鉄道の乗りつぶしを始めると、モノレールやケーブルカーに興味が湧いてくる。さらに熱を帯びると、スロープカーや斜行エレベータも気になってくる。これら4種類の乗り物は、似て非なるものであり、相違点をまとめると次表のとおりである。黄色部分は、その特長である。運行形態については、後述する。
スロープカーは、株式会社嘉穂(かほ)製作所(福岡県飯塚市(いいづかし))の登録商標である。嘉穂製作所のホームページを見ると、いくつかの納入事例が紹介されている。個人が自宅の外階段の脇に設置したスロープカーもある。具体的な所在地は不明なので体験することは困難であるが、仮に所在地が判明したとしても、体験するには、菓子折りのひとつでも持参して家主にお願いするしかない。世の中で最もハードルの高い乗り物である。
用語としては、スロープカーよりもモノレールやケーブルカーのほうが認知度が高いので、運営施設側としてはスロープカーではなくモノレールやケーブルカーと称している場合が多く、斜行エレベータと称しているところもある。スロープカーのことを、モノレールと称することは問題ないが、ケーブルカーや斜行エレベータと称することは不適切である。
スロープカーはモノレールの一種なのだが、レールが2本以上の場合もあるので本記事ではモノレールと分けて記述する。また、スロープカーは株式会社嘉穂製作所の登録商標なので嘉穂製作所製以外のものはスロープカーとは言えない。したがって、本記事では原理がラック式であっても嘉穂製作所製であると推察されないものについては、種別をラックカーとしている。
さらに、ラック式のうち動力源が外部電源ではなく内燃機関であるものについては、リフトラックとしている。その代表例はモノラックであるが、モノラックという名称は株式会社ニッカリの登録商標なので、モノラックではないものも含めて本記事においてはリフトラックと称する。
公共交通機関として運営されるモノレールは、軌道法という法律に基づいているのだが、公共交通機関でないものについては軌道法に基づいてはいない。スロープカーやラックカー、ラックリフトは、そのような位置づけである。平たく言えば「遊園地の乗り物」である。
斜行エレベータとは、垂直移動ではなく斜め移動するエレベータのことである。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく住宅地アクセスや駅構内アクセス、宿泊施設の館内アクセスとして設置されることが多い。住民以外の者が住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、住民から不審者と思われるかもしれない。
斜行エレベータは、椅子も無く、窓が無くて(あるいは小さくて)内装がオフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプが多い。また、駅構内アクセスのものは、駅の階段脇にある昇降機とどう違うのかと問われても答えに窮する。
私は、垂直エレーベータについては、観光目的のものであれば興味が湧くが、そうでなければ興味が湧かない。斜行エレベータについては、目的にかかわらず見過ごすことはできない。
ケーブルカーについては、インクラインと称する場合もある。ダム、森林、および鉱山の業界ではその傾向が強い。特に、ダム業界では、最近(スロープカーを含めて)ラックカーを導入する事例が散見されるが、従来からの習慣からかラックカーについてもインクラインと称している場合が多い。
なお、旅客輸送はケーブルカーで貨物輸送はインクラインとする記事も存在するが、その表記区分は用語の定義として不充分である。施設スタッフが乗車するための設備の場合はどちらなのだろうか。施設スタッフが旅客でもなく貨物でもないことは、自明のことである。したがって、輸送対象で区分するのではなく、利用者層で区分するほうが適切であるように感じられる。すなわち、次のとおりである。
【一般用】ケーブルカー
【関係者用】インクライン
本記事においては、「種別」としてはいずれもケーブルカーとし、施設側がインクラインと称している(あるいは称していると推察される)設備については、インクラインという呼称も併用している。
「インクライン」のスペルは、「incline」である。その読みは、「イン クライン」であって「インク ライン」ではない。「cline」に対応する日本語は、「傾斜」である。インクラインのことを傾斜鉄道とも言う。インクラインが誕生した時代ではケーブルカーしか存在しなかったので、インクラインとケーブルカーは同義であったが、現在ではケーブルカー以外にもスロープカーなどが存在するので、ケーブルカーはインクラインの一種ということになる。
なお、インクライン(incline)の反対語としてデクライン(decline)ということばが存在する。インクラインは上り坂を意味し、デクラインは下り坂を意味する。したがって、鉄道においては、人が高位(山頂など)に向かうために敷設(ふせつ)したのであればインクラインで、(山間の産出物などを)低位に運び出すために敷設したのであればデクラインというように使い分けてもよさそうであるが、現実にはいずれもインクラインと称し、デクラインと称する鉄道を見つけることはできない。
国内に存在するスロープカー、モノレール、斜行エレベータ、ケーブルカーについて列挙してみた。掲載序列については、JRなどの鉄道路線の形状を意識しつつ、北から南へ、東から西へと並べている。
情報が曖昧(あいまい)な施設については記載していない。モノレールのうち、幼児用モノレールやサイクルモノレールについては、掲載していない。ゴルフ場において、利用者が乗車可能な乗り物については掲載しているが、ゴルフクラブを乗せて運ぶモノレールカートについては掲載していない。ビル清掃用ゴンドラモノレールや工事用モノレールについても原則として掲載していない。工事用インクラインについても、原則として掲載していない。ネットで紹介された設備や偶然目撃した設備など、いくつか例外はある。
ひとことで言えば、私が「乗りたい・見たい」と感じる設備が掲載対象である。
但し、ダムや水力発電所のケーブルカーなど(いわゆるインクライン)については、首都圏の設備と特筆すべき設備を除いて本記事では掲載していない。なぜならば、国内のダムの総数が約3,000基であり、それを調査することは本記事の本意ではないからである。
なお、毎年7月21日から31日まで「森と湖に親しむ旬間」であり、国内の多くのダムにおいて見学会が開催される。その見学会に参加すれば、インクラインを目撃する可能性が高い。中には、乗車できる場合もある。
本記事において、「所在地」とは施設ではなく設備の所在地であり、設備の代表的な場所(起点など)を示している。
また、「種別」、「編成」、「運行形態」、「区間」、「用途」については、できる限り客観的に表記しているつもりであるが、主観的推量も含まれている。
「種別」に関して、嘉穂製作所では、懸垂式のスロープカーをスカイラックと称しているが、本記事ではその名称を使用していない。
「編成」については、列車の編成が複数種類存在する場合は代表例のみ記載している。また、実態が電車と客車の混成であっても「電車N両」と表記している。
なお、貨車と荷物車という用語については、次のとおり使い分けている。
【貨車】客車や電車に併結されていない
