乗り鉄の悩み!スロープカーと斜行エレベータ

2024年4月7日(日)


    鉄道の乗りつぶしを始めると、モノレールやケーブルカーに興味が湧いてくる。さらに熱を帯びると、スロープカーや斜行エレベータも気になってくる。これら4種類の乗り物は、似て非なるものであり、相違点をまとめると次表のとおりである。黄色部分は、その特長である。運行形態については、後述する。

相違点

    スロープカーは、株式会社嘉穂(かほ)製作所(福岡県飯塚市(いいづかし))の登録商標である。嘉穂製作所のホームページを見ると、いくつかの納入事例が紹介されている。個人が自宅の外階段の脇に設置したスロープカーもある。具体的な所在地は不明なので体験することは困難であるが、仮に所在地が判明したとしても、体験するには、菓子折りのひとつでも持参して家主にお願いするしかない。世の中で最もハードルの高い乗り物である。
    用語としては、スロープカーよりもモノレールやケーブルカーのほうが認知度が高いので、運営施設側としてはスロープカーではなくモノレールやケーブルカーと称している場合が多く、斜行エレベータと称しているところもある。スロープカーのことを、モノレールと称することは問題ないが、ケーブルカーや斜行エレベータと称することは不適切である。
    スロープカーはモノレールの一種なのだが、レールが2本以上の場合もあるので本記事ではモノレールと分けて記述する。また、スロープカーは株式会社嘉穂製作所の登録商標なので嘉穂製作所製以外のものはスロープカーとは言えない。したがって、本記事では原理がラック式であっても嘉穂製作所製であると推察されないものについては、種別をラックカーとしている。
    さらに、ラック式のうち動力源が外部電源ではなく内燃機関であるものについては、モノラックとしている。なお、モノラックの動力車に運転席以外の座席が存在する場合、それを客席とはみなさず助手席であるとみなしている。

    公共交通機関として運営されるモノレールは、軌道法という法律に基づいているのだが、公共交通機関でないものについては軌道法に基づいてはいない。スロープカーやラックカー、モノラックは、そのような位置づけである。平たく言えば「遊園地の乗り物」である。

    斜行エレベータとは、垂直移動ではなく斜め移動するエレベータのことである。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく住宅地アクセスや駅構内アクセス、宿泊施設の館内アクセスとして設置されることが多い。住民以外の者が住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、住民から不審者と思われるかもしれない。
    斜行エレベータは、椅子も無く、窓が無くて(あるいは小さくて)内装がオフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプが多い。また、駅構内アクセスのものは、駅の階段脇にある昇降機とどう違うのかと問われても答えに窮する。
    私は、垂直エレーベータについては、観光目的のものであれば興味が湧くが、そうでなければ興味が湧かない。斜行エレベータについては、目的にかかわらず見過ごすことはできない。

    ケーブルカーについては、インクラインと称する場合もある。ダム業界と森林業界ではその傾向が強い。特に、ダム業界では、最近(スロープカーを含めて)ラックカーを導入する事例が散見されるが、従来からの習慣からかインクラインと称している場合が多い。

    国内に存在するスロープカー、モノレール、斜行エレベータ、ケーブルカーについて列挙してみた。掲載序列については、JRなどの鉄道路線の形状を意識しつつ、北から南へ、東から西へと並べている。
    情報が曖昧(あいまい)な施設については記載していない。モノレールのうち、幼児用モノレールやサイクルモノレールについては、掲載していない。また、農業用のモノレールについても、原則として観光用途兼務のものを除き掲載していない。ゴルフ場において、利用者が乗車可能な乗り物については掲載しているが、ゴルフクラブを乗せて運ぶモノレールカートについては掲載していない。ビル清掃用ゴンドラモノレールや工事用モノレールについても原則として掲載していない。ネットで紹介された物件や偶然目撃した物件など、いくつか例外はある。
    ひとことで言えば、私が「乗りたい・見たい」と感じる物件が掲載対象である。
    但し、ダムの湖面にアクセスするためのケーブルカーなど(いわゆるインクライン)については、(見たい物件ではあるものの)(特筆すべき物件を除き)本記事では掲載していない。なぜならば、国内のダムの総数が約3,000基であり、そのほとんどのダムに湖面アクセス用のケーブルカーなどが存在すると推察され、それを網羅することは本記事の本意ではないからである。

    なお、「所在地」については、施設の代表的な場所(起点など)を示している。
    また、「種別」、「編成」、「運行形態」、「区間」、「用途」については、できる限り客観的に表記しているつもりであるが、主観的推量も含まれている。
    「種別」に関して、嘉穂製作所では、懸垂式のスロープカーをスカイラックと称しているが、本記事ではその名称を使用していない。
    次なる図は、主たる運行形態である。運行形態の定義は、本記事独自の定義である。特に、「交走式」という表記については、交走設備を備えていても「交走式」と表記していない場合が存在する。

運行形態

    この図で示す用語の他に、次なる用語も使用している。
【単線1編成方式】
    単線単行方式における車両が単行ではなくN両編成(N≧2)である。
【複線2両交走式】
    単線2両交走式における線路が単線ではなく複線である。一般的な交走式ロープウエーの方式である。
複線2編成交走式
    単線2編成交走式における線路が単線ではなく複線である。
【複線N両循環式】
    線路が単線ではなく複線であって、車両が循環している。一般的なリフトの方式である。
【複線N編成循環式】
    複線N両循環式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線単行循環式】
    複線N両循環式において、車両が複数車両ではなく1両のみである。

    「区間」に示す駅名は、本記事における仮称のものを含んでいる。
    「航空写真」、「ストリートビュー」、および「投稿写真」は、いずれも調査当時におけるGoogle(グーグル)マップによる確認可能性を示している。

    総じて、本記事は、ネット検索しただけで現地取材していない情報や推測も含まれている。

<A> 北海道地方

(1)  朝日三望台(あさひさんぼうだい)シャンツェ
【所在地】北海道士別市(しべつし)
【種別】スロープカー(跨座式)
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】朝日(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(2)  忠別(ちゅうべつ)ダム
【所在地】北海道東神楽町(ひがしかぐらちょう)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】旭岳源水公園前(歩1時間20分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(3)  浅野雨竜(あさのうりゅう)鉱業所
【所在地】北海道沼田町(ぬまたちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    この施設は、既に閉鎖された。

(4)  北海道グリーンランド
【所在地】北海道岩見沢市(いわみざわし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイシップ
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧

(5)  漁川(いざりがわ)インクライン
【所在地】北海道恵庭市(えにわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(6)  プロスタイル札幌宮の森
【所在地】北海道札幌市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】 彫刻美術館入口(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(7)  荒井山(あらいやま)シャンツェ
【所在地】北海道札幌市
【種別】スロープカー(跨座式)
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】荒井山(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(8)  札幌もいわ山(やま)ロープウェイ
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ミニケーブルカー
【愛称】もーりすカー
編成】客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】中腹~山頂
【用途】山頂アクセス
    ここのケーブルは複式であり、世界初でかつ国内唯一である。単式と複式の相違点は、次のとおりである。
  【単式】1本のケーブルが車両の下部に存在する
  【複式】2本のケーブルが車両の両脇に存在する
    また、ここの車両はブランコのような構造になっていて、線路の傾斜角度に影響を受けることなく車両を水平に保っている。
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ロープウエーとケーブルカーが直列している。
    山名は、藻岩山(もいわやま)である。

(9)  豊平峡(ほうへいきょう)ダム
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【車両愛称】ひぐま号
編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】豊平峡園地~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】豊平峡温泉(電気バス乗り場まで歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、電気バスも存在する。電気バスとリフトカーが直列している。このリフトカーでは、往路(上昇)のみ利用可能である。

(10)  札樽(さっそん)ゴルフ倶楽部
【所在地】北海道小樽市(おたるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【用途】コース内アクセス(利用者専用)

(11)  竹鶴シャンツェ
【所在地】北海道余市町(よいちちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】余市紅志(こうし)高校(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    「竹鶴」とは、朝ドラ「まっさん」の主人公のモデルとなった竹鶴政孝(たけつるまさたか)のことである。

(12)  農村公園フルーツパークにき
【所在地】北海道仁木町(にきちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(13)  ルスツリゾート
【所在地】北海道留寿都村(るすつむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】タワーステーション~サウスステーション
【用途】入場アクセス
    両駅の間に国道が存在する。このスロープカーは、その国道の下をくぐる。
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)

(14)  インクラの滝
【所在地】北海道白老町(しらおいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(15)  亀田(かめだ)鉱山
【所在地】北海道函館市(はこだてし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】児童公園前(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、銅鉱石などを運び出すためのケーブルカーが存在した。

(16)  吉岡定点
【所在地】北海道福島町(ふくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】吉岡海底駅アクセス
【最寄りバス停】吉岡(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、一般公開されていなくて非常時専用である。吉岡(よしおか)小学校付近に坑道入口が存在する。
    吉岡海底駅と後述の竜飛(たっぴ)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。

<B> 東北地方

(1)  青函トンネル記念館
【所在地】青森県外ヶ浜町(そとがはままち)
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】もぐら号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】青函トンネル記念館~体験坑道
【用途】竜飛海底駅アクセス
【訪問日】1998年頃
    これは、一般公開されている全線地下路線のケーブルカーとして国内唯一である。
    このケーブルカーの本来の目的は、非常時の避難用である。ここの体験坑道駅は、世界一低位に存在する駅である。
    竜飛(たっぴ)海底駅と前述の吉岡(よしおか)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。竜飛海底駅はかつて一般公開されていたことがあり、当時そこを訪問した際にこのケーブルカーにも乗車した。

(2)  ウェスパ椿山(つばきやま)
【所在地】青森県深浦町(ふかうらまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】展望モノレール
【車両愛称】しらかみ号
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】物産館コロボックル~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄り駅】ウェスパ椿山(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2018年7月2日(月)
この施設は、既に閉鎖された。このスロープカーは、展望台に行く唯一の手段(徒歩道無し)であった。
    動画はこちら

(3)  岩手県営スキージャンプ場
【所在地】岩手県八幡平市(はちまんたいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑走起点アクセス(利用者専用)
【最寄り駅】田山(たやま)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(4)  岩洞(がんどう)第一発電所
【所在地】岩手県盛岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】玉山(たまやま)中学校入口(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    見学会に参加すれば、このケーブルカーに乗車することができる。

(5)  釜石鉱山
【所在地】岩手県釜石市(かまいしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】地底銀河鉄道はまゆり
【編成】動力車2両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】乗り場~水力発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】中村(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、電動カートも存在する(概要はこちら)。釜石鉱山坑道見学会に参加すれば、電動カートに乗車することができる。
    その電動カートは、かつてはトロッコ列車であった。

(6)  釜石鉱山田中製鉄所(せいてつじょ)
【所在地】岩手県釜石市(かまいしし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】陸中大橋(りくちゅうおおはし)(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(7)  花輪(はなわ)シャンツェ
【所在地】秋田県鹿角市(かづのし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】花輪スキー場(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    スキーフェスタに参加すれば、スロープカーに乗車することができる。

(8)  仁別(にべつ)国民の森
【所在地】秋田県秋田市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(9)  大森山(おおもりやま)ゆうえんちアニパ
【所在地】秋田県秋田市
【種別】モノレール
(跨座式)
【設備名称】ゾウレグホーンJr.(ジュニア)
【容姿】SL列車
【編成】動力車1両&客車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(10)  田沢湖(たざわこ)スイス村
【所在地】秋田県仙北市(せんぼくし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。

(11)  稲庭城(いなにわじょう)
【所在地】秋田県湯沢市(ゆざわし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】稲庭城前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    このスロープカーは、当初2両編成であったが、1両スタイルに更新された。定員は、変わらず12人である。
    ここの天守閣は、今昔館(こんじゃくかん)という資料館である。

(12)  チャチャワールドいしこし
【所在地】宮城県登米市(とめし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】登山電車
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】芦倉(あしぐら)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(13)  加護坊(かごぼう)パークゴルフ場
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】さくらシャトル
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~うめコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】上郡沢(かみごおりさわ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設のホームページにおいては、利用時の人数条件に関する記述が見受けられないので、1名でも利用可能であると推察される。したがって、所定の料金さえ支払えば、このラックカーに乗車することができそうである。

(14)  鳴子(なるこ)ホテル
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】館内アクセス(宿泊者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(15)  鳴子(なるこ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】インクライン
【車両愛称】鳴太郎
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内上下間アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】鳴子ダム前(歩1分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
    見学ツアーに参加すれば、このラックカーに乗車することができる。

(16)  岩堂沢(がんどうさわ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内上下間アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】中山平(なかやまだいら)温泉(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
    見学ツアーに参加すれば、このスロープカーに乗車することができる。

(17)  宮崎鉱山
【所在地】宮城県加美町(かみまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】陶芸の里ゆ~らんど(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、マンガン鉱石などを運び出すためのケーブルカーが存在した。

(18)  佛國寺(ぶっこくじ)
【所在地】宮城県仙台市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】ナムナム号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~佛國寺
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】佛國寺前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年6月24日(金)

駐車場駅

    往路の動画はこちら

佛國寺

    復路の動画はこちら

(19)  八木山(やぎやま)ベニーランド
【所在地】宮城県仙台市
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    乗客自身が運転操作を行う。ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。

(20)  大倉(おおくら)ダム
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】切払(きりはらい)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(21)  マリンピア松島水族館
【所在地】宮城県松島町(まつしままち)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】館内遊覧
【訪問日】1993年12月31日(金)
    この施設は、すでに閉鎖された。水族館に存在するモノレールというのは珍しく、しかもこのモノレールの走行環境は屋内であった。

(22)  船岡城址(ふなおかじょうし)公園
【所在地】宮城県柴田町(しばたまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】船岡(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年10月25日(火)
    このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。

山麓駅

スロープカー

    往路の動画はこちら

山頂

    復路の動画はこちら

(23)  新鶴子(しんつるこ)ダム
【所在地】山形県尾花沢市(おばなざわし)
【種別】
  ① スロープカー
  ② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
  【スロープカー】動力車1両&客車2両×1路線
  【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】
  【スロープカー】単線1編成方式
  【ケーブルカー】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  【スロープカー】ダム内アクセス
  【ケーブルカー】湖面アクセス
【最寄りバス停】室内運動場(歩20分)
【航空写真】
  【スロープカー】確認不可
  【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】
  【スロープカー】確認不可
  【ケーブルカー】確認困難
【投稿写真】
  【ケーブルカー】確認可能
    このケーブルカーは、右岸に存在する。

(24)  月山(がっさん)ダム
【所在地】山形県鶴岡市(つるおかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】米の粉(こめのこ)の滝ドライブイン(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、左岸に存在する。体験学習会に参加すれば、船舶輸送を見学することができる。

(25)  アリオンテック蔵王(ざおう)シャンツェ
【所在地】山形県山形市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】蔵王温泉バスターミナル(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(26)  長井ダム
【所在地】山形県長井市(ながいし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】野川(のがわ)まなび館前(歩50分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、右岸の「ながい百秋湖(ひゃくしゅうこ)展望所」に存在する。長井ダム湖面巡視体験に参加すれば、このケーブルカーに乗車することができる。

(27)  高倉(たかのくら)鉱山
【所在地】福島県南相馬市(みなみそうまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】石神(いしがみ)(歩3時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、鉄鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。
    なお、ここにはトロッコ軌道も存在した。

(28)  うつくしま未来博
【所在地】福島県須賀川市(すかがわし)
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② 斜行エレベータ
【設備名称】
  【ケーブルカー】水力式エレベータ
  【斜行エレベータ】斜行リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、ロープウエーも存在した(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。

(29)  グランディ那須白河(なすしらかわ)ゴルフクラブ
【所在地】福島県西郷村(にしごうむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフト
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~練習場
【用途】練習場アクセス(利用者専用)
    案内板の表記はスロープカーであるが、乗り場の表記はリフトである。利用者を惑わすもとである。

<C-1> 関東地方(茨城県栃木県)

(1)  十王ダム
【所在地】茨城県十王町(じゅうおうまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】パノラマ公園前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。

(2)  竜神(りゅうじん)ダム
【所在地】茨城県常陸太田市(ひたちおおたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】竜神ダム入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。

(3)  つくば科学博
【所在地】茨城県つくば市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ビスタライナー
【編成】電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    この施設は、既に閉鎖された。

(4)  筑波山(つくばさん)ケーブルカー
【所在地】茨城県つくば市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】宮脇(みやわき)~筑波山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】筑波山神社入口(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1987年8月16日(日)

往復乗車券

    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ケーブルカーロープウエーが直列している。

(5)  塩原ダム
【所在地】栃木県那須塩原市(なすしおばらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】下田野(しもたの)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、右岸に存在する。

(6)  蓮月(れんげつ)
【所在地】栃木県那須塩原市(なすしおばらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】スロープカー乗り場~本館
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】塩原塩釜(歩20分)
    「塩原塩釜~スロープカー乗り場」間に送迎バスが存在する。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「塩の湯温泉」である。
    本館は、スロープカー乗り場から30m下方の塩原渓谷(しおばらけいこく)に存在する。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(7)  ニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパン
【所在地】栃木県大田原市(おおたわらし)
【種別】新交通システム(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ニューコース~オールドコース
【用途】コース間アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】上品川(かみしながわ)(歩1時間10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この新交通システムは、既に廃止された。
    新交通システムは本記事の対象外であるが、モノレールと称していたので特別に掲載することとした。
    ここには、ニューコースとオールドコースが存在し、両者の距離は約3kmである。この新交通システムは、そのための移動手段であった。現在は、バスで送迎している。

(8)  寺山(てらやま)ダム
【所在地】栃木県矢板市(やいたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】矢板(歩2時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。

(9)  東荒川(ひがしあらかわ)ダム
【所在地】栃木県塩谷町(しおやまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】玉生(たまにゅう)車庫(歩3時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、堤体の左岸寄り存在する。インクラインが堤体に存在するのは珍しい。

(10)  お丸山(まるやま)公園
【所在地】栃木県さくら市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】シャトルエレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】仲町(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。
    喜連川体育館と喜連川弓道場の間に下駅が存在し、線路がそこから高位(西)に向かって延びていた。

(11)  スカイパーク宇都宮パラグライダースクール
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】モノレール乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】ニューサンピア栃木(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「講習場~モノレール乗り場」間は、送迎車が存在する。送迎車とモノラックが直列している。
    ここの隣に、後述のAKAIWAパラグライダースクールが存在する。

(12)  AKAIWA(あかいわ)パラグライダースクール
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】モノレール乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】ニューサンピア栃木(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「着陸場~モノレール乗り場」間は、送迎車が存在する。送迎車とモノラックが直列している。
    ここの隣に、前述のスカイパーク宇都宮パラグライダースクールが存在する。

(13)  とちのきファミリーランド
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】モノレール(懸垂式)
【車両愛称】空!行け!とちまる号
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】総合運動公園西(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)

(14)  界鬼怒川(かいきぬがわ)
【所在地】栃木県日光市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~ホテル入口
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】界鬼怒川正門前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は鬼怒川温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(15)  日光霧降(きりふり)カントリークラブ
【所在地】栃木県日光市
【種別】
  【2・14・17番ホール】ラックカー(跨座式)
  【6・16番ホールケーブルカー
【設備名称】
  【ラックカー】モノレール
  【ケーブルカー】ゴンドラリフト
【編成
  【ラックカー】電車1両×各1路線
  【ケーブルカー】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【2番ホール】1番ホール~2番ホール
  【6番ホール5番ホール~6番ホール
  【14番ホール】13番ホール~14番ホール
  【16番ホール15番ホール~16番ホール
  【17番ホール】16番ホール~17番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】もみじ平別荘入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ケーブルカーには乗用カートを乗せることができる。9番ホールと15番ホールにはスロープコンベアも存在する(概要はこちら)。15番ホールのスロープコンベアは、2路線直列である。

