乗り鉄の悩み!スロープカーと斜行エレベータ(西日本編)

2024年9月9日(月東日本編(関東地方以東)はこちら


    鉄道の乗りつぶしを始めると、モノレールやケーブルカーに興味が湧いてくる。さらに熱を帯びると、スロープカーや斜行エレベータも気になってくる。これら4種類の乗り物は、似て非なるものであり、相違点をまとめると次表のとおりである。黄色部分は、その特長である。運行形態については、後述する。

相違点

    スロープカーは、株式会社嘉穂(かほ)製作所(福岡県飯塚市(いいづかし))の登録商標である。嘉穂製作所のホームページを見ると、いくつかの納入事例が紹介されている。個人が自宅の外階段の脇に設置したスロープカーもある。具体的な所在地は不明なので体験することは困難であるが、仮に所在地が判明したとしても、体験するには、菓子折りのひとつでも持参して家主にお願いするしかない。世の中で最もハードルの高い乗り物である。
    用語としては、スロープカーよりもモノレールやケーブルカーのほうが認知度が高いので、運営施設側としてはスロープカーではなくモノレールやケーブルカーと称している場合が多く、斜行エレベータと称しているところもある。スロープカーのことを、モノレールと称することは問題ないが、ケーブルカーや斜行エレベータと称することは不適切である。
    スロープカーはモノレールの一種なのだが、レールが2本以上の場合もあるので本記事ではモノレールと分けて記述する。また、スロープカーは株式会社嘉穂製作所の登録商標なので嘉穂製作所製以外のものはスロープカーとは言えない。したがって、本記事では原理がラック式であっても嘉穂製作所製であると推察されないものについては、種別をラックカーとしている。
    さらに、ラック式のうち動力源が外部電源ではなく内燃機関であるものについては、ラックリフトとしている。その代表例はモノラックであるが、モノラックという名称は株式会社ニッカリの登録商標なので、モノラックではないものも含めて本記事においてはラックリフトと称する。

    公共交通機関として運営されるモノレールは、軌道法という法律に基づいているのだが、公共交通機関でないものについては軌道法に基づいてはいない。スロープカーやラックカー、ラックリフトは、そのような位置づけである。平たく言えば「遊園地の乗り物」である。

    斜行エレベータとは、垂直移動ではなく斜め移動するエレベータのことである。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく住宅地アクセスや駅構内アクセス、宿泊施設の館内アクセスとして設置されることが多い。住民以外の者が住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、住民から不審者と思われるかもしれない。
    斜行エレベータは、椅子も無く、窓が無くて(あるいは小さくて)内装がオフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプが多い。また、駅構内アクセスのものは、駅の階段脇にある昇降機とどう違うのかと問われても答えに窮する。
    私は、垂直エレーベータについては、観光目的のものであれば興味が湧くが、そうでなければ興味が湧かない。斜行エレベータについては、目的にかかわらず見過ごすことはできない。

    ケーブルカーについては、インクラインと称する場合もある。ダム、森林、および鉱山の業界ではその傾向が強い。特に、ダム業界では、最近(スロープカーを含めて)ラックカーを導入する事例が散見されるが、従来からの習慣からかラックカーについてもインクラインと称している場合が多い。
    なお、旅客輸送はケーブルカーで貨物輸送はインクラインとする記事も存在するが、その表記区分は用語の定義として不充分である。施設スタッフが乗車するための設備の場合はどちらなのだろうか。施設スタッフが旅客でもなく貨物でもないことは、自明のことである。したがって、輸送対象で区分するのではなく、利用者層で区分するほうが適切であるように感じられる。すなわち、次のとおりである。
【一般用】ケーブルカー
【関係者用】インクライン
    本記事においては、「種別」としてはいずれもケーブルカーとし、施設側がインクラインと称している(あるいは称していると推察される)設備については、インクラインという呼称も併用している。

    「インクライン」のスペルは、「incline」である。その読みは、「イン クライン」であって「インク ライン」ではない。「cline」に対応する日本語は、「傾斜」である。インクラインのことを傾斜鉄道とも言う。インクラインが誕生した時代ではケーブルカーしか存在しなかったので、インクラインとケーブルカーは同義であったが、現在ではケーブルカー以外にもスロープカーなどが存在するので、ケーブルカーはインクラインの一種ということになる。
    なお、インクライン(incline)の反対語としてデクライン(decline)ということばが存在する。インクラインは上り坂を意味し、デクラインは下り坂を意味する。したがって、鉄道においては、人が高位(山頂など)に向かうために敷設(ふせつ)したのであればインクラインで、(山間の産出物などを)低位に運び出すために敷設したのであればデクラインというように使い分けてもよさそうであるが、現実にはいずれもインクラインと称し、デクラインと称する鉄道を見つけることはできない。

    国内に存在するスロープカー、モノレール、斜行エレベータ、ケーブルカーについて列挙してみた。掲載序列については、JRなどの鉄道路線の形状を意識しつつ、北から南へ、東から西へと並べている。
    情報が曖昧(あいまい)な施設については記載していない。モノレールのうち、幼児用モノレールやサイクルモノレールについては、掲載していない。ゴルフ場において、利用者が乗車可能な乗り物については掲載しているが、ゴルフクラブを乗せて運ぶモノレールカートについては掲載していない。ビル清掃用ゴンドラモノレールや工事用モノレールについても原則として掲載していない。工事用インクラインについても、原則として掲載していない。ネットで紹介された設備や偶然目撃した設備など、いくつか例外はある。
    ひとことで言えば、私が「乗りたい・見たい」と感じる設備が掲載対象である。
    但し、ダムや水力発電所のケーブルカーなど(いわゆるインクライン)については、首都圏の設備と特筆すべき設備を除いて本記事では掲載していない。なぜならば、国内のダムの総数が約3,000基であり、それを調査することは本記事の本意ではないからである。
    なお、毎年7月21日から31日まで「森と湖に親しむ旬間」であり、国内の多くのダムにおいて見学会が開催される。その見学会に参加すれば、インクラインを目撃する可能性が高い。中には、乗車できる場合もある。

    本記事において、「所在地」は施設ではなく設備の所在地であり、設備の代表的な場所(起点など)を示している。
    また、「種別」、「編成」、「運行形態」、「区間」、「用途」については、できる限り客観的に表記しているつもりであるが、主観的推量も含まれている。
    「種別」に関して、嘉穂製作所では、懸垂式のスロープカーをスカイラックと称しているが、本記事ではその名称を使用していない。
    「編成」については、列車の編成が複数種類存在する場合は代表例のみ記載している。また、実態が電車と客車の混成であっても「電車N両」と表記している。
    なお、貨車と荷物車という用語については、次のとおり使い分けている。
【貨車】客車や電車に併結されていない
【荷物車】客車や電車に併結されている
    次なる図は、主たる運行形態である。運行形態の定義は、本記事独自の定義である。特に、「交走式」という表記については、交走設備を備えていても「交走式」と表記していない場合が存在する。なお、運行形態については、本記事だけでなく他の記事でも記述しており、他の記事のみが使用している名称も併記しておく。

運行形態

    この図で示す用語の他に、次なる用語も使用している。
【単線1編成方式】
    単線単行方式における車両が単行ではなくN両編成(N≧2)である。
【複線2両交走式】
    単線2両交走式における線路が単線ではなく複線である。一般的な交走式ロープウエーの方式である。
複線2編成交走式
    複線2両交走式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線N両循環式】
    線路が単線ではなく複線であって、車両が循環している。一般的なリフトの方式である。
【複線N編成循環式】
    複線N両循環式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線単行循環式】
    複線N両循環式において、車両が複数車両編成ではなく単行である。

    「区間」に示す駅名は、本記事における仮称のものを含んでいる。
    「用途」において「関係者専用」と記載された設備については、それは通常時のことであって、イベントなどで一般開放されることがある。
    分類してみると分類困難なケースに遭遇することがあり、主観に基づいて断定している場合が存在する。スロープカーに関するウィキペディアにおいても、その苦労がかいま見える。ウィキペディアにおいては、導入事例を一般者向けと限定者向けに大別している。例えば、宿泊施設のなかには、宿泊を伴わない限りスロープカーを利用することができない施設も存在するのだが、それも一般者向けであるという考えである。また、ゴルフ場や滑降遊具起点アクセスのスロープカーは、施設利用者は誰でも利用可能なのだが限定者向けという考えである。寺社仏閣については現地において墓参者向けと明示されていても、ウィキペディアでは一般者向けとして紹介されている施設が存在する何か釈然としない。本記事においては、できる限り個別に事情を記載しておいた。
    「最寄りバス停」については、運行本数不充分なバス停を除外し、現実的に利用可能であるバス停を記載している。
    「航空写真」、「ストリートビュー」、および「投稿写真」は、グーグルマップによる確認可能性を示している。確認対象は、施設ではなく当該設備である。いずれも、調査当時における情報である。確認可能性については、駅舎、車両、軌道のいずれか(およびその廃止跡)を確認することができれば「確認可能」としている。

    総じて、本記事は、ネット検索しただけで現地取材していない情報や推測も含まれている。

<A~C> 北海道地方から関東地方まで
    東日本編はこちら

<D-1中部地方(新潟県富山県石川県福井県)

(1)  奥三面(おくみおもて)ダム
【所在地】新潟県村上市(むらかみし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】縄文の里朝日(歩1時間)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】新潟県庁
【河川】三面川(みおもてがわ)
【ダム湖】あさひ湖

(2)  内の倉ダム
【所在地】新潟県新発田市(しばたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】中々山(なかなかやま)(歩30分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】農林水産省
【河川】内の倉川(うちのくらがわ)
【ダム湖】内の倉湖
   このインクラインは、既に廃止された。ダムの下流側左岸に存在する。堤体の脇に上駅が存在し、そこから低位(西)に向かって軌道が延びている。
    この設備の利用者は地元住民であり、山中業務のために利用していた。

インクライン

(3)  加治川治水ダム
【所在地】新潟県新発田市(しばたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】中々山(なかなかやま)(歩2時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】新潟県庁
【河川】加治川(かじがわ)
【ダム湖】-

(4)  阿賀野川(あがのがわ)インクライン
【所在地】新潟県阿賀町(あがまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】鹿瀬(歩45分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。
    輸送された貨物は、筏(いかだ)である。このインクラインは、鹿瀬(かのせ)ダム建設後も筏流しが続けられるようにと設けられた設備である。その軌道は、鹿瀬第二発電所の位置に存在した。

(5)  サントピアワールド
【所在地】新潟県阿賀野市(あがのし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】沢田(さわだ)センター前(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(6)  北沢(きたざわ)浮遊選鉱場
【所在地】新潟県佐渡市(さどし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相川(あいかわ)博物館前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この施設は、既に閉鎖された。

(7)  弥彦山(やひこやま)クライミングカー
【所在地】新潟県弥彦村(やひこむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】クライミングカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山頂駐車場~展望食堂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】ロープウェイ山頂(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2024年4月6日(土)
    ここには、ロープウエーも存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。ロープウエーとケーブルカーが直列している。
    このケーブルカーは、主として車利用者が「駐車場~展望食堂」間を往復するための設備である。ロープウエーの山麓駅とケーブルカーの駐車場駅の間を徒歩で移動すると、グーグルマップで示される経路では所要時間2時間40分である。山頂経由で歩くことも可能であるかもしれないが、それは登山の範疇(はんちゅう)である。徒歩以外で移動するには、車かタクシーである。車の場合は、タクシーで出発地点まで戻らなくてはならない。弥彦駅から山頂駐車場までタクシーで移動すると、所要時間30分である。すなわち、ロープウエーとケーブルカーを往復利用するほうが安価であると推察される。
    線路下に(おもり)が存在し、車両の交走式である。ケーブル本数は6本である。

遠景

展望食堂

車両

山頂
駐車場

    上昇の動画はこちら
    下降の動画はこちら
    パノラマタワーから見える光景はこちら

(8)  国営越後丘陵(えちごきゅうりょう)公園
【所在地】新潟県長岡市(ながおかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~展望階
【用途】展望階アクセス
【最寄りバス停】越後丘陵公園(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年9月26日(木)

展望台

(9)  奥只見ダム
【所在地】新潟県魚沼市(うおぬまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両
×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~ダム広場
【用途】ダム上下間アクセス
【最寄りバス停(土日祝)】奥只見ダム(歩0分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
投稿写真確認可能
【管理者】電源開発株式会社
【河川】只見川(ただみがわ)
【ダム湖】奥只見湖(ダム湖百選)
【訪問日】2022年10月3日(月)
   このスロープカーは、ダムの下流側左岸に存在する。奥只見ダムバス停の脇に駐車場駅が存在し、そこから高位(南東)の堤体に向かって軌道が延びている。
    このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。

駐車場駅

スロープカー

ダム広場駅

    往路の動画こちら
    路の動画こちら

(10)  妙高(みょうこう)サンシャインランド
【所在地】新潟県上越市(じょうえつし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】北沢(きたさわ)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(11)  黒部ダム
【所在地】富山県黒部市(くろべし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】インクライン下部~インクライン上部
【用途】ダムアクセス(関係者専用)
【最寄り駅】欅平(けやきだいら)(アクセス列車まで歩0分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】関西電力株式会社
【河川】黒部川(くろべがわ)
【ダム湖】黒部湖(ダム湖百選)
   このインクラインは、施設のスタッフが欅平(けやきだいら)側からダムにアクセスするための設備である。黒部ルート見学会に参加すれば、このインクラインに乗車することができた。
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。遊覧鉄道とインクラインが直列していた。

(12)  黒部(くろべ)ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】黒部湖黒部平(くろべだいら)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】黒部ダム(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1988年8月14日(日)
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ロープウエーケーブルカーが直列している。

立山黒部(たてやまくろべ)
アルペンルート記念乗車券

(13)  立山ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】立山~美女平(びじょだいら)
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅(富山地鉄)】立山(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1988年8月14日(日)
    前掲の「黒部ケーブルカー」参照

(14)  信行寺(しんぎょうじ)
【所在地】富山県富山市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】かりがね号
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~信行寺
【最寄りバス停】谷野呉山(たにのござん)病院前(歩15分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【用途】参詣アクセス

(15)  呉羽(くれは)インクライン
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】呉羽公園前~山上(さんじょう)
【用途】展望台アクセス
    このインクラインは、既に廃止された。

