【1号線】歩1時間26分
【2号線】歩2時間
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。線名は、本記事における仮称である。
(30) 横川ダム
【所在地】長野県辰野町(たつのまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】横川ダム湖口(ぐち)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】長野県庁
【河川】横川川(よこかわがわ)
【ダム湖】よこかわ湖(こ)
(31) 箕輪ダム
【所在地】長野県箕輪町(みのわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】長岡中部(ながおかちゅうぶ)(歩58分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】沢川(さわかわ)
【ダム湖】もみじ湖(こ)
(32) 手良(てら)試験地
【所在地】長野県伊那市(いなし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】美原5(歩1時間57分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】信州大学
このモノレールは、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。
上述の「最寄りバス停」欄に記述した所要時間は、美原5(みはらご)バス停から手良沢山(てらさわやま)ステーションまでの所要時間である。
周辺図
(33) 美和ダム
【所在地】長野県伊那市(いなし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】大明神(だいみょうじん)(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】三峰川(みぶがわ)
【ダム湖】美和湖(みわこ)
ネット記事によると、左岸には廃止されたインクラインが存在する。
(34) 中御所(なかごしょ)発電所
【所在地】長野県駒ヶ根市(こまがねし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】中電取入口(ちゅうでんとりいりぐち)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
「こまがね」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
【ケ】駒ケ根駅(JR東海)
【ヶ】駒ヶ根市(駒ヶ根市役所)
(35) 与田切(よだぎり)発電所
【所在地】長野県飯島町(いいじままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】北村集会所(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】長野県庁
(36) 小渋ダム
【所在地】長野県松川町(まつかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【上流側】貨車1両×1路線
【下流側】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【上流側】船舶輸送
【下流側】発電所アクセス
【最寄りバス停】小渋ダム(歩20分)
【航空写真】
【上流側】確認可能
【下流側】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】小渋川(こしぶがわ)
【ダム湖】小渋湖(こ)
周辺図
(37) 片桐(かたぎり)ダム
【所在地】長野県松川町(まつかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】八十葉(やそば)建設前(歩1時間7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】長野県庁
【河川】松川
【ダム湖】松川湖(まつかわこ)
周辺図
(38) 出原(いずはら)試験地
【所在地】長野県高森町(たかもりまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】旧かねみや商店前(歩45分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】信州大学
このモノレールは、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。
周辺図
(39) 松川ダム
【所在地】長野県飯田市(いいだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】大休(おおやすみ)(歩34分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】長野県庁
【河川】松川(まつかわ)
【ダム湖】-
周辺図
(40) 北又渡発電所
【所在地】長野県飯田市(いいだし)
【種別】(跨座式)
① ラックカー
② ラックリフト
【設備名称】モノレール
【最寄りバス停】本谷口(ほんたにぐち)(歩3時間48分)
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
<ラックカー>
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】導水管アクセス(関係者専用)
【航空写真】確認可能
<ラックリフト>
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【航空写真】確認困難
ラックカーは導水管にアクセスするためのものであり、ラックリフトはその導水管を保守する際に使用される。
このラックカーの発見は、全くの偶然であった。この設備は、某業者のホームページにおいて、施工実績として紹介されている。開示されている情報は、「中部電力 長野県 米山工業」とラックカーの写真だけであった。それらの情報を頼りにネット記事を探したが、具体的な情報を見つけることはできなかった。その調査中に、中部電力の広報誌において、北又渡(きたまたど)発電所のモノレール(ラックリフト)紹介記事を見つけた。ストリートビューでそのモノレールを観察していると、そのモノレールとは別にラックカーらしき車両が目に入った。それは、まぎれもなく某業者が紹介しているラックカーであった。
(41) 遠山(とおやま)森林鉄道
【所在地】長野県飯田市(いいだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】木材輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【梨元貯木場】本谷口(ほんたにぐち)(歩1分)
【インクライン】小沢橋(おざわばし)(歩6時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【河川】遠山川(とおやまがわ)
この鉄道は、既に廃止された。大沢(おおさわ)支線に、インクラインが存在した。
<D-3> 中部地方(新潟県・富山県)
(1) 奥三面(おくみおもて)ダム
【所在地】新潟県村上市(むらかみし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】縄文の里朝日(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】新潟県庁
【河川】三面川(みおもてがわ)
【ダム湖】あさひ湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、一般財団法人日本ダム協会のホームページによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
また、グーグルマップにおいて「縄文の里朝日バス停~奥三面ダム」間の徒歩経路を表示させると、遠回りの経路が表示される。
周辺図
(3) 内の倉ダム
【所在地】新潟県新発田市(しばたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】中々山(なかなかやま)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】農林水産省
【河川】内の倉川(うちのくらがわ)
【ダム湖】内の倉湖(こ)
このインクラインは、既に廃止された。この設備の利用者は地元住民であり、山中業務のために利用していた。
(4) 加治川治水ダム
【所在地】新潟県新発田市(しばたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】中々山(なかなかやま)(歩2時間36分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】新潟県庁
【河川】加治川(かじがわ)
【ダム湖】-
(6) サントピアワールド
【所在地】新潟県阿賀野市(あがのし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停(予約)(平日)】サントピアワールド前(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
土日祝日においては、新潟駅発着の無料シャトルバスを利用することができる。
調査当時のグーグルマップでは、「ワンダーツアーズ」というアトラクションを「ワールドツアーズ」と表記していた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(7) 早出川ダム
【所在地】新潟県五泉市(ごせんし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】村松(むらまつ)公園前(歩2時間52分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】新潟県庁
【河川】早出川(はやでがわ)
【ダム湖】-
3名以上の団体であれば見学可能であるが、2名以下では見学不可である。
周辺図
(9) 北沢(きたざわ)浮遊選鉱場
【所在地】新潟県佐渡市(さどし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相川(あいかわ)博物館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。
周辺図
(10) 大谷(おおたに)ダム
【所在地】新潟県三条市(さんじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】笠堀(かさぼり)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】新潟県庁
【河川】五十嵐川(いからしがわ)
【ダム湖】ひめさゆり湖(こ)
周辺図
調査当時のグーグルマップでは「大谷ダム」という表記を伴う記号が2か所存在した。グーグルマップに1か所の削除を進言したら、速やかに承認された。
(11) 弥彦山(やひこやま)クライミングカー