【荷物車】客車や電車に併結されている
次なる図は、主たる運行形態である。運行形態の定義は、本記事独自の定義である。特に、「交走式」という表記については、交走設備を備えていても「交走式」と表記していない場合が存在する。なお、運行形態については、本記事だけでなく他の記事でも記述しており、他の記事のみが使用している名称も併記しておく。
この図で示す用語の他に、次なる用語も使用している。【単線1編成方式】
単線単行方式における車両が単行ではなくN両編成(N≧2)である。
【複線2両交走式】
単線2両交走式における線路が単線ではなく複線である。一般的な交走式ロープウエーの方式である。
【複線2編成交走式】
複線2両交走式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
線路が単線ではなく複線であって、車両が循環している。一般的なリフトの方式である。
【複線N編成循環式】
複線N両循環式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線単行循環式】
複線N両循環式において、車両が複数車両編成ではなく単行である。
「区間」に示す駅名は、本記事における仮称のものを含んでいる。
「用途」において「関係者専用」と記載された設備については、それは通常時のことであって、イベントなどで一般開放されることがある。
分類してみると分類困難なケースに遭遇することがあり、主観に基づいて断定している場合が存在する。スロープカーに関するウィキペディアにおいても、その苦労がかいま見える。ウィキペディアにおいては、導入事例を一般者向けと限定者向けに大別している。例えば、宿泊施設のなかには、宿泊を伴わない限りスロープカーを利用することができない施設も存在するのだが、それも一般者向けであるという考えである。また、ゴルフ場や滑降遊具起点アクセスのスロープカーは、施設利用者は誰でも利用可能なのだが限定者向けという考えである。寺社仏閣については現地において墓参者向けと明示されていても、ウィキペディアでは一般者向けとして紹介されている施設が存在する。何か釈然としない。本記事においては、できる限り個別に事情を記載しておいた。
「最寄りバス停」については、運行本数不充分なバス停を除外し、現実的に利用可能であるバス停を記載している。
「航空写真」、「ストリートビュー」、および「投稿写真」は、グーグルマップによる確認可能性を示している。確認対象は、施設ではなく当該設備である。いずれも、調査当時における情報である。確認可能性については、駅舎、車両、軌道のいずれか(およびその廃止跡)を確認することができれば「確認可能」としている。
総じて、本記事は、ネット検索しただけで現地取材していない情報や推測も含まれている。
<A> 北海道地方
(1) 朝日三望台(あさひさんぼうだい)シャンツェ
【所在地】北海道士別市(しべつし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】朝日(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(2) 忠別(ちゅうべつ)ダム
【所在地】北海道東神楽町(ひがしかぐらちょう)
【種別】
① ラックカー(懸垂式)
② ケーブルカー
【設備名称】
【ラックカー】モノレール
【ケーブルカー】インクライン
【編成】
【ラックカー】電車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【ラックカー】ダム内アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】旭岳(あさひだけ)源水公園前(歩1時間20分)
【航空写真】
【ラックカー】確認不可
【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】確認不可
【投稿写真】
【ケーブルカー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】忠別川
【ダム湖】忠別湖
インクラインは、ダム湖左岸(堤頂広場前)に存在する。このインクラインは、船舶だけではなく桟橋(さんばし)も輸送する。
(3) 浅野雨竜(あさのうりゅう)鉱業所
【所在地】北海道沼田町(ぬまたちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【管理者】古河(ふるかわ)鉱業株式会社
この工場は、既に閉鎖された。
(4) 北海道グリーンランド
【所在地】北海道岩見沢市(いわみざわし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイシップ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】スキー場入口(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(5) 恵庭森林鉄道インクライン
【所在地】北海道恵庭市(えにわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】恵庭(歩4時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。恵庭森林鉄道としての区間は、「恵庭駅前~盤尻(ばんじり)」間である。インクラインは、その盤尻寄りすなわち漁川(いざりがわ)上流に存在した。
中間部の離合区間以外は三線軌条であり、双方の車両が中央のレールを共有していた。
(6) プロスタイル札幌宮の森
【所在地】北海道札幌市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】荒井山(歩6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この斜行エレベータは、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(7) 荒井山(あらいやま)シャンツェ
【所在地】北海道札幌市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】荒井山(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(8) 札幌もいわ山(やま)ロープウェイ
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ミニケーブルカー
【愛称】もーりすカー
【編成】客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】中腹~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】もいわ山ロープウェイ(歩1分)
【最寄り電停】ロープウェイ入口(歩10分)
ロープウェイ入口電停発着の無料シャトルバスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
ここのケーブルは複式であり、世界初でかつ国内唯一である。単式と複式の相違点は、次のとおりである。