(16)  湯谷川ダム
【所在地】富山県富山市
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】牛岳(うしだけ)温泉健康センター(歩15分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】富山県庁
【河川】湯谷川(ゆやがわ)
【ダム湖】-

(17)  蟹寺(かにでら)発電所
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】猪谷(いのたに)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】関西電力株式会社
【取水&放水】宮川(みやがわ)
    発電所に向かう脇道が存在し、その行き止まり地点に駐車場が存在する。その駐車場に車庫が存在し、そこから低位(南西)の発電所に向かって軌道が延びている。

インクライン

(18)  臼中(うすなか)ダム
【所在地】富山県南砺市(なんとし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】七曲(ななまがり)(歩1時間)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】富山県庁
【河川】打尾川(うちおがわ)
【ダム湖】-

(19)  手取フィッシュランド
【所在地】石川県能美市(のみし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】手取川橋(てどりがわばし)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(20)  のとじま臨海公園
【所在地】石川県七尾市(ななおし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】オートモノレール
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~水族館
【用途】水族館アクセス
【最寄りバス停】のとじま臨海公園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。

(21)  武生中央公園越前パークス
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】武生(たけふ)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(22)  桝谷(ますたに)ダム
【所在地】福井県南越前町(みなみえちぜんちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】今庄(いまじょう)(歩2時間30分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】福井県庁
【河川】桝谷川(ますたにがわ)
【ダム湖】ますたに湖

(23)  湯楽里(ゆらり)
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~浴場
【用途】浴場アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】湯楽里(歩1分)
    越前武生(たけふ)駅発着の無料シャトルバスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「しきぶ温泉」である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。

(24)  中池見人と自然のふれあいの里
【所在地】福井県敦賀市(つるがし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】中池見口(なかいけみぐち)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。ここは、通称「中池見湿地」である。

(25)  敦賀原子力発電所
【所在地】福井県敦賀市(つるがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】原電(げんでん)前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】北陸電力株式会社

インクライン

(26)  レインボーライン
【所在地】福井県若狭町(わかさちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停(土日祝)】山頂公園(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。

<D-2中部地方(山梨県)

(1)  七ツ石モノレール
【所在地】山梨県丹波山村(たばやまむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】森レール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【片倉線】起点~終点
【用途】水源アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】お祭(歩40分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「七ツ石(ななついし)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。後山(うしろやま)林道の片倉ゲートから西へ徒歩で約10分の位置に起点駅の駅舎が存在する。
    このモノレールの軌道距離は3.45kmであり、「起点~終点」間の所要時間は1時間40分である。起点から1時間20分の位置に見晴駅が存在する。東京都水道局が主催する水道水源林現地見学会に参加すれば、乗車することができる。

(2)  白糸の滝モノレール
【所在地】山梨県小菅村(こすげむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【区間】白糸の滝~追分
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】大菩薩峠(だいぼさつとうげ)東口(歩1時間10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「白糸(しらいと)の滝モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    追分という場所は、「白糸の滝」から北へ向かって国道411号に至る途中である。

(3)  小菅モノレール
【所在地】山梨県小菅村(こすげむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】小菅役場前(歩2時間10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    「小菅モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    小菅林道の終端右側に下駅が存在し、線路が高位(北西)へ向かって延びている。このモノレールは、立派な車庫に保管されていて新品同様である。
    白糸の滝駐車場に、「林道小菅線」という標識が存在する。丸太を井桁に組んだデザインの立派な標識であり、設置者は東京都水道局である。したがって、あたかも白糸の滝駐車場以東が大菩薩峠線(すなわち県道508号)で白糸の滝駐車場以西が林道小菅線であるかのごとき印象を受けるが、そうではなく東京都庁が水源林管理の関係で(山梨県庁の了解のもとに)白糸の滝駐車場以西を林道小菅線と称しているものと推察される。グーグルマップでは、白糸の滝駐車場以東だけでなく白糸の滝駐車場以西も大菩薩峠線と表示している。
    なお、白糸の滝駐車場以東のみを大菩薩峠線と定めているネット記事も存在するが、誤認であると感じられる。
    また、大菩薩峠線と山梨県道508号線は同義である。

小菅モノレール

(4)  レイク相模(さがみ)カントリークラブ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】10番ホール~11番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】井戸(いど)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。このケーブルカーには、乗用カートを乗せることができた。

(5)  コモア・ブリッジ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】下部ステーション~上部ステーション
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】四方津(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
    四方津(しおつ)駅におけるホームや列車の車窓としても眺めることができる。
    この斜行エレベータは、距離が国内最長(210m)であり、その所要時間は4分である。車内に椅子は無く、4分間立ち続けるのは少々つらい。
    並列2基の斜行エレベータの間にエスカレータ(朝は下り/夜は上り)もある。こちらは直列4基で、その合計所要時間は6分である。
    斜行エレベータの乗り場と車内にテレビが設置されていて、NHK総合テレビを放映中であった。

全景

下部ステーションの前
(ここの両サイドに駅が存在する)

略図

(6)  シャトル桂台(かつらだい)
【所在地】山梨県大月市(おおつきし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】BTM
  【BTM】Belt Type Transit System by Magnet/磁石ベルト式モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】猿橋駅南口~パストラルびゅう桂台
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】猿橋(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年7月15日(月祝)
    このモノレールは既に廃止され、現在は垂直エレベータ(2基)である。モノレール時代の遺構を目撃することはできない。下に示す画像は、垂直エレベータへの改修に併せて建設された出入口である。

駅側出入口

桂台側出入口

(7)  大月(おおつき)ガーデンゴルフクラブ
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】朝日小沢上(あさひおざわうえ)(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここでは、アウトコースとインコースに1か所ずつケーブルカーが存在する。

(8)  中央都留カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス
【最寄りバス停】上大幡(かみおおはた)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、ケーブルカーが数か所存在する。

(9)  忍野スカイスポーツ倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県忍野村(おしのむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】内野(うちの)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、ハンググライダースクールである。

(10)  富士レイクサイドカントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県鳴沢村(なるさわむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】富士山科学研究所入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(11)  勝沼(かつぬま)ゴルフコース
【所在地】山梨県甲州市(こうしゅうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】中原(なかはら)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(12)  甲府駅
【所在地】山梨県甲府市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~2F
【用途】構内アクセス
【最寄り駅】甲府(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月11日(金)

1F駅

(13)  身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)
【所在地】山梨県身延町(みのぶちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】斜行エレベータ
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~久遠寺
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】身延山(歩15分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
投稿写真確認可能
【訪問日】2022年11月11日(金)
    ここにはロープウエーも存在する(概要はこちら)。スロープカーとロープウエーが直列している。

全景

    駅舎と車両は、水戸岡鋭治(みとおかえいじ)のデザインである。

駐車場駅

久遠寺駅

    往路の動画こちら
    復路の動画こちら

(14)  南八ヶ岳(みなみやつがたけ)花の森公園
【所在地】山梨県北杜市(ほくとし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフトカー
【車両愛称】
鯉のぼり郷(ごう)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】まごい~ひごい
【用途】公園アクセス
【最寄りバス停(平日)】大和(おおわ)公民館(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    このスロープカーでは、スタッフが手に持つリモコン装置で運転操作する。
    車両には「鯉のぼり郷」と書かれているが、ホームページでは「こいのぼり号」と記されている。
    「まごい駅」(低位)と「ひごい駅」(高位)の所在地は、次のとおりである。
【まごい】道の駅南きよさと
【ひごい】南八ヶ岳花の森公園
    なお、「道の駅南きよさと」のホームページにおける設備名称は、「ケーブルカー」である。ケーブルで牽引しているわけではないので、「ケーブルカー」という表記は不適切である。

<D-3中部地方(長野県)

(1)  軽井沢浅間(かるいざわあさま)プリンスホテル
【所在地】長野県軽井沢町(かるいざわまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~温泉棟
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】押立山下(おしだてやました)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、源泉名は軽井沢浅間温泉である。温泉棟を利用することができるのは宿泊者とゴルフ利用者のみなので、日帰り入浴を利用することはできない。レストランのみの利用は可能であるが、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。

(2)  常盤館(ときわかん)
【所在地】長野県小諸市(こもろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】きのこの森(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は菱野(ひしの)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。

(3)  ガトーキングダム小海
【所在地】長野県小海町(こうみまち)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~スキー場
【用途】スキー場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】小海リエックス(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、かつて小海リエックスホテルという名称であった。
    一説によると、ここのケーブルカーは、スキー場にあるケーブルカーとしては国内唯一であるらしい。
    そのスキー場にレストランが存在し、ホテルのツイッターでは「ホテル~レストラン」間のケーブルカーである旨の記述が存在する。但し、このレストランの営業時期はスキーシーズンだけであると見受けられるので、ケーブルカーの稼働時期もスキーシーズンだけであると推察される。

(4)  菅平発電所
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】ラックリフト跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】菅平ダム(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】長野県庁
【取水】菅平(すがだいら)ダム
【放水】神川(かんがわ)
    このモノレールは、導水管に沿って存在する。

モノレール

(5)  上田女子短期大学
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】学内アクセス(関係者専用)
【運行日】学海祭開催日
【最寄り駅】大学前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    毎年10月に開催される学海祭において、乗車することができる。

(6)  有明(ありあけ)霊園
【所在地】長野県千曲市(ちくまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】スロープシャトル
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
最寄り駅】屋代(やしろ)(歩5分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景

    立派なヘッドマークが付いている。

(7)  茶臼山(ちゃうすやま)動物園
【所在地】長野県長野市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】茶臼山中央動物園北口
【用途】入園アクセス
【最寄りバス停(冬季を除く土日祝)】茶臼山動物園北口(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2023年4月15日(土)
    このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。

茶臼山中央駅

車両

動物園北口駅

    往路の動画こちら
    復路の動画こちら

(8)  飯山シャンツェ
【所在地】長野県飯山市(いいやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
最寄り駅飯山(歩30分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(9)  七倉(ななくら)ダム
【所在地】長野県大町市(おおまちし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(夏季)】七倉ダム下広場駐車場(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【河川】高瀬川(たかせがわ)
【ダム湖】-

(10)  八方尾根(はっぽうおね)スキー場
【所在地】長野県白馬村(はくばむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】白樺リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】八方バスターミナル(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(11)  貴泉館(きせんかん)
【所在地】長野県南木曽町(なぎそまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~貴泉館
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】木曽路館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。
    ここは、温泉のある日帰り入浴施設であって、温泉名は南木曽温泉であった。ラックカーは、木曽路館(きそじかん)という日帰り入浴施設の駐車場に存在した。その木曽路館も既に閉鎖された。
    なお、ネット記事に、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」という記述が存在するが、これは誤解を招く表現である。ホテル木曽路と木曽路館、および貴泉館は、いずれも木曽路リゾートを構成する施設であった。すなわち、貴泉館がホテル木曽路に名称変更したわけではない。
    また、位置関係においても、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」が適切な表現でないことが理解できる。ホテル木曽路と木曽路館は、(住所は同一であるが)徒歩で10分程度の距離がある。そして、貴泉館は木曽路館の駐車場に存在するラックカーを利用してアクセスする。すなわち、貴泉館は、ホテル木曽路に併設された施設と考えるより、木曽路館に併設された施設と考えるほうが実態を表しているのである

ラックカー乗り場の位置

    ホテル木曽路については、かつて宿泊したことがある(2015年2月14日(土))。当時、貴泉館は営業期間であったのだが、ラックカーの存在を知らず、訪問しなかった。残念である。
    また、この設備をスロープカーであるとするネット記事が存在するが、この設備は嘉穂製作所製ではないのでスロープカーではない。

(12)  信州大学手良沢山(てらさわやま)ステーション
【所在地】長野県伊那市(いなし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)原5
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。

(13)  中御所発電所
【所在地】長野県駒ヶ根市(こまがねし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】中電取入口(ちゅうでんとりいりぐち)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
【取水&放水】中御所川(なかごしょがわ)
    このモノレールは、導水管に沿って存在する。
    この施設の所在地は、長野県駒ヶ根市である。この「こまがね」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
  【ケ】駒ケ根駅(JR東海)
  【ヶ】駒ヶ根市(駒ヶ根市役所)

モノレール

(14)  与田切発電所
【所在地】長野県飯島町(いいじままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】北村集会所(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】長野県庁
【取水&放水】与田切川(よだぎりがわ)
    このモノレールは、導水管に沿って存在する。

モノレール

(15)  小渋ダム
【所在地】長野県松川町(まつかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  【上流側】船舶輸送
  【下流側】発電所アクセス
【最寄りバス停】小渋ダム(歩20分)
【航空写真】
  【上流側】確認可能
  【下流側】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】小渋川(こしぶがわ)
【ダム湖】小渋湖
    上流側のインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所前)に存在する。ネット記事によると、下流側のインクラインは堤体脇(左岸寄り)に存在し、そこから低位(西)に存在する小渋第一発電所に向かって軌道が延びている。

上流側のインクライン(赤)
下流側のインクライン(青)

(16)  信州大学出原(いずはら)区有林
【所在地】長野県高森町(たかもりまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)旧かねみや商店前
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。

(17)  北又渡発電所
【所在地】長野県飯田市(いいだし)
【種別】
  ① ラックカー(跨座式)
  ② ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
  【ラックカー】客車1両×1路線
  【ラックリフト】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】
  【ラックカー】単線単行方式
  【ラックリフト】単線1編成方式
【用途】(関係者専用)
  【ラックカー】導水管アクセス
  【ラックリフト】導水管保守
【最寄りバス停】学校前(歩4時間)
【航空写真】
  【ラックカー】確認可能
  【ラックリフト】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
【取水&放水】遠山川(とおやまがわ)
    ラックカーは導水管にアクセスするためのものであり、ラックリフトはその導水管を保守する際に使用される。
    このラックカーの発見は、全くの偶然であった。愛媛県に存在する某業者が設置例としてこのラックカーを紹介しているのだが、開示されている情報は、「中部電力 長野県 米山工業」だけであった。それらの情報を頼りにネット記事を探したが、具体的な情報を見つけることはできなかった。その調査中に、中部電力の広報誌において、北又渡(きたまたど)発電所のモノレール(ラックリフト)紹介記事を見つけた。ストリートビューでそのモノレールを観察していると、そのモノレールとは別にラックカーらしき車両が目に入った。それは、まぎれもなく愛媛県の某業者が紹介しているラックカーであった。