【所在地】新潟県弥彦村(やひこむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】クライミングカー【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山頂駐車場~展望食堂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】ロープウェイ山頂(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2024年4月6日(土)
このケーブルカーは、主として車利用者が「駐車場~展望食堂」間を往復するための設備である。
送迎バス利用者がロープウエーとケーブルカーを片道のみ利用する場合、ケーブルカーの駐車場駅からロープウエーの山麓駅まで徒歩かタクシーで戻ることになる。その所要時間は、グーグルマップによると、徒歩では2時間40分、タクシーでは30分である。山頂経由で歩くことも可能であるかもしれないが、それは登山の範疇(はんちゅう)である。
車利用者がケーブルカーとロープウエーを片道のみ利用する場合、同様にロープウエーの山麓駅から駐車場まで徒歩かタクシーで戻ることになる。
すなわち、いずれの利用者も、ロープウエーとケーブルカーを往復利用するほうが安価であると推察される。
(12) 国営越後丘陵(えちごきゅうりょう)公園
【所在地】新潟県長岡市(ながおかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~展望階
【用途】展望階アクセス
【最寄りバス停】越後丘陵公園(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年9月26日(木)
(13) 破間川ダム
【所在地】新潟県魚沼市(うおぬまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】大白川(おおしらかわ)(歩1時間13分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】新潟県庁
【河川】破間川(あぶるまがわ)
【ダム湖】破間川貯水池
調査当時のグーグルマップでは「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、新潟県庁のホームページによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(14) 奥只見ダム
【所在地】新潟県魚沼市(うおぬまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~ダム広場
【用途】ダム上下移動
【最寄りバス停(土日祝)】奥只見ダム(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】電源開発株式会社
【河川】只見川(ただみがわ)
【ダム湖】奥只見湖(こ)
【訪問日】2022年10月3日(月)
グーグルマップにおいて、「奥只見スロープカー」という名称によってその位置が示されている。
このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。
(15) 三国川(さぐりがわ)ダム
【所在地】新潟県南魚沼市(みなみうおぬまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】清水瀬(しみずせ)(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】三国川
【ダム湖】しゃくなげ湖(こ)
ネット記事において、このインクラインを常用洪水吐(こうずいばき)であると断定する記述が存在するが、誤認である。
調査当時のグーグルマップでは「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(16) 妙高(みょうこう)サンシャインランド
【所在地】新潟県上越市(じょうえつし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】北沢(きたさわ)(歩22分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
周辺図
(17) 笹ヶ峰(ささがみね)ダム
【所在地】新潟県妙高市(みょうこうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(夏秋)】乙見湖(歩5分)
【最寄りバス停】杉野沢上(すぎのさわかみ)(歩3時間15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】関川(せきかわ)
【ダム湖】乙見湖(おとみこ)
周辺図
調査当時のグーグルマップでは「笹ヶ峰ダム」という表記を伴う記号が洪水吐(こうずいばき)中央に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(18) 宇奈月ダム
【所在地】富山県黒部市(くろべし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】宇奈月(うなづき)温泉(歩43分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】黒部川(くろべがわ)
【ダム湖】うなづき湖(こ)
「うなづきダムフェスタ」に参加すれば、インクラインに乗車することができる。
(19) 黒四(くろよん)インクライン
【所在地】富山県黒部市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】天端(てんば)アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】欅平(けやきだいら)(工事用トロッコ電車まで歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
このインクラインは、黒部(くろべ)ダムのスタッフが欅平(けやきだいら)側からダムにアクセスするための設備である。黒部ルート見学会に参加すれば、このインクラインに乗車することができた。
グーグルマップにおいて、「インクライン(黒部宇奈月キャニオンルート)」という名称によって位置が示されている。
(20) 黒部ダム
【所在地】富山県黒部市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】黒部ダム(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】関西電力株式会社
【河川】黒部川(くろべがわ)
【ダム湖】黒部湖(こ)
周辺図
(22) 黒部ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線2両交走式
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】黒部(くろべ)ダム(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1988年8月14日(日)/1996年4月某日
(23) 立山ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両&貨車1両×1路線【運行形態】単線2編成交走式
【区間】立山~美女平(びじょだいら)
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅(富山地鉄)】立山(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1988年8月14日(日)/1996年4月某日
(24) 常願寺川(じょうがんじがわ)林道
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】木材輸送(関係者専用)
【最寄り駅】立山(たてやま)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉄道は、既に廃止された。軌道の一部区間がインクラインであった。
【水谷】みずたに
【千寿ヶ原】せんじゅがはら
(25) 有峰ダム
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(夏)】展望台(歩30分)
【最寄り駅】有峰口(ありみねぐち)(歩4時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北陸電力株式会社
【河川】和田川(わだがわ)
【ダム湖】有峰湖(ありみねこ)
調査当時のグーグルマップでは「有峰ダム」という表記を伴う記号が堤体の北端位置に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(26) 熊野川ダム
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】西小俣(にしおまた)(歩55分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】富山県庁
【河川】熊野川(くまのがわ)
【ダム湖】-
調査当時の路線バス時刻表では、土曜日は日帰り訪問不可である。
(27) 信行寺(しんぎょうじ)
【所在地】富山県富山市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】かりがね号
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~信行寺
【最寄りバス停】
【日祝以外】谷野呉山病院(歩18分)
【毎日】谷野呉山病院前(歩21分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【用途】参詣アクセス
Y!乗換案内アプリとナビタイムアプリにおける「谷野呉山(たにのござん)病院前」のバス停位置と、ナビタイムアプリにおける「呉山」の読みが間違っている(詳細はこちら)。
(28) 久婦須川ダム
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】桐谷(きりだに)(歩29分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】富山県庁
【河川】久婦須川(くぶすがわ)
【ダム湖】きりたに湖(こ)
周辺図
(29) 呉羽(くれは)インクライン
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】
【富山駅着】呉羽山(くれはやま)公園(歩8分)
【富山駅発】富山大学前(歩9分)
【最寄り駅】富山大学前(歩13分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(31) 湯谷川ダム
【所在地】富山県富山市
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】牛岳(うしだけ)温泉健康センター(歩15分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】富山県庁
【河川】湯谷川(ゆやがわ)