【単式】1本のケーブルが車両の下部に存在する
【複式】2本のケーブルが車両の両脇に存在する
また、ここの車両はブランコのような構造になっていて、線路の傾斜角度に影響を受けることなく車両を水平に保っている。
ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ロープウエーとケーブルカーが直列している。 山の名称は、藻岩山(もいわやま)である。
(9) 豊平峡(ほうへいきょう)ダム
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフトカー
【車両愛称】ひぐま号
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】豊平峡園地~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】豊平峡温泉(電気バス乗り場まで歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】豊平川(とよひらがわ)
【ダム湖】定山湖(じょうざんこ)(ダム湖百選)
このケーブルカーでは、往路(上昇)のみ利用可能である。グーグルマップにおいて、「豊平峡リフトカーひぐま号乗場」という名称によってその位置が示されている。ここには、電気バスも存在する。電気バスとケーブルカーが直列している。
(10) 札樽(さっそん)ゴルフ倶楽部
【所在地】北海道小樽市(おたるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】朝里川(あさりがわ)温泉(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(11) 竹鶴シャンツェ
【所在地】北海道余市町(よいちちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】余市紅志(こうし)高校(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
「竹鶴」とは、朝ドラ「まっさん」の主人公のモデルとなった竹鶴政孝(たけつるまさたか)のことである。
(12) 農村公園フルーツパークにき
【所在地】北海道仁木町(にきちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】協和(きょうわ)(歩25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、既に廃止された。
(13) ルスツリゾート
【所在地】北海道留寿都村(るすつむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車3両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】サウスステーション~タワーステーション
【用途】場内アクセス
【最寄りバス停】ルスツ高原(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
両駅の間に国道が存在する。このスロープカーは、その国道の下をくぐる。
ここには、ロープウエー(概要はこちら)と遊覧鉄道(概要は
こちら)も存在する。 (14) インクラの滝
【所在地】北海道白老町(しらおいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】社台(しゃだい)(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(15) 亀田(かめだ)鉱山
【所在地】北海道函館市(はこだてし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】児童公園前(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】JX(ジェイエックス)金属株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
(16) 吉岡定点
【所在地】北海道福島町(ふくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】吉岡海底駅アクセス
【最寄りバス停】吉岡(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、一般公開されていなくて非常時専用である。吉岡(よしおか)小学校付近に坑道入口が存在する。
吉岡海底駅と後述の竜飛(たっぴ)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。
(1) 青函トンネル記念館
【所在地】青森県外ヶ浜町(そとがはままち)
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】もぐら号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】青函トンネル記念館~体験坑道
【用途】竜飛海底駅アクセス
【最寄りバス停】青函トンネル記念館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1998年頃
これは、一般公開されている全線地下路線のケーブルカーとして国内唯一である。
このケーブルカーの本来の目的は、非常時の避難用である。ここの体験坑道駅は、世界一低位に存在する駅である。
竜飛(たっぴ)海底駅と前述の吉岡(よしおか)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。竜飛海底駅はかつて一般公開されていたことがあり、当時そこを訪問した際にこのケーブルカーにも乗車した。
(2) ウェスパ椿山(つばきやま)
【所在地】青森県深浦町(ふかうらまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】展望モノレール
【車両愛称】しらかみ号
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】物産館コロボックル~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄り駅】ウェスパ椿山(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2018年7月2日(月)
この施設は、既に閉鎖された。このスロープカーは、展望台に行く唯一の手段(徒歩道無し)であった。
(3) 岩手県営スキージャンプ場
【所在地】岩手県八幡平市(はちまんたいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑走起点アクセス(利用者専用)
【最寄り駅】田山(たやま)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(4) 岩洞第一発電所