ラックカー(赤)
ラックリフト(青)

(18)  サンモリーユ下條
【所在地】長野県下條村(しもじょうむら)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス(地元住民専用)
【最寄りバス停(平日)】小松原隧道(こまつはらすいどう)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは、地元住民専用の施設である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

<C-3> 中部地方(岐阜県)

(1)  アドニスゴルフクラブ
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】5番ホール~6番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】道の駅ラ・フォーレ福寿(ふくじゅ)の里(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、幻のスロープカーである。
    この施設のホームページの中で、6番ホールのホール紹介文に次なる文言(もんごん)が存在する。
  【5番ホールからスロープカーで6番ホールへ上ります。】
    ところが、一説によると、この施設では乗用カートのことをスロープカーと表現しているらしい。そうであるならば、「スロープカーで」というのは「5番ホール~6番ホール」間に限ったことではなくコース全般に言えることであると感じられる。

(2)  笹平(ささだいら)カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】新田大橋(しんでんおおはし)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(3)  飛騨数河(すごう)カントリークラブ
【所在地】岐阜県飛騨市(ひだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】ハイランドホテル(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(4)  穂高荘(ほたかそう)山のホテル
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【愛称】湯めぐり鉄道
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】山のホテル前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は新穂高温泉である。ここでは、レストランのみの利用については、「2022年1月20日付けで一時停止中である」という主旨が、ホームページのお知らせに記述されている。仮に再開されても、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。
    また、この施設のホームページにおいて、日帰り入浴に関する記述を見つけることはできない。

(5)  飛騨高山まつりの森
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ミニ電車
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~茶の湯の森
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】まつりの森(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このスロープカーは、既に廃止された。

(6)  御母衣ダム
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
  ① 客車1両×2路線
  ② 貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  【客車】ダム内上下間アクセス
  【貨車】樹木輸送
【最寄りバス停】牧(まき)(歩20分)
【航空写真】
  【客車】確認不可
  【貨車】確認可能
【ストリートビュー】
  【客車】確認不可
  【貨車】確認困難
【管理者】電源開発株式会社
【河川】庄川(しょうがわ)
【ダム湖】御母衣湖(みぼろこ)
    貨車のインクラインは、既に廃止された。貨車のインクラインはダム湖左岸に存在し、庄川桜公園北側の駐車場の階下から湖面に向かって軌道が延びている。グーグルマップにおいて、「御母衣湖インクライン」という名称によってその位置が示されている。ダム建設時に桜の木を高位に移植するための輸送手段として建設された。

貨車のインクライン

(7)  ホテルくさかべアルメリア
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】館内アクセス
【最寄り駅】下呂(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は下呂温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。

(8)  下呂カントリークラブ
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】宮地橋(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(9)  大滝鍾乳洞(おおたきしょうにゅうどう)
【所在地】岐阜県郡上市(ぐじょうし)
【種別】ケーブルカー
【愛称】グリーンライナー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】鍾乳洞入口下~鍾乳洞入口上
【用途】鍾乳洞アクセス
【最寄り駅】郡上八幡(はちまん)(歩1時間30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このケーブルカーの車両は、木製である。往路のみ乗車可能であり、復路は徒歩である。

(10)  美並(みなみ)ロイヤルカントリークラブ
【所在地】岐阜県郡上市(ぐじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄り駅】大矢(おおや)(歩1時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、7基のスロープコンベアも存在した。

(11)  岐阜県博物館
【所在地】岐阜県関市(せきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】らくらく号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~博物館
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】百年公園(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(12)  名古屋ヒルズゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県可児市(かにし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】菅刈(すげかり)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは既に廃止され、現在は電動カートである。

(13)  岐阜ファミリーパーク
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スーパーモービル
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】岐阜ファミリーパーク(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(14)  岐阜北カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~東コース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】長谷竹浦口(ながたにたけうらぐち)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、乗用カートを乗せることができる。

(15)  左門岳モノレール
【所在地】岐阜県本巣市(もとすし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】調査中(関係者専用)
【最寄り駅】樽見(たるみ)(歩4時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「左門岳(さもんだけ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    このモノレールは、既に廃止された。

(16)  養老ランド
【所在地】岐阜県養老町(ようろうちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】UFOモノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】養老(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

<C-4> 中部地方(静岡県)

(1)  サンヴェール熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】静岡県熱海市(あたみし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】熱海自動車学校(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。


(2)  ドメーヌ熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】静岡県熱海市(あたみし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】七尾原(ななおはら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。


    道路からやや高位に存在するので、全景を眺めることも斜行エレベータを眺めることもできない。

(3)  朝日フレール熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】熱海(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年7月21日(日)
    この施設は、A~C棟で構成され、斜行エレベータはB棟に存在する。施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    なお、グーグルマップにおいて「朝日フレール熱海」を検索すると、朝日フレール熱海聖ヶ丘という閉鎖施設が表示される。朝日フレール熱海の所在地である「咲見町」(さきみちょう)を検索すると、朝日フレール熱海の位置が表示される。但し、地図上に施設名は表示されない。

斜行エレベータ(正面)

斜行エレベータ(右側面)

(4)  ラ・ヴィ熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】熱海(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    このマンションの正面玄関は、斜面の中間地点に存在する。グーグルマップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景を眺めることができない。したがって、マンション全景を眺めるには、グーグルマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。

全景

マンション入口
(すなわち駅舎)

(5)  熱海パサニアクラブ
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】熱海(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    このマンションの正面玄関は、斜面の高位側に存在する。グーグルマップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景も斜行エレベータ全景も眺めることができない。したがって、マンション全景や斜行エレベータ全景を眺めるには、グーグルマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。

全景

(6)  ゴンドラヴィラ・イン熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】0F~2F
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】成田山(なりたさん)前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月15日(土)
    ここは宿泊施設であるが、宿泊者以外でも利用可能なレストランが存在するというネット情報を頼りに来てみた。一般道からここに至る脇道のある三差路交差点の沿道に、「ゴンドラヴィラ・イン熱海」への矢印案内が存在する。レストランを利用する目的で来てみたが、レストランは営業していなかった。看板を見つけることもできなかったので、廃業したのかもしれない。残念なことである。一説によると、宿泊施設としては営業していて管理人不在の宿泊施設であるらしい。
    この車両には座席が存在しない。まるで「動く電話ボックス」である。
    駅名は、下から「0F/1F/2F」である。
    傾斜角度は45度をはるかに超えている。45度と90度のどちらに近いかと言えば、90度に近い。
    この設備の行き先ボタンは、車内ではなく駅のホームに存在する。また、この設備の軌道脇に、非常用のワイヤ梯子(はしご)が存在する(後掲写真参照)。すなわち、もし車両が駅間途中で停止した場合は、そのワイヤ梯子を利用して脱出することになる。したがって、ひとり旅の宿泊者がこの設備を利用する場合、そのリスクを理解したうえで利用することが必要である。

全景

(7)  陽気館(ようきかん)
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】伊東郵便局(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は伊東温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。

(8)  ウェルネスの森伊東
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】南伊東(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年7月21日(日)
    この施設は、A棟、B棟、C棟、D棟(ウェルネス棟)、およびホテル棟で構成され、斜行エレベータはC棟に存在する。施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景
(南伊東駅ホーム南端からの眺め)

(9)  奥野(おくの)ダム
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】城の平(じょうのだいら)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】静岡県庁
【河川】伊東大川(いとうおおかわ)
【ダム湖】松川湖(まつかわこ)
    このインクラインは、ダム湖右岸(奥野ダム資料館隣り)に存在する。

インクライン

(10)  風月無辺(ふうげつむへん)
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~フロント
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停(平日)】大川公民館(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は大川(おおかわ)温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
    ここには、自動運転カートも存在する(概要はこちら)。スロープカーと自動運転カートが直列している。
    なお、同一敷地内に存在するマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジを利用する目的でスロープカーに乗車することができる。宿泊料金は、風月無辺よりもマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジのほうが安価である。

(11)  伊豆アニマルキングダム
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】伊豆アニマルキングダム(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(12)  寝姿山(ねすがたやま)鉱山
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】伊豆急下田(しもだ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(13)  黒船(くろふね)ホテル
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】館内アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】道の駅開国下田みなと前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は下田温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(14)  ベラヴィスタ南箱根
【所在地】静岡県函南町(かんなみちょう)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】畑(はた)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(15)  十国峠(じゅっこくとうげ)ケーブルカー
【所在地】静岡県函南町(かんなみちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】十国峠山麓~十国峠山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】十国峠登り口(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】
2000年頃

(16)  グランフィールズカントリークラブ
【所在地】静岡県三島市(みしまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】9番ホール~クラブハウス
【用途】クラブアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】松雲寺(しょううんじ)前(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(17)  大仁鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】大仁(おおひと)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】帝國産金興業株式會社
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(18)  湯ヶ島鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】湯ヶ島(ゆがしま)温泉(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。
    所在地は、「湯ヶ島温泉」バス停と「持越(もちこし)温泉」バス停のほぼ中間地点であり、後述の持越鉱山の案内看板の存在する丁字路(ていじろ)の高位側である。

(19)  持越鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】持越(もちこし)温泉(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中外鉱業株式会社
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(20)  伊豆珪石鉱山
【所在地】静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】公民館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(21)  仁科(にしな)鉱山
【所在地】静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】白川(しらかわ)入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。ここには、トロッコ軌道も存在した。

(22)  富士山(ふじさん)こどもの国
【所在地】静岡県富士市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】こどもの国ゲート~広場
【用途】広場アクセス
【最寄りバス停】十里木(じゅうりぎ)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この施設のホームページでは、「障がい者用スロープカー」という記述が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある見学に留めることが望ましい。

(23)  アサギリ高原パラグライダースクール
【所在地】静岡県富士宮市(ふじのみやし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】朝霧マウントライナー
【編成動力車1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】クライマー乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】道の駅朝霧(あさぎり)高原(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「着陸場~クライマー乗り場」間については、送迎車が存在する。送迎車とモノレールが直列している。
    雑誌「旅」(2000年9月号)において、櫻井寛(さくらいかん)氏が、宮脇俊三(みやわきしゅんぞう)氏とともに乗車した様子を記述している。

(24)  由比モノレール
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&貨車1×3路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄り駅】由比(歩20~25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年9月4日(水)
    「由比(ゆい)モノレール」という名称と後述の線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。沿道に下駅が存在し、そこから高位(北西)に向かって線路が延びている。

モノレール

1号線

2号線

3号線

(25)  薩埵モノレール
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&貨車1×27路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(月水金(平日))】倉沢(くらさわ)漁業事務所(歩5~20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年9月4日(水)
    「薩埵(さった)モノレール」という名称と後述の線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。「一里塚~薩埵峠」間に存在する。

薩埵モノレール

    一部の路線については、掲載を省略した。掲載していない路線は、すべてメインルート沿いに存在する。

一里塚

1号線

    モノレールが忽然(こつぜん)と現れる。観光設備ではないので、当然のことながら案内板も存在しない。モノレールが風景にとけ込んでいて、目をこらしていないと見過ごしそうである。藪(やぶ)に隠れている軌道もあるかもしれない。

2号線

2号線の車両

    動力車のカバーに、「永田のモノカー」と書かれている。

3号線

4号線

5号線

6号線

6号線の動力車駆動部

    凸部と凹部が咬み合うと推察される。

7号線

8号線

9号線

10号線

11号線

12号線

13号線

13号線の貨車

    「ニッカリモノラック」と書かれている。

14号線

14号線の車両

15号線

16号線

17号線

18号線

19号線

20号線

薩埵地蔵道道標

    なお、「薩埵地蔵道道標」については、調査当時におけるグーグルが示す名称は「薩垂地蔵道道標」であった。ネット検索のキーワードとして「さったとうげ」を入力すると「薩埵峠」が表示されるのだが、かな漢字変換においては「さったとうげ」を入力しても「薩埵峠」が表示されない。「薩」については、「さつま」を変換することによって表示される。しかし、「埵」については、Windowsパソコン(のIME2010)の「かな漢字変換」で表示させることは困難である。したがって、投稿者は「垂」で代用したものと推察される。グーグルに対して修正を進言したところ、速やかに承認された。

21号線

22号線

23号線

24号線

25号線

26号線

    この軌道は、薩埵峠展望台への遊歩道と交差して展望台方面に延びている。

27号線

薩埵峠からの眺め

    歌川広重(うたがわひろしげ)の浮世絵「東海道五十三次」に由井(ゆい)という作品が存在する。その作品では、断崖絶壁越しに見える富士山が描かれている。その断崖絶壁のある場所が薩埵峠である。

(25)  龍泉荘(りゅうせんそう)
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&貨車1×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~玄関
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】御殿乳母温泉(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、かつて宿泊施設であったが、現在は日帰り温泉施設である。温泉名は平山(ひらやま)温泉であり、御殿乳母(ごてんうば)温泉とも称する。

(26)  大谷(おおや)ゴルフ場
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ショートコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】駿河台(するがだい)公園(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(27)  奥泉(おくいずみ)ダム
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】亀久保信号所~奥泉ダム
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】閑蔵(かんぞう)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
【河川】大井川(おおいがわ)
【ダム湖】-
    井川(いかわ)線の亀久保(かめくぼ)信号所跡に上駅が存在し、そこから低位(南)のダムに向かって軌道が延びている。井川線の列車に乗車して、通過しながら観察するしかない。

モノレール

(28)  焼津グランドホテル
【所在地】静岡県焼津市(やいづし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】陽だまり
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】宿泊棟~森のテラス
【用途】庭園アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】虚空蔵尊(こくぞうそん)入口(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は焼津温泉である。
    ここでは、レストラン利用が可能である。またレストラン利用者限定で日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、スロープカーに乗車することはできない

(29)  静岡カントリー浜岡(はまおか)コース
【所在地】静岡県御前崎市(おまえざきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】高松(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、なぜかウィキペディアでは紹介されていない。この設備は、既に閉鎖された。一説によると、この設備は、スロープカー第1号であったらしい。