【ダム湖】-
周辺図
(32) 蟹寺(かにでら)発電所
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】猪谷(いのたに)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(34) 臼中(うすなか)ダム
【所在地】富山県南砺市(なんとし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】七曲(ななまがり)(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】富山県庁
【河川】打尾川(うちおがわ)
【ダム湖】-
周辺図
(35) 境川ダム
【所在地】富山県南砺市(なんとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】楮口(こうずぐち)(歩1時間26分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】富山県庁
【河川】境川(さかいがわ)
【ダム湖】桂湖(かつらこ)
周辺図
(36) 刀利ダム
【所在地】富山県南砺市(なんとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】立野脇(たてのわき)(歩48分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】富山県庁
【河川】小矢部川(おやべがわ)
【ダム湖】刀利(とうり)ダム湖(こ)
周辺図
<D-4> 中部地方(石川県・福井県)
(1) のとじま臨海公園
【所在地】石川県七尾市(ななおし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】オートモノレール
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~水族館
【用途】水族館アクセス
【最寄りバス停】のとじま臨海公園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは、既に廃止された。
周辺図
(3) 犀川ダム
【所在地】石川県金沢市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】創作の森前(歩3時間20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】石川県庁
【河川】犀川
【ダム湖】犀川湖(さいがわこ)
周辺図
(4) 内川ダム
【所在地】石川県金沢市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】内川(うちかわ)小学校前(歩1時間7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】石川県庁
【河川】内川
【ダム湖】内川湖(うちかわこ)
(5) 大日川ダム
【所在地】石川県白山市(はくさんし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】阿手(あて)(歩19分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】農林水産省
【河川】大日川(だいにちがわ)
【ダム湖】大日湖(こ)
(6) 手取川ダム
【所在地】石川県白山市(はくさんし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】手取ダム前(歩17分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】石川県庁
【河川】手取川(てどりがわ)
【ダム湖】手取湖(こ)
周辺図
(7) 手取フィッシュランド
【所在地】石川県能美市(のみし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】手取川橋(てどりがわばし)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
周辺図
(8) 赤瀬(あかぜ)ダム
【所在地】石川県小松市(こまつし)
【種別】
① モノレール
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】瀬領(せりょう)(歩1時間15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】石川県庁
【河川】梯川(かけはしがわ)
【ダム湖】赤瀬湖(あかせこ)
(9) 我谷(わがたに)ダム
【所在地】石川県加賀市(かがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】栢野(かやの)(歩38分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】石川県庁
【河川】大聖寺川(だいしょうじがわ)
【ダム湖】富士写湖(ふじしゃのうみ)
(10) 龍ヶ鼻ダム
【所在地】福井県坂井市(さかいし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ダムロ(ぐち)(歩28分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】福井県庁
【河川】竹田川(たけだがわ)
【ダム湖】龍ヶ鼻湖(りゅうがはなこ)
周辺図
(11) 武周湖(ぶしゅうこ)ダム
【所在地】福井県福井市(かがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】二ツ屋(ふたつや)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】北陸電力株式会社
【河川】大味川(おおみがわ)
【ダム湖】武周ヶ池(ぶしゅうがいけ)
(12) 九頭竜ダム
【所在地】福井県大野市(おおのし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】九頭竜湖(歩1時間27分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】九頭竜川(くずりゅうがわ)
【ダム湖】九頭竜湖(こ)
周辺図
(13) 真名川ダム
【所在地】福井県大野市(おおのし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】道の駅越前(えちぜん)おおの荒島の郷(あらしまのさと)(歩2時間1分)
【最寄り駅】下唯野(しもゆいの)(歩2時間11分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】真名川(まながわ)
【ダム湖】麻那姫湖(まなひめこ)
(14) 笹生川ダム
【所在地】福井県大野市(おおのし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】道の駅越前(えちぜん)おおの荒島の郷(あらしまのさと)(歩5時間20分)
【最寄り駅】下唯野(しもゆいの)(歩5時間30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福井県庁
【河川】真名川
【ダム湖】笹生川ダム湖(こ)
ダム便覧によると、笹生川(さそうがわ)ダムの河川は「九頭竜川(くずりゅうがわ)水系真名川(まながわ)」であるという主旨の記述が存在する。しかし、グーグルマップによると、笹生川ダムの河川の名称は、上流側も下流側も「笹生川」である。ウィキペディア「笹生川ダム」によると、河川法の改正によって真名川の定義が変更されたという主旨の記述が存在する。その記述によると、真名川の定義は次のとおりである。
【改正前】笹生川と雲川(くもがわ)の合流地点から九頭竜川に合流するまで
【改正後】笹生川(旧)の源流から(雲川との合流地点を経由して)九頭竜川に合流するまで
したがって、グーグルマップが示す名称は、改正前の名称である。
(15) 武生中央公園越前パークス
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】かみなりまちのモノレール
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
(16) 湯楽里(ゆらり)
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~浴場
【用途】浴場アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】湯楽里(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「しきぶ温泉」である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。
越前武生(たけふ)駅発着の無料シャトルバスを利用することができる。
周辺図
(17) 桝谷(ますたに)ダム
【所在地】福井県南越前町(みなみえちぜんちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ダム内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)(平日)】宇津尾(うつお)集落センター(歩44分)
(18) 広野ダム
【所在地】福井県南越前町(みなみえちぜんちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)(平日)】広野(ひろの)(上)(歩23分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】日野川(ひのがわ)
【ダム湖】広野ダム湖(こ)
周辺図
(19) 中池見人と自然のふれあいの里
【所在地】福井県敦賀市(つるがし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停(予約)】中池見口(なかいけみぐち)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、既に廃止された。ここは、通称「中池見湿地」である。
(21) レインボーライン
【所在地】福井県若狭町(わかさちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停(土日祝)】山頂公園(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。
<D-5> 中部地方(岐阜県)
(1) 阿木川ダム
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】東野向島(ひがしのむかいじま)(歩58分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】阿木川
【ダム湖】阿木川湖(あぎがわこ)
周辺図
(2) アドニスゴルフクラブ
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】5番ホール~6番ホール