【所在地】岩手県盛岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【用途】発電室アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】玉山(たまやま)中学校入口(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】岩手県庁
【取水】岩洞ダム
【放水】岩洞第二発電所
ここの発電室は、発電所の地下約300mの位置に存在する。この発電所は、岩洞湖(がんどうこ)の水を利用しているとはいうものの、岩洞ダムからは直線距離で約10km離れている。両地点の落差を利用しているのだが、その有効落差は400m超である。
インクラインもかなり大規模であり、距離500m超で所要時間約10分である。見学会に参加すれば、このインクラインに乗車することができる。
なお、第二発電所は、第一発電所からさらに低位(西)の位置に存在し、両者は直線距離で5km超離れている。
(5) 大橋地下第一・第二発電所
【所在地】岩手県釜石市(かまいしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】地底銀河鉄道はまゆり
【編成】EL2両&客車1両×1路線
【区間】乗り場~水力発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】陸中大橋(りくちゅうおおはし)(歩25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】釜石鉱山株式会社
かつて釜石鉱山田中製鉄所(せいてつじょ)の時代に、鉱石輸送のためのインクラインが存在した。
(6) 花輪(はなわ)シャンツェ
【所在地】秋田県鹿角市(かづのし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】花輪スキー場(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
スキーフェスタに参加すれば、スロープカーに乗車することができる。
(7) 椿漁港インクライン
【所在地】秋田県男鹿市(おがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】椿(つばき)漁協前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に閉鎖された。材木を港まで運び出していた。
(8) 仁別国民の森
【所在地】秋田県秋田市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】仁別(にべつ)リゾート公園入口(歩2時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(9) 大森山(おおもりやま)ゆうえんちアニパ
【所在地】秋田県秋田市
【種別】モノレール(跨座式)【設備名称】ゾウレグホーンJr.(ジュニア)
【容姿】SL列車
【編成】EL1両&客車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
(10) 田沢湖(たざわこ)スイス村
【所在地】秋田県仙北市(せんぼくし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】上大沢(かみおおさわ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。
(11) 稲庭城(いなにわじょう)
【所在地】秋田県湯沢市(ゆざわし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】稲庭城前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
このスロープカーは、当初2両編成であったが、1両スタイルに更新された。定員は、変わらず12人である。
ここの天守閣は、今昔館(こんじゃくかん)という資料館である。
(12) チャチャワールドいしこし
【所在地】宮城県登米市(とめし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】登山電車【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
(13) 加護坊(かごぼう)パークゴルフ場
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール【愛称】さくらシャトル
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~うめコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】上郡沢(かみごおりさわ)(歩35分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設のホームページにおいては、利用時の人数条件に関する記述が見受けられないので、1名でも利用可能であると推察される。したがって、所定の料金さえ支払えば、このラックカーに乗車することができそうである。
(14) 鳴子(なるこ)ホテル
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】旧館~本館
【用途】施設間アクセス(宿泊者専用)
【最寄り駅】鳴子温泉(歩5分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
このケーブルカーは、既に廃止された。
(15) 鳴子(なるこ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】
① ラックカー(跨座式)
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【車両愛称】
【ラックカー】鳴太郎
【編成】
【ラックカー】電車1両×1路線
【ケーブルカー】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【ラックカー】ダム下アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】鳴子ダム前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
【ラックカー】確認可能
【ケーブルカー】確認不可
【投稿写真】
【ラックカー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】江合川(えあいがわ)
【ダム湖】荒雄湖(あらおこ)
ラックカーは、下流側左岸に存在する。ダム湖左岸の沿道に出入口(下図の☆印)が存在し、そこから通路(トンネル)を進んで十字路を右折すると上駅が存在する。見学ツアーに参加すれば、このラックカーに乗車することができる。
ケーブルカーは、ダム湖左岸(管理事務所前)に存在する。グーグルマップの航空写真よりもナビタイムの通常地図のほうが確認しやすい。
ここには、堤体内に上段監査廊と下段監査廊が存在する。その下段監査廊の最深部にアクセスするためのエレベータが存在するが、そのエレベータは牽引(けんいん)式ではなくラック式である。