(30)  つま恋(ごい)リゾート彩の郷(さいのさと)
【所在地】静岡県掛川市(かけがわし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×2路線直列
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【低層用】1F~4F
  【高層用】5F~8F
【用途】館内アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停(平日)】田ヶ谷(たがや)公民館(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、ホテルサウスウイングとホテルノースウィングで構成され、斜行エレベータはホテルサウスウイングに存在する。ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は掛川つま恋温泉である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、斜行エレベータに乗車することはできない

(31)  小笠山(おがさやま)総合運動公園エコパ
【所在地】静岡県袋井市(ふくろいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】歩行者ゲート~スタジアム
【用途】スタジアムアクセス
【最寄り駅】愛野(あいの)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、「動く歩道」と称するエスカレータ(2基並列)も存在するスロープカーとエスカレータが並列している。

(32)  峰之沢(みねのさわ)鉱山
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】船着場~鉱員アパート
【用途】鉱山アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】龍山青谷(たつやまあおや)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】日本鉱業株式会社
    この鉱山は、既に閉鎖された。このケーブルカーの軌道は、高架であった。採掘された銅鉱石はこのケーブルカーで麓の船着場まで運ばれ、船で天竜川を下った。

(33)  西渡(にしど)発電所
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】西渡(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】中部電力株式会社
【取水】水窪川(みずくぼかわ)
【放水】天竜川(てんりゅうがわ)
    沿道に駐車場が存在し、そこから低位(北西)の発電所に向かって軌道が延びている。
    なお、グーグルマップにおいてこの発電所への徒歩経路を表示させると、駐車場のある道路ではなく無関係の道路に案内される。

スロープカー

(34)  はままつフラワーパーク
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クリスタルパレス~花畑
【用途】花畑アクセス
【最寄りバス停】フラワーパーク(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(35)  浜名湖(はまなこ)パラグライダースクール
【所在地】静岡県浜松市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】大谷(おおや)公民館(歩1時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここでは、1日1組限定の見学ツアーを利用することが可能である。見学ツアーを利用すれば、モノレールに乗車することができる。

<C-5> 中部地方(愛知県)

(1)  三信鉱工(さんしんこうこう)粟代鉱業所
【所在地】愛知県東栄町(とうえいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】粟代(あわしろ)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    鉱山探検見学会に参加すれば、坑道と併せて手押しトロッコを見学することができる。傾斜区間においてはケーブルで牽引(けんいん)する。

(2)  明神無線中継所
【所在地】愛知県新城市(しんじょうし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】EL1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】中継所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】向嶋(むこうじま)(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】独立行政法人水資源機構
    スズガタ林道から続く明神(みょうじん)林道の終点に車庫が存在し、そこから高位(東)の中継所に向かって線路が延びている。

明神無線中継所

(3)  吉良かん
【所在地】愛知県西尾市(にしおし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】きらり
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~野天風呂
【用途】野天風呂アクセス
【最寄りバス停】吉良(きら)高校(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここは、かつて吉良観光ホテルという名称であった。
    かつての「吉良かん」の駐車場は、現在は「たらそ」という飲食店の駐車場である。その駐車場にスロープカーの下駅が存在する。

(4)  越戸鉱山
【所在地】愛知県豊田市(とよたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】粘土板輸送(関係者専用)
【最寄り駅】越戸(こしど)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(5)   愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    後述のジブリパークはこの公園の一部であり、ジブリパークにもスロープカーが存在する。したがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。

スロープカー(赤)

(6)  ジブリパーク
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】どんどこ号
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ジブリパークは「魔女の谷」と「どんどこ森」の2か所で構成され、このスロープカーは「どんどこ森」に存在する。
    ジブリパークは前述の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の一部であり、ジブリパーク外にもスロープカーが存在するしたがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。
    「どんどこ号」の外観は、名古屋市電である。

スロープカー(青)

(7)  ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場
【所在地】愛知県尾張旭市(おわりあさひし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】西コース
  ① 11番ホール~12番ホール
  ② 17番ホール~18番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】森林公園(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(8)  寂光院(じゃっこういん)
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】やすらぎ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山上(さんじょう)
【用途】本堂アクセス
【最寄りバス停(平日)】栗栖(くりす)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(9)  日本(にほん)モンキーパーク
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② ケーブルカー
【編成】
  【モノレール】電車3両×1路線
  【ケーブルカー】客車1両×1路線
【運行形態】
  【モノレール】単線1編成方式
  【ケーブルカー】単線単行方式
【区間】
  【モノレール】犬山遊園~動物園
【用途】
  【モノレール】入場アクセス
  【ケーブルカー】展望台アクセス
【最寄りバス停】モンキーパーク(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1996年1月2日(土)
    このモノレールとケーブルカーは、既に廃止された。モノレール車両は、現在、園内と「スパリゾート湯の華アイランド」に展示されている。
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

乗車券(復路)

(10)  世界デザイン博覧会白鳥会場
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ビスタライナー
【編成電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【区間】しろとり広場~日本庭園
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】熱田生涯学習センター(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、白鳥(しろとり)公園である。

(11)  東山動植物園
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② 斜行エレベータ
【設備名称】
  【モノレール】
    ① スカイビュートレイン
    ② モノレール列車
【編成】
  【スカイビュートレイン】電車5両×1路線
  【モノレール列車】EL1両&客車3両×1路線
  【斜行エレベータ】客車1両×1路線
【運行形態】
  【スカイビュートレイン】単線1編成方式(環状)
  【モノレール列車】単線1編成方式(環状)
  【斜行エレベータ】単線単行方式
 
【区間】
  【スカイビュートレイン】動物園~植物園
  【斜行エレベータ】北園~スカイタワー
【用途】
  【スカイビュートレイン】植物園アクセス
  【モノレール列車】園内遊覧
  【斜行エレベータ】スカイタワーアクセス
【最寄り駅】東山(ひがしやま)公園(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(12)  サカエチカ
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】東山線コンコース階~サカエチカ階
【用途】地下街アクセス
【最寄り駅】栄(歩1分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

<E-1> 近畿地方(三重県滋賀県)

(1)  ナガシマスパーランド
【所在地】三重県桑名市(くわなし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】ピーターラビットスカイライナー
【編成電車1両×2路線並列
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】長島温泉(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(2)  宮妻(みやづま)パラグライダークラブ
【所在地】三重県四日市市(よっかいちし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】貨物輸送(利用者専用)
    このモノレールは、既に廃止された。

(3)  理想杜希望荘(リソートきぼうそう)
【所在地】三重県菰野町(こものちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】平成館~昭和館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】清気橋(せいきばし)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「湯の山温泉」である。ここでは、日帰り入浴やレストラン利用が可能である。日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することはできないが、レストランを利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    なお、ネットに、スロープカーであるという主旨の記述が存在するが、誤認であると感じられる。

(4)  鈴鹿サーキットパーク
【所在地】三重県鈴鹿市(すずかし)
【種別】
  ① モノレール(懸垂式)
  ② モノレール(跨座式)
【設備名称】
  【懸垂式】ルンルンバルーン
  【跨座式】でんでんむし
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】鈴鹿サーキット(歩5分)
【航空写真】
  【懸垂式】確認困難
  【跨座式】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(5)  川上ダム
【所在地】三重県伊賀市(いがし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】桐が丘三丁目(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】前深瀬川(まえふかせがわ)
【ダム湖】あおやま川上湖(かわかみこ)
    このスロープカーは、堤体のダム湖側左岸寄りに存在する。
    グーグルマップでは、この川上ダムの西方約1kmの位置にも「川上ダム」が存在する。それは誤認であり、グーグルマップに対して削除を進言した。
    また、ウィキペディアでは、川上ダムの所在地として次のとおり記載されている。
【左岸】伊賀市川上
【右岸】伊賀市川上
    伊賀市川上は、川上ダムよりも約2km南方の位置である。したがって、これは誤認であると推察される。
    水資源機構のホームページに、川上ダムの位置として次のとおり記載されている。
【左岸】伊賀市青山羽根
【右岸】伊賀市阿保

スロープカー

(6)  青蓮寺ダム
【所在地】三重県名張市(なばりし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】ドルフィン号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム下アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】青蓮寺湖前(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】青蓮寺川(しょうれんじがわ)
【ダム湖】青蓮寺湖
    このスロープカーは、堤体の下流側右岸寄り(管理所前)に存在する。見学会に参加すれば、このスロープカーに乗車することができる。

スロープカー

(7)  朝熊(あさま)登山鉄道
【所在地】三重県伊勢市(いせし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】平岩~朝熊岳(あさまがだけ)
【用途】山頂アクセス
    この鉄道は、既に廃止された。ここには、平坦線も存在した。平坦線とケーブルカーが直列していた。

(8)  大杉谷(おおすぎだに)森林鉄道
【所在地】三重県大台町(おおだいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】インクライン下~水越峠
【用途】材木輸送(関係者専用)
    このインクラインは、既に廃止された。

(9)  宮川(みやがわ)第三発電所
【所在地】三重県大台町(おおだいちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
  【客車】動力車1両&客車2両×1路線
  【貨車】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】(関係者専用)
  【客車】導水管保守
  【貨車】貨物輸送
【最寄りバス停】大杉峡谷(おおすぎきょうこく)登山口(歩2時間10分)
【航空写真】
  【客車】確認可能
  【貨車】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
【取水】不動谷ダム
【放水】不動谷川(ふどうだにがわ)
    このモノレールは、導水管に沿って存在する。

客車モノレール(赤)
貨車モノレール(青)

(10)  銚子川第二発電所
【所在地】三重県紀北町(きほくちょう)
【種別】(跨座式)
  ① ラックカー
  ② ラックリフト
【設備名称】モノレール
【編成】
  【ラックカー】電車1両×1路線
  【ラックリフト】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】
  【ラックカー】単線単行方式
  【ラックリフト】単線1編成方式
【区間】
  【ラックカー】発電所~終点
【用途】(関係者専用)
  【ラックカー】導水管保守
  【ラックリフト】入場アクセス
【最寄り駅】相賀(あいが)(歩2時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中部電力株式会社
【取水】岩井谷
【放水】銚子川(ちょうしがわ)
    ラックカーは、導水管に沿って存在する。レールは、2本存在する。
    導水管上部の所在地は尾根であり、そこは区間の途中である。軌道の終点は、尾根を越えて下った位置に存在する。
    ラックリフトについては、林道脇に駐車場が存在し、その先を降りていくと軌道が存在し川に向かって延びている。

ラックカー(赤)
ラックリフト(青)

(11)  丸山千枚田(まるやませんまいだ)
【所在地】三重県熊野市(くまのし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】棚田アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】千枚田・通り峠入口(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(12)  宇曽川ダム
【所在地】滋賀県東近江市(ひがしおうみし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】リフト
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停上蚊野(かみがの)(歩30分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】滋賀県庁
【河川】宇曽川(うそがわ)
【ダム湖】-

(13)  立木山安養寺(たちきさんあんようじ)立木観音
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】立木観音前(歩0分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能

立木観音モノレール

(14)  皇子山(おうじやま)カントリークラブ
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】
  ① 電車2両×1路線
  ② 電車1両×2路線
【運行形態】
  【電車2両】単線1編成方式
  【電車1両】単線単行方式
【区間】
  【電車2両】駐車場~クラブハウス
  【電車1両】7番ホール~8番ホール
  【電車1両】13番ホール~14番ホール
【用途】(利用者専用)
  【電車2両】入場アクセス
  【電車1両】コース内アクセス
【最寄りバス停】比叡平(ひえいだいら)(歩50分)
【航空写真】
  【電車2両】確認可能
  【電車1両】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    電車1両のスロープカーは、屋根なしでかつ椅子(いす)無しである。

(15)  宇佐山(うさやま)中継所
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】近江神宮(おうみじんぐう)前(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】日本(にっぽん)放送協会(NHK)
    下駅の最寄りバス停は「びわ湖霊園前」であり、バス停から下駅までの所要時間は徒歩で約5分である。但し、道路から下駅まで一般人の通行が可能か否か判然としない。ストリートビューで確認することは、困難であった

宇佐山中継所
モノレール

(16)  坂本(さかもと)ケーブル
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル坂本~ケーブル延暦寺(えんりゃくじ)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】ケーブル坂本駅(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    これは、国内最長(2.025km)のケーブルカーである。

<E-2> 近畿地方(京都府)

(1)  高山(たかやま)ダム
【所在地】京都府南山城村(みなみやましろむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄り月ケ瀬口(つきがせぐち)(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】名張川(なばりがわ)
【ダム湖】月ヶ瀬湖
    このスロープカーは、ダム湖右岸に存在する。
    最寄り駅名の一部である「つきがせ」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
  【ケ】月ケ瀬口駅(JR西日本)
  【ヶ】月ヶ瀬小中学校(奈良市役所)/月ヶ瀬湖
    ネット記事では、「月ケ瀬」よりも「月ヶ瀬」のほうが多いように感じられる。これは、かつて月ヶ瀬村(つきがせむら)が存在したことに起因していると推察される。

スロープカー

(2)  叡山(えいざん)ケーブル
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル八瀬(やせ)~ケーブル比叡(ひえい)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】八瀬駅前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列している。

(3)  鞍馬寺(くらまでら)
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】鞍馬ケーブル
【車両愛称】牛若號(うしわかごう)
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山門(さんもん)~多宝塔(たほうとう)
【用途】参詣アクセス
【最寄り鞍馬(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1976年頃
    このケーブルカーは、鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては、国内唯一の、宗教法人が運営しているケーブルカーであり、国内最短(191m)の鉄道である。

(4)  蹴上インクライン
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】蹴上~南禅寺(なんぜんじ)
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】蹴上(けあげ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、既に廃止された。

(5)  伏見インクライン
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】伏見(ふしみ)インクライン前(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、既に廃止された。船着き場が当時の面影を残している。
    軌道は既に撤去されたので、グーグルマップの航空写真でこの軌道を確認することは不可能である。

(6)  ホテルハーヴェスト京都鷹峯(たかがみね)
【所在地】京都府京都市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~南館
【用途】施設間アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】土天井町(どてんじょうちょう)(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、温泉付き宿泊施設である。ここでは、レストラン利用が可能である。但し、レストラン利用では、ケーブルカーに乗車することはできない。
    また、この施設のホームページにおいて、日帰り入浴に関する記述を見つけることはできない。