(16)  日光鋼索(こうさく)鉄道
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】馬返~明智平
【用途】ロープウエーアクセス
【最寄りバス停】馬返(うまがえし)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に廃止された。明智平(あけちだいら)には、ロープウエーが存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。

(17)  鹿沼72カントリークラブ
【所在地】栃木県鹿沼市(かぬまし)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ドライビング練習場
【用途】練習場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】南押原コミュニティセンター(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(18)  大平(おおひら)スカイクラブ
【所在地】栃木県栃木市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノラック
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線3編成方式
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】大中寺(だいちゅうじ)入口(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(19)  岩舟(いわふね)ゴルフクラブ
【所在地】栃木県栃木市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】ゴンドラ
【編成】電車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】羽田(はんだ)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    3路線のうちの1路線は、「4番ホール~5番ホール」間である。

(20)  みかも山公園ハング・パラグライダー場
【所在地】栃木県栃木市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノトレーン
【編成】動力車1両&車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】円仁(えんにん)誕生地入口(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    みかも山(やま)ハング・パラグライダークラブが、運営している。

(21)  皐月(さつき)ゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】栃木県佐野市(さのし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄り駅】葛生(くずう)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(22)  松田川(まつだがわ)ダム
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】松田町(まつだちょう)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この設備は、右岸に存在する。

(23)  行道山浄因寺(ぎょうどうさんじょういんじ)
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~清心亭(せいしんてい)
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】行道山(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    このモノラックは、既に廃止された。

(24)  つつじヶ丘カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】板倉橋(いたくらばし)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(25)  小山ゆうえんち
【所在地】栃木県小山市(おやまし)
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】スーパートレイン
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】おやまゆうえんハーヴェストウォーク(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1983年1月2日(日)
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」である。ここには、他にも遊覧鉄道が存在した(概要はこちら)

<C-2> 関東地方(群馬県)

(1)  藤原(ふじわら)ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】天端~監査廊
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】ダム管理事務所入口(歩2)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認不可
    この設備は、右岸に存在する。

(2)  相俣(あいまた)ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム上下間アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】逆桜(さかざくら)(歩5)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(3)  悠湯里庵(ゆとりあん)
【所在地】群馬県川場村(かわばむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】食事処(どころ)里山~展望台
【用途】施設間アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】川場(かわば)温泉(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は川場温泉である。ここでは、レストラン利用と日帰り入浴が可能である。但し、レストランや日帰り入浴の利用では、スロープカーに乗車することはできない。
    ここには、電動カートも存在する。電動カートとスロープカーが直列している。

(4)  グランボレパラグライダースクール
【所在地】群馬県沼田市(ぬまたし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】クライマー
【編成動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】登山口~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
最寄り駅】後閑(ごかん)(歩1時間10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    登山口駅は、三峰山(みつみねやま)登山口駐車場(別称「河内神社駐車場」)と河内(かわうち)神社の中間地点に存在する。登山口駅のホームは1面2線なので、列車は2編成存在すると推察される

クライマー

    なお、着陸場の所在地は、群馬県みなかみ町(まち)である。「着陸場~登山口」間については、シャトルバスが存在する。シャトルバスとモノラックが直列している。

(5)  昭和の森ゴルフ場
【所在地】群馬県昭和村(しょうわむら)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】BTM
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】昭和の森山荘前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。
    BTM(Belt Type Transit System by Magnet)とは、磁石ベルト式モノレールのことである。

(6)  薗原(そのはら)ダム
【所在地】群馬県沼田市(ぬまたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】園原(そのはら)ダム(歩3)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。

(7)  かのうや
【所在地】群馬県渋川市(しぶかわし)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~入口
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】伊香保保養所(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2023年2月23日(木祝)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は伊香保(いかほ)温泉である。ここでは、日帰りプランの利用が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰りプランを利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    なお、「かのうや」という名称の前に「景風流の宿」という語句を付加している。「けーぶるのやど」と読む。


(8)  伊香保(いかほ)ケーブル鉄道
【所在地】群馬県渋川市(しぶかわし)
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】いかほ号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】新伊香保~榛名山(はるなさん)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】新伊香保(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に廃止された。

(9)  万座プリンスホテル
【所在地】群馬県嬬恋村(つまごいむら)
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~南館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】万座バスターミナル(歩10分)
    「万座バスターミナル~万座プリンスホテル」間に送迎バスが存在する。
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は万座(まんざ)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。日帰り入浴では、本館の浴場だけではなく南館の浴場も利用することができる。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。但し、この施設のホームページに、2021年04月26日付けで「南館浴場は休止中」というお知らせが存在する
    なお、ここでは、レストラン利用も可能であるが、レストラン利用では斜行エレベータに乗車することはできないと推察される。

(10)  赤城(あかぎ)高原牧場クローネンベルク
【所在地】群馬県前橋市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄り駅】粕川(かすかわ)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(11)  赤城(あかぎ)登山鉄道
【所在地】群馬県桐生市(きりゅうし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】利平茶屋~赤城山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】水沼(歩3時間)
    「水沼(みずぬま)駅~利平茶屋(りへいじゃや)森林公園キャンプ場」間については、「ふれあいタクシー」を利用することができる。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に廃止された。

(12)  アースケア桐生が岡遊園地
【所在地】群馬県桐生市(きりゅうし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】ミニレール
【編成】電車7両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】有鄰館(ゆうりんかん)前(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(13)  カッパピア
【所在地】群馬県高崎市
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】観覧車アクセス
【最寄りバス停】観音山公園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、観音山(かんのんやま)公園である。

<C-3> 関東地方(埼玉県千葉県)

(1)  昭和電工秩父発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停】巴川(ともえがわ)(歩6分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、水力発電設備が存在し、レゾナック秩父事業所で使用する電力の一部を供給している。

(2)  浦山ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】浦山ダム(歩3分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2023年3月11日(土)
    8月に開催される浦山(うらやま)ダム見学会に参加すれば、スロープカーに乗車することができる。
    なお、身障者専用のスロープカーが存在する旨の記事がネットに存在する。それについて現地確認した。ダム上からダム下までエレベータで降りた。そこは、ダムの内部である。エレベータを降車すると、30段ほどの昇り階段が存在する。ダムの外に出るには、その階段を昇ることになる。その階段に階段昇降機が後付けされている。身障者専用のスロープカーというのはこれのことかと推察される。車両の広さは、車椅子1台が乗れる程度である。屋内施設なので、車両といっても天井は存在せず、床面と囲いのみである。

(3)  三峰(みつみね)石灰産業
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車2両×1路線
【運行形態】複線N編成循環式
【区間】武州中川~中川工場
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】武州中川(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。これは、石灰を運び出すためのケーブルカーであった。

(4)  合角(かっかく)ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】女形(おながた)入口(歩1分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、右岸に存在する。

(5)  大滝(おおたき)発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
最寄りバス停】大滝温泉遊湯館(歩2分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、導水管に沿って存在する。

(6)  二瀬(ふたせ)ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】宮平(みやだいら)(歩50分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。ここのレール幅はかなり広く、車両は床面と柵だけの台車である。昇降時には、かなり大きなサイレンが鳴動する。

(7)  川又(かわまた)発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停】川又(歩15分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、導水管の脇に存在する。ここのレール幅はかなり広く、車両は床面と柵だけの台車である。

(8)  日窒(にっちつ)鉱山
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川又(かわまた)(歩3時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、石灰石を運び出すためのケーブルカーが存在した。
    なお、ここにはトロッコ軌道とロープウエーも存在した。

(9)  東京大学秩父演習林
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&制御車1両&客車2両×3路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    かつて懸垂式を敷設(ふせつ)したという記事がネットに存在するが、ネットに存在する画像はいずれも跨座式である。したがって、懸垂式は廃止された可能性がある。
    また、ここには、かつて森林鉄道が2路線(入川軌道&滝川軌道)存在した。

<中山沢線>
最寄りバス停】大洞(おおぼら)発電所入口(歩2時間)
    東谷林道要倉沢の脇に車庫が存在し、そこから中山沢に向かって線路が延びている。距離は、802mである。
<入山線>
最寄りバス停】川又(かわまた)(歩30分)
    入川林道を挟んで、入川渓谷夕暮(いりかわけいこくゆうぐれ)キャンプ場の向い側に存在する。矢竹橋の脇に車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている。距離は、720mである。
<バケモノ沢線>
最寄りバス停】川又(かわまた)(歩1時間)
    「彩甲斐街道(さいかいのみち)出会いの丘」の脇に車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている。距離は1.545kmであり、列車は2編成存在する。
    なお、道路名称としての「彩甲斐街道」の読みは、「さいかいかいどう」である。

東京大学秩父演習林モノレール

(10)  大洞(おおぼら)ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ダムアクセス(関係者専用)
最寄りバス停】秩父湖(ちちぶこ)(歩2時間)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真確認可能
    雲取(くもとり)林道の脇にモノレールの上駅が存在する。そこから、ダムに向かって線路が延びている。

(11)  両神山モノレール
【所在地】埼玉県小鹿野町(おがのまち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】坂本(さかもと)(歩1時間10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    バス停から西へ徒歩で約15分の位置に、両神山(りょうかみさん)登山口が存在する。

(12)  根古谷(ねごや)石灰鉱山
【所在地】埼玉県小川町(おがわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】切通(きりとお)し(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、石灰石を運び出すためのケーブルカーが存在した。「木落(きおと)し」バス停と「切通(きりとお)し」バス停のほぼ中間地点が、鉱山への入口である。そのそばに、東武根古屋(ねごや)線の根古屋荷扱所が存在していた。

(13)  長栄寺(ちょうえいじ)毛呂山霊園
【所在地】埼玉県毛呂山町(もろやままち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】モロレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】小田谷(こだや)セブンイレブン(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(14)  東都(とうと)飯能カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】埼玉県飯能市(はんのうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】下赤工(しもあかだくみ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(15)  東(あずま)第2ダム
【所在地】千葉県いすみ市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】長志(ちょうし)十字路(歩1時間20分)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    この設備は、左岸に存在する。

(16)  真名(まんな)カントリークラブ
【所在地】千葉県茂原市(もばらし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ゲーリー・プレーヤーコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】真名(まんな)入口(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(17)  小向(こむかい)ダム
【所在地】千葉県南房総市(みなみぼうそうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】小向ダム(歩2分)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認可能
    この設備は、左岸に存在する。

(18)  東京大学千葉演習林
【所在地】千葉県鴨川市(かもがわし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】東大演習林事務所(事務所まで歩1分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    かつて懸垂式を敷設(ふせつ)したという記事がネットに存在するが、ネットに存在する画像はいずれも跨座式である。したがって、懸垂式は廃止された可能性がある。

(19)  千葉都市モノレール
【所在地】千葉県千葉市
【種別】モノレール(懸垂式)
【愛称】タウンライナー
【編成】電車4両×2路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】
  【1号線】千葉みなと~県庁前
  【2号線】千葉~千城台
【用途】公共交通
【最寄り駅】千葉(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2017年8月23日(水)
    これは、営業距離(15.2km)が世界最長の懸垂式モノレールであり、ギネス認定されている。

お昼のお出かけフリーきっぷ

    都賀(つが)を出発する千城台(ちしろだい)行き列車の動画はこちら
    桜木(さくらぎ)を出発する「千葉みなと」行き列車の動画はこちら

(20)  谷津(やつ)遊園
【所在地】千葉県習志野市(ならしのし)
【種別】新交通システム(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】谷津(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1978年4月某日
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、谷津(やつ)バラ園である。
    これは、中央案内軌条式の新交通システム(自動案内軌条式旅客輸送システム、AGT)であった。新交通システムは本記事の対象外であるが、ここの新交通システムはモノレールとして紹介されていたので特別に掲載する。この新交通システムは、VONA(Vehicle Of New Age)と呼ばれた乗り物であり、類似の施設は国内にいくつか存在する(札幌地下鉄など)が、ここのVONAはその代表例であった。

(21)  弥生の里(やよいのさと)自然聖園
【所在地】千葉県鎌ケ谷市(かまがやし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】里~山
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】南部(なんぶ)小学校入口(歩10分)
    「市川大野駅~弥生の里」間などに送迎バスが存在する。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)

里駅

    往路の動画はこちら

山駅

    復路の動画はこちら

    この施設の所在地は、千葉県鎌ケ谷市である。この「かまがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
  【鎌ケ谷】鎌ケ谷市(鎌ケ谷市役所)/鎌ケ谷駅(東武鉄道)/新鎌ケ谷駅(東武鉄道)/鎌ケ谷スタジアム(ファイターズ)
  【】千葉県立鎌ヶ谷高等学校(千葉県庁)/新鎌ヶ谷駅(新京成電鉄/北総鉄道)/鎌ヶ谷大仏駅(新京成電鉄)
    県庁と市役所で相違があることに興味を覚える。
    なお、ウィキペディアでは鎌ケ谷駅に関する記事において「鎌ヶ谷駅」と表記しているが、それは誤りである。しかし、新鎌ケ谷駅に関する記事においては正しい表記となっていて、2通りの表記が存在することにも言及している。

(22)  ディズニーリゾートライン
【所在地】千葉県浦安市(うらやすし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】リゾートライナー
【編成】電車6両×1路線
【運行形態】単線N編成方式(環状)
【区間】リゾートゲートウェイ・ステーション~ベイサイド・ステーション~リゾートゲートウェイ・ステーション
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】舞浜(まいはま)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2023年7月29日(土)

リゾートライナー

    リゾートゲートウェイ・ステーションと東京ディズニーランド・ステーションは、駅名の文字数が(路面電車を除けば)国内最多(17文字)である。
    なお、「・ステーション」を含めて駅名であり、「駅」を添えると次のとおりである。
【正】○○○・ステーション駅
【誤】○○○駅

リゾートゲートウェイ・ステーション駅

駅名標

    動画はこちら

東京ディズニーランド・ステーション駅

<C-4> 関東地方(東京都(奥多摩町と島嶼部を除く))

(1)  待乳山本龍院(まつちやまほんりゅういん)
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】さくらレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~本堂
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】隅田(すみだ)公園(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年12月2日(土)

駐車場

さくらレール

    自動ドア・エアコン・緊急用電話などを備えている。超短距離(18m)ながら中間駅も存在する。
    動画はこちら(撮影日:2017年5月4日(木))。

本堂駅

(2)  浅草花やしき
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイシップ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】(TX)浅草(あさくさ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    ここは、国内最古の遊園地である。

(3)  飛鳥山(あすかやま)公園
【所在地】東京都北区
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】あすかパークレール
【車両愛称】アスカルゴ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】公園入り口~山頂
【用途】公園アクセス
【最寄り駅】王子(おうじ)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年12月2日(土)

公園
入口

アスカルゴ

    動画はこちら(撮影日:2019年7月2日(火))。
    車内アナウンスの声は、女優の倍賞千恵子(ばいしょうちえこ)である。

山頂駅

(4)  恩賜(おんし)上野動物園
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】上野動物園東園~上野動物園西園
【用途】園内アクセス
【最寄りバス停】旧東京音楽学校奏楽堂(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2018年3月3日(土)
    このモノレールは休止中である。
    これは、鉄道事業法に基づく鉄道で国内初のモノレールであり、東京都交通局が運営していた。路線名称は上野懸垂線である。車両の銘板(めいばん)に「八幡(やはた)製鉄」の名がある。

乗車券

    動画はこちら

(5)  東京モノレール
【所在地】東京都港区
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車6両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】モノレール浜松町(はままつちょう)~羽田(はねだ)空港第2ターミナル
【用途】空港アクセス(公共交通)
【最寄り駅】浜松町(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1974年

(6)  赤坂見附(あかさかみつけ)駅
【所在地】東京都港区
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】上~下
【用途】駅間アクセス
【最寄り駅】赤坂見附(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2023年2月18日(土)
    赤坂見附駅と永田町(ながたちょう)駅との間に階段があり、その階段の脇に斜行エレベータが設置されている。

上駅(赤坂見附側)
(右側は階段)

下駅(永田町側)

(7)  明治神宮前駅
【所在地】東京都渋谷区
【種別】階段昇降機
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】B2F~B1F
【用途】構内アクセス(交通弱者専用)
    交通弱者とは、車椅子利用者とベビーカー利用者である。
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
    これは、休止中である。
    一般に階段昇降機は駅員操作であるが、ここの階段昇降機は利用者操作である。すなわち、利用形態の観点においては斜行エレベータである。

(8)  としまえん
【所在地】東京都練馬区(ねりまく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】空飛ぶ電車
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】豊島園(としまえん)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1982年4月某日
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、遊覧鉄道も存在した(概要はこちら)

(9)  廣慶寺(こうけいじ)よつぎ墓苑
【所在地】東京都町田市(まちだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上
【用途】墓参アクセス 
【最寄りバス停】廣慶寺前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月11日(火)
    廣慶寺のホームページに、「モノレール使用禁止のお知らせ」という記述が存在する


(10)  橋本(はしもと)ガーデンテラス
【所在地】東京都町田市(まちだし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】堺農協前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(11)  多摩(たま)モノレール
【所在地】東京都立川市(たちかわし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】上北台(かみきただい)~多摩センター
【用途】公共交通
【最寄り駅】小田急多摩センター(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2000年頃

(12)  多摩(たま)テック
【所在地】東京都日野市(ひのし)
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② モノレール(懸垂式)
【設備名称】
  【跨座式】でんでんむし
  【懸垂式】ガリオン
  【跨座式】スーパースカイライダー
【編成】電車1両×各1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】程久保(ほどくぼ)五丁目(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1983年8月13日(土)
    この施設は、既に閉鎖された。

(13)  コリナス長池(ながいけ)
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】京王堀之内(ほりのうち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
    私は、現役時代に東京都立大学に行くことが多かった。当時(2000年頃)、その帰路に立ち寄ったことがある。それが、私の斜行エレベータデビューであった。当時は写真撮影しなかったので、改めて訪問した。

全景

下駅

上駅

(14)  大蔵院多摩川台(だいぞういんたまがわだい)墓苑
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】平町(たいらまち)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
    ここでは、運転中ずっと音楽が鳴り響く。

1F駅

(15)  高尾(たかお)やすらぎ霊園
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス 
【最寄り駅】高尾(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月11日(金)

全景

霊園下駅

(16)  高尾山(たかおさん)ケーブルカー
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】清滝(きよたき)~高尾山
【用途】山頂アクセス 
【最寄り駅】高尾山口(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1985年11月3日(日祝)
    これは、国内最急勾配(608パーミル、約31度)の鉄道である。ここには、リフトも存在する(概要はこちら)ケーブルカーとリフトが並列している。

高尾山レジャークーポン乗車券

(17)  檜原村福祉モノレール
【所在地】東京都檜原村
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&貨車1両×5路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【猿江(さるえ)線跡】旧藤倉小前~猿江
  【中組(なかぐみ)線(別称:藤原(ふじわら)線)旧藤倉小前~中組
  【日向平(ひなたびら)線藤倉(ふじくら)~日向平
  【千足(せんぞく)線総角沢(そうがくざわ)~小林家住宅
  【臼久保(うすくぼ)線(別称:数馬線)下平(しもだいら)~臼久保
【用途】住宅アクセス(住民専用)
【訪問日】
  【猿江線跡2023年5月27日(土)
  【中組線2023年5月27日(土)
  【日向平線2023年6月24日(土)
  【千足線
    【総角沢駅2023年6月24日(土)
    【小林家住宅駅2023年5月27日(土)
  【臼久保線2023年6月24日(土)
    檜原村(ひのはらむら)役場では、高齢者に対する福祉事業としてモノレールの設置を行っている。
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

藤原集落

集落

「藤原」は字名

    藤原集落と倉掛集落を合わせて藤倉地区と称している。

藤倉マップ

    藤原集落については、藤倉マップにモノレールの位置が明記されている。

バス停

待合所

    動画はこちら

① 猿江線跡&中組線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩20分)
【航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難

旧藤倉小前駅への近道(矢印)

旧藤倉小前駅(道路側からの眺め)

旧藤倉
小前駅
(線路側からの眺め)
(後方の家屋は旧藤倉小学校)