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】道の駅ラ・フォーレ福寿(ふくじゅ)の里(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
これは、幻のスロープカーである。
この施設のホームページの中で、6番ホールのホール紹介文に次なる記述が存在する。
【5番ホールからスロープカーで6番ホールへ上ります。】
ところが、一説によると、この施設では乗用カートのことをスロープカーと表現しているらしい。そうであるならば、「スロープカーで」というのは「5番ホール~6番ホール」間に限ったことではなくコース全般に言えることであると感じられる。
(3) 笹平(ささだいら)カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停(日祝以外)】新田大橋(しんでんおおはし)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(4) 小里川ダム
【所在地】岐阜県瑞浪市(みずなみし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】道の駅(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】小里川(おりがわ)
【ダム湖】おりがわ湖(こ)
周辺図
(6) 飛騨数河(すごう)カントリークラブ
【所在地】岐阜県飛騨市(ひだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】ハイランドホテル(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(7) 下小鳥ダム
【所在地】岐阜県飛騨市(ひだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】黒淵(くろぶち)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】関西電力株式会社
【河川】小鳥川(おどりがわ)
【ダム湖】下小鳥湖(しもことりこ)
(8) 穂高荘(ほたかそう)山のホテル
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【愛称】湯めぐり鉄道
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】山のホテル前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は新穂高温泉である。ここでは、レストランのみの利用については、2022年1月20日付けで「一時停止中である」という主旨が、ホームページのお知らせに記述されている。仮に再開されても、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。
また、この施設のホームページにおいて、日帰り入浴に関する記述を見つけることはできない。
グーグルマップにおいて、「穂高荘宿泊者専用スロープカー」という名称によってその位置が示されている。
ウィキペディア「スロープカー」における導入例としてこの施設が紹介されているのだが、2023年5月20日に「東館」という表記が追加され、施設名が「穂高荘山のホテル東館」となった。ネットに存在する館内マップの画像によると、この施設は東館(地上4階)と南館(地上6階地下1階)で構成されていて、両館が連絡通路(地上1階)で結ばれている。東館とスロープカーの間には道路が存在し、スロープカーが東館に存在するわけではない。したがって、ウィキペディアにおける「東館」という表記については、削除されることが望ましい。2025年5月26日に、「東館」という表記が削除され、施設名は再び「穂高荘山のホテル」となった。
周辺図
(9) 葛山(くずやま)発電所
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】細越和仁(ほそごえわに)前(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】富山共同自家発電株式会社
調査当時の路線バス時刻表では、日帰り訪問不可である。
周辺図
(10) 高根第一ダム
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】高根支所前(歩39分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
【河川】飛騨川(ひだがわ)
【ダム湖】高根乗鞍湖(たかねのりくらこ)
(11) 飛騨高山まつりの森
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ミニ電車
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】
【低位側】まつりの森(歩1分)
【高位側】茶の湯の森(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
このスロープカーは、既に廃止された。
駐車場の左脇(北)に「茶の湯の森」と書かれた案内板が存在する。ストリートビュー(2024年撮影)に写りこんでいるその案内板の右端に黄色部分が存在する。かつて、そこに「ミニ電車のりば」と書かれていた。
(12) 御母衣(みぼろ)発電所
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】牧(歩13分)
【用途】地下発電所アクセス(関係者専用)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】電源開発株式会社
エコ×エネ体験ツアーに参加すれば、このインクラインに乗車することができる。また、濃飛バス主催のインフラ見学ツアーにおいても乗車することができる。エコ×エネ体験ツアーは無料であるが、インフラ見学ツアーは有料である。
(14) ホテルくさかべアルメリア
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】アルメリアケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】館内移動
【最寄り駅】下呂(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は下呂温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。
グーグルマップでは、このホテルの位置を示す記号が、ホテルの裏側に存在する。したがって、「下呂駅~ホテルくさかべアルメリア」間の徒歩経路を表示させると、ホテルの裏側に案内される。ホテルの位置を示す記号はホテルの裏側ではなくホテル正面に存在するほうが適切であると感じられる。グーグルマップに修正を進言したのだが、なぜか不承認である。
周辺図
(15) 小坂発電所
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄り駅】飛騨小坂(ひだおさか)(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
周辺図
調査当時のグーグルマップでは「中部電力(株)小坂発電所」という表記を伴う記号が道路脇にある中電不動産(株)北側の小屋に存在していたが、発電所の建屋自体に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(16) 下呂カントリークラブ
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】宮地橋(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(17) 大滝鍾乳洞(おおたきしょうにゅうどう)
【所在地】岐阜県郡上市(ぐじょうし)
【種別】ケーブルカー
【愛称】グリーンライナー
【編成】客車1両×2路線並列【運行形態】単線単行方式
【区間】鍾乳洞入口下~鍾乳洞入口上
【用途】鍾乳洞アクセス
【最寄りバス停】西安久田(にしあくだ)(歩29分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
このケーブルカーの車両は、木製である。往路のみ乗車可能であり、復路は徒歩である。
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄り駅】大矢(おおや)(歩1時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。ここには、7基のスロープコンベアも存在した。
(20) 岐阜県博物館
【所在地】岐阜県関市(せきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】らくらく号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~博物館
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】百年公園(歩6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
周辺図
(22) 名古屋ヒルズゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県可児市(かにし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】コースアクセス
【最寄りバス停】菅刈(すげかり)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは既に廃止され、現在は電動カートである。
(23) 岐阜ファミリーパーク
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スーパーモービル
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】岐阜ファミリーパーク(歩12分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
周辺図
(24) 岐阜北カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~東コース
【用途】コースアクセス
【最寄りバス停(平日)】長谷竹浦口(ながたにたけうらぐち)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、乗用カートを乗せることができる。
(25) 左門岳モノレール
【所在地】岐阜県本巣市(もとすし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内移動(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】上松田(かみまつだ)(歩3時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「左門岳(さもんだけ)モノレール」という名称は、本記事における仮称である。
(26) 養老ランド