(7)  佛光寺本廟(ぶっこうじほんびょう)
【所在地】京都府京都市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~6F
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】三条広道(さんじょうひろみち)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(8)  愛宕山(あたごさん)ケーブルカー
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】清滝川~愛宕
【用途】遊園地アクセス
    このケーブルカーは、既に廃止された。
    ここには、平坦線も存在していて、平坦線とケーブルカーが直列していた。
    なお、山名としての愛宕山読みは、「あたごやま」である。

(9)  石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
【所在地】京都府八幡市(やわたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】石清水八幡宮参道ケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル八幡宮口(ぐち)~ケーブル八幡宮山上(さんじょう)
【用途】参詣アクセス
【最寄り駅】石清水八幡宮(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    訪問当時の名称は、男山(おとこやま)ケーブルであった。

(10)  バーズパラグライダースクール西京都パラグライダー練習場
【所在地】京都府南丹市(なんたんし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノラック
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】玉ノ井(たまのい)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(11)  府民の森ひよし
【所在地】京都府南丹市(なんたんし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝)】スプリングスひよし(施設入口まで歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    イベント開催時に、モノレールに乗車することができる。

(12)  天橋立(あまのはしだて)ビューランド
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】文珠(もんじゅ)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。スロープカーとリフトが並列している。

(13)  なかや旅館
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】ケーブルカー
【愛称】ロマンスカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】浦島~乙姫
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】文珠(もんじゅ)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。ここの現在の名称は、玄妙庵(げんみょうあん)である。

(14)  天橋立傘松(あまのはしだてかさまつ)公園
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】府中(ふちゅう)~傘松
【用途】入園アクセス
【最寄りバス停】天橋立ケーブル下(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。
    府中駅は、読みが異なる駅を含めて国内に4か所存在する。
  【ふちゅう】
    ① 京王(東京都府中市)
    ② 天橋立ケーブルカー(京都府宮津市)
    ③ JR西日本(広島県府中市)
  【こう】JR四国(徳島県徳島市)

(15)  加悦双峰(かやそうぼう)公園
【所在地】京都府与謝野町(よさのちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】モノレーター
【編成】動力車1両&客車2両×2路線並列
【運行形態】単線1編成方式
【区間】登山口~展望台
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】与謝(よざ)(歩1時間20分)
    このモノレールは、既に廃止された。キャンプ場に車庫が存在し、そこから赤石ヶ岳(あかいしがたけ)に向かって線路が延びている。
    なお、「与謝」の読みについては、留意をともなう。
【与謝】よざ
  与謝(バス停)/与謝峠
【与謝野】よさの
  与謝野町/与謝野駅

(16)  天ヶ瀬(あまがせ)ダム
【所在地】京都府宇治市(うじし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】平等院(びょうどういん)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】宇治川(うじがわ)
【ダム湖】鳳凰湖(ほうおうこ)
    このインクラインは、ダム湖右岸に存在する。ここの巡視艇は、ホバークラフトである。

インクライン

<E-3> 近畿地方(奈良県和歌山県)

(1)  倶留尊山モノレール
【所在地】奈良県曽爾村(そにむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】太良路(たろうじ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「倶留尊山(くろそやま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。モノレールは、「倶留尊山~三ツ岩」間に存在する。

(2)  奈良ドリームランド
【所在地】奈良県奈良市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】スペースライナー
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(8の字環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】法蓮佐保山(ほうれんさほやま)三丁目(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(3)  宝山寺駅モノレール
【所在地】奈良県生駒市(いこまし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【駐車場線】駐車場八大龍王
  【駅舎線】八大龍王~駅舎
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】宝山寺(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    「宝山寺(ほうざんじ)モノレール」という名称と線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。このモノレールをネット検索すると、既に少なくとも1件の記事が存在する。
    これは、駐車場と宝山寺をむすぶモノレールである。グーグルマップの航空写真よりも、グーグルアースのほうが確認しやすい

宝山寺駅モノレール

(4)  生駒山上遊園地
【所在地】奈良県生駒市(いこまし)
【種別】
  ① ケーブルカー
   モノレール(懸垂式)
   スロープカー(跨座式)
【設備名称】
  【ケーブルカー】生駒ケーブル宝山寺(ほうざんじ)線
  【ケーブルカー】生駒ケーブル山上(さんじょう)線
  【モノレール】ぷかぷかパンダ
  【スロープカー】DONDONどんぐリス
【編成
  【宝山寺線】客車1両×2路線並列
  【山上線】客車1両×1路線
  【モノレール】電車1両×1路線
  【スロープカー】電車2両×1路線
【運行形態】
  【ケーブルカー】単線2両交走式
  【モノレール】単線N両方式(環状)
  【スロープカー】単線1編成方式
【区間】
  【宝山寺線】鳥居前~宝山寺
  【山上線】宝山寺~生駒山上
  【スロープカー】駐車場~遊園地
【用途】
  【ケーブルカー】遊園地アクセス
  【モノレール】園内遊覧
  【スロープカー】入園アクセス
【最寄り駅】
  【ケーブルカー】生駒(歩1分)
  【モノレール】生駒山上(歩2分)
  【スロープカー】生駒山上(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    スロープカーの路線は、かつて「スカイシャトル」という名称のオートチェアであった。それが、「トコトコてんとうむし」というスロープカーに変更され、さらに現在の「DONDON(どんどん)どんぐリス」に更新された。
    宝山寺線は、国内初(1918年)のケーブルカーである。「宝山寺線&山上線&スロープカー」が直列している。
    なお、駐車場駅の所在地は、大阪府東大阪市である。
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(5)  竜の子(たつのこ)霊園
【所在地】奈良県三郷町(さんごうちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス
【最寄り駅】三郷(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(6)  東信貴(ひがししぎ)ケーブル
【所在地】奈良県三郷町(さんごうちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】信貴山下(しぎさんした)~信貴山
【用途】参詣アクセス
【最寄り駅(近鉄)】信貴山下(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(7)  白髭岳モノレール
【所在地】奈良県川上村(かわかみむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】北和田口(きたわだぐち)(歩1時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「白髭岳(しらひげだけ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(8)  面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)
【所在地】奈良県天川村(てんかわむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】どろっこ
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】鍾乳洞アクセス
【最寄りバス停】洞川(どろかわ)温泉(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(9)  五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)
【所在地】奈良県天川村(てんかわむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】鍾乳洞アクセス
【最寄りバス停】洞川(どろかわ)温泉(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能

(10)  大和索道(やまとさくどう)インクライン
【所在地】奈良県野迫川村(のせがわむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【区間】金屋渕選鉱場~紫園鉱床
【用途】材木輸送(関係者専用)
    このインクラインは、既に廃止された。

(11)  ワールドレコード池原(いけはら)
【所在地】奈良県下北山村(しもきたやまむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】EL1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】池原ダム(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、貸しボート施設である。このスロープカーは、既に廃止された。

(12)  池原ダム
【所在地】奈良県下北山村(しもきたやまむら)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】桟橋(さんばし)アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】池原ダム(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
投稿写真】確認可能
【管理者】電源開発株式会社
【河川】北山川(きたやまがわ)
【ダム湖】池原湖(いけはらこ)(ダム湖百選)
    このモノレールは、ダム湖右岸に存在する。

モノレール

(13)  神谷インクライン
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成貨車2両×1路線
【運行形態】複線2編成交走式
【区間】浦神谷~神谷
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】紀伊神谷(きいかみや)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、既に廃止された。

(14)  高野山(こうやさん)新インクライン
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成貨車1両×1路線
【運行形態】複線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】一の橋口(いちのはしぐち)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、既に廃止された。

(15)  高野山(こうやさん)ケーブル
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】極楽橋(ごくらくばし)~高野山
【用途】参詣アクセス
【最寄り駅(南海)】極楽橋(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃

(16)  新宮ケーブルカー
【所在地】和歌山県新宮市(しんぐうし)
【種別】ケーブルカー
  ① 旅客(りょかく)用
  ② 貨物用
【設備名称】
  【旅客用】新宮観光リフトカー
【編成1路線
  【旅客用】客車1両
  【貨物用】貨車1両
【運行形態】単線単行方式
【区間】丹鶴(たんかく)~二の丸
【用途】城跡アクセス
【最寄りバス停】新宮城跡前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このケーブルカーは、既に廃止された。ふたつの路線が並列していた。

(17)  浦島観光
【所在地】和歌山県那智勝浦町(なちかつうらちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】赤島~狼煙
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】八幡(はちまん)神社前(歩15分)
    「観光桟橋(さんばし)」バス停からのシャトルバスを利用することができる。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここの現在の名称は、ホテル浦島である。このケーブルカーは既に廃止され、現在はエスカレータである。

(18)  北海道大学和歌山研究林
【所在地】和歌山県古座川町(こざがわちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&制御車1両&客車1両×4路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停平井(ひらい)(施設入口まで歩1分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    日程調整を伴うが、事前相談によってこのモノレールに乗車することができる。公開講座に参加することによっても、乗車することができる。

(19)  白浜マーメイドタウン
【所在地】和歌山県白浜町(しらはまちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】入口~宅地
【用途】住宅地アクセス(住民専用)
【最寄り駅】白浜(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(20)  エクシブ白浜アネックス
【所在地】和歌山県白浜町(しらはまちょう)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】ケーブルカー式エレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ロビー~B1F
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】エクシブ白浜(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    浴場を利用することができるのは宿泊者のみなので、日帰り入浴を利用することはできない。レストランのみの利用は可能であるが、レストランのみ利用するという目的で斜行エレベータに乗車することはできないと推察される。

(21)  白浜海中展望塔
【所在地】和歌山県白浜町(しらはまちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~展望塔
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】新湯崎(しんゆざき)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。現在は、歩行者通路である。

(22)  殿山(とのやま)ダム
【所在地】和歌山県田辺市(たなべし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~ダム
【用途】入場アクセス
最寄り駅】朝来(あっそ)(歩5時間)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】関西電力株式会社
【河川】日置川(ひきがわ)
【ダム湖】合川貯水池
    沿道に事務所が存在し、そこから低位(南西)の堤体に向かって軌道が延びている。事前連絡すれば、見学することができる。ここは、合川(ごうがわ)ダムとも称している。

インクライン

(23)  岩室城跡モノレール
【所在地】和歌山県有田市(ありたし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】調査中(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】須谷(すがい)会館(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    「岩室(いわむろ)城跡モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    このモノレールは、既に廃止された。

(24)  紀三井寺(きみいでら)
【所在地】和歌山県和歌山市
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】文左衛門(ぶんざえもん)
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】楼門~仏殿下
【用途】参詣アクセス
最寄り駅紀三井寺(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
投稿写真】確認可能

<E-4> 近畿地方(大阪府)

(1)  東部第五配水場
【所在地】大阪府四條畷市(しじょうなわてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】生駒(いこま)登山口(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】かすかに確認可能
【管理者】大東市役所
    この施設の所在地は、大阪府四條畷市である。この「しじょうなわて」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
  【條】四條畷市(四條畷市役所)
  【条】四条畷駅(JR西日本)
    ウィキペディアにおいても、このスロープカーの所在地として1か月超の間「四条畷市」と記述されていた鉄道ファンにとっては自治体名よりも駅名のほうが見慣れているということに起因しているものと感じられる。
    なお、四条畷駅は大東市(だいとうし)に存在する。まことにややこしい。

スロープカー

(2)  西信貴(にししぎ)ケーブル
【所在地】大阪府八尾市(やおし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】信貴山口(しぎさんぐち)~高安山(たかやすやま)
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅(信貴線)】信貴山口(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1976年頃

(3)  高槻フィールドアスレチック
【所在地】大阪府高槻市(たかつきし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】上成合(かみなりあい)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(4)  そよかぜ霊園
【所在地】大阪府高槻市(たかつきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~霊園
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停上奈佐原(かみなさはら)(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(5)  桜谷軽便(さくらだにけいべん)鉄道
【所在地】大阪府豊能町(とよのちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】倉庫~風の峠
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】東ときわ台2丁目(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、個人所有の庭園鉄道である(概要はこちら)

(6)  箕面観光ホテルスパーガーデン
【所在地】大阪府箕面市(みのおし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山下~山上
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】平和台(へいわだい)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは既に廃止され、現在は垂直エレベータである。

(7)  ロイヤルヒルズ箕面
【所在地】大阪府箕面市(みのおし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】マンション内アクセス(住民専用)
最寄りバス停石丸(いしまる)(歩2分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この集合住宅は、A~N棟で構成され、斜行エレベータはA棟に存在する。これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(8)  大阪モノレール
【所在地】大阪府吹田市(すいたし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×2路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】
  【本線】大阪空港~門真市(かどまし)
  【彩都線】万博記念公園~彩都西(さいとにし)
【用途】公共交通
【最寄り駅(北大阪急行)】千里(せんり)中央(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1993年頃
    これは、営業距離が国内最長(28.0km)のモノレールである。かつて、世界一としてギネス認定されたこともあるが、現在は世界第2位である。

(9)  エキスポランド
【所在地】大阪府吹田市(すいたし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】シュガートレイン
【愛称】ビスタライナー
【編成電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】万博記念公園(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。この施設の現在の名称は、万博記念公園である。

(10)  千里山(せんりやま)ロイヤルマンション4番街
【所在地】大阪府吹田市(すいたし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】緑地公園(歩8分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    斜行エレベータは、G棟に存在する。

(11)  タウンスポットビル
【所在地】大阪府大阪市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~5F
【用途】テナントアクセス
最寄り駅】鶴橋(つるはし)(歩1分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    この斜行エレベータは、ビルの側面に存在する。5Fは空室階なので、5Fのボタンは覆われている。5Fが入居階になったら、5Fまで行けるようになると推察される。

<E-5> 近畿地方(兵庫県)

(1)  鎧漁港インクライン
【所在地】兵庫県香美町(かみちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】魚介輸送(関係者専用)
【最寄り駅】鎧(よろい)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このインクラインは、既に閉鎖された。水揚げされた魚介類を駅まで運び揚げていた。

(2)  丹波パラグライダースクール
【所在地】兵庫県丹波市(たんばし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
最寄り駅】市島(いちじま)(歩20分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能