    住民が鍵(かぎ)を所有している。列車がここにあるということは、住民が下山したままであると推察される。

② 日向平線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩3分)
【航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難

総角沢方面に進んで
ここを右折する

藤倉駅近景(右の箱は郵便受け)

    ここでは、横揺れ防止のために、ラックレールの右側に金属製の管(パイプ)が存在する。

藤倉駅遠景

③ 千足線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩20分)
【航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難

ハイイロチョッキリという
キャンプ場のそばを通過後
ここを脇道へ

ハイイロチョッキリに向かう脇道
(正面の箱は郵便受け)

デマンドバス時刻表(平日限定)

総角沢駅

小林家住宅駅

<数馬集落(臼久保線)
【最寄りバス停】下平(しもだいら)(歩3分)
【航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難

数馬
集落

下平バス停

    このバス停は、下り(数馬方面)上り(武蔵五日市駅方面)兼用であり、上り側の歩道に存在する。

下平バス停から後方に戻って
ここを脇道へ

    目印は、民宿「数馬の里」の看板である。なお、調査当時におけるGoogle(グーグル)マップを見ると、下平バス停のさらに次のバス停「温泉センター」の近くに観光名所「数馬の里」が存在するが、民宿「数馬の里」はそれとは別物である。

民宿と下平駅(右の箱は郵便受け)

下平駅

いわゆるガード下
(下平駅から約10m進んだ場所)

(18)  小林家(こばやしけ)住宅
【所在地】東京都檜原村(ひのはらむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】(沢又線)
    総角沢モノレール小林家住宅
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩30分)
【航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年5月27日(土)
    総角沢(そうがくざわ)モノレール駅においては携帯電話圏外であるという主旨のネット情報が存在するが、基地局が整備されたと推察され、圏内であった。他の利用者も携帯電話で通話していた。但し、ワイモバイルの場合であるが、藤倉バス停をあとにしたのち、ここまでの路上では圏外であり、途中の路上で転倒して自力歩行できなくなっても携帯電話で助けを呼ぶことはできない。
    また、乗車時はシートベルトとヘルメットの装着が必要である旨のネット情報も存在するが、その要請も無かった。

総角沢モノレール駅(正面)

    レールは3本存在し、役割は次のとおりである。
【中央】ラックレール(ピニオンがレールをつかんでいる)(後掲写真参照)
【両脇】横揺れ防止レール(鉄輪がレールの上面にのっているだけでつかんではいない)

総角沢モノレール駅(側面)

列車の全景

    往路の動画はこちら

    最大斜度は43度であり、ジェットコースター並みである。往路の途中で前述の福祉モノレール千足線が近づいてきて終点まで並走する。

小林家住宅駅

列車の全景

    客車の座席は3人×3列であり、定員9人である。

小林家住宅駅

ラックピニオン
(右側面)

ラック・ピニオン(左側面)

    復路の動画はこちら

(19)  小作(おざく)インクライン
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【区間】浄水場~多摩川
【用途】貨物輸送(関係者専用) 
【最寄り駅】小作(おざく)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。ここには軽便鉄道も存在し、「小作~浄水場」間を運行していた。なお、多摩川の砂利を青梅線の駅に輸送する軽便鉄道は、福生(ふっさ)駅と河辺(かわべ)駅にも存在した。

(20)  御岳山(みたけさん)ケーブルカー
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】滝本(たきもと)~御岳山
【用途】山頂アクセス 
【最寄りバス停】ケーブル下(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2017年2月17日(金)
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが直列している。

往復乗車券

御岳山ケーブルカー

犬も乗車可能

    犬の乗車は有料なので、「同乗するならカネをくれ」?。

    動画はこちら

(21)  二俣尾鉱山
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線直列
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】二俣尾(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。
    ここには、かつて雷電山(らいでんやま)からの石灰石を運び出すためのインクラインが存在した。インクラインで輸送された石灰石は、ホッパを介して貨物列車の貨車に移された。ホッパから二俣尾(ふたまたお)駅までの専用線が存在した。
    なお、インクラインの高位にはロープウエーが存在した。すなわち、ロープウエー、インクライン、および専用線が直列していた。

<C-5> 関東地方(東京都(奥多摩町と島嶼部))

(1)  鳩ノ巣(はとのす)ガーデンキャンプ場
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】鳩ノ巣(歩30分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、休止中である。

(2)  白丸(しろまる)ダム
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】監視所~集積場
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄り駅】鳩ノ巣(はとのす)(歩10分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難
投稿写真確認可能
【訪問日】2024年1月19日(金)
    これは、左岸に存在する現在の監視所(エコっと白丸)と右岸に存在する監視所をむすんでいたが、「集積場~監視所」間については軌道が撤去された。レールは、2本存在する。

監視所駅

    ネットに存在する上駅の写真は、この光景と同じものと全く異なるものの2種類が存在する。撮影日などを考慮すると、現在の監視所を建設する際に移設されたと推察される。

車両

軌道

下駅

(3)  城山西尾根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】庭(かにわ)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「城山(じょうやま)西尾根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    牧野養魚場の北側から鉄塔に向かう途中に存在する。

(4)  奥多摩工業
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】氷川工場日原鉱業所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【訪問日】2024年1月19日(金)
    ここは、日原(にっぱら)鉱業所で採掘した石灰石を焼成して生石灰(せいせっかい)を製造する工場である。氷川(ひかわ)工場がセメント工場であるという主旨の記述がネットに存在するが、それは誤りである。この企業は、セメント製造会社の系列会社ではあるものの、セメントを製造しているわけではない。
    複数のトロッコが、循環するケーブルに等間隔でつながれている。稼働日は平日のみであり、稼働している可能性の高い時間帯は、午前9時頃から午前10時半頃までである。動画撮影するには、ハードルが高い。
    線名は、曳鉄(ひきがね)線であるが、「曳鉄」の読みを「えいてつ」としている記事も存在する。
    この路線は、ほとんどがトンネル区間であるが、線路を目撃することができる場所が5か所存在する。そのうちの次なる2か所については、調査当時におけるGoogle(グーグル)マップにおいて、「奥多摩工業曳鉄」という名称によって位置が示されている。航空写真で橋梁を確認することができる。

奥多摩工業ケーブルカー

<除野(よけの)橋梁
最寄り駅】奥多摩(歩15分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    氷川小学校東側を通り奥多摩工業を抜けて山道を進むと、この鉄橋を行きかうトロッコを俯瞰(ふかん)で目撃することができる。

除野
橋梁
(南側)

    訪問日は平日で、訪問時刻は午前10時半頃であった。トロッコは既に休止していて、動画撮影不可であった。まことにハードルが高い。

    石灰石を搭載したトロッコが、左側の線路に存在する。そのトロッコは、氷川工場(すなわち手前側)に向かうはずである。したがって、この路線では右側通行(すなわち反時計方向循環)である。

除野
橋梁(北側)

<川乗(かわのり)橋梁>
最寄りバス停】白妙橋(歩1分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    白妙橋(しろたえばし)において、この鉄橋を行きかうトロッコを瞰(ぎょうかん)で目撃することができる。ただし、遠景である。

遠景(
白妙橋からの眺め)

近景

白妙橋バス停

(5)  氷川モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄り駅】奥多摩(歩15分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    「氷川モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    これは、林業用と推察される奥多摩古道に存在する下駅から除ヶ沢の高位に向かって、線路が延びている。

氷川モノレール
(青色線)

下駅

(6)  奥多摩町福祉モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&客車1両×各1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
【訪問日】
  【1/2/4号線】2024年1月19日(金)
  【3/5号線】2024年2月17日(土)
    奥多摩町(おくたままち)役場では、高齢者に対する福祉事業としてモノレールの設置を行っている。いずれの路線も、レールは2本存在する。
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    なお、線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

<鳩ノ巣線>(仮称)
【最寄り駅】鳩ノ巣(はとのす)(歩10分)
航空写真かすかに確認可能
ストリートビュー】かすかに確認可能
    沿道から高位(西)の住宅までをモノラックむすんでいる。
    某ネット記事では、この物件をケーブルカーと称しているが誤認である。

鳩ノ巣

全景

下駅

上駅

安寺沢(あてらざわ)線>(仮称)
【最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩40分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    沿道から高位(北)の住宅までをモノラックむすんでいる。調査当時におけるGoogleマップのストリートビューでは撮影していなかった

安寺沢

全景

下駅

車両

上駅

<東日原線>(仮称)
【最寄りバス停】東日原(ひがしにっぱら)(歩10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    沿道に下駅が存在し、線路が高位(北)へ延びている。調査当時におけるGoogleマップのストリートビューでは撮影していなかった

東日原線

遠景

下駅

車両(右寄り)

車両(左寄り)

ラック&ピニオン

ポツンと一軒家

<槐木(さいかちぎ)線>(仮称)
【最寄りバス停】笹平橋(ささひらばし)(歩10分)
航空写真確認可能
ストリートビュー】確認可能
    沿道に存在する個人の駐車場から高位の住宅まで通路が存在し、モノラックその通路に並行して両地点をむすんでいる。
    なお、バス停が存在する道路とモノラックが存在する道路を短絡する歩行者用の道が存在するのだが、Googleマップ「バス停⇒モノラック」間の歩行経路を検索しても車道経由の経路が表示される。

槐木線

全景

下駅

軌道

車両

上駅

<境線>(仮称)
【最寄りバス停】境橋(さかいばし)(歩3分)
航空写真確認可能
ストリートビュー】確認可能
    これは、既に廃止された。訪問時においては、それらの設備は存在しなかった。既に撤去されたものと推察される。
    沿道に下駅が存在し、線路が高位(北)へ延びていた。


下駅跡

(7)  奥多摩町ワサビ田用モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×14か所
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    以下の線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

<大丹波線>(仮称)
最寄りバス停】清東橋(せいとうばし)(歩1時間)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    大丹波(おおたば)ヘリポートからさらに西へ徒歩で約10分の沿道に、下駅が存在する。
除ヶ沢線>(仮称)
最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩20分)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    「日原川(にっぱらがわ)橋梁~除ヶ野(よけの)」間に、下駅が存在する。除野橋梁の真下にワサビ田が存在し、モノラックのレールが除野橋梁をアンダークロスしている。ネットの記事によると、軌道の終点は、入渓点そばの車庫である。

除ヶ沢線
(青色線)

下駅

    この下駅の所在地について、「日原川橋梁~除ヶ野」間に存在することまでは容易に判明し、その区間のGoogleマップストリートビューを丹念に確認した。しかし、何度確認しても、ネットに投稿されている下駅の写真に該当する場所を見つけることはできなかった。他にも情報がないかと調査した。調査開始から3日が経過して、ふとひらめいた。撮影日を確認してみた。
  【ストリートビュー】2019年
  【投稿写真】2021年/2022年/2023年
    すなわち、この設備は、ストリートビュー撮影後に設置されたと推察される。もう一度ストリートビューを確認した。2021年の投稿写真において、カーブミラーの形状や電柱支線の形状、およびカーブの方向に特徴がある。それらを考慮して、やっと所在地を見つけることができた。それを発見したのは、訪問日の前日であった。

車両

除ヶ野モノレール(左)と除ヶ沢線(右)

    除ヶ野モノレールについては後述する。

いわゆるポイント

    矢印で示した区間の線路を上方へ取り外し、上下反転してから左側の線路に差し込むものと推察される。この仕組みを利用すると、列車はスイッチバックすることになる。しかし、なぜスイッチバック方式にしたのか、理由が不明である。1本の線路にするだけの空間があるので、1本の線路にしたほうが、工事が簡易であり運用も容易である。
    ラック式は、線形の自由度が高い。それが、ラック式の長所である2本の線路の設置時期が異なるのかもしれないが、その場合であっても、ポイントを設けずに延伸するという考えで良かったのではないだろうか。

除ヶ沢線(左)と
除ヶ野モノレール(右)

川乗線>(仮称)
最寄りバス停】川乗橋(かわのりばし)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    この設備の所在地は、川乗林道の終点である。その終点からさらに低位()に存在するワサビ田へ向かって、線路が延びている。
大楢峠線>(仮称)
最寄りバス停】神庭(かにわ)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    大楢峠(おおならとうげ)に、下駅が存在する。
海沢(うなざわ)線>(仮称)
【区間】海沢園地大岳山(おおたけさん)
最寄りバス停】神庭(かにわ)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    この設備の線路は、2路線存在する。
御前山(ごぜんやま)線>(仮称)
編成】動力車1両&客車2両&貨車1両×1路線
最寄りバス停】境橋(さかいばし)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
    この設備の所在地は、調査当時におけるGoogleマップにおいて「ワサビ田の広場」という名称によって示されている。

(8)  除ヶ野モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】除ヶ野除ヶ沢
【用途】工事現場アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    除ヶ野(よけの)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

除ヶ野モノレール(緑色線)

除ヶ野

    多くの工事車両が駐車している。近くに工事詰所があり、「除ヶ澤治山工事」という掲示が
存在する。除ヶ野モノレールはその工事のための線路であって、そこへ作業員や資材を運ぶためのものと推察される。

    ここは、奥多摩古道の終点である。この住宅については、調査当時におけるGoogleマップの航空写真でもストリートビューでも確認することができる。この住宅に向かって右側が、ネット記事に登場する「民家の軒先」である。調査当時におけるストリートビューにおいては、道は花壇になっていて通行困難であった。

公私分岐点の
除ヶ野モノレール

    ここは、ネットの記事に登場する公私分岐点であり、除ヶ沢方面から到着する場合、ネット情報によると次のとおりである。
① 右側が公道であるが行き止まりになっている
② 左の私有地を通って民家の軒先を通過せよ
    結果は、前述のとおりである

除ヶ野モノレール(左)と
除ヶ沢線(右)

除ヶ野モノレール(右)と
除ヶ沢線(左)

線路下面

    これは、真下から撮影した写真である。通常の線路は真下にギザギザが存在するのだが、これは穴が開いている。車輪側に突起構造が存在するものと推察される。

小橋脇の
除ヶ野モノレール

(9)  本仁田山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両&貨車1両×2路線(直列)
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【2号線】安寺沢~車庫
  【1号線】車庫~大ダワ
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(40分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    本仁田山(ほにたやま)モノレール」という名称および線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。安寺沢(あてらざわ)の沿道に安寺沢駅が存在するのだが、調査当時におけるストリートビューはこの場所を撮影していなかった。
    この設備は、本仁田山において鹿を駆除するハンターと駆除された鹿を輸送するためのものである。線路の長さは約3kmであり、所要時間は約1時間半である。最大斜度は、43度である。

本仁田山モノレール

    2路線直列にした理由は、不明である。1号線が先にできていてあとから2号線を増設したということかもしれないが、1号線を延長するほうが工事が簡易であり運用も容易であると感じられる。

安寺沢

車庫

車庫への徒歩経路

車庫の裏側

(10)  平石山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&貨車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】大沢(おおさわ)(歩1)
航空写真確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    この設備は、既に廃止された。
    平石山(ひらいしやま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。この設備は、既に撤去された

    この設備を紹介する記事が、2019年に投稿されている。

下駅跡

「火気厳禁」立札

    この立札は、2019年の紹介記事にも登場している。

ホース格納箱

    このホース格納箱は、2019年の紹介記事にも登場している。

大沢バス停

(11)  天目山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】カロー橋板形(はんぎょう)ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】鍾乳洞(しょうにゅうどう)(1時間)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
    天目山(てんもくさん)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    この設備の起点は、立派な車庫である。

(12)  タワ尾根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】ウトウの頭~タワ尾根の頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】鍾乳洞(しょうにゅうどう)(2時間)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
    このレールの長さは、1.78kmである。

(13)  登計橋モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄り駅】奥多摩(7分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    登計橋(とけばし)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    この設備は、貨物を川原に輸送するためのものである。

下駅

車両

上駅

(14)  三ノ木戸モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×4路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】三ノ木戸~三ノ木戸山
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停】南二丁目(1時間30分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】かすかに確認可能
    「三ノ木戸(さぬきど)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    この設備の所在地は、小中沢林道の終点である。線路が、そこから三ノ木戸山へ向かって延びている。三ノ木戸に車庫が存在し、そこから4本のレールが延びている。そのうちの1本は、ポイントによって2本に分岐している。すなわち、車庫には、5編成分の格納場所が存在する。列車は、4編成存在する。

三ノ木戸山モノレール

(15)  登計(とけ)トレイル
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】ステーション1~モノレール乗降場
【用途】森林浴(身障者専用)
【最寄りバス停】弁天峡(べんてんきょう)(歩10分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
    このモノラックは、前述した奥多摩町福祉モノレールの車両と同一仕様であると推察される。

車庫

車両

    車庫の線路はほぼ平坦なので、車両は傾斜状態である。

ステーション1

    ここの線路は傾斜しているので、停車した状態においては床面がほぼ水平になると推察される。

軌道

中間駅

モノレール乗降場

モノレール乗降場

(16)  境モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停】境橋(さかいばし)(3分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年2月17日(土)
    この設備は、既に廃止された。
    「境(さかい)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    この線路は、傾斜していなくてほぼ平坦であった。

境モノレール

(17)  水根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】水根沢(みずねさわ)~八方岩展望台
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】水根(3分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年2月17日(土)
    この設備は、既に廃止された。
    「水根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

標識

防護扉

    この扉は、施錠されていない。これは、鹿対策のためのものなのだが、有効性に疑問が湧く(後述参照)。ここから八方岩展望台までジグザグ道を登るのだが、かなりの急勾配である。

八方岩展望台

    ネットの投稿記事によって紹介されているモノラックを目撃することはできなかった。工事のための一時的な設備であったと推察される。
    この脇に、案内標識が存在、「多摩湖口」が紹介されている。試しに、「多摩湖口」を目指してみた。

多摩湖口

    八方岩展望台からここまで、鹿対策の柵が存在しない。したがって、鹿は、この画像における左の階段を利用して悠々と国道に降りることができる。このようなことで良いのであろうか。

標識

    水根沢よりもこちらのほうがやや距離が長いが、勾配は緩やかである。ここの最寄りバス停は、奥多摩湖である。

(18)  小河内(おごうち)ダム
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両
×1路線
【運行形態】単線1編成方
【用途】桟橋(さんばし)アクセス 
最寄りバス停】奥多摩湖(5分)
【航空写真】確認可能
ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年2月17日(土)
    これは、奥多摩湖右岸に存在する。調査当時におけるGoogle(グーグル)マップではインクラインという名称で紹介されている。入口に立入禁止の札が掲示されていて、下駅に近づくことはできない。

全景
(左上の建造物は駅舎)

軌道

    柵の隙間からスマートフォンを差し入れると、車両を撮影することができる。

車両

ラックレール

(19)  サス沢モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】森レール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】小河内貯水池~サス沢山(サスざわやま)展望台
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】奥多摩湖
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
    「サス沢モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    東京都水道局が主催する水道水源林現地見学会に参加すれば、乗車することができる。

(20)  惣岳山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】サス沢山(サスざわやま)~惣岳山
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停】奥多摩湖(歩1時間)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
    「惣岳山(そうがくさん)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(21)  留浦モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】(動力車1両&貨車1両+動力車1両&貨車2両)×1か所
【運行形態】単線2編成方式
【区間】留浦~鷹ノ巣山(たかのすやま)
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停】峰谷(みねたに)(2時間)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー】確認困難
    「留浦(とずら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    この設備は浅尾根に存在し、輸送される貨物はシイタケである。1本の路線に2編成が直列している。

(22)  利島モノレール
【所在地】東京都利島村(としまむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×17路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【航空写真】確認困難
    利島モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    輸送される貨物は、椿の種である。

<北1&2号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩20分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。
<北3号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<北4号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。

北1~4号線

<西1号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】かすかに確認可能
    「堂の山(どうのやま)神社」前の山道から浄水場脇の林道に出た位置に駅が存在する。
<西2号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認困難
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<西3号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
西4号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に上駅の車庫が存在し、そこから低位(北)に向かって線路が延びている。