ケーブルカー(青)
(16) 岩堂沢(がんどうさわ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】インクライン
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内上下間アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】中山平(なかやまだいら)温泉(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】農林水産省
【河川】江合川(えあいがわ)
【ダム湖】螢泉湖(けいせんこ)
見学ツアーに参加すれば、このスロープカーに乗車することができる。
なお、ダム湖右岸に艇庫が存在し、そこから湖面に向かって軌道らしきものが確認できるが、軌道であるか否か判然としない。
(17) 宮崎鉱山
【所在地】宮城県加美町(かみまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】陶芸の里ゆ~らんど(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】荒川鉱業株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
(18) 仙台オープン病院
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】斜行リフトエレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】屋上~ヘリポート
【用途】患者搬送(関係者専用)
【最寄りバス停】鶴ケ谷(つるがや)五丁目東(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
この病院はA~C棟で構成され、このラックカーはB棟に存在する。B棟屋上にはヘリポートが存在し、このケーブルカーは搬送された患者を低位側に降ろすためのものである。グーグルマップの航空写真よりも、グーグルアースのほうが確認しやすい。
この病院は見学を受け付けているが、屋上を見学することができるか否か不明である。
(19) ダイアパレスラピュータ国見
【所在地】宮城県仙台市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】国見(くにみ)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(20) 佛國寺(ぶっこくじ)
【所在地】宮城県仙台市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】ナムナム号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~佛國寺
【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停】佛國寺前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年6月24日(金)
(21) 八木山(やぎやま)ベニーランド
【所在地】宮城県仙台市
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】八木山ベニーランド前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
乗客自身が運転操作を行う。ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。
(22) 大倉発電所
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】下倉(しもくら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】東北電力株式会社
【取水】大倉ダム
【放水】大倉川(おおくらかわ)
大倉ダム下公園に向かって北上する際の沿道に柵と門扉で囲まれた区画が存在し、その区画内から低位(北東)の第一発電所に向かって軌道が延びている。なお、その区画の門扉に、立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
グーグルマップにおいて、「大倉発電所」を検索してもこの施設の候補が表示されない。地図上にも存在しない。
ナビタイムの地図では、「大倉ダム下公園」を「大倉湖畔公園」と表記している。ナビタイムに対して修正を進言した(詳細は
こちら)。
(23) マリンピア松島水族館
【所在地】宮城県松島町(まつしままち)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】館内遊覧
【最寄り駅】松島海岸(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1993年12月31日(金)
この施設は、すでに閉鎖された。水族館に存在するモノレールというのは珍しく、しかもこのモノレールの走行環境は屋内であった。
(24) 船岡城址(ふなおかじょうし)公園
【所在地】宮城県柴田町(しばたまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】船岡(歩20分)
【訪問日】2022年10月25日(火) このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。
(25) 新鶴子(しんつるこ)ダム
【所在地】山形県尾花沢市(おばなざわし)
【種別】
① スロープカー
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【スロープカー】EL1両&客車2両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】
【スロープカー】単線1編成方式
【ケーブルカー】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【スロープカー】ダム内アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】室内運動場(歩20分)
【航空写真】
【スロープカー】確認不可
【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】
【スロープカー】確認不可
【ケーブルカー】確認困難
【投稿写真】
【ケーブルカー】確認可能
【管理者】山形県庁
【河川】丹生川(にゅうがわ)
【ダム湖】平成湖(へいせいこ)
このケーブルカーは、ダム湖右岸に存在する。
ケーブルカー
(26) 月山ダム
【所在地】山形県鶴岡市(つるおかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝(冬季運休))】月山あさひ博物村(歩40分)
【航空写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】梵字川(ぼんじがわ)