(3)  鳳鳴(ほうめい)カントリークラブ
【所在地】兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】丹波西河内(たんばにしごうち)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(4)  草山温泉やまもりの湯
【所在地】兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】観音号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】やまもりの湯~大谷西紀(おおたににしき)記念館
【用途】記念館アクセス
【最寄りバス停】草山(くさやま)温泉(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(5)  寿ノ湯(ことぶきのゆ)
【所在地】兵庫県三田市(さんだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】モーモー号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】第2駐車場~寿ノ湯入口
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】富士が丘5丁目(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは日帰り温泉施設であり、温泉名は三田天然温泉である。ここは、かつて「熊野の郷(くまののさと)」という名称であった。

(6)  宝塚ファミリーランド
【所在地】兵庫県宝塚市(たからづかし)
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】パノラマカー
【編成】電車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】宝塚(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1976年頃
    この施設は、既に閉鎖された。

(7)  ラ・ビスタ宝塚
【所在地】兵庫県宝塚市(たからづかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×4路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】(仮称)
  【サウステラス線1番館~2番館
  【レフィナス中央公園~2番館
(2路線並列)
  【ノースハイツ中央公園~2番館
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停
  【サウステラス線】すみれガ丘一丁目(歩1分)
  【レフィナス】すみれガ丘中央(歩1分)
  【ノースハイツ】すみれガ丘中央(歩4分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(8)  妙見(みょうけん)の森
【所在地】兵庫県川西市(かわにしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】
  【下部線】黒川(くろかわ)~ケーブル山上(さんじょう)
  【上部線】中間~妙見山
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】妙見口(みょうけんぐち)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この施設は、既に閉鎖された。かつて、妙見ケーブルと称していた。
    ケーブルカーとリフト(概要はこちら)が直列していた。そのリフトもかつては上部線と称するケーブルカーであった

(9)  チェリーゴルフ
【所在地】兵庫県川西市(かわにしし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】新光風台(しんこうふうだい)自治会館前(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に閉鎖された。

(10)  グンゼタウンセンターつかしん
【所在地】兵庫県尼崎市(あまがさきし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】フットサルコートアクセス
【最寄り駅】猪名寺(いなでら)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(11)  イトーピア甲陽園(こうようえん)
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】新甲陽(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(12)  イーストビレッジ西山(にしやま)
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】ゴンドラ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~4F
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅】甲陽園(歩5分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    いかにも新興住宅地らしい名称ではあるが、ここに関する不動産関連の記事を見つけることは困難であり、その詳細な住所を記述した記事は設計企業による記事1件だけである。グーグルマップにおいて「イーストビレッジ西山」を検索しても表示されない。

配置図

(13)  西宮名塩(なじお)ニュータウン
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~3F
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅西宮名塩(歩2分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    西宮名塩ニュータウンは、ナシオンという愛称で呼ばれている。(「ナジオン」やないんかい。)

(14)  よみうりカントリークラブ
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】よみうりカントリークラブ前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(15)  芦屋川トンネル
【所在地】兵庫県芦屋市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】月若町(つきわかちょう)~松ノ内町(まつのうちちょう)
  【月若町月若公園南側ロータリー
  【松ノ内町松ノ内町西交差点
【用途】地下道アクセス
最寄り駅芦屋川(あしやがわ)(歩5分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    ここの地下道は歩行者専用であり、その歩道の階段脇に斜行エレベータが存在する。

(16)  兵衛(ひょうえ)旅館
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】萬年~向陽
【用途】入館アクセス
【最寄り駅】有馬(ありま)温泉(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは既に廃止され、現在はエスカレータである。ここの現在の名称は、兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)である。

(17)  グランドール岡本
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】岡本(おかもと)7丁目(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(18)  摩耶(まや)ケーブル
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】摩耶ケーブル~虹
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】摩耶ケーブル下(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1993年頃
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ケーブルカーとロープウエーが直列していて、併せて「まやビューライン」と称している。

(19)  六甲(ろっこう)ケーブル
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線2編成交走式
【区間】六甲ケーブル下(した)~六甲山上(さんじょう)
用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】六甲ケーブル下(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1993年頃
    ここには、六甲有馬ロープウェーの表六甲線が存在するが、休止中である。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。

(20)  ジオ六甲山手
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】炭山橋(すみやまばし)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(21)  花山(はなやまひがし)団地
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】花山東グリーンエレベーター
【愛称】スカイレーター
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅花山(歩5分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、国内初の斜行エレベータである。

(22)  須磨(すま)パークヒルズ
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス(住民専用)
最寄り駅妙法寺(みょうほうじ)(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(23)  シーサイドホテル舞子ビラ神戸
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス
【最寄り駅】舞子(まいこ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(24)  ジャパンフローラ2000
【所在地】兵庫県淡路市(あわじし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】バス停~会場
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】淡路夢舞台前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、すでに閉鎖された。通称「淡路花博」であった。この施設の現在の名称は、淡路夢舞台公苑である。

(25)  姫路モノレール
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】姫路~手柄山(てがらやま)
【用途】公園アクセス(公共交通)
【最寄り駅(JR)】姫路(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このモノレールは、既に廃止された。

(26)  姫路セントラルパーク
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】モノレール(懸垂式)
【愛称】あひる艦隊
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】姫路セントラルパーク(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)、ロープウエーも存在する(概要はこちら)

(27)  太陽公園
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~白鳥城(はくちょうじょう)
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】打越西・太陽公園前(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(28)  神子畑(みこばた)選鉱場跡
【所在地】兵庫県朝来市(あさごし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】坑道内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】明延(あけのべ)(歩5時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    このインクラインは、既に廃止された。
    「あけのべ一円電車ひろば」には、EL列車が存在する(概要はこちら)他にも、次なる車両が静態保存されている。
  【明延振興館前】EL1両&客車(白金号)1両
  【鉱山学習館前】
    ① EL1両&1両&無線車2両&1両&EL1両
    ② 電車(あかがね号)1両
    ③ EL2両&客車1両
  【神子畑選鉱場跡】EL1両&客車(わかば号)1両&1両

(29)  天滝公園キャンプ場
【所在地】兵庫県養父市(やぶし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】たなだ号
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送
【最寄りバス停】天滝口(てんだきぐち)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(30)  中瀬(なかぜ)鉱山
【所在地】兵庫県養父市(やぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】足坂(あしざか)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(31)  国見(くにみ)の森公園森林学習軌道
【所在地】兵庫県宍栗市(しそうし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ミニモノレール
【車両愛称】
  【高位側】はばタン号
  【低位側】しーたん号
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】城下(じょうした)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、国内最長距離(1,084m)のスロープカーである。この軌道は最大斜度38度であり、一説によると国内最急勾配であるらしい。

(32)  古嶽山徳行寺(こがくざんとくぎょうじ)竜野墓地公園
【所在地】兵庫県たつの市
【種別】スロープカー(横持ち式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】徳行寺~竜野墓地公園
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停(日祝以外)町屋北口(歩50分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    モノレールは、跨座式(こざしき)と懸垂式(けんすいしき)に大別される。スロープカーも同様であり、ラック・ピニオン機構が車両のどの位置に存在するかに基づいて、一般に次のとおり区分される。
  【跨座式】下部
  【懸垂式】上
    しかし、ここのスロープカーはそのいずれでもなく、ラック・ピニオン機構が車両側面に存在する。

<F> 中国地方

(1)  荒金(あらかね)鉱山
【所在地】鳥取県岩美町(いわみちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相山(あいやま)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】日本鉱業株式会社
    この鉱山は、既に閉鎖された。
    なお、ここにはトロッコ軌道も存在した。

(2)  殿(との)ダム
【所在地】鳥取県鳥取市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】管理事務所~多目的広場
【用途】ダム下アクセス(関係者専用)
最寄りバス停神護口(かんごぐち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】袋川(ふくろがわ)
【ダム湖】因幡万葉湖(いなばまんようこ)
    管理事務所の脇から低位(南)の多目的広場に向かって軌道が延びている。一般開放イベントに参加すれば、このインクラインに乗車することができる。

インクライン

(3)  用瀬発電所
【所在地】鳥取県鳥取市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】廃棄物輸送(関係者専用)
最寄り駅用瀬(もちがせ)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】中国電力株式会社
【取水&放水】千代川(せんだいがわ)
    このインクラインは、導水管に沿って存在する。

インクライン

(4)  潮風の丘とまり
【所在地】鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停】恐竜広場前(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(5)  バレンタインパーク作東(さくとう)
【所在地】岡山県美作市(みまさかし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】江見吉田(えみよしだ)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(6)  乃利武(のりたけ)
【所在地】岡山県岡山市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~大浴場
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】栢谷口(かいだにぐち)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この施設は、既に閉鎖された。ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は苫田(とまだ)温泉であった。日帰り入浴を利用すれば、斜行エレベータに乗車することができた。
    ここの大浴場は2階建てで、1階が男性用、2階が女性用であった。男性用浴室天井の窓寄り(奥側)は吹き抜けになっていて女性用浴室との境界が無かった。

(7)  中国稲荷山鋼索(いなりやまこうさく)鉄道
【所在地】岡山県岡山市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】山下~奥ノ院
【用途】参詣アクセス
【最寄り駅】備中高松(びっちゅうたかまつ)(歩50分)
【航空写真】確認困難
    この鉄道は、既に廃止された。

(8)  ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク
【所在地】岡山県真庭市(まにわし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】蒜山(ひるぜん)高原センター前(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(9)  スカイレール
【所在地】広島県広島市
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】1両
編成×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】みどり口(ぐち)~みどり中央
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】瀬野(せの)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2000年頃
    この設備は、既に廃止された。
    これは、懸垂式モノレールと循環式ロープウエーの合体版であり、国内唯一のシステムであった。法的には、懸垂式モノレールとして軌道法の特許を受けていた。外観は懸垂式モノレールであるが、車両はまるでロープウエーであった。立派な公共交通機関であるが、遊園地の乗り物のような楽しさもあった。
    また、ケーブルカー以外の鉄軌道では国内最急勾配(263パーミル、約15度)であった。

(10)  広島市森林公園
【所在地】広島県広島市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~山城展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停(平日)】馬木(うまき)料金所前(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(11)  黄金山(おうごんざん)墓苑
【所在地】広島県広島市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停旭ヶ丘団地入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(12)  蜂ヶ峯総合公園
【所在地】山口県和木町(わきちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停】蜂ヶ峯(はちがみね)総合公園(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(13)  河山鉱山
【所在地】山口県岩国市(いわくにし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】河山(かわやま)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】日本鉱業株式会社
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(14)  萩本陣
【所在地】山口県萩市(はぎし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×3路線直列
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【1号機】奥萩本陣~女性用露天風呂前
  【2号機】女性用露天風呂前~展望台
  【3号機】展望台~奥萩茶屋
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】萩本陣温泉入口(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。3路線が、直列していた。

(15)  秋吉台(あきよしだい)自然動物公園サファリランド
【所在地】山口県美祢市(みねし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】サファリランド前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(16)  ときわ遊園地
【所在地】山口県宇部市(うべし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】ペガサスファンタジー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】ときわ公園(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

<G-1> 四国地方(香川県・愛媛県)

(1)  ベネッセハウスオーバル
【所在地】香川県直島町(なおしまちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ミュージアム~オーバル
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停(月曜以外)】ベネッセハウス(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(2)  八栗(やぐり)ケーブル
【所在地】香川県高松市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】八栗登山口(ぐち)~八栗山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】祈り岩・与一(よいち)公園前(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1993年頃

(3)  屋島(やしま)ケーブル
【所在地】香川県高松市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】屋島登山口~屋島山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】四國村(しこくむら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1993年頃
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(4)  コスモランドみの
【所在地】香川県三豊市(みとよし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停(日祝以外)】ふれあいパークみの(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    この施設は、「道の駅ふれあいパークみの」に存在する。

(5)  新宮(しんぐう)あじさいの里
【所在地】愛媛県四国中央市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】あじさいモノレール
【編成】動力車1両(客席付き)&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】あじさい鑑賞
最寄りバス停(平日)長手橋(ながてばし)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    あじさい祭り期間中に限り、モノレールに乗車することができる。

(6)  東平(とうなる)インクライン
【所在地】愛媛県新居浜市(にいはまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
  ① 東延線
  ② 筏津線
  ③ 日浦線
  ④ 黒石線
  ⑤ 端出場線
  ⑥ 星越線
【編成】貨車1両×各1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】マイントピア別子(歩3時間)
    マイントピア別子本館発着の観光バスツアーを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、星越線を除いて既に廃止された。

(7)  西条ゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】愛媛県西条市(さいじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~クラブハウス
【用途】入場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】船形橋(ふなかたばし)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(8)  桜井(さくらい)総合公園
【所在地】愛媛県今治市(いまばりし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレールカー
【車両愛称】湯ノ浦号
【編成】EL1両(荷台付き)&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停】湯ノ浦(ゆのうら)温泉入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(9)  高縄山モノレール
【所在地】愛媛県松山市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】放送施設アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】大井野(おおいの)(歩2時間50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    高縄山(たかなわさん)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(10)  グリーンヒルズ湯の山
【所在地】愛媛県松山市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス
最寄りバス停湯山(ゆやま)小学校前(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここでは、「先発」表示が存在する。

(11)  安城寺(あんじょうじ)
【所在地】愛媛県松山市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停】朝美(あさみ)二丁目(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    愛媛県松山市内に安城寺町(あんじょうじまち)が存在するが、安城寺が存在する位置は安城寺町ではなく朝美二丁目である。

(12)  えひめこどもの城
【所在地】愛媛県松山市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】てんとう虫のモノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【区間】冒険ステーション~てっぺんとりで
【用途】園内アクセス
【最寄りバス停】えひめこどもの城(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(13)  道前道後(どうぜんどうご)第二発電所
【所在地】愛媛県東温市(とうおんし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】第二発電所前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】愛媛県庁
【取水】道前道後第一発電所
【放水】中山川(なかやまがわ)
    このモノレールは、導水管に沿って存在する。

モノレール

(14)  大久喜(おおくき)鉱山
【所在地】愛媛県内子町(うちこちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【区間】貯鉱場~選鉱場
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】喜多山(きたやま)(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。

(15)  惣川(そうがわ)発電所
【所在地】愛媛県大洲市(おおずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】入場アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】内子(うちこ)(歩6時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】四国電力株式会社
【取水&放水】舟戸川(ふなとがわ)
    沿道に駐車場が存在し、その脇に柵と門扉で囲まれた区画が存在する。その区画内から低位(南東)の発電所に向かって軌道が延びている。