西1~4号線

<東1&3~7号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分~1時間)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。
<東2号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。

東1~7号線

<南1号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩1時間30分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている。
<南2号線>(仮称)
【最寄り港】利島港(歩1時間40分)
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。

南1&2号線

(23)  新島山(にいじまやま)モノレール
【所在地】東京都新島村(にいじまむら)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

<C-5> 関東地方(神奈川県横浜市以東)

(1)  本沢(ほんざわ)ダム
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】大戸(おおと)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    城山(しろやま)発電所を見学すれば、ケーブルカーを目撃することができる。車両は、床面のみの台車である。
    なお、津久井湖(つくいこ)に城山ダムが存在するが、城山発電所が付属する本沢(ほんざわ)ダムは城山存在する

(2)  相模(さがみ)ダム
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】変電所~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相模湖大橋(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    発電所見学会に参加すれば、ケーブルカーを目撃することができる。

(3)  陣渓園(じんけいえん)
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ゆず畑アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】陣馬登山口(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ゆず収穫体験に参加すれば、モノラックに乗車することができる。

(4)  道志(どうし)第一・第三発電所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】吉原(きっぱら)入口(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(5)  大平モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】大平~大平分岐点
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】鳥屋(とや)(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「大平(おおひら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

(6)  堂平モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】堂平雨量観測所~瀬戸沢ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】三叉路(さんさろ)(歩3時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    堂平(どうだいら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    堂平雨量観測所のそばに下駅が存在し、そこでは2路線がポイントで切り替えられるようになっている。途中では、新旧2本のレールが並行している。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

堂平モノレール

(7)  天王寺尾根モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】キュウハ沢~天王寺尾根
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】三叉路(さんさろ)(歩4時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「天王寺(てんのうじ)尾根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    ここには、2路線存在する。キュウハ沢に車庫があって、そこから2路線が高位に向かって延びている。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

天王寺尾根モノレール

(8)  八丁坂モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】八丁坂入口~八丁坂ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】東野(ひがしの)(歩1時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    八丁坂(はっちょうざか)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

(9)  よみうりランド
【所在地】神奈川県川崎市(かわさきし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】よみうりランド(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このモノレールは、既に廃止された。

(10)  向ヶ丘(むこうがおか)遊園モノレール
【所在地】神奈川県川崎市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】向ヶ丘遊園~向ヶ丘遊園正門
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】向ヶ丘遊園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1999年頃
    このモノレールは、既に廃止された。この区間では、かつて豆汽車や豆電車と称する列車が運行されていた。

(11)  セントラルコート溝ノ口(みぞのくち)
【所在地】神奈川県川崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】溝の口(歩10分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    調査当時におけるGoogle(グーグル)マップが示す位置は、斜面の高位側であった。Googleマップに対して、このマンションの位置としては斜面の低位側が適切である旨の修正情報を送信したところ、ただちに承認された

全景

(12)  ララヒルズ
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄り駅】北山田(きたやまだ)(歩3分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景

(13)  インペリアル菊名(きくな)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】馬場(ばば)七丁目(歩3分)
航空写真確認可能
ストリートビュー】近すぎて確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されてはいないのだが、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景

(14)  横浜博覧会
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】横浜エスケイ
【愛称】動くベンチ
【編成】客車1両×2路線並列
【区間】桜木町ゲート~フェスティバル広場
【用途】場内アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。このケーブルカーは、水平移動のケーブルカーであった。

(15)  ルネ上星川(かみほしかわ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列(高層階用と低層階用)
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】上星川(歩2分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    ここは、丘の斜面に建設されたマンションである。その風景は異様さを感じる。遠目(とおめ)には戸建(こだて)住宅のように見えるが、マンションらしい。
    なお、上星川駅において列車やホームからでも眺めることができる。

マンション全景

斜行エレベータ
全景
(左:高層階用  右:低層階用)

(16)  上星川(かみほしかわ)教会
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】礼拝アクセス(礼拝者専用)
【最寄り駅】上星川(歩5分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2023年7月22日(土)
    一説によると、これは、世界で唯一、教会に存在するスロープカーであるらしい。

全景

下駅

    この扉は、施錠されている。

車両

(17)  ホーユウヒルサイドテラス上星川(かみほしかわ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】福田園芸前(歩10分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されてはいないのだが、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景
(中央の階段下が斜行エレベータ)

(18)  サンヴェール横浜永田グランテラス
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】永田町(ながたちょう)中央(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(19)  サンヴェール保土ヶ谷(ほどがや)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】パティオステーション~ビューステーション
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】保土ケ谷(歩15分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されておらず、立入禁止の掲示も見受けられなかったが、立ち入らないほうがよいように感じられる。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

    「ほどがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
  【保土ケ谷】保土ケ谷公園(神奈川県庁)/保土ケ谷区(横浜市役所)/保土ケ谷駅(JR東日本)/保土ケ谷駅東口(横浜市営バス)
  【保土ヶ谷】保土ヶ谷バイパス(国土交通省)/シャリエ保土ヶ谷公園(多くの不動産業者)/保土駅東口(神奈中バス)
    国と自治体で相違があることに興味を覚える。
    ネット記事では、「保土ケ谷」よりも「保土ヶ」のほうが多いように感じられる。これは、Windowsパソコンで「ほどがや」を漢字変換した場合に、変換候補として「保土ヶ」のみが表示される(IME2010の場合)ことが原因していると推察される。

全景

(20)  シャリエ保土ヶ谷(ほどがや)公園
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】花見台(はなみだい)(歩5分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    バス停からここまで徒歩5分であるが、上り下りを繰り返す急勾配坂道を往復することとなる。特に、復路はキツい。訪問日最大の苦行であった。
    「ほどがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である(前述のとおり)。

全景
(中央の階段下が斜行エレベータ?)

(21)  東急ドエル横浜ヒルサイドガーデン
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】法泉町(ほうせんちょう)(歩5分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2023年4月22日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    横須賀(よこすか)線の車窓としてもマンション全景を眺めることができる。

全景

    斜行エレベータは、さらに右寄りに存在する。道路からは見えない。

(22)  倫勝寺(りんしょうじ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】りんりんモノレール
【愛称】りんモ
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】川上(かわかみ)団地第二(歩15分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2023年7月22日(土)
    「墓参者専用」という表現がネットに存在するが、住職のブログでは「お参りの方どなたでもご利用いただける」と記述されている。なお、「遊具施設ではない」という主旨が車内に掲示されている。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

下駅

りんモ

移動中

上駅

    動画はこちら

(23)  育生会(いくせいかい)横浜病院
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】ごんたん
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】敷地入口~病院玄関
【用途】病院アクセス
【最寄りバス停】権太坂上(ごんたざかうえ)(歩3分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
    ここの車両は湘南(しょうなん)電車の塗装になっていて、急行東海のヘッドマークまで付いている。テレビ朝日「ナニコレ珍百景」でも紹介された施設である。
    このラックカーでは、運転時にスタッフが乗務する。
    なお、この物件をスロープカーとして紹介するネット情報が少なくとも1件存在するが、この物件は嘉穂製作所製ではないのでスロープカーとは言えない。

車両

敷地入口

病院玄関

    動画はこちら

(24)  南の丘メモリアルパーク
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】南永田(みなみながた)(歩5分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)

霊園下駅

    往路の動画こちら

霊園上駅

    復路の動画こちら

(25)  ライオンズテラス弘明寺(ぐみょうじ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】坂上(さかうえ)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(26)  グランドメゾン三渓園(さんけいえん)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】本牧(ほんもく)市民公園前(歩2分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    ここは崖の上のマンションであり、特に異様な光景である。斜行エレベータは崖の側面に張り付いたような状態である。斜行エレベータというよりも垂直エレベータに近い。

マンション全景
(右端:斜行エレベータ)

崖側面

斜行エレベータ
全景

    なお、「さんけいえん」の漢字表記については、留意を伴う。
  【マンション名】三渓園
  【観光施設名】三溪園
  【横浜市営バス停名】三溪園入口
  【フジエクスプレスバス停名】三渓園入口
  【首都高出入口】三溪園出入口

(27)  天神山貞昌院(てんじんさんていしょういん)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】まいれーる
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄り駅】上永谷(かみながや)(歩5分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
投稿写真確認可能
【訪問日】2022年11月8日(火)
    Google(グーグル)マップにおいて、「まいれーる・貞昌院モノレール」という名称によって所在地が示されている。

下駅

上駅

<C-6> 関東地方(神奈川県横須賀市以西)

(1)  ガーデンテラス逗子東(ずしひがし)
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】船越(ふなこし)三丁目(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(2)  田浦ケーブルカー
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】ケーブルカー
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(住民専用)
【最寄り駅】田浦(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年12月16日(土)
    「田浦(たうら)ケーブルカー」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    これは、住民専用の設備であると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

    民間駐車場から高位の家屋まで階段が存在する。その階段をオーバークロスして両地点を短絡するケーブルカーが存在する。

田浦ケーブルカー

全景(左側面)

全景(正面)

全景(右側面)

下駅

上駅

電動機

(3)  田浦梅の里
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】田浦(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年12月16日(土)
    このスロープカーは、かつて「田浦(たうら)青少年自然の家」の設備として紹介されていたが、田浦青少年自然の家」は閉鎖された。当時の貨物は宿泊者の荷物であったが、現在の貨物は、農業機材や収穫された「梅の実」である。

スロープカー線路略図

    Google(グーグル)マップは、とんでもない場所に案内することがあるが、功を奏することもある。Googleマップによって「田浦駅」と「田浦梅の里展望塔」をに設定すると、「田浦梅の里展望塔」のアプローチ地点として下駅の位置が示される。但し、下駅の位置から線路沿いに登ることはできず、「自然の家」駅に行くには児童広場経由となる。

下駅

    門扉(もんぴ)が施錠されていて、これ以上線路に近づくことはできない。

上駅に向かう線路

急カーブ

    「自然の家」駅手前に、カーブが存在する。

「自然の家」駅

上駅に向かう線路

上駅に向かう線路

上駅

    ロープが張られていて、これ以上線路に近づくことはできない。

展望塔

展望&看板

(4)  ラブリハイツ浦賀(うらが)
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両
×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄り駅】浦賀(歩10分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2023年4月22日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景

下駅

(5)  葉山パブリックゴルフ
【所在地】神奈川県葉山町(はやままち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  ① 駐車場~練習場
  ② 練習場~コース
【用途】(利用者専用)
  ① 練習場アクセス
  ② コースアクセス
【最寄りバス停】上山口(かみやまぐち)小学校(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(6)  葉山国際カンツリー倶楽部(クラブ)
【所在地】神奈川県葉山町(はやままち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~エメラルドコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】上山口(かみやまぐち)小学校(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(7)  横浜ドリームランドモノレール
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【区間】大船(おおふな)~ドリームランド
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】大船(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。

(8)  湘南(しょうなん)モノレール
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線N編成方式
【区間】大船(おおふな)~湘南江の島
【用途】江の島アクセス(公共交通)
【最寄り駅】大船(おおふな)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1984年4月30日(月振)
    「えのしま」の漢字表記はややこしい。
  【島名】江の島
  【鉄道事業者名】江ノ島電鉄
  【駅名】
    【江ノ電】江ノ島
    【小田急】片瀬江ノ島
    【モノレール】湘南江の島
  【神社名】江島神社
  【水族館名】新江ノ島水族館

乗車券

(9)  松久寺(しょうきゅうじ)
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】泉水橋(せんすいばし)(歩5分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
    「立ち入りをご遠慮ください」という掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    これは、国内最短のスロープカーであり、距離はわずか12.7mである。

全景

スロープカー

(10)  鎌倉プリンスホテル
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】宴会場本館
【用途】施設間アクセス
【最寄り駅】七里ヶ浜(しちりがはま)(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2023年7月11日(火)
    最寄り駅から徒歩でホテル本館に行く場合に、別棟の宴会場の建物に入場して斜行エレベータを利用すると近道である。
    本館にはカフェが存在し、宿泊者以外でも利用可能である。したがって、宿泊せずとも、カフェを利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。

(11)  鎌倉七里ヶ浜(しちりがはま)霊園
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】墓参アクセス
【最寄り駅】七里ヶ浜(歩10分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)

霊園入口

下駅
 
    往路の動画はこちら

上駅

    復路の動画はこちら

(12)  鎌倉富士見(ふじみ)墓苑
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上
【用途】墓参アクセス
【最寄り駅】腰越(こしごえ)(歩3分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)

霊園下駅

    往路の動画こちら

霊園上駅

    復路の動画こちら

(13)  厚木霊園
【所在地】神奈川県厚木市(あつぎし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【園内入口線/新区画線1F~4F
  【管理棟線】1F~3F
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】森の里(歩15分)
航空写真確認可能
ストリートビュー確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
  園内入口線と新区画線は直列している。新区画線は、管理棟線とほぼ同じ標高に存在するが、並列というほどではない

園内入口線>(仮称)

全景

1F駅

4F駅

管理棟線>(仮称)

全景

1F駅

3F駅

新区画線>(仮称)

全景

1F駅

4F駅

(14)  宮ヶ瀬(みやがせ)ダム
【所在地】神奈川県愛川町(あいかわまち)
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② ラックカー(懸垂式)
【設備名称】
  【ケーブルカー】インクライン
【編成
  【ケーブルカー】客車1両×2路線並列
  【ラックカー】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【ケーブルカー】ダム~ダム
【用途】
  【ケーブルカー】ダム上下間アクセス
  【ラックカー】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】愛川大橋(歩20分)
航空写真
  【ケーブルカー】確認可能
  【ラックカー】確認不可
ストリートビュー
  【ケーブルカー】確認可能
  【ラックカー】確認不可
投稿写真
  【ケーブルカー】確認可能
【訪問日】2017年7月28日(金)

往復乗車券 パス割

    ケーブルカーの上昇動画こちら
    ケーブルカーの下降動画こちら

(15)  伊勢原カントリークラブ
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】
  ① スロープカー(跨座式)
  ② ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×4路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【アウトコース用】クラブハウス~アウトコース
  【インコース用】クラブハウス~インコース
  【ショートコース用5番ホール~6番ホール
  【旧17番ホール用旧16番ホール~旧17番ホール
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】這子坂(はいこざか)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ネット情報では、17番ホール用としてラックカーが存在する旨の記事が見受けられる。それはインコース改造前の情報であって、現17番ホールは、ラックカーが存在するとされる17番ホールとは場所が異なる。旧17番ホールのラックカーは、現在は使われていない。
    なお、アウトコース用のスロープカーは、乗用カートを乗せることができる。
    また、ここには、スロープコンベアも存在する(概要はこちら)。

(16)  大山(おおやま)ケーブルカー
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】大山ケーブル~阿夫利(あふり)神社
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】大山ケーブル(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2000年頃

(17)  阿夫利神社モノレール
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×2路線直列
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  ① 阿夫利隧道(あふりずいどう)~登拝門(とうはいもん)
  ② 下社~本社
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】 大山寺(おおやまでら)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    「阿夫利神社モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。

阿夫利神社モノレール

(18)  大山モノレール
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】大山山頂~西沢ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停ヤビツ峠(歩1時間15分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    「大山(おおやま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。西沢ノ頭に立派な車庫が存在する。車庫を出発した直後にポイントが存在して、列車を沿道に降ろすことができる。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

大山モノレール

(19)  三ノ塔モノレール
【所在地】神奈川県秦野市(はだのし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】三ノ塔地蔵~ヨモギ平
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】大倉(おおくら)(歩3時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「三ノ塔(さんのとう)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。

(20)  大秦野(おおはだの)カントリークラブ
【所在地】神奈川県秦野市(はだのし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】横野(よこの)入口(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このラックカーは、既に廃止された。

(21)  河村城址モノレール
【所在地】神奈川県山北町(やまきたまち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】河村城址~浅間山
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】馬場(ばば)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。
    「河村城址モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(22)  三保(みほ)ダム
【所在地】神奈川県山北町(やまきたまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】丹沢湖(たんざわこ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、左岸に存在する。最寄りバス停からバス路線を東に戻った位置である。

(23)  早川モノレール
【所在地】神奈川県小田原市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】早川(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    「早川(はやかわ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。魚籃大観音(ぎょらんだいかんのん)から一夜城ヨロイヅカファームに向かって徒歩で約20分の位置において、道路の両側に存在する畑を往来するために、モノラックが道路をオーバークロスしている。

早川モノレール

(24)  遠藤貝類博物館
【所在地】神奈川県真鶴町(まなづるまち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ケープ真鶴(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2018年1月13日(土)

モノラック

(25)  大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)
【所在地】神奈川県南足柄市(みなみあしがらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト/リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本堂~御真殿
【最寄りバス停】道了尊(どうりょうそん)(歩20分)
航空写真確認困難
ストリートビュー確認困難
投稿写真確認可能
【用途】御真殿アクセス(関係者専用)
    このケーブルカーは、参拝者向けではないので最乗寺のホームページでは紹介されていない。しかし、このケーブルカーをネット検索すると、既に少なくとも5件の記事が存在する。最乗寺としては、このケーブルカーに乗せてほしいと懇願されることを懸念していると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    なお、高齢者と身体障がい者に限り、祈祷料を納入すれば乗車することができる。

    本堂右横に、大雄山御用達(ごようたし)組合による案内図が掲示されている。

案内図

    この案内図に、細い線が描かれている。

1本の細い線

    これが、ケーブルカーの線路を表していると感じられる。

本堂

    本堂には、自由に入室することができる。多くの参詣者は、自然のなりゆきとして、本堂の室内とそれを囲む縁側においてしばしたたずむこととなる。その本堂左側の縁側を数歩奥に進むと、ケーブルカーの駅が存在する。したがって、多くの参詣者が、このケーブルカーの存在を知ることとなる。写真撮影禁止の掲示も、ネット公開禁止の掲示も見つけることはできない。最乗寺としては、その存在を隠すというほどではないように感じられる。本当に隠したければ、目隠しするはずである。

本堂駅

車両

    縁側の奥のこの撮影位置までは自由に立ち入ることができる。この位置に柵があって、これから先は立ち入り禁止である。
    柵の内側には、「山内僧侶及び従業員以外使用禁止」の立札(たてふだ)が存在する。

御真殿

    この線路についても、一般参詣者が「本堂~御真殿」間を徒歩で移動する経路(屋外)において目撃することができる。

御真殿

    一般参詣者がこの撮影位置にたたずむことは皆無であると推察されるが、この撮影位置についても、柵があるわけではなく立ち入り禁止の掲示物を見つけることもできなかった。
    なお、この駅の駅舎内には、「無許可使用禁止」なる主旨の張り紙が存在する。

御真殿

世界一の高下駄

(26)  ホテルはつはな
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~4F
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】ホテルはつはな前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は箱根湯本(ゆもと)温泉である。
    この施設では、日帰り入浴もランチも利用不可である。

(27)  対星館(たいせいかん)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】宮ノ下(みやのした)駅(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
    この施設は、既に閉鎖された。
    ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は堂ヶ島(どうがしま)温泉であった。
    ここのケーブルカーは、のちにスロープカー(跨座式)(単線単行方式)に置き換えられて渓谷(けいこく)電車と称された。
    対星館について記述する場合に、避けて通れないのが晴遊閣大和屋(せいゆうかくやまとや)ホテルである。この2軒は、松本清張(せいちょう)の小説「蒼い描点(あおいびょうてん)」に登場した旅館である。両者は、いずれも谷底にある堂ヶ島温泉の旅館であり、隣り同士である。それぞれが道路と施設との間の交通手段を持っていて、対星館のほうはケーブルカーであり、晴遊閣大和屋ホテルのほうはロープウエーである(概要はこちら)
    なお、松本清張が投宿(とうしゅく)したのは、晴遊閣大和屋ホテルのほうである。