【所在地】岐阜県養老町(ようろうちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】UFOモノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】養老(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
周辺図
(27) 平尾1号ダム
【所在地】岐阜県垂井町(たるいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】稲葉(いなば)団地(歩48分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】不破郡(ふわぐん)北部土地改良区
【河川】杭瀬川(くいせがわ)
【ダム湖】平尾1号溜池
調査当時のグーグルマップでは「平尾1号ダム」という表記を伴う記号が平尾(ひらお)1号溜池(ためいけ)の中央位置に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(28) 横山(よこやま)ダム
【所在地】岐阜県揖斐川町(いびがわちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】上平(かみだいら)住宅口(ぐち)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】揖斐川
【ダム湖】奥いび湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは「管理庁舎」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページによると「管理庁舎」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
<D-6> 中部地方(静岡県富士市以東)
(1) ダイアパレス湯河原グランヒルズ二番館
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~10F
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】
【近距離】保善院(ほぜんいん)前(歩3分)
【多頻度】理想郷(りそうきょう)(歩4分)
【最寄り駅】湯河原(ゆがわら)(歩33分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(2) サンヴェール熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】静岡県熱海市
(3) ドメーヌ熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】七尾原(ななおはら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
道路からやや高位に存在するので、全景を眺めることも斜行エレベータを眺めることもできない。
(4) 朝日フレール熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄り駅】熱海(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年7月21日(日)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
なお、調査当時のグーグルマップにおいて「朝日フレール熱海」を検索すると、朝日フレール熱海聖ヶ丘という閉鎖施設が表示された。朝日フレール熱海の所在地である「咲見町」(さきみちょう)を検索すると、朝日フレール熱海の位置が表示された。但し、地図上に施設名は表示されなかった。その後、「朝日フレール熱海」が登録されたので、現在は正しく表示される。
(5) ラ・ヴィ熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄り駅】熱海(歩24分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
このマンションの正面玄関は、斜面の高位側に存在する。グーグルマップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景を眺めることができない。したがって、マンション全景を眺めるには、グーグルマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。
周辺図
グーグルマップでは、「ラ・ヴィ熱海B棟」という表記を伴う記号が共用棟の位置に存在している。「ラ・ヴィ熱海B棟」ではなく「ラ・ヴィ熱海共用棟」という名称のほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したのだが、保留中である(2025年3月30日現在)。したがって、「ラ・ヴィ熱海B棟」という名称のままであれば、共用棟ではなくB棟に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(6) 熱海パサニアクラブ
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄り駅】熱海(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。 このマンションの正面玄関は、斜面の高位側に存在する。グーグルマップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景も斜行エレベータ全景も眺めることができない。したがって、マンション全景や斜行エレベータ全景を眺めるには、グーグルマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。
(7) ゴンドラヴィラ・イン熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】ケーブルカー
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】0F~2F
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】成田山(なりたさん)前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月15日(土)
ここは宿泊施設であるが、宿泊者以外でも利用可能なレストランが存在するというネット情報を頼りに来てみた。一般道からここに至る脇道のある三差路交差点の沿道に、「ゴンドラヴィラ・イン熱海」への矢印案内が存在する。レストランを利用する目的で来てみたが、レストランは営業していなかった。看板を見つけることもできなかったので、廃業したのかもしれない。残念なことである。一説によると、宿泊施設としては営業していて管理人不在の宿泊施設であるらしい。
この車両には座席が存在しない。まるで「動く電話ボックス」である。駅名は、下から「0F/1F/2F」である。傾斜角度は45度をはるかに超えている。45度と90度のどちらに近いかと言えば、90度に近い。
この設備の行き先ボタンは、車内ではなく駅のホームに存在する。また、この設備の軌道脇に、非常用のワイヤ梯子(はしご)が存在する(後掲写真参照)。すなわち、もし車両が駅間途中で停止した場合は、そのワイヤ梯子を利用して脱出することになる。したがって、ひとり旅の宿泊者がこの設備を利用する場合、そのリスクを理解したうえで利用することが重要である。
(8) 陽気館(ようきかん)
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】ケーブルカー
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】伊東郵便局(歩5分)
【最寄り駅】伊東(歩13分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は伊東温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。
周辺図
(9) ウェルネスの森伊東
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】泉(いずみ)入口(歩6分)
【最寄り駅】南伊東(歩13分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年7月21日(日)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。なお、南伊東駅ホーム南端において、目撃することができる。
D棟は、ウェルネス棟とも称される。
全景
(南伊東駅ホーム南端からの眺め)
(11) 風月無辺(ふうげつむへん)
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~フロント
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停(平日)】大川公民館(歩17分)
【最寄り駅】伊豆大川(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は大川(おおかわ)温泉である。
この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
なお、同一敷地内に存在するマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジを利用する目的でもスロープカーに乗車することができる。宿泊料金は、風月無辺よりもマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジのほうが安価である。
周辺図
(12) 伊豆アニマルキングダム
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】伊豆アニマルキングダム(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。
周辺図
(13) 寝姿山(ねすがたやま)鉱山
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】伊豆急下田(しもだ)(歩25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。
(14) 黒船(くろふね)ホテル
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】館内移動(離れ客室宿泊者専用)
【最寄りバス停】道の駅開国下田みなと前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【所在地】静岡県函南町(かんなみちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】十国峠山麓~十国峠山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】十国峠登り口(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2000年頃(17) グランフィールズカントリークラブ