【ダム湖】あさひ月山湖(がっさんこ)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。体験学習会に参加すれば、船舶輸送を見学することができる。
(27) アリオンテック蔵王(ざおう)シャンツェ
【所在地】山形県山形市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】滑降起点アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】蔵王温泉バスターミナル(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、かつて1両編成であったが、2両編成に更新された。
(28) 長井ダム
【所在地】山形県長井市(ながいし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】野川(のがわ)まなび館前(歩50分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】置賜野川(おきたまのがわ)
【ダム湖】ながい百秋湖
このインクラインは、ダム湖右岸の「ながい百秋湖(ひゃくしゅうこ)展望所」に存在する。長井ダム湖面巡視体験に参加すれば、このインクラインに乗車することができる。
(29) 高倉(たかのくら)鉱山
【所在地】福島県南相馬市(みなみそうまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】石神(いしがみ)(歩3時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。ここには、トロッコ軌道も存在した。
(30) うつくしま未来博
【所在地】福島県須賀川市(すかがわし)
【種別】
① ケーブルカー
② 斜行エレベータ
【設備名称】
【ケーブルカー】水力式エレベータ
【斜行エレベータ】斜行リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】大森田(おおもりた)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、「うつくしま未来博記念の森」である。
ここには、ロープウエーも存在した(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。
(31) グランディ那須白河(なすしらかわ)ゴルフクラブ
【所在地】福島県西郷村(にしごうむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフト
【編成】
電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~練習場【用途】練習場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停(平日)】熊倉四ツ角(くまくらよつかど)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
案内板の表記はスロープカーであるが、乗り場の表記はリフトである。利用者を惑わすもとである。
(32) 湯野上(ゆのかみ)発電所
【所在地】福島県下郷町(しもごうまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】湯野上温泉(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】株式会社レゾナック
【取水】旭(あさひ)ダム
【放水】阿賀川(あががわ)
発電所に向かう脇道が存在し、その行き止まり地点に駐車場が存在する。その駐車場から低位(南)に向かって軌道が延びている。
貨車の外観は、手押し台車である。株式会社レゾナックは、かつて昭和電工株式会社という名称であった。
<C-1> 関東地方(茨城県・栃木県)
(1) 小山(こやま)ダム
【所在地】茨城県高萩市(たかはぎし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】南中郷(みなみなかごう)(歩3時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】茨城県庁
【河川】大北川(おおきたがわ)
【ダム湖】こやま湖
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所前)に存在する。
(2) 十王ダム
【所在地】茨城県十王町(じゅうおうまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【平日】パノラマ公園前(歩5分)
【日曜以外】常陸川上(ひたちかわかみ)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】茨城県庁
【河川】十王川(じゅうおうがわ)
【ダム湖】十王湖
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所脇)に存在する。
(3) 国営ひたち海浜公園
【所在地】茨城県ひたちなか市
【種別】モノレール
【設備名称】ハチさんのぶんぶんモノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】中央研修所入口(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(4) 竜神ダム
【所在地】茨城県常陸太田市(ひたちおおたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】竜神ダム入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】茨城県庁
【河川】竜神川(りゅうじんがわ)
【ダム湖】竜神湖
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所脇)に存在する。竜神大吊橋(おおつりばし)から目撃することができる。
(5) つくば科学博
【所在地】茨城県つくば市
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】ビスタライナー
【編成】電車17両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】科学万博記念公園(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、科学万博記念公園である。
(6) 筑波山(つくばさん)ケーブルカー
【所在地】茨城県つくば市
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線【運行形態】単線2両交走式
【区間】宮脇(みやわき)~筑波山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】筑波山神社入口(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1987年8月16日(日)
ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列している。
(7) 矢の目(やのめ)ダム
【所在地】栃木県那須町(なすまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】豊原(とよはら)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】栃木県庁
【河川】板敷川(いたじきがわ)
【ダム湖】矢の目ダム湖
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
調査当時におけるグーグルマップが示す名称は、「矢ノ目ダム」であった。グーグルマップに対して修正を進言したところ、速やかに承認された。
インクライン
(8) 深山ダム
【所在地】栃木県那須塩原市(なすしおばらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】幸乃湯(さちのゆ)温泉前(歩1時間50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】栃木県庁
【河川】那珂川(なかがわ)
【ダム湖】深山湖(みやまこ)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
(9) 塩原ダム
【所在地】栃木県那須塩原市(なすしおばらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】下田野(しもたの)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】栃木県庁
【河川】箒川(ほうきがわ)
【ダム湖】塩原湖
このインクラインは、ダム湖右岸(管理所前)に存在する。
(10) 蓮月(れんげつ)
【所在地】栃木県那須塩原市(なすしおばらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【区間】スロープカー乗り場~本館
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】塩原塩釜(歩20分)
塩原塩釜(しおがま)バス停発着の送迎バスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は「塩の湯温泉」である。
本館は、スロープカー乗り場から30m下方の塩原渓谷(しおばらけいこく)に存在する。
この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
(11) ニュー・セントアンドリュースゴルフクラブ・ジャパン
【所在地】栃木県大田原市(おおたわらし)
【種別】新交通システム(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】ニューコース~オールドコース
【用途】コース間アクセス(利用者専用)【最寄りバス停(平日)】新宿(あらじゅく)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
この新交通システムは、既に廃止された。
新交通システムは本記事の対象外であるが、モノレールと称していたので特別に掲載することとした。
ここには、ニューコースとオールドコースが存在し、両者の距離は約3kmである。この新交通システムは、そのための移動手段であった。現在は、バスで送迎している。
(12) 寺山ダム
【所在地】栃木県矢板市(やいたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】矢板市役所(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】栃木県庁
【河川】宮川(みやがわ)
【ダム湖】寺山湖(てらやまこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理所前)に存在する。
(13) 東荒川ダム
【所在地】栃木県塩谷町(しおやまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】塩谷町役場(歩3時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】栃木県庁
【河川】荒川(あらかわ)
【ダム湖】-
このインクラインは、堤体の上流側左岸寄り(管理所前)に存在する。
(14) お丸山(まるやま)公園
【所在地】栃木県さくら市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】シャトルエレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】仲町(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。喜連川体育館と喜連川弓道場の間に下駅が存在し、線路がそこから高位(西)に向かって延びていた。
(15) スカイパーク宇都宮パラグライダースクール
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】モノレール乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】ニューサンピア栃木(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「講習場~モノレール乗り場」間は、送迎車が存在する。送迎車とモノレールが直列している。
ここの隣に、後述のAKAIWAパラグライダースクールが存在する。
(16) AKAIWA(あかいわ)パラグライダースクール
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】モノレール乗り場~離陸場
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】ニューサンピア栃木(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「着陸場~モノレール乗り場」間は、送迎車が存在する。送迎車とモノレールが直列している。
ここの隣に、前述のスカイパーク宇都宮パラグライダースクールが存在する。
(17) とちのきファミリーランド
【所在地】栃木県宇都宮市
【種別】モノレール(懸垂式)
【車両愛称】空!行け!とちまる号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
ここには、他にも遊覧鉄道が存在する
(概要はこちら)。
(18) 川俣ダム
【所在地】栃木県日光市
【種別】
① 斜行エレベータ
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【斜行エレベータ】客車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【斜行エレベータ】ダム下アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】川俣平家塚(かわまたへいけづか)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】鬼怒川(きぬがわ)