対星館
晴遊閣大和屋ホテル

    小説では堂ヶ島という地名や富士屋ホテルも含めて、次のとおり名を変えて登場する。
  【対星館】駿麗閣(しゅんれいかく)
  【晴遊閣大和屋ホテル】対渓荘
  【富士屋ホテル】杉ノ屋ホテル
  【堂ヶ島温泉】坊ヶ島温泉
    小説では、対星館のほうもケーブルカーではなくロープウエーとなっていて、その2台のロープウエーを空中ケーブルと称している。
    主人公は、原稿を受け取るために杉ノ屋ホテルにいる作家を訪ねる。ところが、作家は、既に対渓荘に移ったあとである。主人公は、対渓荘の隣にある駿麗閣に泊まることにする。杉ノ屋ホテルをあとにした主人公は、車を利用するほどの距離ではないので歩いて行くことにする。まず対渓荘への降り口を通過し、さらに100mほど歩いて駿麗閣への降り口に到着する。駿麗閣の空中ケーブルに乗って谷底へ降りて行く。松本清張は、その時の様子を次のとおり描写している。
    【下方の景色は徐々にせりあがり、拡大されてきた。木が大きくなり、家が大きくなった。
    駿麗閣に着いた主人公は、作家に面会するために対渓荘に向かう。いったん駿麗閣の空中ケーブルで昇り、道路を100m歩いて、対渓荘の空中ケーブルで谷底へ降りる。作家に面会したのちに、再び対渓荘の空中ケーブルで昇り、駿麗閣空中ケーブルで駿麗閣に戻る。
    なお、小説では、空中ケーブルのことをケーブルカーと称している場面もある。ロープウエーのことをケーブルカーと称することは、間違いとは言えない。イギリス英語では、ロープウエーのことを「Cable car」と称す。
    松本清張は、対渓荘の空中ケーブルで昇る時の様子を次のとおり描写している。
    【ケーブルカーの窓から下を見ると、対渓荘の屋根が、ずんずん小さくなって沈下していく。隣りの駿麗閣の屋根も連れのようにならんで縮んで行った。
    ロープウエーが谷底へ吸い込まれるがごとく、私はこの小説にぐいぐいと引き込まれた。

(28)  駒ヶ岳(こまがたけ)ケーブルカー
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】駒ヶ岳登り口~駒ヶ岳頂上
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】箱根園(はこねえん)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    この施設は、既に廃止された。ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ロープウエーとケーブルカーが直列していた。

(29)  箱根園(はこねえん)ゴルフ場
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴルファーケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】箱根園ゴルフ場(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(30)  芙蓉亭(ふようてい)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~別館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】箱根園(はこねえん)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は蛸川(たこがわ)温泉である。
    この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、ザ・プリンス箱根芦ノ湖である。

(31)  箱根登山ケーブルカー
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成交走式
【区間】強羅(ごうら)~早雲山(そううんざん)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】強羅(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1983年8月6日(土)
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列している。

箱根フリーパス(オモテ)

箱根フリーパス(ウラ)

箱根登山ケーブルカー

(32)  強羅花扇(ごうらはなおうぎ)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス
【最寄り駅】早雲山(そううんざん)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は箱根強羅温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
    この設備は、休止中である。

<D-1中部地方(新潟県富山県石川県福井県)

(1)  奥三面(おくみおもて)ダム
【所在地】新潟県村上市(むらかみし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】縄文の里朝日(歩1時間)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(2)  内の倉(うちのくら)ダム
【所在地】新潟県新発田市(しばたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】滝谷新田(たきやにった)(歩30分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    インクラインは、開放されている。事前に許可をもらえば、操作カードを受け取ってインクラインを操作することもできる。

(3)  サントピアワールド
【所在地】新潟県阿賀野市(あがのし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(4)  北沢(きたざわ)浮遊選鉱場
【所在地】新潟県佐渡市(さどし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相川(あいかわ)博物館前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、金銀鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(5)  弥彦山(やひこやま)クライミングカー
【所在地】新潟県弥彦村(やひこむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】クライミングカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山頂駐車場~展望食堂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】ロープウェイ山頂(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2024年4月6日(土)
    ここには、ロープウエーも存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。ロープウエーとケーブルカーが直列している。
    この設備は、主として車利用者が「駐車場~展望食堂」間を往復するための設備である。ロープウエーの山麓駅とケーブルカーの駐車場駅の間を徒歩で移動すると、Google(グーグル)マップで示される経路では所要時間2時間40分である。山頂経由で歩くことも可能であるかもしれないが、それは登山の範疇(はんちゅう)である。徒歩以外で移動するには、車かタクシーである。車の場合は、タクシーで出発地点まで戻らなくてはならない。弥彦駅から山頂駐車場までタクシーで移動すると、所要時間30分である。すなわち、ロープウエーとケーブルカーを往復利用するほうが安価であると推察される。
    線路下に(おもり)が存在し、車両の交走式である。ケーブル本数は6本である。

遠景

展望食堂

車両

山頂
駐車場

    上昇の動画はこちら
    下降の動画はこちら
    パノラマタワーから見える光景はこちら

(6)  国営越後丘陵(えちごきゅうりょう)公園
【所在地】新潟県長岡市(ながおかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~展望階
【用途】展望階アクセス
【訪問日】2022年9月26日(木)

展望台

(7)  奥只見(おくただみ)ダム
【所在地】新潟県県魚沼市(うおぬまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】2両
編成×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~ダム広場
【用途】ダム上下間アクセス
【最寄りバス停】奥只見ダム(歩0分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
投稿写真確認可能
【訪問日】2022年10月3日(月)
    このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。

駐車場駅

スロープカー

    往路の動画こちら

ダム広場駅

    路の動画こちら

(8)  妙高(みょうこう)サンシャインランド
【所在地】新潟県上越市(じょうえつし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(9)  関西電力
【所在地】富山県黒部市(くろべし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】インクライン下部~インクライン上部
【用途】ダムアクセス(関係者専用)
【最寄り駅】欅平(けやきだいら)(アクセス列車まで歩0分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
   黒部ルート見学会に参加すれば、乗車することができる。ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。遊覧鉄道とインクラインが直列している。

(10)  黒部(くろべ)ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】黒部平(くろべだいら)黒部湖
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1988年8月14日(日)
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ロープウエーケーブルカーが直列している。

立山黒部(たてやまくろべ)
アルペンルート記念乗車券

(11)  立山ケーブルカー
【所在地】富山県立山町(たてやままち)
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】立山~美女平(びじょだいら)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1988年8月14日(日)
    前掲の「黒部ケーブルカー」参照

(12)  信行寺(しんぎょうじ)
【所在地】富山県富山市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】かりがね号
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~信行寺
【最寄りバス停】谷野呉山(たにのござん)病院(歩15分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【用途】参詣アクセス

(13)  呉羽(くれは)インクライン
【所在地】富山県富山市
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】呉羽公園前~山上(さんじょう)
【用途】展望台アクセス
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(14)  湯谷川(ゆやがわ)ダム
【所在地】富山県県富山市
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】牛岳(うしだけ)温泉健康センター(歩15分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(15)  臼中(うすなか)ダム
【所在地】富山県南砺市(なんとし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】七曲(ななまがり)(歩1時間)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(16)  手取(てどり)フィッシュランド
【所在地】石川県能美市(のみし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧

(17)  のとじま臨海公園
【所在地】石川県七尾市(ななおし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】オートモノレール
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~水族館
【用途】水族館アクセス
【最寄りバス停】のとじま臨海公園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。

(17)  武生(たけふ)中央公園越前パークス
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧

(18)  桝谷(ますたに)ダム
【所在地】福井県南越前町(みなみえちぜんちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】今庄(いまじょう)(歩2時間30分)
航空写真確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(19)  湯楽里(ゆらり)
【所在地】福井県越前市(えちぜんし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~浴場
【用途】浴場アクセス
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「しきぶ温泉」である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。

(20)  中池見湿地(なかいけみしっち)
【所在地】福井県敦賀市(つるがし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(21)  レインボーライン
【所在地】福井県若狭町(わかさちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。

<D-2中部地方(山梨県)

(1)  七ツ石モノレール
【所在地】山梨県丹波山村(たばやまむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】森レール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【片倉線】起点~終点
【用途】水源アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】お祭(歩40分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「七ツ石(ななついし)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。後山林道の片倉ゲートから西へ徒歩で約20分の位置に下駅の駅舎が存在する。
    この設備の距離は3.45kmであり、「起点~終点」間の所要時間は1時間40分である。起点から1時間20分の位置に見晴駅が存在する。東京都水道局が主催する水道水源林現地見学会に参加すれば、乗車することができる。

(2)  白糸の滝モノレール
【所在地】山梨県小菅村(こすげむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【区間】白糸の滝~追分
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】小菅役場前(歩1時間20分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「白糸(しらいと)の滝モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    追分という場所は、「白糸の滝」から北へ向かって国道411号に至る途中である。

(3)  小菅モノレール
【所在地】山梨県小菅村(こすげむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】小菅役場前(歩2時間10分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    「小菅モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    小菅林道の終端右側にモノラックの下駅が存在し、線路が斜面上方へ向かっている。このモノラックは、立派な車庫に保管されていて新品同様である。なお、Google(グーグル)マップでは、小菅林道を大菩薩峠(だいぼさつとうげ)線と称している。

(4)  レイク相模(さがみ)カントリークラブ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】10番ホール~11番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。このケーブルカーには、乗用カートを乗せることができた。

(5)  コモア・ブリッジ
【所在地】山梨県上野原市(うえのはらし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】下部ステーション~上部ステーション
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】四方津(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
    四方津(しおつ)駅におけるホームや列車の車窓としても眺めることができる。
    この斜行エレベータは、距離が国内最長(210m)であり、その所要時間は4分である。車内に椅子は無く、4分間立ち続けるのは少々つらい。
    並列2基の斜行エレベータの間にエスカレータ(朝は下り/夜は上り)もある。こちらは直列4基で、その合計所要時間は6分である。
    斜行エレベータの乗り場と車内にテレビが設置されていて、NHK総合テレビを放映中であった。

全景

下部ステーションの前
(ここの両サイドに駅が存在する)

略図

(6)  シャトル桂台(かつらだい)
【所在地】山梨県大月市(おおつきし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】猿橋駅南口~パストラルびゅう桂台
【用途】住宅地アクセス
    このモノレールは既に廃止され、現在は垂直エレベータである。

(7)  大月(おおつき)ガーデンゴルフクラブ
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】朝日小沢上(あさひおざわうえ)(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここでは、アウトコースとインコースに1か所ずつケーブルカーが存在する。

(8)  中央都留カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県都留市(つるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス
【最寄りバス停】上大幡(かみおおはた)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、ケーブルカーが数か所存在する。

(9)  忍野スカイスポーツ倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県忍野村(おしのむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】内野(うちの)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、ハンググライダースクールである。

(10)  富士レイクサイドカントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】山梨県鳴沢村(なるさわむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】富士山科学研究所入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(11)  勝沼(かつぬま)ゴルフコース
【所在地】山梨県甲州市(こうしゅうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(12)  甲府駅
【所在地】山梨県甲府市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~2F
【用途】構内アクセス
【最寄り駅】甲府(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月11日(金)

1F駅

(13)  身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)
【所在地】山梨県身延町(みのぶちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】斜行エレベータ
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~久遠寺
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】身延山(歩15分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認可能
投稿写真確認可能
【訪問日】2022年11月11日(金)
    ここにはロープウエーも存在する(概要はこちら)。スロープカーとロープウエーが直列している。

全景

    駅舎と車両は、水戸岡鋭治(みとおかえいじ)のデザインである。

駐車場駅

    往路の動画こちら

久遠寺駅

    復路の動画こちら

(14)  南八ヶ岳(みなみやつがたけ)花の森公園
【所在地】山梨県北杜市(ほくとし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフトカー
【車両愛称】
鯉のぼり郷(ごう)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】まごい~ひごい
【用途】山頂アクセス
    このスロープカーでは、スタッフが手に持つリモコン装置で運転操作する。
    車両には「鯉のぼり郷」と書かれているが、ホームページでは「こいのぼり号」と記されている。

<D-3中部地方(長野県)

(1)  軽井沢浅間(かるいざわあさま)プリンスホテル
【所在地】長野県軽井沢町(かるいざわまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~温泉棟
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、源泉名は軽井沢浅間温泉である。温泉棟を利用することができるのは宿泊者とゴルフ利用者のみなので、日帰り入浴を利用することはできない。レストランのみの利用は可能であるが、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。

(2)  常盤館(ときわかん)
【所在地】長野県小諸市(こもろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】露天風呂アクセス
【訪問日】2000年頃
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は菱野(ひしの)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。

(3)  ガトーキングダム小海
【所在地】長野県小海町(こうみまち)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテル~スキー場
【用途】スキー場アクセス(利用者専用)
    ここは、かつて小海リエックスホテルという名称であった。
    一説によると、ここのケーブルカーは、スキー場にあるケーブルカーとしては国内唯一であるらしい。
    そのスキー場にレストランが存在し、ホテルのツイッターでは「ホテル~レストラン」間のケーブルカーである旨の記述が存在する。但し、このレストランの営業時期はスキーシーズンだけであると見受けられるので、ケーブルカーの稼働時期もスキーシーズンだけであると推察される。

(4)  上田女子短期大学
【所在地】長野県上田市(うえだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】学内アクセス(関係者専用)
    10月に、1日のみ開催される学園祭において乗車することができる。

(5)  有明(ありあけ)霊園
【所在地】長野県千曲市(ちくまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】スロープシャトル
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
最寄り駅】屋代(やしろ)(歩5分)
航空写真確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    立ち入り禁止であるという主旨の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

全景

    立派なヘッドマークが付いている。

(6)  茶臼山(ちゃうすやま)動物園
【所在地】長野県長野市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~北口ゲート
【用途】入園アクセス
【訪問日】2023年4月15日(土)
    このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。

茶臼山中央駅

車両

    往路の動画こちら

北口ゲート駅

    復路の動画こちら

(7)  飯山シャンツェ
【所在地】長野県飯山市(いいやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
最寄り駅飯山(歩30分)
航空写真確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(8)  七倉(ななくら)ダム
【所在地】長野県大町市(おおまちし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】七倉ダム下広場駐車場(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(9)  八方尾根(はっぽうおね)スキー場
【所在地】長野県白馬村(はくばむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】白樺リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(10)  貴泉館(きせんかん)
【所在地】長野県南木曽町(なぎそまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~貴泉館
【用途】入館アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。
    ここは、温泉のある日帰り入浴施設であって、温泉名は南木曽温泉であった。ラックカーは、木曽路館(きそじかん)という日帰り入浴施設の駐車場に存在する。その木曽路館も既に閉鎖された。
    なお、ネット記事に、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」という記述が存在するが、これは誤解を招く表現である。ホテル木曽路と木曽路館、および貴泉館は、いずれも木曽路リゾートを構成する施設であった。すなわち、貴泉館がホテル木曽路に名称変更したわけではない。
    また、位置関係においても、「ホテル木曽路(旧:貴泉館)」が適切な表現でないことが理解できる。ホテル木曽路と木曽路館は、(住所は同一であるが)徒歩で10分程度の距離がある。そして、貴泉館は木曽路館の駐車場に存在するラックカーを利用してアクセスする。すなわち、貴泉館は、ホテル木曽路に併設された施設と考えるより、木曽路館に併設された施設と考えるほうが実態を表しているのである

ラックカー乗り場の位置

    ホテル木曽路については、かつて宿泊したことがある(2015年2月14日(土))。当時、貴泉館は営業期間であったのだが、ラックカーの存在を知らず、訪問しなかった。残念である。
    また、この物件をスロープカーであるとするネット記事が存在するが、この物件は嘉穂製作所製ではないのでスロープカーではない。

(11)  信州大学手良沢山(てらさわやま)ステーション
【所在地】長野県伊那市(いなし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】原5
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。

(12)  小渋(こしぶ)ダム
【所在地】長野県松川町(まつかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】小渋ダム(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(13)  信州大学出原(いずはら)区有林
【所在地】長野県高森町(たかもりまち)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】旧かねみや商店前
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、嘉穂製作所製のウッドキャリーである。

<C-3> 中部地方(岐阜県)

(1)  アドニスゴルフクラブ
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】5番ホール~6番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
    これは、幻のスロープカーである。
    この施設のホームページの中で、6番ホールのホール紹介文に次なる文言(もんごん)が存在する。
  【5番ホールからスロープカーで6番ホールへ上ります。】
    ところが、一説によると、この施設では乗用カートのことをスロープカーと表現しているらしい。そうであるならば、「スロープカーで」というのは「5番ホール~6番ホール」間に限ったことではなくコース全般に言えることであると感じられる。

(2)  笹平(ささだいら)カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県恵那市(えなし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(3)  飛騨数河(すごう)カントリークラブ
【所在地】岐阜県飛騨市(ひだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(4)  穂高荘(ほたかそう)山のホテル
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【愛称】湯めぐり鉄道
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は新穂高温泉である。ここでは、レストランのみの利用については、「2022年1月20日付けで一時停止中である」という主旨が、ホームページのお知らせに記述されている。仮に再開されても、レストランのみ利用するという目的でスロープカーに乗車することはできないと推察される。
    また、この施設のホームページにおいて、日帰り入浴に関する記述を見つけることはできない。

(5)  飛騨高山まつりの森
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフトカー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ひだまつりの森~茶の湯の森
【用途】施設間アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。

(6)  御母衣(みぼろ)ダム
【所在地】岐阜県高山市(たかやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  ① ダム内上下間アクセス(2路線)
  ② 湖面アクセス(1路線)
【最寄りバス停】牧(まき)(歩20分)
【航空写真】
  【ダム内上下間アクセス確認不可
  【湖面アクセス確認可能
【ストリートビュー】
  【ダム内上下間アクセス確認不可
  【湖面アクセス確認困難

(7)  ホテルくさかべアルメリア
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】館内アクセス
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は下呂温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。

(8)  下呂カントリークラブ
【所在地】岐阜県下呂市(げろし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(9)  大滝鍾乳洞(おおたきしょうにゅうどう)
【所在地】岐阜県郡上市(ぐじょうし)
【種別】ケーブルカー
【愛称】グリーンライナー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~鍾乳洞入口
【用途】鍾乳洞アクセス
    このケーブルカーの車両は、木製である。

(10)  美並(みなみ)ロイヤルカントリークラブ
【所在地】岐阜県郡上市(ぐじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、7基のスロープコンベアも存在した。

(11)  岐阜県博物館
【所在地】岐阜県関市(せきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】らくらく号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~博物館
【用途】入館アクセス

(12)  名古屋ヒルズゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県可児市(かにし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
    このモノレールは既に廃止され、現在は電動カートである。

(13)  岐阜ファミリーパーク
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スーパーモービル
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【用途】園内遊覧

(14)  岐阜北カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】岐阜県岐阜市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~東コース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
    ここのケーブルカーは、乗用カートを乗せることができる。

(15)  左門岳モノレール
【所在地】岐阜県本巣市(もとすし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】調査中(関係者専用)
【最寄り駅】樽見(たるみ)(歩4時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「左門岳(さもんだけ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    このモノレールは、既に廃止された。

(16)  養老ランド
【所在地】岐阜県養老町(ようろうちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】UFOモノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

<C-4> 中部地方(静岡県)

(1)  ドメーヌ熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】静岡県熱海市(あたみし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】生活協同組合前(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(2)  サンヴェール熱海伊豆山(いずさん)
【所在地】神奈川県熱海市(あたみし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】熱海自動車学校(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    この設備は、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(3)  ラ・ヴィ熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】熱海(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    このマンションの正面玄関は、斜面の中間地点に存在する。調査当時におけるGoogle(グーグル)マップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景を眺めることができない。したがって、マンション全景を眺めるには、Googleマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。

全景

マンション入口
(すなわち駅舎)

(4)  熱海パサニアクラブ
【所在地】静岡県熱海市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】熱海(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年12月10日(土)
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    このマンションの正面玄関は、斜面の高位側に存在する。調査当時におけるGoogle(グーグル)マップが示す位置を目指すと、その正面玄関にたどり着く。そこからは、マンション全景も斜行エレベータ全景も眺めることができない。したがって、マンション全景や斜行エレベータ全景を眺めるには、Googleマップの航空写真を見て、斜面の低位側を目指す必要がある。