インクライン

(16)  明浜モノレール
【所在地】愛媛県西予市(せいよし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車2両×多路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】枝浦(えだうら)(歩6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    「明浜(あけはま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    西予市明浜町には、多くのモノレールが存在する。その全てを網羅することは、本記事の本意ではない。1例として、枝浦(えだうら)バス停に近い設備を下図に示す。沿道に下駅が存在し、そこから高位(南西)に向かって軌道が延びている。

モノレール

    この場所から更に進めば、沿道において多くのモノレールを目撃することができる。

(17)  南レク松軒山(しょうけんやま)公園
【所在地】愛媛県愛南町(あいなんちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】管理事務所~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】南レク御荘(みしょう)公園前(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    編成は、かつて「電車2両&荷物車1両」であったが、現在は上述のとおりである。荷物車は、滑走遊具を輸送するためのものである。
    ここは、愛媛県庁が開発した「南予レクリエーション都市」という観光地である。その表記には留意が伴う。
【正】南予レクリエーション都市
【誤】南予レクレーション都市
    第三セクターである「南(なん)レク株式会社」が運営している。

<G-2> 四国地方(徳島県・高知県)

(1)  鳴門市観光情報センター
【所在地】徳島県鳴門市(なるとし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】すろっぴー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】鳴門市観光情報センター~高速鳴門バス停
【用途】バス停アクセス
最寄りバス停高速鳴門バス停前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(2)  十家(といえ)モノレール
【所在地】徳島県つるぎ町(ちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×2路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停切越(きりこし)発電所(歩1分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    グーグルマップにおいて、「十家モノレール 駅」という名称によって下駅の位置が示されている。

十家モノレール

(3)  大横モノレール
【所在地】徳島県つるぎ町(ちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停古見橋(ふるみきょう)(歩1時間20分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「大横(おおよこ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    このモノレールは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(4)  美濃田の淵(みのだのふち)観光遊覧船
【所在地】徳島県東みよし町(ひがしみよしちょう)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊覧船アクセス
【最寄りバス停】オアシス前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(5)  イカワX(エックス)パーク
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停】大泉(おおいずみ)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。荷物車は、滑走遊具を輸送するためのものであった。

(6)  ホテル祖谷温泉
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】ホテル祖谷(いや)温泉(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1993年頃
    ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名も祖谷温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここの露天風呂は、約170m下の河原に存在する。

(7)  祖谷ふれあい公園
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】てんとう虫モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】祖谷(いや)大橋(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(8)  ホテルかずら橋
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】3F~露天風呂
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】ホテルかずら橋(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は新祖谷(いや)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。

(9)  奥祖谷(おくいや)観光周遊モノレール
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】林内遊覧
【最寄りバス停】菅生(すげおい)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、現在休止中である。ネットに、スロープカーであるという主旨の記述が存在するが、誤認であると感じられる。

(10)  高城山(たかしろやま)レーダ雨量観測所
【所在地】徳島県那賀町(なかちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】観測所アクセス(関係者専用)
最寄りバス停神山(かみやま)高校前(歩8時間30分)
航空写真】確認可能
ストリートビュー確認可能
    「ファガスの森」からモノレールまでの所要時間は、徒歩で約1時間20分である。
    下駅は、立派な車庫である。レールは3本存在し、歩行用の階段も並行していて、非常に立派な設備である。

モノレール

(11)  冷谷モノレール
【所在地】徳島県海陽町(かいようちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停(日祝以外)久尾(くお)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難
    冷谷(ひやだに)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(12)  馬路村インクライン
【所在地】高知県馬路村(うまじむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】役場前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。

(13)  さめうらカヌーテラス
【所在地】高知県土佐町(とさちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】トンネル北口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    輸送される貨物は、カヌーである。なお、さめうら湖はダム湖百選に認定されている。

(14)  五台山(ごだいさん)ロープモノレール
【所在地】高知県高知市
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】気動車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】青柳~見国
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】
  【青柳駅】青柳橋西詰(あおやぎばしにしづめ)(歩1分)
  【見国駅】五台山展望台(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。
    これは、懸垂式モノレールと循環式ロープウエーの合体版であり、国内唯一のシステムであった。全体としては懸垂式モノレールであるが、車両はまるでロープウエーである。しかし、一般のロープウエーは曳索(えいさく)式であるが、この設備は自走式であった。

(15)  光の村土佐自然学園文丹(ぼんたん)農園
【所在地】高知県土佐市(とさし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】農地アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】奥谷通(おくたにどおり)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された可能性がある。

(16)  大善寺(だいぜんじ)
【所在地】高知県須崎市(すさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】参詣アクセス
最寄りバス停池尻(いけじり)(歩5分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難

(17)  足摺(あしずり)テルメ
【所在地】高知県土佐清水市(とさしみずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】リフトカー乗り場~山上
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】スカイ東口(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、日帰り入浴施設である。このケーブルカーは、既に廃止された。
    この施設の現在の名称は、「アシズリテルメ」である。

<H-1> 九州地方(福岡県)

(1)  本正寺(ほんしょうじ)
【所在地】福岡県北九州市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】参詣アクセス
最寄りバス停谷町(たにまち)(歩3分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難

(2)  北九州モノレール
【所在地】福岡県北九州市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】小倉~企救丘(きくがおか)
【用途】公共交通
【最寄り駅(JR)】小倉(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】1993年頃

(3)  サンパーク嵐山
【所在地】福岡県北九州市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】徳力嵐山口(とくりきあらしやまぐち)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(4)  到津の森公園
【所在地】福岡県北九州市
【種別】モノレール(跨座式)
設備名称】ミニモノレール
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】到津(いとうづ)の森公園前(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(5)  道原ケーブルカー
【所在地】福岡県北九州市
【種別】ケーブルカー
設備名称】インクライン
【編成車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停(平日)道原(歩20分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認可能
    このケーブルカーは、既に廃止された。
    道原(どうばる)ケーブルカー」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。道原浄水場前の沿道に下駅が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている
 
(6)  皿倉山(さらくらやま)ケーブルカー
【所在地】福岡県北九州市
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② スロープカー(跨座式)
【編成】
  【ケーブルカー】客車1両×1路線
  【スロープカー】電車1両×1路線
【運行形態】
  【ケーブルカー】単線2両交走式
  【スロープカー】単線単行方式
【区間】
  【ケーブルカー】山麓~山上(さんじょう)
  【スロープカー】山上~展望台
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】帆柱登山口(歩5分)
    八幡(やはた)駅発着のシャトルバスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    ケーブルカーとスロープカーが直列している。スロープカーは、かつてリフトであった。
    北九州市は私の原産地であり、皿倉山には徒歩で何度も登ったことがある。ケーブルカーについては、旧車両の時代に1度だけ乗車したことがある。リフトについては乗らずじまいであ。当時は「帆柱(ほばしら)ケーブル」という名称であった。「皿倉山なのになぜ帆柱ケーブルなのか」と疑問に感じていた。

(7)  若戸(わかと)病院
【所在地】福岡県北九州市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】施設内アクセス(入所者専用)
【最寄りバス停】大鳥居(おおとりい)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(8)  福祉松快園(しょうかいえん)
【所在地】福岡県水巻町(みずまきまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線2両方式
【用途】施設内アクセス(入所者専用)
最寄り駅東水巻(ひがしみずまき)(歩10分)
航空写真】確認可能
ストリートビュー確認困難

(9)  添田公園そえだジョイ
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】添田郵便局(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。車両は、後述の「こどもわくわくパーク」に展示されている。
    展望台には、岩石城(がんじゃくじょう)という天守閣が存在する。

(10)  こどもわくわくパーク
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内アクセス
【最寄りバス停】歓遊舎ひこさん(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この施設は、「道の駅歓遊舎ひこさん」に存在する。

(11)  油木(あぶらぎ)ダム
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】
  ① スロープカー(跨座式)
  ② ケーブルカー
【設備名称】
  【スロープカー】モノレール
  【ケーブルカー】インクライン
【編成】
  【スロープカー】電車1両×1路線
  【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  【スロープカー】ダム下アクセス
  【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停(平日)】郵便局横(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
  【スロープカー】確認困難
  【ケーブルカー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】福岡県庁
【河川】今川(いまがわ)
【ダム湖】-
    スロープカーは堤体の下流側右岸に存在し、インクラインはダム湖左岸に存在する。

スロープカー(赤)
インクライン(青)

(12)  英彦山花園(ひこさんかえん)
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】
  ① 神号
  ② 花号&幸号
【編成】神号と花号が並列
  【神号】電車2両×1路線
  【花号&幸号】電車1両×1路線
【運行形態】
  【神号】単線1編成方式
  【花号&幸号】単線単行方式
【区間】
  【花号&神号】花~神
  【幸号】幸~花
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】神宮下(じんぐうか)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    幸(さち)号は、既に廃止された。

(13)  サンビレッジ茜(あかね)
【所在地】福岡県飯塚市(いいづかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】受付~スキーハウス
【用途】施設間アクセス
【最寄り駅】上穂波(かみほなみ)(歩1時間40分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、スロープコンベアも存在する(概要はこちら)

(14)  筑穂保健福祉総合センター
【所在地】福岡県飯塚市(いいづかし)
【種別】スロープカー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】筑穂(ちくほ)保健福祉総合センター(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ネット情報であるが、存在した可能性が低い。階段昇降機のことかと推察される。

(15)  ザ・クラシックゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】福岡県若市(みやわかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】倉久東(くらひさひがし)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(16)  玄界島(げんかいじま)荷物運搬施設
【所在地】福岡県福岡市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス(関係者専用)
【最寄り港】玄界漁港
  【2号機】(歩4分)
【航空写真】
  【1号機】確認困難
  【2号機】確認可能
【ストリートビュー】
  【1号機】確認困難
  【2号機】確認可能
【投稿写真】
  【2号機】確認可能
    このモノレールは、既に廃止された。
    2号機については、グーグルマップにおいて「玄界島荷物運搬施設2号機」という名称によって位置が示されている。沿道に下駅が存在し、そこから高位(北)に向かって軌道が延びている。軌道に沿って階段も存在し、下駅から上駅まで目撃することができる。

モノレール

(17)  福岡市動植物園
【所在地】福岡県福岡市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】動物園~植物園
【用途】植物園アクセス
【最寄りバス停】動物園前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能

(18)  油山(あぶらやま)ゴルフクラブ
【所在地】福岡県福岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】2番ホール~3番ホール
【用途】コース内アクセス
【最寄りバス停】駄ケ原(だがはる)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、かつて油山グリーンランドゴルフ場と称していた。

(19)  だざいふ遊園地
【所在地】福岡県太宰府市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイシップ
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】大宰府(だざいふ)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(20)  九州国立博物館
【所在地】福岡県太宰府市(だざいふし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】斜行リフト
【編成】1両
編成×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス(身障者専用)
【最寄り駅】大宰府(だざいふ)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能

(21)  南畑ダム
【所在地】福岡県那珂川市(なかがわし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム下アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】南畑発電所前(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福岡県庁
【河川】那珂川
【ダム湖】-
    このスロープカーは、堤体の下流側右岸に存在する。
    ここの管理出張所の名称は、「南畑(みなみはた)・五ケ山(ごかやま)ダム管理出張所」である。しかし、グーグルマップでは、「五ケ山ダム管理事務所」となっている。グーグルマップに対して修正を提案したところ、速やかに承認された。

スロープカー

(22)  五ケ山(ごかやま)ダム
【所在地】福岡県那珂川市(なかがわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】漂流物運搬(関係者専用)
【最寄りバス停】南畑(みなみはた)発電所前(歩1時間40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福岡県庁
【河川】那珂川
【ダム湖】-
    このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所前)に存在する。
    ここの管理事務所の名称は、「五ケ山ダム管理事務所」である。福岡県庁の施設ではなく政府機関である。

インクライン

(23)  カルナパーク花立山温泉
【所在地】福岡県筑前町(ちくぜんまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ふもと~玄関前
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】栗田(くりた)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は花立山(はなたてやま)温泉である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、レストランや日帰り入浴を利用するという目的でスロープカーに乗車することができる。

(24)  高良大社(こうらたいしゃ)
【所在地】福岡県久留米市(くるめし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】1両
編成×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】御井町(みいまち)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

<H-2> 九州地方(佐賀県・長崎県)

(1)  山水(さんすい)カントリークラブ
【所在地】佐賀県みやき町(ちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】フェアウエー内アクセス
【最寄り駅】中原(なかばる)(歩1時間40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。現在は、乗用カート方式である。
    このスロープカーは、第6ホールのフェアウェイの途中に存在した。ティグラウンドを原点として100ヤード付近から150ヤード付近まで軌道跡が存在する。
    ウィキペディアでは2路線と記述されているが、第6ホール以外について存在を確認することは困難である。

(2)  高取山(たかとりやま)公園わんぱく王国
【所在地】佐賀県神埼市(かんざきし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】ふれあい広場~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】中の原下(なかのばるしも)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(3)  佐賀駅
【所在地】佐賀県佐賀市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】中層階(M2F)改札階(1F)
【用途】構内アクセス
【最寄り駅】佐賀(歩0分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(4)  佐賀県総合運動公園SAGAサンライズパーク
【所在地】佐賀県佐賀市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】SAGA(さが)サンライズパーク(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ネット情報であるが、存在した可能性が低い。階段昇降機のことかと推察される。

(5)  常應寺(じょうおうじ)
【所在地】佐賀県多久市(たくし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】御船町(みふねちょう)(歩4分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(6)  ゆうらくシェスタパティオ
【所在地】佐賀県多久市(たくし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停(日祝以外)】前田(まえだ)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、日帰り温泉施設であり、温泉名は多久天然温泉である。このスロープカーは、既に廃止された。この施設の現在の名称は、天山(てんざん)多久温泉TAQUA(タクア)である。

(7)  武雄温泉保養村
【所在地】佐賀県武雄市(たけおし)
【種別】スロープカー(跨座式)
車両愛称】スカイバスのぼるくん
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】池の内湖(いけのうちこ)〜展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停(土日祝)】宇宙科学館(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(8)  唐津城
【所在地】佐賀県唐津市(からつし)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】舞鶴公園エレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】乗降口~北門
【用途】天守閣アクセス
【最寄りバス停】唐津城入口(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(9)  鷹島(たかしま)モンゴル村
【所在地】長崎県松浦市(まつうらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】ナルラグ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停(平日)】阿翁(あおう)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(10)  桧台(ひのきだい)団地
【所在地】長崎県佐世保市(させぼし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】桧台事務所前~桧台団地
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】中里(なかざと)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このスロープカーは、既に廃止された。