【所在地】静岡県三島市(みしまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】9番ホール~クラブハウス
【用途】クラブアクセス
【最寄りバス停】松雲寺(しょううんじ)前(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(18) 大仁鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】大仁橋(おおひとばし)南(歩7分)
【最寄り駅】大仁(歩16分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】帝國産金興業株式會社
この鉱山は、既に閉鎖された。
(19) 湯ヶ島鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】湯ヶ島(ゆがしま)温泉(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中外鉱業株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
【持越温泉】もちこし
(20) 持越鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】持越(もちこし)温泉(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中外鉱業株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
周辺図
(22) 仁科(にしな)鉱山
【所在地】静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】白川(しらかわ)入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。ここには、トロッコ軌道も存在した。
(23) 富士山こどもの国
【所在地】静岡県富士市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】チケットゲート~広場
【用途】広場アクセス
【最寄りバス停】
【近距離(土日祝)】富士山(ふじさん)こどもの国(歩5分)
【多頻度】十里木(じゅうりぎ)(歩39分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
この施設のホームページでは、「障がい者用スロープカー」という記述が存在する。したがって、節度ある見学に留めることが望ましい。
グーグルマップでは、最寄りバス停の名称を「こどもの国」と表記している。グーグルマップに修正を進言したのだが、なぜか不承認である。関係各社における表記は、次のとおりである。
【富士急静岡バス】富士山こどもの国
【Y!乗換案内】こどもの国
【ジョルダン乗換案内】富士山こどもの国
【ナビタイム】(未収録)
【駅すぱあと for web】(未収録)
(24) 大倉川農地防災ダム
【所在地】静岡県富士宮市(ふじのみやし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】立石(たていし)(歩24分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】静岡県庁
【河川】大倉川(おおくらがわ)
【ダム湖】-
調査当時のグーグルマップでは「大倉川農地防災ダム」を「大倉川ダム」と表記していたが、ストリートビューによると記念碑に「大倉川農地防災ダム」と表記されている。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
周辺図
(25) アサギリ高原パラグライダースクール
【所在地】静岡県富士宮市(ふじのみやし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】朝霧マウントライナー
【編成】機関車1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】クライマー乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス
【最寄りバス停】道の駅朝霧(あさぎり)高原(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「着陸場~クライマー乗り場」間については、送迎車が存在する。送迎車とモノレールが直列している。
雑誌「旅」(2000年9月号)において、櫻井寛(さくらいかん)氏が、宮脇俊三(みやわきしゅんぞう)氏とともに乗車した様子を記述している。
<D-7> 中部地方(静岡県静岡市以西)
(2) 薩埵モノレール
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&貨車1両×27路線【運行形態】単線1編成方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(月水金(平日))】倉沢(くらさわ)漁業事務所(歩5~20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年9月4日(水)
「薩埵(さった)モノレール」という名称と後述の線名は、本記事における仮称である。
一里塚
1号線
モノレールが忽然(こつぜん)と現れる。観光設備ではないので、当然のことながら案内板も存在しない。モノレールが風景にとけ込んでいて、目をこらしていないと見過ごしそうである。藪(やぶ)に隠れている軌道もあるかもしれない。
2号線
2号線の車両
機関車のカバーに、「永田のモノカー」と書かれている。
3号線
5号線
6号線
7号線
8号線
9号線
12号線
13号線
13号線の貨車
「ニッカリモノラック」と書かれている。
14号線
14号線の車両
15号線
16号線
17号線
18号線
19号線
20号線

薩埵地蔵道道標
なお、調査当時におけるグーグルマップでは「薩埵地蔵道道標」を「薩垂地蔵道道標」と表記していた。ネット検索のキーワードとして「さったとうげ」を入力すると「薩埵峠」が表示されるのだが、かな漢字変換においては「さったとうげ」を入力しても「薩埵峠」が表示されない。「薩」については、「さつま」を変換することによって表示される。しかし、「埵」については、Windowsパソコン(のIME2010)の「かな漢字変換」で表示させることは困難である。したがって、投稿者は「垂」で代用したものと推察される。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
22号線
23号線
24号線
26号線
この軌道は、薩埵峠展望台への遊歩道と交差して展望台方面に延びている。
(3) 龍泉荘(りゅうせんそう)
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~玄関
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】御殿乳母温泉(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは、かつて宿泊施設であったが、現在は日帰り温泉施設である。温泉名は平山(ひらやま)温泉であり、御殿乳母(ごてんうば)温泉とも称する。
周辺図
(4) 大谷(おおや)ゴルフ場
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ショートコース
【用途】コースアクセス
【最寄りバス停】駿河台(するがだい)公園(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(5) 奥泉(おくいずみ)ダム
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】亀久保信号所~奥泉ダム
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】閑蔵(かんぞう)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
【河川】大井川(おおいがわ)
【ダム湖】-
井川(いかわ)線の列車に乗車して、亀久保(かめくぼ)信号所跡を通過しながら観察するしかない。
(6) 井川ダム
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】井川(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】大井川(おおいがわ)
【ダム湖】井川湖(いかわこ)
車両には、操作スタッフが乗車するための座席が備わっている。
調査当時のグーグルマップでは、「井川ダム」という表記を伴う記号の位置と「井川発電所」という表記を伴う記号の位置が逆になっていた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
周辺図
(7) 畑薙第一ダム
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【夏季のみ】畑薙臨時駐車場(歩21分)
【土日祝】白樺荘(しらかばそう)(歩58分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
【河川】大井川(おおいがわ)
【ダム湖】畑薙湖(はたなぎこ)
周辺図
(9) 焼津グランドホテル
【所在地】静岡県焼津市(やいづし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】陽だまり【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】庭園アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】虚空蔵尊(こくぞうそん)入口(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は焼津温泉である。
ここでは、レストラン利用が可能である。またレストラン利用者限定で日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、スロープカーに乗車することはできない。
なお、グーグルマップでは、「焼津グランドホテル」を「グランドホテル」と表記している。ナビタイムに修正を進言したのだが、保留中である(2025年3月30日現在)。
(10) 静岡カントリー浜岡(はまおか)コース
【所在地】静岡県御前崎市(おまえざきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】高松(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、なぜかウィキペディア「スロープカー」では紹介されていない。この設備は、既に閉鎖された。一説によると、この設備は、スロープカー第1号であったらしい。
(11) つま恋(ごい)リゾート彩の郷(さいのさと)