全景

(5)  ゴンドラヴィラ・イン熱海
【所在地】静岡県熱海市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】0F~2F
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】成田山(なりたさん)前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月15日(土)
    ここは宿泊施設であるが、宿泊者以外でも利用可能なレストランが存在するというネット情報を頼りに来てみた。一般道からここに至る脇道のある三差路交差点の沿道には「ゴンドラヴィラ・イン熱海」への矢印案内が存在する。レストランを利用する目的で来てみたが、レストランは営業していなかった。看板を見つけることもできなかったので、廃業したのかもしれない。残念なことである。一説によると、宿泊施設としては営業していて管理人不在の宿泊施設であるらしい。
    この車両には座席が存在しない。まるで「動く電話ボックス」である。
    駅名は、下から「0F/1F/2F」である。
    傾斜角度は45度をはるかに超えている。45度と90度のどちらに近いかと言えば、90度に近い。
    この物件の行き先ボタンは、車内ではなく駅のホームに存在する。また、この物件のレール脇に、非常用のワイヤ梯子(はしご)が存在する(後掲写真参照)。すなわち、もし車両が駅間途中で停止した場合は、そのワイヤ梯子を利用して脱出することになる。したがって、ひとり旅の宿泊者がこの物件を利用する場合、そのリスクを理解したうえで利用することが必要である。

全景

(6)  陽気館(ようきかん)
【所在地】静岡県伊東市(いとうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山電車
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス
【最寄りバス停】伊東郵便局(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は伊東温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここでは登山電車と称しているが、これは電車ではない。なぜならば、外部から動力用電力を受電していなくて、なおかつ自走機能も存在しないからである。

(7)  風月無辺(ふうげつむへん)
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~フロント
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】大川公民館(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は大川(おおかわ)温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
    ここには、自動運転カートも存在する(概要はこちら)。スロープカーと自動運転カートが直列している。
    なお、同一敷地内に存在するマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジを利用する目的でスロープカーに乗車することができる。宿泊料金は、風月無辺よりもマヒナ・グランピング・スパ・ヴィレッジのほうが安価である。

(8)  伊豆アニマルキングダム
【所在地】静岡県東伊豆町(ひがしいずちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】伊豆アニマルキングダム(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(9)  寝姿山(ねすがたやま)鉱山
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】伊豆急下田(しもだ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、カリウム鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(10)  黒船(くろふね)ホテル
【所在地】静岡県下田市(しもだし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】館内アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】道の駅開国下田みなと前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は下田温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(11)  十国峠(じゅっこくとうげ)ケーブルカー
【所在地】静岡県函南町(かんなみちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】十国峠山麓~十国峠山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】十国峠登り口(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】
2000年頃

(12)  グランフィールズカントリークラブ
【所在地】静岡県三島市(みしまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(13)  大仁(おおひと)鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】大仁(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、金鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(14)  持越(もちこし)鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    この施設は、既に閉鎖された。

(15)  湯ヶ島(ゆがしま)鉱山
【所在地】静岡県伊豆市(いずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    この施設は、既に閉鎖された。

(16)  伊豆珪石鉱山
【所在地】静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】公民館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この設備は、既に廃止された。ここには、珪石を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(17)  戦線鉱業仁科(にしな)鉱山
【所在地】静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】白川(しらかわ)入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、アルミ鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。
    なお、ここにはトロッコ軌道も存在した。

(18)  富士山(ふじさん)こどもの国
【所在地】静岡県富士市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】こどもの国ゲート~広場
【用途】広場アクセス
    この施設のホームページでは、「障がい者用スロープカー」という記述が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある見学に留めることが望ましい。

(19)  アサギリ高原パラグライダースクール
【所在地】静岡県富士宮市(ふじのみやし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】クライマー
【愛称】朝霧マウントライナー
【編成動力車1両&客車2両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】クライマー乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
    「着陸場~クライマー乗り場」間については、送迎車が存在する。送迎車とモノラックが直列している。
    櫻井寛(さくらいかん)氏が、雑誌「旅」(2000年9月号)において、宮脇俊三(みやわきしゅんぞう)氏とともに乗車した様子を記述している。

(20)  薩埵モノレール
【所在地】静岡県静岡市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】倉沢(くらさわ)漁業事務所(歩5~20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    「薩埵(さった)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。「倉沢漁業事務所~薩垂(さった)地蔵道道標」間に6路線存在する。5路線については、沿道に下駅が存在し、そこから高位(北西)に向かって線路が延びている。その他に薩垂地蔵道道標の脇に1路線存在する。そこでは、沿道に上駅が存在し、そこから低位(東)に向かって線路が延びている。
    この設備の輸送貨物は、柑橘類である。

薩埵モノレール

(21)  龍泉荘(りゅうせんそう)
【所在地】静岡県静岡市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成動力車1両&貨車1×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~玄関
【用途】貨物輸送(関係者専用)

(22)  大谷(おおや)ゴルフ場
【所在地】静岡県静岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ショートコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)

(23)  焼津グランドホテル
【所在地】静岡県焼津市(やいづし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】陽だまり
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】宿泊棟~森のテラス
【用途】庭園アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は焼津温泉である。
    ここでは、レストラン利用が可能である。またレストラン利用者限定で日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、スロープカーに乗車することはできない

(24)  奥泉(おくいずみ)ダム
【所在地】静岡県静岡市
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】亀久保信号所~奥泉ダム
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】閑蔵(かんぞう)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    井川(いかわ)線の亀久保(かめくぼ)信号所跡に上駅が存在する。そこから低位のダムに向かって、線路が延びている。井川線の列車に乗車して、通過しながら観察するしかない。

奥泉ダムモノレール

(25)  つま恋(ごい)リゾート彩の郷(さいのさと)
【所在地】静岡県掛川市(かけがわし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×2路線直列
【運行形態】単線単行方式
【区間】ホテルサウスウイングに存在する。
  【低層用】1F~4F
  【高層用】5F~8F
【用途】館内アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は掛川つま恋温泉である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。但し、レストラン利用や日帰り入浴では、斜行エレベータに乗車することはできない

(26)  小笠山(おがさやま)総合運動公園エコパ
【所在地】静岡県袋井市(ふくろいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】歩行者ゲート~スタジアム
【用途】スタジアムアクセス
    ここには、「動く歩道」と称するエスカレータ(2基並列)も存在するスロープカーとエスカレータが並列している。

(27)  峰之沢(みねのさわ)鉱山
【所在地】静岡県浜松市(はままつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱山アクセス(関係者専用)
    この施設は、既に閉鎖された。この設備は、高架の複線であった。

(28)  西渡(にしど)発電所
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】西渡(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    沿道に駐車場が存在し、その脇にスロープカーの上駅が存在する。そこから、低位(北西)の発電所に向かって線路が延びている。

(29)  はままつフラワーパーク
【所在地】静岡県浜松市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】花畑~クリスタルパレス
【用途】温室アクセス

(30)  浜名湖(はまなこ)パラグライダースクール
【所在地】静岡県浜松市(はままつし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
    ここでは、1日1組限定の見学ツアーを利用することが可能である。見学ツアーを利用すれば、モノラックに乗車することができる。

<C-5> 中部地方(愛知県)

(1)  三信鉱工(さんしんこうこう)粟代鉱業所
【所在地】愛知県東栄町(とうえいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】粟代(あわしろ)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、セリサイト採掘企業である。鉱山探検見学会に参加すれば、坑道と併せて手押しトロッコを見学することができる。傾斜区間においてはケーブルで牽引(けんいん)する。

(2)  明神無線中継所
【所在地】愛知県新城市(しんじょうし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】中継所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】向嶋(むこうじま)(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    スズガタ林道に続く明神(みょうじん)林道の終点に車庫が存在し、そこから高位(東)の中継所に向かって線路が延びている。

明神無線中継所

(3)  吉良(きら)かん
【所在地】愛知県西尾市(にしおし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】きらり
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】野天風呂アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。ここは、かつて吉良観光ホテルという名称であった。

(4)  越戸(こしど)鉱山
【所在地】愛知県豊田市(とよたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】越戸(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、粘土板を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(5)   愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    後述のジブリパークはこの公園の一部であり、ジブリパークにもスロープカーが存在する。したがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。

スロープカー(赤色線)

(6)  ジブリパーク
【所在地】愛知県長久手市(ながくてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】どんどこ号
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】愛・地球博記念公園(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ジブリパークは前述の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の一部であり、ジブリパーク外にもスロープカーが存在するしたがって、厳密なことを言えば「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にスロープカーが2路線存在する」という主旨で記載すべきであるが、理解を容易にするために個別に記載する。なお、「ジブリパークにスロープカーが2路線存在する」という主旨の表現は不適切である。
    「どんどこ号」の外観は、名古屋市電である。

スロープカー(青色線)

(7)  ウッドフレンズ森林公園ゴルフ場
【所在地】愛知県尾張旭市(おわりあさひし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  ① 西コース11番ホール~12番ホール
  ② 西コース17番ホール~18番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)

(8)  寂光院(じゃっこういん)
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】やすらぎ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山上(さんじょう)
【用途】本堂アクセス
【最寄りバス停】栗栖(くりす)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(9)  日本(にほん)モンキーパーク
【所在地】愛知県犬山市(いぬやまし)
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② ケーブルカー
【編成】
  【モノレール】電車3両×1路線
  【ケーブルカー】客車1両×1路線
【運行形態】
  【モノレール】単線1編成方式
  【ケーブルカー】単線単行方式
【区間】
  【モノレール】犬山遊園~動物園
【用途】
  【モノレール】入場アクセス
  【ケーブルカー】展望台アクセス
【訪問日】1996年1月2日(土)
    このモノレールとケーブルカーは、既に廃止された。モノレール車両は、現在、園内と「スパリゾート湯の華アイランド」に展示されている。
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

乗車券(復路)

(10)  名古屋デザイン博
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ビスタライナー
【編成電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    この施設は、既に閉鎖された。

(11)  東山(ひがしやま)動植物園
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】
  ① モノレール(跨座式)
  ② 斜行エレベータ
  ③ モノレール(跨座式)
【設備名称】
  【モノレール①】スカイビュートレイン
  【モノレール③】モノレール列車
【編成】
  【スカイビュートレイン】電車5両×1路線
  【斜行エレベータ】客車1両×1路線
  【モノレール列車】動力車1両&客車3両×1路線
【運行形態】
  【スカイビュートレイン】単線1編成方式(環状)
  【斜行エレベータ】単線単行方式
  【モノレール列車】単線1編成方式(環状)
【区間】
  【モノレール】動物園~植物園~動物園
  【斜行エレベータ】植物園~スカイタワー
【用途】
  【スカイビュートレイン】植物園アクセス
  【斜行エレベータ】スカイタワーアクセス
  【モノレール列車】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(12)  サカエチカ
【所在地】愛知県名古屋市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】東山線コンコース階~サカエチカ階
【用途】地下街アクセス

<E-1> 近畿地方(三重県滋賀県)

(1)  ナガシマスパーランド
【所在地】三重県桑名市(くわなし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】ピーターラビットスカイライナー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(2)  宮妻(みやづま)パラグライダークラブ
【所在地】三重県四日市市(よっかいちし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
    このモノラックは、既に廃止された。

(3)  理想杜希望荘(リソートきぼうそう)
【所在地】三重県菰野町(こものちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】平成館~昭和館
【用途】施設間アクセス
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「湯の山温泉」である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、レストランや日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    なお、ネットに、スロープカーであるという主旨の記述が存在するが、誤認であると感じられる。

(4)  鈴鹿サーキットパーク
【所在地】三重県鈴鹿市(すずかし)
【種別】モノレール(懸垂式/跨座式)
【設備名称】
  【懸垂式】ルンルンバルーン
  【跨座式】でんでんむし
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(5)  川上(かわかみ)ダム
【所在地】三重県伊賀市(いがし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】桐が丘三丁目(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(6)  青蓮寺(しょうれんじ)ダム
【所在地】三重県名張市(なばりし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】ドルフィン号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ダム上~ダム下
【用途】ダム上下間アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】青蓮寺湖前(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    見学会に参加すれば、このスロープカーに乗車することができる。

(7)  朝熊(あさま)登山鉄道
【所在地】三重県伊勢市(いせし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】平岩~朝熊岳(あさまがだけ)
【用途】山頂アクセス
    この施設は、既に廃止された。ここには、平坦線も存在した。平坦線とケーブルカーが直列していた。

(8)  大杉谷(おおすぎだに)森林鉄道
【所在地】三重県大台町(おおだいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】インクライン下~水越峠
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(9)  銚子川(ちょうしがわ)第二発電所
【所在地】三重県紀北町(きほくちょう)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】発電所~終点
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄り駅】相賀(あいが)(歩2時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    レールは、2本存在する。導水管上部の所在地は尾根であり、そこは区間の途中である。線路の終点は、尾根を越えて下った位置に存在する。

(10)  宇曽川(うそがわ)ダム
【所在地】滋賀県東近江市(ひがしおうみし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】リフト
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停上蚊野(かみがの)(歩30分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(11)  立木山(たちきさん)安養寺立木観音
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】立木観音前(歩0分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能

立木観音モノレール

(12)  皇子山(おうじやま)カントリークラブ
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】
  ① 電車2両×1路線
  ② 電車1両×2路線
【運行形態】
  【電車2両】単線1編成方式
  【電車1両】単線単行方式
【区間】
  【電車2両】駐車場~クラブハウス
  【電車1両】7番ホール~8番ホール
  【電車1両】13番ホール~14番ホール
【用途】(利用者専用)
  【電車2両】入場アクセス
  【電車1両】コース内アクセス
    電車1両のスロープカーは、屋根なしでかつ椅子(いす)無しである。

(13)  NHK宇佐山(うさやま)中継所
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】近江神宮(おうみじんぐう)前(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    下駅の最寄りバス停は「びわ湖霊園前」であり、バス停から下駅までの所要時間は徒歩で約5分である。但し、道路から下駅まで通行可能か否か判然としない。調査当時におけるストリートビューで確認することは、困難であった

宇佐山中継所モノレール

(14)  坂本(さかもと)ケーブル
【所在地】滋賀県大津市(おおつし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル坂本~ケーブル延暦寺(えんりゃくじ)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1976年頃
    これは、国内最長(2.025km)のケーブルカーである。

<E-2> 近畿地方(京都府)

(1)  高山(たかやま)ダム
【所在地】京都府南山城村(みなみやましろむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄り月ケ瀬口(つきがせぐち)(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(2)  叡山(えいざん)ケーブル
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル八瀬(やせ)~ケーブル比叡(ひえい)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1976年頃
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列している。

(3)  鞍馬寺(くらまでら)
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】鞍馬ケーブル
【車両愛称】牛若號(うしわかごう)
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山門(さんもん)~多宝塔(たほうとう)
【用途】参詣アクセス
【最寄り鞍馬(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1976年頃
    この施設は、鉄道事業法による許可を受けた鉄道としては、国内唯一の、宗教法人が運営しているケーブルカーであり、国内最短(191m)の鉄道である。

(4)  蹴上インクライン
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】蹴上~南禅寺(なんぜんじ)
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】蹴上(けあげ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に廃止された。

(5)  伏見(ふしみ)インクライン
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】伏見インクライン前(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に廃止された。船着き場が当時の面影を残している。
    軌道は既に撤去されたので、Google(グーグル)マップの航空写真でこの軌道を確認することは不可能である。

(6)  ホテルハーヴェスト京都鷹峯(たかがみね)
【所在地】京都府京都市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~南館
【用途】施設間アクセス(宿泊者専用)
    ここは、温泉付き宿泊施設である。ここでは、レストラン利用が可能である。但し、レストラン利用では、ケーブルカーに乗車することはできない。
    また、この施設のホームページにおいて、日帰り入浴に関する記述を見つけることはできない。

(7)  佛光寺本廟(ぶっこうじほんびょう)
【所在地】京都府京都市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~6F
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】三条広道(さんじょうひろみち)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(8)  愛宕山(あたごさん)ケーブルカー
【所在地】京都府京都市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】清滝川~愛宕
【用途】遊園地アクセス
    この施設は、既に廃止された。
    ここには、平坦線も存在していて、平坦線とケーブルカーが直列していた。
    なお、山名としての愛宕山の読みは、「あたごやま」である。

(9)  石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
【所在地】京都府八幡市(やわたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】石清水八幡宮参道ケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ケーブル八幡宮口(ぐち)~ケーブル八幡宮山上(さんじょう)
【用途】参詣アクセス
【訪問日】1976年頃
    訪問当時の名称は、男山(おとこやま)ケーブルであった。

(10)  バーズパラグライダースクール西京都パラグライダー練習場
【所在地】京都府南丹市(なんたんし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノラック
【編成】動力車1両&客車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)

(11)  府民の森ひよし
【所在地】京都府南丹市(なんたんし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    イベント開催時に、モノラックに乗車することができる。

(12)  天橋立(あまのはしだて)ビューランド
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。スロープカーとリフトが並列している。


(13)  天橋立傘松(あまのはしだてかさまつ)公園
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】府中(ふちゅう)~傘松
【用途】入園アクセス
【訪問日】1976年頃
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。
    府中駅は、読みが異なる駅を含めて国内に4か所存在する。
  【ふちゅう】
    ① 京王(東京都府中市)
    ② 天橋立ケーブルカー(京都府宮津市)
    ③ JR西日本(広島県府中市)
  【こう】JR四国(徳島県徳島市)

(14)  なかや旅館
【所在地】京都府宮津市(みやづし)
【種別】ケーブルカー
【愛称】ロマンスカー
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】浦島~乙姫
【用途】展望台アクセス
    このケーブルカーは、既に廃止された。ここの現在の名称は、玄妙庵(げんみょうあん)である。

(15)  大江山(おおえやま)憩いの広場
【所在地】京都府与謝野町(よさのちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレーター
【編成】動力車1両&客車2両×2路線並列
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~山頂
【用途】山頂アクセス
    このモノラックは、既に廃止された。

(16)  天ヶ瀬(あまがせ)ダム
【所在地】京都府宇治市(うじし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】湖面アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】平等院(びょうどういん)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    ここの巡視艇は、ホバークラフトである。

<E-3> 近畿地方(奈良県和歌山県)

(1)  倶留尊山モノレール
【所在地】奈良県曽爾村(そにむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】太良路(たろうじ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    「倶留尊山(くろそやま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。モノレールは、「倶留尊山~三ツ岩」間に存在する。

(2)  奈良ドリームランド
【所在地】奈良県奈良市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】スペースライナー
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(8の字環状)
【用途】園内遊覧
    この施設は、既に閉鎖された。

(3)  宝山寺駅モノレール
【所在地】奈良県生駒市(いこまし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】(仮称)
  【駐車場線】駐車場八大龍王
  【駅舎線】八大龍王~駅舎
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】宝山寺(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    「宝山寺(ほうざんじ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。このモノレールをネット検索すると、既に少なくとも1件の記事が存在する。
    これは、駐車場と宝山寺をむすぶモノラックである。Google(グーグル)マップの航空写真よりも、Googleアースのほうが確認しやすい