(11)  西海橋遊園地水族館ビューロッジ
【所在地】長崎県佐世保市(させぼし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】遊園地~水族館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】西海橋(さいかいばし)東口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    このスロープカーは、既に廃止された。遊園地側は、現在、TAOYA西海橋である。

(12)  萱瀬ダム
【所在地】長崎県大村市(おおむらし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】萱瀬(かやぜ)ダム(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】長崎県庁
【河川】郡川(こおりがわ)
【ダム湖】-

(13)  長崎西海楽園(らくえん)
【所在地】長崎県西海市(さいかいし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】観音像アクセス
【最寄りバス停】七ツ釜鍾乳洞入口(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(14)  パサージュ琴海(きんかい)アイランドゴルフクラブ
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】3番ホール~4番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】自証寺(じしょうじ)前(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーには、乗用カートを乗せることができる。
    ここには、スロープコンベアも存在する。

(15)  JGMウイングヒル滑石(なめし)
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】大園(おおぞの)小学校前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(16)  フォーレ三原台
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】本原(もとはら)教会前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(17)  稲佐山公園
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×2路線並列
【運行形態】単線1編成方式
【区間】中腹~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】稲佐山(いなさやま)公園(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    このスロープカーは定員40人の車両が2両連結され、それが2路線存在する。国内最大規模である。その容姿は有名デザイナーによるものであり、他のスロープカーとは一線を画している。
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ロープウエーとスロープカーが直列している。

(18)  斜面移送システム
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成電車1両×各1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス(身障者専用)

1号機
【車両愛称】てんじんくん
【最寄り電停】宝町(たからまち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

<2号機
【車両愛称】さくら号
【最寄りバス停金比羅山(こんぴらさん)入口(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

<3号機
【車両愛称】水鳥号
【最寄りバス停】水の浦(みずのうら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(19)  グラバースカイロード
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~5F
【用途】住宅地アクセス
【最寄り電停】石橋(いしばし)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この斜行エレベータは、市道である。
    ここには、垂直エレベータも存在する。斜行エレベータと垂直エレベータが直列している。垂直エレベータを利用すれば、後述のグラバー園の第2ゲートである。

(20)  グラバー園
【所在地】長崎県長崎市
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入園アクセス(身障者専用)
【最寄り電停】大浦天主堂下(おおうらてんしゅどうした)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    このラックカーは、出口そばの身障者用駐車スペース脇に存在する。
    ここには、動く歩道も存在する。動く歩道は、「第1ゲート~第2ート」間において2基が直列している。

(21)  長崎県亜熱帯植物園サザンパーク野母崎(のもざき)
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール(外観はSL列車)
【編成】EL1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】諸町(もろまち)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(22)  野母崎(のもざき)ゴルフクラブ
【所在地】長崎県長崎市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】斜行ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】岬木場(みさきこば)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。このケーブルカーには乗用カートを乗せることができた。

(23)  中尾城(なかおじょう)公園
【所在地】長崎県長与町(ながよちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】事務所~芝生の丘
【用途】園内アクセス
【最寄り駅】長与(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(24)  山茶花(さざんか)高原ピクニックパーク
【所在地】長崎県諫早市(いさはやし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】高原モノレール
【編成】電車2両×2路線
【運行形態】
  【香りのゾーン】単線1編成方式
  【光の丘ゾーン】単線1編成方式(環状)
【区間】
  【香りのゾーン】高原~香り
  【光の丘ゾーン】風の丘~光の丘
【用途】園内アクセス
【最寄りバス停】みさかえの園(その)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

<H-3> 九州地方(熊本県大分県)

(1)  グリーンランドリゾート
【所在地】熊本県荒尾市(あらおし)
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② モノレール(懸垂式)
【設備名称】
  【跨座式スカイジェット
  【懸垂式スカイシップ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】
  【跨座式単線N両方式(環状)
  【懸垂式単線N両循環式
【区間】
  【懸垂式モンスター×ヒーローズ~アンダルシア
【用途】
  【跨座式園内遊覧
  【懸垂式園内アクセス
【最寄りバス停】グリーンランド正門前(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)リフトも存在する(概要はこちら)

(2)  崇城大学
【所在地】熊本県熊本市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐輪場~慶賓館
【用途】大学アクセス
【最寄り駅】崇城(そうじょう)大学前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(3)  熊本市動植物園
【所在地】熊本県熊本市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】動植物園前(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能

(4)  熊本光洋台病院
【所在地】熊本県熊本市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】(仮称)
  【緑線】病院入口~病院
  【オレンジ線】バス停~病院
【用途】病院アクセス
【最寄りバス停】ひばりヶ丘・熊本光洋台(こうようだい)病院前(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    このスロープカーは、既に廃止された。この施設の現在の名称は、「ひかりテラス病院」である。

(5)  熊本益城カントリークラブ
【所在地】熊本県益城町(ましきまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】野中(のなか)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。

(6)  海の都
【所在地】熊本県上天草市(かみあまくさし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】らくらく号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場〜玄関
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】前島(まえじま)(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は松島温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でラックカーに乗車することができる。

(7)  芦北海浜(かいひん)総合公園
【所在地】熊本県芦北町(あしきたまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両&荷物車1両×3路線
    北側に2路線、南側に1路線存在する。
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】青少年の家(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。

(8)  四季彩(しきさい)
【所在地】熊本県津奈木町(つなぎまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望露天風呂アクセス
最寄り駅津奈木(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1993年頃
    ここは日帰り温泉施設であり、温泉名は「つなぎ温泉」である。
    津奈木駅は特急列車通過駅であり、かつ普通列車に乗り換えるには待ち時間が長かったので、私は隣の水俣(みなまた)駅からタクシーを利用した。もちろん、入場料よりタクシー料金のほうが高かった。スロープカーに乗って上がって行くと展望露天風呂がある。復路は歩いて津奈木駅に向かった。

(9)  つなぎ美術館
【所在地】熊本県津奈木町(つなぎまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】つなぎ美術館~舞鶴城公園展望所
【用途】公園アクセス
【最寄りバス停】竹中(たけなか)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(10)  天河山荘(てんがさんそう)
【所在地】熊本県南小国町(みなみおぐにまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望風呂アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】小田(おだ)温泉(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は飛瀬(とびせ)温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(11)  観音岩(かんのんいわ)温泉家族風呂
【所在地】熊本県小国町(おぐにまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】モノレール
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】家族風呂~食事処(どころ)
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】白岩(しらいわ)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(12)  大山(おおやま)ダム
【所在地】大分県日田市(ひたし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】中川原(なかごうら)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認不可
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】赤石川(あかいしがわ)
【ダム湖】烏宿湖(うしゅくこ)
    このスロープカーは、ダム湖左岸に存在する。グーグルマップにおいて「大山ダムスロープカー(関係者用)」という名称によって、その位置が示されている。

スロープカー

(13)  女子畑発電所
【所在地】大分県日田市(ひたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】廃棄物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】女子畑(おなごはた)発電所前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】九州電力株式会社
【取水】玖珠川(くすがわ)ダム
【放水】大山川(おおやまがわ)
    このインクラインは、既に廃止された。

(14)  中津駅
【所在地】大分県中津市(なかつし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  ① 改札口~中2階
  ② 中2階~1・2番のりば
  ③ 中2階~3・4番のりば
【用途】構内アクセス
【最寄り駅】中津(歩0分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(15)  宇佐神宮(じんぐう)
【所在地】大分県宇佐市(うさし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】南大門~上宮
【用途】参詣アクセス(交通弱者専用)
【最寄りバス停】宇佐八幡(はちまん)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    交通弱者とは、身障者・高齢者・ベビーカー家族である。

(16)  湯布郷館(ゆふごうかん)
【所在地】大分県由布市(ゆふし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~大浴場
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】湯布高原(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは、三菱電機グループの保養所であり、一般利用不可である。

(17)  別府ラクテンチ
【所在地】大分県別府市(べっぷし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ラクテンチ下~ラクテンチ上
【用途】入園アクセス
【最寄りバス停】流川12丁目(ながれかわいちにちょうめ)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1989年8月13日(日)
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)リフトも存在した(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが直列していた。

(18)  高崎山自然動物園
【所在地】大分県大分市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】さるっこレール
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】乗り場~サル寄せ場
【用途】サル寄せ場アクセス
【最寄りバス停】高崎山(たかさきやま)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(19)  ベイヒルビュー茶屋ヶ台(ちゃやがだい)
【所在地】大分県大分市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】八幡(やはた)小学校前(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(20)  丹賀砲台園地(たんがほうだいえんち)
【所在地】大分県佐伯市(さいきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】伊吹(いぶき)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】砲台跡アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】丹賀(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

<H-4> 九州地方(宮崎県鹿児島県沖縄県)

(1)  須美江家族旅行村
【所在地】宮崎県延岡市(のべおかし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停】須美江(すみえ)(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(2)  ファーツリー・カントリークラブ
【所在地】宮崎県延岡市(のべおかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】一ヶ岡(ひとつがおか)局前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(3)  フェニックス自然動物園
【所在地】宮崎県宮崎市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】フェニックス自然動物園(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(4)  天神(てんじん)ダム
【所在地】宮崎県宮崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】青井岳(あおいだけ)温泉(歩40分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】農林水産省
【河川】境川(さかいがわ)
【ダム湖】-
    申請すれば、見学することができる。

(5)  サボテンハーブ園
【所在地】宮崎県日南市(にちなんし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ハーブの丘~スカーレットベル
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】富土(ふと)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、スロープコンベアも存在した。スロープコンベアとスロープカーが直列していた。

(6)  内山線インクライン
【所在地】宮崎県小林市(こばやしし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】中堂(なかどう)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このインクラインは、既に廃止された。広沢(ひろさわ)ダムに近い岩前(いわまえ)から延びる桑俣支線に存在した。

(7)  北きりしまリゾート牧場コスモス牧場
【所在地】宮崎県小林市(こばやしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】コスモス号
【編成】電車2両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】山中(やまなか)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(8)  ダグリ岬遊園地
【所在地】鹿児島県志布志市(しぶしし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】パノラマモノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】大隅夏井(おおすみなつい)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、
遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(9)  界(かい)霧島
【所在地】鹿児島県霧島市(きりしまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】客室棟~大浴場
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】東多羅(とうだら)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は霧島温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(10)  丸岡公園
【所在地】鹿児島県霧島市(きりしまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】宝くじ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~ゴーカート乗り場
【用途】庭園アクセス
【最寄りバス停(平日)】丸岡(まるおか)(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(11)  中岳ダム
【所在地】鹿児島県曽於市(そおし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(火曜金曜)】中岳(なかだけ)入口(歩25分)
    これは、デマンドタクシーである。
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】農林水産省
【河川】大淀川(おおよどがわ)
【ダム湖】-

(12)  観音滝(かんのんだき)公園
【所在地】鹿児島県さつま町(ちょう)
【種別】
  ① スロープカー(跨座式)
  ② ラックリフト(跨座式)
【車両愛称】
  【スロープカー】かじかくん
【編成】各1路線
  【スロープカー】電車1両
  【ラックリフト】動力車1両&貨車1両
【運行形態】
  【スロープカー】単線単行方式
  【ラックリフト】単線1編成方式
【区間】
  【スロープカー】清流館~滝の宿
【用途】
  【スロープカー】温泉施設アクセス
  【ラックリフト】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】下丁場(しもちょうば)(歩20分)
【航空写真】
  【スロープカー】確認可能
  【ラックリフト】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このスロープカーは、既に廃止された。
    このスロープカーの編成車両数について、ウィキペディアでは2両と記述されているが、ネットの画像を見る限り1両にしか見えない。「遠景としては1両に見えるが実態は2両」ということなのかもしれない。

(13)  ガーデンサイト桜島(さくらじま)
【所在地】鹿児島県鹿児島市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】桜島号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】西坂元町(にしさかもとちょう)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(14)  安房森林軌道
【所在地】鹿児島県屋久島町(やくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】安房(あんぼう)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。ここには、平坦線も存在した(概要はこちら)ケーブルカーの貨車が平坦線に直通していた。

(15)  安房川第二発電所
【所在地】鹿児島県屋久島町(やくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】管理棟~発電室
【用途】発電室アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】安房(歩45分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】屋久島電工株式会社
【取水】安房川第一発電所
【放水】安房川(あんぼうがわ)
    この発電所は地下式であり、インクラインの軌道の長さは450mである。

(16)  安房川第一発電所
【所在地】鹿児島県屋久島町(やくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】トロッコ道~発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】荒川登山口(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】屋久島電工株式会社
【取水&放水】安房川(あんぼうがわ)
    安房森林軌道とインクラインが直列している。

インクライン

(17)  黒潮の森マングローブパーク
【所在地】鹿児島県奄美市(あまみし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】マウンテンライナー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】カヌー乗り場~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】マングローブパーク(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(18)  与那原テック
【所在地】沖縄県与那原町(よなばるちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】第二与那原(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、マリンタウンゴルフである。
    ここには、リフトも存在した(概要はこちら)

(19)  沖縄都市モノレール
【所在地】沖縄県那覇市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ゆいレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】那覇空港~てだこ浦西(うらにし)
【用途】公共交通
【最寄りバス停】那覇空港国内線ターミナル(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能

(20)  大保ダム
【所在地】沖縄県大宜味村(おおぎみそん)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】第三宇出(うで)那覇(歩20分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】内閣府
【河川】大保川(たいほがわ)
【ダム湖】ぶながや湖
     月1日開催される見学会に参加すれば、このスロープカーを見学することができる。


<番外>
① 金沢城
    ネット記事において、金沢城に斜行エレベータが存在するという主旨が記述されている。しかし、その実態は階段昇降機である。施設側としても、階段昇降機と称している。
② ベイヒルビュー桜島
    ネット記事において、ベイヒルビュー桜島のスロープカー(かもしれない設備)に関する記述が存在する。しかし、ベイヒルビュー桜島の存在を確認することができない。投稿者が施設名称を誤認している可能性がある。