【所在地】静岡県掛川市(かけがわし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線直列【運行形態】単線単行方式
【区間】
【低層用】1F~5F
【高層用】5F~8F
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩10分)
【高層用】5F~8F
【用途】館内移動(宿泊者専用)
【最寄りバス停】
【平日】田ヶ谷(たがや)公民館
【北正面ゲート】歩28分
【ホテルサウスウイング】歩46分
【毎日】西山口(にしやまぐち)小学校
【北正面ゲート】歩29分
【ホテルサウスウイング】歩47分
「北正面ゲート~ホテルサウスウイング」間については、周遊バスを利用することができる。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は掛川つま恋温泉である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、斜行エレベータに乗車することはできない。
グーグルマップにおいて「バス停~ホテルサウスウイング」間の徒歩経路を表示させると、ホテルサウスウイングではない場所までの経路が表示される。
(12) 原野谷川農地防災ダム
【所在地】静岡県掛川市(かけがわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】原野谷ダム入口(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】静岡県庁
【河川】原野谷川(はらのやがわ)
【ダム湖】-
このダムの名称については、次のとおりである。
【原野谷ダム】記念碑/グーグルマップ
【原野谷川ダム】ダム便覧
【原野谷川農地防災ダム】静岡県庁
2012年に撮影されたストリートビューでは、バス停名称は「原野谷ダム」である。ネット記事に存在する2019年当時のバス停写真の表記も「原野谷ダム」である。掛川バスサービスのホームページでは「原野谷ダム入口」と表記されているので、名称が変更されたものと推察される。原野谷川ダムという名称の真偽について、一般財団法人日本ダム協会に質問したところ、回答が届いたのだが、回答内容については大人の事情により開示しないこととする。
周辺図
(13) 湯山(ゆやま)発電所
【所在地】静岡県川根本町(かわねほんちょう)
【種別】
① ラックリフト(跨座式)
② ケーブルカー
【最寄りバス停】寸又峡(すまたきょう)温泉(歩1時間)
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
<ラックリフト>
【設備名称】モノレール
【編成】荷物車1両&客車1両&機関車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【航空写真】確認困難
<ケーブルカー>
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【航空写真】確認可能
モノレールについて、ネット記事に「人車用」という表記が存在するが「人荷用」の誤植であると感じられる。
(14) 長島ダム
【所在地】静岡県川根本町(かわねほんちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】長島ダム(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】大井川(おおいがわ)
【ダム湖】接岨湖(せっそこ)
周辺図
(15) 小笠山(おがさやま)総合運動公園エコパ
【所在地】静岡県袋井市(ふくろいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】歩行者ゲート~スタジアム【用途】スタジアムアクセス
【最寄り駅】愛野(あいの)(歩11分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここには、「動く歩道」と称するエスカレータ(2基並列)も存在する。スロープカーとエスカレータが並列している。
周辺図
(16) 気田(けた)発電所
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水路保守(関係者専用)
【最寄りバス停】気多(けた)(歩1時間18分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
周辺図
(17) 峰之沢(みねのさわ)鉱山
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】船着場~鉱員アパート
【用途】鉱山アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】龍山青谷(たつやまあおや)
【低位側】歩5分
【高位側】歩54分
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】日本鉱業株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。インクラインの軌道は、高架であった。採掘された銅鉱石はインクラインで麓の船着場まで運ばれ、船で天竜川を下った。
ここは、インクラインよりも鉱山社宅の遺構のほうが有名な場所である。
グーグルマップにおいて「龍山青谷バス停~峰之沢鉱山」間を表示させると、遠回りの経路が表示される。
周辺図
(18) 西渡(にしど)発電所
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】西渡(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
グーグルマップにおいて「西渡(にしど)バス停~西渡発電所」間を表示させると、駐車場のある道路ではなく無関係の道路に案内される。
周辺図
(19) 水窪ダム
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】水窪(歩2時間15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】電源開発株式会社
【河川】戸中川(とちゅうがわ)
【ダム湖】水窪湖(みさくぼこ)
周辺図
(20) 船明ダム
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】船明(ふなぎら)(歩13分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】電源開発株式会社
【河川】天竜川(てんりゅうがわ)
【ダム湖】船明ダム湖(こ)
周辺図
(21) 瀬尻(せじり)森林鉄道
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】木材輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川端(かわばた)
【大嶺】歩2時間30分
【瀬尻貯木場】歩3時間40分
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【河川】河内川(こうちがわ)
この鉄道は、既に廃止された。軌道の一部区間がインクラインであった。
【大嶺】おおみね
【秋葉ダム】あきは
(22) 都田川ダム
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
① 斜樋輸送
② 船舶輸送
【最寄りバス停(平日)】滝沢中(たきさわなか)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
【斜樋輸送】確認可能
【船舶輸送】確認困難
【管理者】静岡県庁
【河川】都田川(みやこだがわ)
【ダム湖】いなさ湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは「都田川ダム管理事務所」を「都田川農地防災ダム管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「都田川ダム管理事務所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(23) はままつフラワーパーク
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】クリスタルパレス~フラワーフォレスト
【用途】花畑アクセス
(24) 浜名湖(はまなこ)パラグライダースクール
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】機関車1両&客車1両&荷物車1両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス
【最寄りバス停(平日)】大谷(おおや)公民館(歩1時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここでは、1日1組限定の見学ツアーを利用することが可能である。見学ツアーを利用すれば、モノレールに乗車することができる。
<D-8> 中部地方(愛知県)
(1) 新豊根(しんとよね)ダム
【所在地】愛知県豊根村(とよねむら)
【種別】
① 斜行エレベータ
② ケーブルカー
【運行形態】単線単行方式
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省&電源開発株式会社
【河川】大入川(おおにゅうがわ)
【ダム湖】みどり湖(こ)
<斜行エレベータ>
【設備名称】斜行式エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【用途】コンジットゲートアクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】大橋(歩50分)
<ケーブルカー>
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】大橋(歩1時間)
調査当時のグーグルマップでは「操作室」を「管理棟」と表記していたが、国土交通省のホームページによると「操作室」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(2) 粟代鉱業所
【所在地】愛知県東栄町(とうえいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】粟代(あわしろ)(歩8分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】三信鉱工(さんしんこうこう)株式会社
鉱山探検見学会に参加すれば、坑道と併せて手押しトロッコを見学することができる。傾斜区間においてはケーブルで牽引(けんいん)する。
周辺図
(3) 大原(おおばら)調整池
【所在地】愛知県新城市(しんじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】四ツ谷(よつや)(歩35分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】豊川(とよがわ)