宝山寺駅モノレール

(4)  生駒山上遊園地
【所在地】奈良県生駒市(いこまし)
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② スロープカー(跨座式)
  ③ モノレール(懸垂式)
【設備名称】
  【ケーブルカー】生駒ケーブル宝山寺(ほうざんじ)線
  【ケーブルカー】生駒ケーブル山上(さんじょう)線
  【スロープカー】トコトコてんとうむし
  【スロープカー】DONDON(どんどん)どんぐリス
  【モノレール】ぷかぷかパンダ
【編成
  【宝山寺線】客車1両×2路線並列
  【山上線】客車1両×1路線
  【スロープカー】電車2両×1路線
  【モノレール】電車1両×1路線
【運行形態】
  【ケーブルカー】単線2両交走式
  【スロープカー】単線1編成方式
  【モノレール】単線N両方式(環状)
【区間】
  【宝山寺線】鳥居前~宝山寺
  【山上線】宝山寺~生駒山上
  【スロープカー】駐車場~遊園地
【用途】
  【ケーブルカー】遊園地アクセス
  【スロープカー】入園アクセス
  【モノレール】園内遊覧
【訪問日】1976年頃
    スロープカーの路線は、かつて「スカイシャトル」という名称のオートチェアであった。「スカイシャトル⇒トコトコてんとうむし⇒DONDONどんぐリス」の順に変遷した。
    宝山寺線は、国内初(1918年)のケーブルカーである。「宝山寺線&山上線&スロープカー」が直列している。
    なお、駐車場駅の所在地は、大阪府東大阪市である。
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(5)  竜の子(たつのこ)霊園
【所在地】奈良県三郷町(さんごうちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス
【最寄り駅】三郷(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(6)  東信貴(ひがししぎ)ケーブル
【所在地】奈良県三郷町(さんごうちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】信貴山下(しぎさんした)~信貴山
【用途】参詣アクセス
【訪問日】1976年頃
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(7)  白髭岳(しらひげだけ)モノレール
【所在地】奈良県川上村(かわかみむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】北和田口(きたわだぐち)(歩1時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

(8)  大滝(おおたき)ダム
【所在地】奈良県川上村(かわかみむら)
【種別】モノレール(跨座式)
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このモノレールは、既に廃止された。

(9)  五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)
【所在地】奈良県天川村(てんかわむら)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】鍾乳洞アクセス

(10)  面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)
【所在地】奈良県天川村(てんかわむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】どろっこ
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】鍾乳洞アクセス

(11)  大和索道(やまとさくどう)インクライン
【所在地】奈良県野迫川村(のせがわむら)
【種別】ケーブルカー
【区間】金屋渕選鉱場~紫園鉱床
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(12)  池原(いけはら)ダム
【所在地】奈良県下北山村(しもきたやまむら)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】桟橋(さんばし)アクセス
【最寄りバス停】池原(いけはら)ダム(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
投稿写真】確認可能
    このモノレールは、右岸に存在する。

(13)  神谷インクライン
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成電車2両×1路線
【運行形態】複線2編成交走式
【区間】浦神谷~神谷
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(14)  高野山(こうやさん)新インクライン
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(15)  高野山(こうやさん)ケーブル
【所在地】和歌山県高野町(こうやちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】極楽橋(ごくらくばし)~高野山
【用途】参詣アクセス
【訪問日】1976年頃

(16)  新宮ケーブルカー
【所在地】和歌山県新宮市(しんぐうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】新宮観光リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】丹鶴~二の丸
【用途】城跡アクセス
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(17)  浦島観光
【所在地】和歌山県那智勝浦町(なちかつうらちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】赤島~狼煙
【用途】展望台アクセス
    このケーブルカーは既に廃止され、現在はエスカレータである。ここの現在の名称は、ホテル浦島である。

(18)  北海道大学和歌山研究林
【所在地】和歌山県古座川町(こざがわちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&制御車1両&客車1両×4路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停平井(ひらい)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    日程調整を伴うが、事前相談によって乗車することが可能である。公開講座に参加することによっても、乗車することが可能である。

(19)  白浜マーメイドタウン
【所在地】和歌山県白浜町(しらはまちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】入口~宅地
【用途】住宅地アクセス(住民専用)
【最寄り駅】白浜(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(20)  白浜海中展望塔
【所在地】和歌山県白浜町(しらはまちょう)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス
    このモノレールは、既に廃止された。

(21)  殿山(とのやま)ダム
【所在地】和歌山県田辺市(たなべし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~ダム
【用途】入場アクセス
最寄りバス停三川(みかわ)郵便局前(歩10分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    事前連絡すれば、見学することができる。ここは、合川(ごうがわ)ダムとも称している。

(22)  岩室城跡モノレール
【所在地】和歌山県有田市(ありたし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】調査中(関係者専用)
【最寄りバス停】須谷(すがい)会館(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
    「岩室(いわむろ)城跡モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
    このモノレールは、既に廃止された。

(23)  紀三井寺(きみいでら)
【所在地】和歌山県和歌山市
【種別】ケーブルカー
【愛称】文左衛門(ぶんざえもん)
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】楼門~仏殿下
【用途】参詣アクセス
最寄り駅紀三井寺(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
投稿写真】確認可能

<E-4> 近畿地方(大阪府)

(1)  東部第五配水場
【所在地】大阪府四條畷市(しじょうなわてし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】生駒(いこま)登山口(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】かすかに確認可能
    これは、大東市(だいとうし)水道局の施設である。

(2)  西信貴(にししぎ)ケーブル
【所在地】大阪府八尾市(やおし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】信貴山口(しぎさんぐち)~高安山(たかやすやま)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1976年頃

(3)  高槻フィールドアスレチック
【所在地】大阪府高槻市(たかつきし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】園内遊覧

(4)  そよかぜ霊園
【所在地】大阪府高槻市(たかつきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~霊園
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停上奈佐原(かみなさはら)(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(5)  桜谷軽便(さくらだにけいべん)鉄道
【所在地】大阪府豊能町(とよのちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】倉庫~風の峠
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】東ときわ台2丁目(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここは、個人所有の庭園鉄道である(概要はこちら)

(6)  箕面観光ホテルスパーガーデン
【所在地】大阪府箕面市(みのおし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山下~山上
【用途】入館アクセス
    このケーブルカーは既に廃止され、現在は垂直エレベータである。

(7)  ロイヤルヒルズ箕面
【所在地】大阪府箕面市(みのおし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】マンション内アクセス(住民専用)
最寄りバス停石丸(いしまる)(歩2分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    斜行エレベータは、A棟に存在する。

(8)  大阪モノレール
【所在地】大阪府吹田市(すいたし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×2路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】
  【本線】大阪空港~門真市(かどまし)
  【彩都線】万博記念公園~彩都西(さいとにし)
【用途】公共交通
【訪問日】1993年頃
    これは、営業距離が国内最長(28.0km)のモノレールである。かつて、世界一としてギネス認定されたこともあるが、現在は世界第2位である。

(9)  エキスポランド
【所在地】大阪府吹田市(すいたし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】シュガートレイン
【愛称】ビスタライナー
【編成電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    このモノレールは、既に廃止された。

(10)  タウンスポットビル
【所在地】大阪府大阪市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~5F
【用途】テナントアクセス
最寄り駅】鶴橋(つるはし)(歩1分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    この斜行エレベータは、ビルの側面に存在する。5Fは空室階なので、5Fのボタンは覆われている。5Fが入居階になったら、5Fまで行けるようになると推察される。

<E-5> 近畿地方(兵庫県)

(1)  丹波パラグライダースクール
【所在地】兵庫県丹波市(たんばし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】着陸場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
最寄り駅】市島(いちじま)(歩20分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能

(2)  鳳鳴(ほうめい)カントリークラブ
【所在地】兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(3)  草山(くさやま)温泉やまもりの湯
【所在地】兵庫県丹波篠山市(たんばささやまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】観音号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】やまもりの湯~大谷西紀(おおたににしき)記念館
【用途】記念館アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(4)  寿ノ湯(ことぶきのゆ)
【所在地】兵庫県三田市(さんだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】モーモー号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】第2駐車場~寿ノ湯入口
【用途】入館アクセス
    ここは日帰り温泉施設であり、温泉名は三田天然温泉である。ここは、かつて「熊野の郷(くまののさと)」という名称であった。

(5)  宝塚ファミリーランド
【所在地】兵庫県宝塚市(たからづかし)
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】パノラマカー
【編成】電車5両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【訪問日】1976年頃
    この施設は、既に閉鎖された。

(6)  ラ・ビスタ宝塚
【所在地】兵庫県宝塚市(たからづかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×4路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】(仮称)
  【サウステラス線1番館~2番館
  【レフィナス中央公園~2番館
(2路線並列)
  【ノースハイツ中央公園~2番館
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停
  【サウステラス線】すみれガ丘一丁目(歩1分)
  【レフィナス】すみれガ丘中央(歩1分)
  【ノースハイツ】すみれガ丘中央(歩4分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(7)  妙見(みょうけん)の森
【所在地】兵庫県川西市(かわにしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】
  【下部線】黒川(くろかわ)~ケーブル山上(さんじょう)
  【上部線】中間~妙見山
【用途】山頂アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。かつて、妙見ケーブルと称していた。
    ケーブルカーとリフト(概要はこちら)が直列していた。そのリフトもかつては上部線と称するケーブルカーであった

(8)  チェリーゴルフ
【所在地】兵庫県川西市(かわにしし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
    このケーブルカーは、既に閉鎖された。

(9)  グンゼタウンセンターつかしん
【所在地】兵庫県尼崎市(あまがさきし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~8F
【用途】フットサルコートアクセス

(10)  イーストビレッジ西山(にしやま)
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】ゴンドラ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~4F
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅】甲陽園(歩5分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(11)  西宮名塩(なじお)ニュータウン
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~3F
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅西宮名塩(歩2分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    西宮名塩ニュータウンは、ナシオンという愛称で呼ばれている。(「ナジオン」やないんかい。)

(12)  よみうりカントリークラブ
【所在地】兵庫県西宮市(にしのみやし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(13)  芦屋川(あしやがわ)トンネル
【所在地】兵庫県芦屋市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】月若町(つきわかちょう)~松ノ内町(まつのうちちょう)
  【月若町月若公園南側ロータリー
  【松ノ内町松ノ内町西交差点
【用途】地下道アクセス
最寄り駅芦屋川(歩5分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    ここの地下道は歩行者専用であり、その歩道の階段脇に斜行エレベータが存在する。

(14)  兵衛(ひょうえ)旅館
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】萬年~向陽
【用途】入館アクセス
    このケーブルカーは既に廃止され、現在はエスカレータである。ここの現在の名称は、兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)である。

(15)  摩耶(まや)ケーブル
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】摩耶ケーブル~虹
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1993年頃
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)ケーブルカーとロープウエーが直列していて、併せて「まやビューライン」と称している。

(16)  六甲(ろっこう)ケーブル
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】ケーブルカー
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線2編成交走式
【区間】六甲ケーブル下(した)~六甲山上(さんじょう)
用途】山頂アクセス
【訪問日】1993年頃
    ここには、六甲有馬ロープウェーの表六甲線が存在するが、休止中である。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。

(17)  ジオ六甲山手
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】炭山橋(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(18)  花山(はなやまひがし)団地
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】花山東グリーンエレベーター
【愛称】スカイレーター
【編成】客車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】住宅地アクセス
最寄り駅花山(歩5分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、国内初の斜行エレベータである。

(19)  須磨(すま)パークヒルズ
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス(住民専用)
最寄り駅妙法寺(みょうほうじ)(歩10分)
航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(20)  シーサイドホテル舞子(まいこ)ビラ神戸
【所在地】兵庫県神戸市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入館アクセス

(21)  姫路モノレール
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】姫路~手柄山(てがらやま)
【用途】公園アクセス(公共交通)
    この施設は、既に廃止された。

(22)  姫路セントラルパーク
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)、ロープウエーも存在する(概要はこちら)

(23)  太陽公園
【所在地】兵庫県姫路市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】ウェルカムハウススワン~白鳥城(はくちょうじょう)
【用途】入場アクセス

(24)  神子畑(みこばた)選鉱場跡
【所在地】兵庫県朝来市(あさごし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】明延(歩5時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    この設備は、既に廃止された。
    「あけのべ一円電車ひろば」には、EL列車が存在する(概要はこちら)他にも、次なる車両が静態保存されている。
  【明延振興館前】EL1両&客車(白金号)1両
  【鉱山学習館前】
    ① EL1両&1両&無線車2両&1両&EL1両
    ② 電車(あかがね号)1両
    ③ EL2両&客車1両
  【神子畑選鉱場跡】EL1両&客車(わかば号)1両&1両

(25)  天滝公園キャンプ場
【所在地】兵庫県養父市(やぶし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】たなだ号
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送
【最寄りバス停】天滝口(てんだきぐち)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(26)  中瀬(なかぜ)鉱山
【所在地】兵庫県養父市(やぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】足坂(あしざか)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、金鉱石などを運び出すためのケーブルカーが存在した。

(27)  国見(くにみ)の森公園森林学習軌道
【所在地】兵庫県宍栗市(しそうし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ミニモノレール
【車両愛称】
  【高位側】はばタン号
  【低位側】しーたん号
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】城下(じょうした)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、国内最長距離(1,084m)のスロープカーである。この軌道は最大斜度38度であり、一説によると国内最急勾配であるらしい。

(28)  古嶽山徳行寺(とくぎょうじ)竜野墓地公園
【所在地】兵庫県たつの市
【種別】スロープカー(横持ち式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】徳行寺~竜野墓地公園
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停町屋北口(歩50分)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    モノレールは、跨座式(こざしき)と懸垂式(けんすいしき)に大別される。スロープカーも同様であり、ラック・ピニオン機構が車両のどの位置に存在するかに基づいて、一般に次のとおり区分される。
  【跨座式】下部
  【懸垂式】上
    しかし、ここのスロープカーはそのいずれでもなく、ラック・ピニオン機構が車両側面に存在する。

<F> 中国地方

(1)  荒金(あらかね)鉱山
【所在地】鳥取県岩美町(いわみちょう)

【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】相山(あいやま)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、銅鉱石などを運び出すためのケーブルカーが存在した。
    なお、ここにはトロッコ軌道も存在した。

(2)  殿(との)ダム
【所在地】鳥取県鳥取市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】管理支所~多目的広場
【用途】ダム下アクセス(関係者専用)
最寄りバス停神護口(かんごぐち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    一般開放イベントに参加すれば、このケーブルカーに乗車することができる。

(3)  用瀬(もちがせ)発電所
【所在地】鳥取県鳥取市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄り駅用瀬(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(4)  潮風の丘とまり
【所在地】鳥取県湯梨浜町(ゆりはまちょう)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
    このラックカーは、既に廃止された。

(5)  バレンタインパーク作東(さくとう)
【所在地】岡山県美作市(みまさかし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(6)  中国稲荷山鋼索(いなりやまこうさく)鉄道
【所在地】岡山県岡山市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】山下~奥ノ院
【用途】参詣アクセス
    この施設は、既に廃止された。

(7)  ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク
【所在地】岡山県真庭市(まにわし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧

(8)  スカイレール
【所在地】広島県広島市
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】1両
編成×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】みどり口(ぐち)~みどり中央
【用途】住宅地アクセス
【訪問日】2000年頃
    これは、懸垂式モノレールと循環式ロープウエーの合体版であり、国内唯一のシステムである。法的には、懸垂式モノレールとして軌道法の特許を受けている。外観は懸垂式モノレールであるが、車両はまるでロープウエーである。立派な公共交通機関であるが、遊園地の乗り物のような楽しさもある。
    また、ケーブルカー以外の鉄軌道では国内最急勾配(263パーミル、約15度)である。

(9)  広島市森林公園
【所在地】広島県広島市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山城展望台
【用途】展望台アクセス

(10)  黄金山(おうごんざん)墓苑
【所在地】広島県広島市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】墓参アクセス
最寄りバス停旭ヶ丘団地入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(11)  蜂ヶ峯(はちがみね)総合公園
【所在地】山口県和木町(わきちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
    このケーブルカーは、既に廃止された。ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(12)  河山鉱山
【所在地】山口県岩国市(いわくにし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】河山(かわやま)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、銀鉱石などを運び出すためのケーブルカーが存在した。

(13)  萩本陣
【所在地】山口県萩市(はぎし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×3路線直列
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  【1号機】奥萩本陣~女性用露天風呂前
  【2号機】女性用露天風呂前~展望台
  【3号機】展望台~奥萩茶屋
【用途】展望台アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。3路線が、直列していた。

(14)  秋吉台(あきよしだい)自然動物公園サファリランド
【所在地】山口県美祢市(みねし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(15)  ときわ遊園地
【所在地】山口県宇部市(うべし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】ペガサスファンタジー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

<G-1> 四国地方(香川県・愛媛県)

(1)  ベネッセハウスオーバル
【所在地】香川県直島町(なおしまちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ミュージアム~オーバル
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(2)  八栗(やぐり)ケーブル
【所在地】香川県高松市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】八栗登山口(ぐち)~八栗山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1993年頃

(3)  屋島(やしま)ケーブル
【所在地】香川県高松市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】屋島登山口~屋島山上(さんじょう)
【用途】山頂アクセス
【訪問日】1993年頃
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(4)  コスモランドみの
【所在地】香川県三豊市(みとよし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    この施設は、「道の駅ふれあいパークみの」に存在する。

(5)  新宮(しんぐう)あじさいの里
【所在地】愛媛県四国中央市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】あじさいモノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】あじさい鑑賞
最寄りバス停あじさいの里前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    あじさい祭り期間中に限り、ラックカーに乗車することができる。

(6)  東平(とうなる)インクライン
【所在地】愛媛県新居浜市(にいはまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
  ① 東延線
  ② 筏津線
  ③ 日浦線
  ④ 黒石線
  ⑤ 端出場線
  ⑥ 星越線
【編成】貨車1両×各1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、星越線を除いて、既に廃止された。

(7)  西条ゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】愛媛県西条市(さいじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~クラブハウス
【用途】入場アクセス(利用者専用)

(8)  桜井(さくらい)総合公園
【所在地】愛媛県今治市(いまばりし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】湯ノ浦号
【編成】動力車1両(荷台付き)&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(9)  グリーンヒルズ湯の山
【所在地】愛媛県松山市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス
最寄りバス停湯山(ゆやま)小学校前(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここでは、「先発」表示が存在する。

(10)  えひめこどもの城
【所在地】愛媛県松山市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】てんとう虫のモノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式
【区間】冒険ステーション~てっぺんとりで
【用途】園内アクセス

(11)  大久喜(おおくき)鉱山
【所在地】愛媛県内子町(うちこちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【区間】貯鉱場~選鉱場
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】喜多山(きたやま)(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、銅鉱石を運び出すためのケーブルカーが存在した。

(12)  無茶々園(むちゃちゃえん)
【所在地】愛媛県西予市(せいよし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)

(13)  南予(なんよ)レクレーション松軒山(しょうけんやま)公園
【所在地】愛媛県愛南町(あいなんちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】山頂アクセス
    貨車は、滑走遊具を輸送するためのものである。

<G-2> 四国地方(徳島県・高知県)

(14)  鳴門市(なるとし)観光情報センター
【所在地】徳島県鳴門市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】すろっぴー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】鳴門市観光情報センター~高速鳴門バス停
【用途】バス停アクセス
最寄りバス停高速鳴門バス停前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能

(15)  十家(といえ)モノレール
【所在地】徳島県つるぎ町(ちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停切越(きりこし)発電所(歩1分)
ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    調査当時におけるGoogle(グーグル)マップにおいて「十家モノレール」という名称で下駅の所在地が示されている。

十家モノレール

(16)  大横モノレール
【所在地】徳島県つるぎ町(ちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
最寄りバス停古見橋(ふるみきょう)
航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    「大横(おおよこ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(17)  美濃田の淵(みのだのふち)観光遊覧船
【所在地】徳島県東みよし町(ひがしみよしちょう)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊覧船アクセス
    このラックカーは、既に廃止された。

(18)  イカワX(エックス)パーク
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(19)  ホテル祖谷(いや)温泉
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】露天風呂アクセス
【訪問日】1993年頃
    ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名も祖谷温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
    ここの露天風呂は、約170m下の河原に存在する。

(20)  祖谷(いや)ふれあい公園
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】てんとう虫モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧

(21)  ホテルかずら橋
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】3F~露天風呂
【用途】露天風呂アクセス
    ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は新祖谷(いや)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。

(22)  奥祖谷(おくいや)観光周遊モノレール
【所在地】徳島県三好市(みよしし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】林内遊覧
    このラックカーは、現在休止中である。ネットに、スロープカーであるという主旨の記述が存在するが、誤認であると感じられる。