【ダム湖】五葉湖(ごようこ)
(4) 明神(みょうじん)無線中継所
【所在地】愛知県新城市(しんじょうし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】中継所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】向嶋(むこうじま)(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】独立行政法人水資源機構
明神無線中継所
(5) 駒場池(こまんばいけ)
【所在地】愛知県豊川市(とよかわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】駒場(歩16分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】西古瀬川(さいこせがわ)
【ダム湖】駒場調整池
ダム便覧では、河川の名称を豊川(とよかわ)と表記しているが、誤認であると感じられる。一般財団法人日本ダム協会に修正を進言したところ、回答が届いたのだが、回答内容については大人の事情により開示しないこととする。
(6) 吉良かん
【所在地】愛知県西尾市(にしおし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】きらり
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~野天風呂
【用途】野天風呂アクセス
【最寄りバス停】吉良(きら)高校(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
この施設は、既に閉鎖された。ここは、かつて吉良観光ホテルという名称であった。
かつての「吉良かん」の駐車場は、現在は「たらそ」という飲食店の駐車場である。
周辺図
(7) 越戸鉱山
【所在地】愛知県豊田市(とよたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】粘土板輸送(関係者専用)
【最寄り駅】越戸(こしど)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。
(8) 阿摺(あずり)ダム
【所在地】愛知県豊田市(とよたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】藤沢(ふじさわ)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】矢作川(やはぎがわ)
【ダム湖】-
グーグルマップにおいて「藤沢バス停~阿摺ダム」間の徒歩経路を表示させると、遠回りの経路が表示される。
(9) 矢作ダム
【所在地】愛知県豊田市(とよたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】閑羅瀬(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】矢作川(やはぎがわ)
【ダム湖】奥矢作湖(こ)
グーグルマップにおいて「閑羅瀬(しずらせ)バス停~矢作ダム」間の徒歩経路を表示させると、遠回りの経路が表示される。
周辺図
調査当時のグーグルマップでは「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(10) 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
後述のジブリパークはこの公園の一部であり、ジブリパークにもスロープカーが存在する。したがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。
周辺図
(11) ジブリパーク
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】どんどこ号【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ジブリパークは「魔女の谷」と「どんどこ森」の2か所で構成され、このスロープカーは「どんどこ森」に存在する。
ジブリパークは前述の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の一部であり、ジブリパーク外にもスロープカーが存在する。したがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。
「どんどこ号」の外観は、名古屋市電である。
(12) ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場
【所在地】愛知県尾張旭市(おわりあさひし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】西コース
① 11番ホール~12番ホール
② 17番ホール~18番ホール
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】森林公園(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(13) 継鹿尾観音(つがおかんのん)寂光院
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】やすらぎ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山上(さんじょう)
【用途】本堂アクセス
【最寄りバス停(平日)】寂光院口(じゃっこういんぐち)(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
グーグルマップにおいて、「寂光院スロープカー下駅」、「寂光院スロープカー中駅」、および「寂光院スロープカー上駅」という名称によって3駅の位置が示されている。
周辺図
(14) 犬山モノレール
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】犬山遊園~動物園
【用途】入場アクセス
【最寄り駅】犬山遊園(歩0分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1996年1月2日(土)
このモノレールは、既に廃止された。車両は、現在、園内と「スパリゾート湯の華アイランド」に展示されている。
(15) 日本(にほん)モンキーパーク
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】モンキーパーク(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
1996年1月2日(土)に入場したのだが、スケジュール都合によりケーブルカーを訪問しなかった。残念なことである。
(16) 世界デザイン博覧会白鳥会場
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ビスタライナー
【編成】電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【区間】しろとり広場~日本庭園
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】熱田生涯学習センター(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。ここの現在の名称は、白鳥(しろとり)公園である。
(17) 東山動植物園
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】 ② 斜行エレベータ
【設備名称】
【モノレール】
① スカイビュートレイン
② モノレール列車
【最寄り駅】東山(ひがしやま)公園(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
<スカイビュートレイン>
【編成】電車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【区間】動物園~植物園
【用途】植物園アクセス
<モノレール列車>
【編成】EL1両&客車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
<斜行エレベータ>
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】北園~スカイタワー
【用途】スカイタワーアクセス
ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。
(18) サカエチカ
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】斜行エレベータ【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】東山線コンコース階~サカエチカ階
【用途】地下街アクセス
【最寄り駅】栄(歩1分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
<番外>
① 三面(みおもて)ダム(新潟県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。しかし、係船設備に向かう階段だけが存在する。もし、係船設備のことをインクラインと称しているのであれば、それはインクラインという用語の定義に合致しない。
② 宮田(みやた)防災ダム(石川県)
ネット記事において、「インクラインか取水設備である」という主旨が記述されている。確かに、斜面が確認しづらい向きになっている。しかし、取水設備であると断じている記事も存在する。
③ 金沢城(石川県)
ネット記事において、ここに斜行エレベータが存在するという主旨が記述されている。しかし、その実態は階段昇降機である。施設側としても、階段昇降機と称している。
④ 大津呂(おおつろ)ダム(福井県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。しかし、係船設備に向かう階段だけが存在する。もし、係船設備のことをインクラインと称しているのであれば、それはインクラインという用語の定義に合致しない。
⑤ 田代(たしろ)調整池第二ダム(静岡県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。投稿された写真によると、手漕ぎボートの下に線路らしきものを確認することができるのだが、形状に違和感が感じられる。
⑥ 笹間川(ささまがわ)ダム(静岡県)
ネット記事に、「インクライン(?)」という記述が存在する。軌道が存在するようにも見受けられるが、ホイストクレーンだけであるようにも見受けられる。
⑦ 塩郷(しおごう)ダム(静岡県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。しかし、垂直エレベータであると感じられる。
⑧ 三好池(みよしいけ)(愛知県)
ネット記事において、「カヌー用インクライン?」という記述が存在する。ストリートビューによると、階段らしき傾斜を確認することはできるが、軌道が存在するようには見受けられない。