(23)  高城山(たかしろやま)レーダ雨量観測所
【所在地】徳島県那賀町(なかちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】観測所アクセス(関係者専用)
最寄りバス停神山(かみやま)高校前(歩8時間30分)
航空写真】確認可能
ストリートビュー確認可能
    「ファガスの森」からモノレールまでの所要時間は、徒歩で約1時間20分である。
    下駅は、立派な車庫である。レールは3本存在し、歩行用の階段も並行していて、非常に立派な設備である。

モノレール

(24)  冷谷モノレール
【所在地】徳島県海陽町(かいようちょう)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
最寄りバス停久尾(くお)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難
    冷谷(ひやだに)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。

(25)  馬路村インクライン
【所在地】高知県馬路村(うまじむら)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
    ここには、遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。

(26)  五台山(ごだいさん)ロープモノレール
【所在地】高知県高知市
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】気動車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】青柳~見国
【用途】山頂アクセス
    このモノレールは、既に廃止された。
    これは、懸垂式モノレールと循環式ロープウエーの合体版であり、国内唯一のシステムであった。外観は懸垂式モノレールであるが、車両はまるでロープウエーである。しかし、一般のロープウエーは曳索(えいさく)式であるが、この物件は自走式であった。

(27)  光の村土佐自然学園文丹(ぼんたん)農園
【所在地】高知県土佐市(とさし)
【種別】モノラック(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】農地アクセス(関係者専用)
    このモノラックは、既に廃止された可能性がある。

(28)  大善寺(だいぜんじ)
【所在地】高知県須崎市(すさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】参詣アクセス
最寄りバス停池尻(いけじり)(歩5分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難

(29)  足摺(あしずり)テルメ
【所在地】高知県土佐清水市(とさしみずし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】リフトカー乗り場~山上
【用途】入館アクセス
    ここは、日帰り入浴施設である。このケーブルカーは、既に廃止された。

<H-1> 九州地方(福岡県佐賀県)

(1)  本正寺(ほんしょうじ)
【所在地】福岡県北九州市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】参詣アクセス
最寄りバス停谷町(たにまち)(歩3分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難

(2)  北九州モノレール
【所在地】福岡県北九州市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車4両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】小倉~企救丘(きくがおか)
【用途】公共交通
【訪問日】1993年頃

(3)  到津(いとうづ)の森公園
【所在地】福岡県北九州市
【種別】モノレール(跨座式)
設備名称】ミニモノレール
【編成電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(4)  道原ケーブルカー
【所在地】福岡県北九州市
【種別】ケーブルカー
設備名称】インクライン
【編成車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
最寄りバス停道原(歩20分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認可能
    道原(どうばる)ケーブルカー」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。道原浄水場前の沿道に下駅が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(5)  皿倉山(さらくらやま)ケーブルカー
【所在地】福岡県北九州市
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② スロープカー(跨座式)
【編成】
  【ケーブルカー】客車1両×1路線
  【スロープカー】電車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】
  【ケーブルカー】山麓~山上(さんじょう)
  【スロープカー】山上~展望台
【用途】山頂アクセス
    ケーブルカーとスロープカーが直列している。スロープカーは、かつてリフトであった。
    北九州市は私の原産地であり、皿倉山には何度も登ったことがある。ケーブルカーについては、旧車両の時代に乗車したことがある。当時は「帆柱(ほばしら)ケーブル」という名称であった。

(6)  若戸(わかと)病院
【所在地】福岡県北九州市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    このスロープカーは、既に廃止された。

(7)  福祉松快園(しょうかいえん)
【所在地】福岡県水巻町(みずまきまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線2両方式
【用途】施設内アクセス
最寄り駅東水巻(ひがしみずまき)(歩10分)
航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難

(8)  添田公園そえだジョイ
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。車両は、後述の「こどもわくわくパーク」に展示されている。
    展望台には、岩石城(がんじゃくじょう)という天守閣が存在する。

(9)  こどもわくわくパーク
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内アクセス

(10)  油木(あぶらぎ)ダム
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ダム上~ダム下
【用途】ダム上下間アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】郵便局横(歩2時間)
【航空写真】確認可能
ストリートビュー確認困難
【投稿写真】確認可能

(11)  英彦山花園(ひこさんかえん)
【所在地】福岡県添田町(そえだまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】
  ① 神号
  ② 花号&幸号
【編成】神号と花号が並列
  【神号】電車2両×1路線
  【花号&幸号】電車1両×1路線
【運行形態】
  【神号】単線1編成方式
  【花号&幸号】単線単行方式
【区間】
  【花号&神号】花~神
  【幸号】幸~花
【用途】参詣アクセス
    幸(さち)号は、既に廃止された。

(12)  サンビレッジ茜(あかね)
【所在地】福岡県飯塚市(いいづかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】受付~スキーハウス
【用途】施設間アクセス
【最寄り駅】上穂波(かみほなみ)(歩1時間40分)
【航空写真】確認困難
ストリートビュー確認困難
【投稿写真】確認可能
    ここには、リフトが存在し(概要はこちら)、スロープコンベアも存在する(概要はこちら)

(13)  筑穂(ちくほ)保健福祉総合センター
【所在地】福岡県飯塚市(いいづかし)
【種別】スロープカー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    ネット情報であるが、存在した可能性が低い。階段昇降機のことかと推察される。

(14)  ザ・クラシックゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】福岡県若市(みやわかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)

(15)  福岡市動植物園
【所在地】福岡県福岡市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】動物園~植物園
【用途】植物園アクセス

(16)  油山(あぶらやま)ゴルフクラブ
【所在地】福岡県福岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】2番ホール~3番ホール
【用途】コース内アクセス
    ここは、かつて油山グリーンランドゴルフ場と称していた。

(17)  だざいふ遊園地
【所在地】福岡県太宰府市
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】スカイシップ
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)。

(18)  九州国立博物館
【所在地】福岡県太宰府市(だざいふし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】斜行リフト
【編成】1両
編成×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス(身障者専用)

(19)  南畑(みなみはた)ダム
【所在地】福岡県那珂川市(なかがわし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ダム上~ダム下
【用途】ダム上下間アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】南畑発電所前(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(20)  カルナパーク花立山(はなたてやま)温泉
【所在地】福岡県筑前町(ちくぜんまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ふもと~玄関前
【用途】入館アクセス
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名も花立山温泉である。ここでは、レストラン利用や日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、レストランや日帰り入浴を利用するという目的でスロープカーに乗車することができる。

(21)  高良大社(こうらたいしゃ)
【所在地】福岡県久留米市(くるめし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】1両
編成×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】御井町(みいまち)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(22)  山水(さんすい)カントリークラブ
【所在地】佐賀県みやき町(ちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】第6ホールティグラウンド~グリーン
【用途】フェアウエー内アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。現在は、乗用カート方式である。
    ここの第6ホールはすり鉢状の谷越えになっていて、スロープカーはそのフェアウエーに存在した。

(23)  高取山(たかとりやま)公園わんぱく王国
【所在地】佐賀県神埼市(かんざきし)
【種別】ラックカー(懸垂式)
【設備名称】モノライダー
【編成電車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】ふれあい広場~展望台
【用途】遊具起点アクセス
    ここには「わんぱくライダー」という乗り物もあり、調査中である。

(24)  佐賀駅
【所在地】佐賀県佐賀市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】改札階~中層階
【用途】構内アクセス

(25)  佐賀県総合運動公園SAGA(さが)サンライズパーク
【所在地】佐賀県佐賀市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    ネット情報であるが、存在した可能性が低い。階段昇降機のことかと推察される。

(26)  常應寺(じょうおうじ)
【所在地】佐賀県多久市(たくし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
    このスロープカーは、既に廃止された。

(27)  ゆうらくシェスタパティオ
【所在地】佐賀県多久市(たくし)
【種別】スロープカー(跨座式)
    ここは、日帰り温泉施設であり、温泉名は多久天然温泉である。このスロープカーは、既に廃止された。

(28)  武雄温泉保養村
【所在地】佐賀県武雄市(たけおし)
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】スカイバスのぼるくん
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】展望台アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(29)  唐津城
【所在地】佐賀県唐津市(からつし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】乗降口~北門
【用途】天守閣アクセス

<H-2> 九州地方(長崎県熊本県)

(1)  鷹島(たかしま)モンゴル村
【所在地】長崎県松浦市(まつうらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(2)  桧台(ひのきだい)団地
【所在地】長崎県佐世保市(させぼし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】桧台事務所前~桧台団地
【用途】住宅地アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(3)  西海橋(さいかいばし)遊園地水族館ビューロッジ
【所在地】長崎県佐世保市(させぼし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】遊園地~水族館
【用途】施設間アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。遊園地側は、現在、TAOYA西海橋である。

(4)  萱瀬(かやぜ)ダム
【所在地】長崎県大村市(おおむらし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】萱瀬ダム(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(5)  長崎西海楽園(らくえん)
【所在地】長崎県西海市(さいかいし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】観音像アクセス
    このラックカーは、既に廃止された。

(6)  パサージュ琴海(きんかい)アイランドゴルフクラブ
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】3番ホール~4番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
    このスロープカーには、乗用カートを乗せることができる。
    ここには、スロープコンベアも存在する。

(7)  JGMウイングヒル滑石(なめし)
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】大園(おおぞの)小学校前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(8)  フォーレ三原台
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】本原(もとはら)教会前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(9)  稲佐山(いなさやま)公園
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×2路線並列
【運行形態】単線1編成方式
【区間】中腹~山頂
【用途】山頂アクセス
    このスロープカーは定員40人の車両が2両連結され、それが2路線存在する。国内最大規模である。その容姿は有名デザイナーによるものであり、他のスロープカーとは一線を画している。
    ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ロープウエーとスロープカーが直列している。

(10)  斜面移送システム
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成電車1両×各1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】住宅地アクセス(身障者専用)

1号機
【車両愛称】てんじんくん
【最寄り電停】宝町(たからまち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

<2号機
【車両愛称】さくら号
【最寄りバス停金比羅山(こんぴらさん)入口(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

<3号機
【車両愛称】水鳥号
【最寄りバス停】水の浦(みずのうら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難

(11)  グラバースカイロード
【所在地】長崎県長崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~5F
【用途】住宅地アクセス
【最寄り電停】石橋(いしばし)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    この斜行エレベータは、市道である。
    ここには、垂直エレベータも存在する。斜行エレベータと垂直エレベータが直列している。垂直エレベータを利用すれば、後述のグラバー園の第2ゲートである。

(12)  グラバー園
【所在地】長崎県長崎市
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入園アクセス(身障者専用)
【最寄り電停】大浦天主堂下(おおうらてんしゅどうした)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
    このラックカーは、出口そばの身障者用駐車スペース脇に存在する。
    ここには、動く歩道も存在する。動く歩道は、「第1ゲート~第2ート」間において2基が直列している。

(13)  長崎県亜熱帯植物園サザンパーク野母崎(のもざき)
【所在地】長崎県長崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール(外観はSL列車)
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
    このスロープカーは、既に廃止された。

(14)  野母崎(のもざき)ゴルフクラブ
【所在地】長崎県長崎市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】斜行ゴンドラ
【編成客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。このケーブルカーには乗用カートを乗せることができた。

(15)  中尾城(なかおじょう)公園
【所在地】長崎県長与町(ながよちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】事務所~芝生の丘
【用途】園内アクセス

(16)  山茶花(さざんか)高原ピクニックパーク
【所在地】長崎県諫早市(いさはやし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】高原モノレール
【編成】電車2両×2路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
  【風の丘ゾーン】高原~香り
  【光の丘ゾーン】風の丘~光の丘
【用途】園内アクセス

(17)  グリーンランドリゾート
【所在地】熊本県荒尾市(あらおし)
【種別】
  ① モノレール(懸垂式)
  ② モノレール(跨座式)
【設備名称】
  【懸垂式スカイシップ
  【跨座式スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】
  【懸垂式単線N両循環式
  【跨座式単線N両方式(環状)
【区間】
  【懸垂式モンスター×ヒーローズ~アンダルシア
【用途】
  【懸垂式園内アクセス
  【跨座式園内遊覧
    スカイシップは、モノレールと循環式ロープウエーの合体版であり、その外観はロープウエーに近い。
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)リフトも存在する(概要はこちら)

(18)  崇城(そうじょう)大学
【所在地】熊本県熊本市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐輪場~慶賓館
【用途】大学アクセス
【最寄り駅】崇城大学前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能

(19)  熊本市動植物園
【所在地】熊本県熊本市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    この設備は、休止中である。

(20)  熊本光洋台(こうようだい)病院
【所在地】熊本県熊本市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】(仮称)
  【緑線】病院入口~病院
  【オレンジ線】バス停~病院
【用途】病院アクセス
【最寄りバス停】ひばりケ丘・熊本光洋台病院前(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    オレンジ線は、既に廃止された。

(21)  益城カントリークラブ
【所在地】熊本県益城町(ましきまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
    このスロープカーは、既に廃止された。

(22)  海の都
【所在地】熊本県上天草市(かみあまくさし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】らくらく号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は松島温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴を利用するという目的でラックカーに乗車することができる。

(23)  芦北海浜(かいひん)総合公園
【所在地】熊本県芦北町(あしきたまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両&貨車1両×3路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】遊具起点アクセス
    ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。

(24)  四季彩(しきさい)
【所在地】熊本県津奈木町(つなぎまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望露天風呂アクセス
最寄り駅津奈木(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1993年頃
    ここは日帰り温泉施設であり、温泉名は「つなぎ温泉」である。
    津奈木駅は特急列車通過駅であり、かつ普通列車に乗り換えるには待ち時間が長かったので、私は隣の水俣(みなまた)駅からタクシーを利用した。もちろん、入場料よりタクシー料金のほうが高かった。スロープカーに乗って上がって行くと展望露天風呂がある。復路は歩いて津奈木駅に向かった。

(25)  つなぎ美術館
【所在地】熊本県津奈木町(つなぎまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】つなぎ美術館~舞鶴城公園展望所
【用途】公園アクセス

(26)  天河山荘(てんがさんそう)
【所在地】熊本県南小国町(みなみおぐにまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望風呂アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は飛瀬(とびせ)温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(27)  観音岩(かんのんいわ)温泉
【所在地】熊本県小国町(おぐにまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】モノレール
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】家族風呂~食事処(どころ)
【用途】施設間アクセス

<H-3> 九州地方(大分県宮崎県鹿児島県沖縄県)

(1)  大山(おおやま)ダム
【所在地】大分県日田市(ひたし)
【種別】
  ① スロープカー(跨座式)
  ② ケーブルカー
【編成】
  【スロープカー】電車1両×1路線
  【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
  【スロープカー】ダム内アクセス
  【ケーブルカー】湖面アクセス
【最寄りバス停】中川原(なかごうら)(歩40分)
【航空写真】
  【スロープカー】確認不可
  【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】
  【スロープカー】確認不可
  【ケーブルカー】確認困難
    ケーブルカーは、左岸に存在する。

(2)  女子畑(おなごはた)発電所
【所在地】大分県日田市(ひたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(関係者専用)
【最寄りバス停】女子畑発電所前(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(3)  中津駅
【所在地】大分県中津市(なかつし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
  ① 改札口~中2階
  ② 中2階~1・2番のりば
  ③ 中2階~3・4番のりば
【用途】構内アクセス

(4)  宇佐神宮(じんぐう)
【所在地】大分県宇佐市(うさし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】南大門~上宮
【用途】参詣アクセス(交通弱者専用)
    交通弱者とは、身障者・高齢者・ベビーカー家族である。

(5)  湯布郷館(ゆふごうかん)
【所在地】大分県由布市(ゆふし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~大浴場
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】湯布高原(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは、三菱電機グループの保養所である。したがって、一般利用不可である。

(6)  別府ラクテンチ
【所在地】大分県別府市(べっぷし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】ラクテンチ下~ラクテンチ上
【用途】入園アクセス
【訪問日】1989年8月13日(日)
    ここには、遊覧鉄道が存在し(概要はこちら)リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが直列している。

(7)  高崎山(たかさきやま)自然動物園
【所在地】大分県大分市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】さるっこレール
【編成電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】乗場~サル寄せ場
【用途】サル寄せ場アクセス

(8)  ベイヒルビュー茶屋ヶ台(ちゃやがだい)
【所在地】大分県大分市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】八幡(やはた)小学校前(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(9)  丹賀砲台園地(たんがほうだいえんち)
【所在地】大分県佐伯市(さいきし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】伊吹(いぶき)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】砲台跡アクセス

(10)  須美江(すみえ)家族旅行村
【所在地】宮崎県延岡市(のべおかし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
    このラックカーは、既に廃止された。

(11)  ファーツリー・カントリークラブ
【所在地】宮崎県延岡市(のべおかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)

(12)  フェニックス自然動物園
【所在地】宮崎県宮崎市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(13)  天神(てんじん)ダム
【所在地】宮崎県宮崎市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】青井岳(あおいだけ)温泉(歩40分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
    申請すれば、見学することができる。

(14)  宮崎サボテンハーブ園
【所在地】宮崎県日南市(にちなんし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ハーブの丘~スカーレットベル
【用途】展望台アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、スロープコンベアも存在した。スロープコンベアとスロープカーが直列していた。

(15)  ダグリ岬遊園地
【所在地】鹿児島県志布志市(しぶしし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】パノラマモノレール
【編成電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
    ここには、遊覧鉄道も存在する(概要はこちら)

(16)  内山線インクライン
【所在地】宮崎県小林市(こばやしし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
    このケーブルカーは、既に廃止された。

(17)  北きりしまリゾート牧場コスモス牧場
【所在地】宮崎県小林市(こばやしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
    この施設は、既に閉鎖された。

(18)  界(かい)霧島
【所在地】鹿児島県霧島市(きりしまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】客室棟~大浴場
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
    ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は霧島温泉である。
    この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。

(19)  丸岡(まるおか)公園
【所在地】鹿児島県霧島市(きりしまし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】宝くじ号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】庭園アクセス

(20)  中岳(なかだけ)ダム
【所在地】鹿児島県曽於市(そおし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】中岳入口(歩25分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可

(21)  観音滝(かんのんだき)公園
【所在地】鹿児島県さつま町(ちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】かじかくん
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】滝の駅~湯の駅
【用途】温泉施設アクセス
    このスロープカーは、既に廃止された。

(22)  ガーデンサイト桜島(さくらじま)
【所在地】鹿児島県鹿児島市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】桜島号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】西坂元町(にしさかもとちょう)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。

(23)  安房(あんぼう)森林軌道
【所在地】鹿児島県屋久島町(やくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)

(24)  黒潮の森マングローブパーク
【所在地】鹿児島県奄美市(あまみし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】マウンテンライナー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
    このラックカーは、既に廃止された。

(25)  与那原テック
【所在地】沖縄県与那原町(よなばるちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】園内遊覧
    この施設は、既に閉鎖された。ここには、リフトも存在した。

(26)  沖縄都市モノレール
【所在地】沖縄県那覇市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ゆいレール
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】複線N編成方式
【区間】那覇空港~てだこ浦西(うらにし)
【用途】公共交通

(27)  大保(たいほ)ダム
【所在地】沖縄県大宜味村(おおぎみそん)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】第三宇出(うで)那覇(歩20分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
     月1日開催される見学会に参加すれば、このスロープカーを見学することができる。


<番外>
① ルネ北久里浜(きたくりはま)
    某不動産会社のホームページにおいて、ルネ北久里浜に斜行エレベータが存在するという主旨が記述されている。しかし、他のネット情報によると、それは斜行エレベータではなく「トンネル&垂直エレベータ」であると推察される。
② ベイヒルビュー桜島
    ネット情報において、ベイヒルビュー桜島のスロープカー(かもしれない物件)に関する記述が存在する。しかし、ベイヒルビュー桜島の存在を確認することができない。投稿者が施設名称を誤認している可能性がある。