【ダム湖】川俣湖
斜行エレベータは堤体の下流側右岸(管理事務所前)に存在し、ケーブルカーはダム湖右岸に存在する。
斜行エレベータ(赤)
ケーブルカー(青)
(19) 川治(かわじ)ダム
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川治ダムサイド(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】鬼怒川(きぬがわ)
【ダム湖】八汐湖(やしおこ)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
最寄りバス停の名称は、どのような経緯で決定されたのか気になるところである。「ダムサイト」の洒落(しゃれ)であろうか。
「ダムサイド」と言う名称を採用している事例は、ここと後述の五十里(いかり)ダムの他にも存在する。グーグルマップで「ダムサイド」を検索した結果、次のとおりである。
【ダムサイド(バス停名)】群馬県みどり市
【御母衣(みぼろ)ダムサイドパーク】岐阜県白川村(しらかわむら)
【青野(あおの)ダムサイド公園】兵庫県三田市(さんだし)
【玉川(たまがわ)ダムサイドフリーマーケット】愛媛県今治市(いまばりし)
インクライン
(20) 五十里ダム
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】(歩3分)
【日光市営バス】五十里ダムサイド
【日光交通バス】五十里ダムサイト
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】男鹿川(おじかがわ)
【ダム湖】五十里湖(いかりこ)
このインクラインは、ダム湖右岸に存在する。
ここでは、ふたつの事業者が路線バスを運行している。最寄りバス停の名称は、運行事業者によって異なり、次のとおりである。
【日光市営バス】五十里ダムサイド
【日光交通バス】五十里ダムサイト
日光市営バスのバス停名称については、次なる施設名に由来しているものと推察される。
【駐車場】五十里ダムサイド
【トンネル】五十里ダムサイドトンネル
乗換案内各ソフトでは次のとおりであり、日光交通バスが使用している名称は「五十里ダムサイト」であるということを認識していない。各ソフトに対して、修正を進言した。
【Y!乗換案内】事業者別で双方とも「五十里ダムサイド」
【ナビタイム】両事業者共通で「五十里ダムサイド」のみ
【ジョルダン乗換案内】両事業者共通で「五十里ダムサイド」のみ
【駅すぱあと for web】事業者別で双方とも「五十里ダムサイド」
なお、駅探Web版は、日光交通バスを収録していない。
インクライン
(21) 界鬼怒川(かいきぬがわ)
【所在地】栃木県日光市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~ホテル入口
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】界鬼怒川正門前(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は鬼怒川温泉である。
この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
(22) 小来川(おころがわ)鉱山
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
この鉱山は、既に閉鎖された。
(23) 日光霧降(きりふり)カントリークラブ
【所在地】栃木県日光市
【種別】
【2・14・17番ホール】ラックカー(跨座式)
【6・16番ホール】ケーブルカー
【設備名称】
【ラックカー】モノレール
【ケーブルカー】ゴンドラリフト
【編成】
【ラックカー】電車1両×各1路線
【ケーブルカー】客車1両×各1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
【2番ホール】1番ホール~2番ホール
【6番ホール】5番ホール~6番ホール
【14番ホール】13番ホール~14番ホール
【16番ホール】15番ホール~16番ホール
【17番ホール】16番ホール~17番ホール
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】もみじ平別荘入口(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ケーブルカーには乗用カートを乗せることができる。
9番ホールと15番ホールにはスロープコンベアも存在する(概要はこちら)。15番ホールのスロープコンベアは、2路線直列である。
(24) 日光鋼索(こうさく)鉄道
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】馬返~明智平
【用途】ロープウエーアクセス
【最寄りバス停】馬返(うまがえし)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉄道は、既に廃止された。明智平(あけちだいら)には、ロープウエーが存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。
(25) 足尾(あしお)精錬所
【所在地】栃木県日光市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【冬季以外】龍蔵寺前(りゅうぞうじまえ)(歩1分)
【冬季】赤倉(あかくら)(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
この施設は、既に閉鎖された。
このインクラインは、大煙突の西側斜面に存在する。道路から遠景として目撃することができる。
(26) 鹿沼72カントリークラブ
【所在地】栃木県鹿沼市(かぬまし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ドライビング練習場
【用途】練習場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】南押原(みなみおしはら)コミュニティセンター(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(27) 大平(おおひら)スカイクラブ
【所在地】栃木県栃木市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノラック
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線【運行形態】単線3編成方式
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】大中寺(だいちゅうじ)入口(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(28) 岩舟(いわふね)ゴルフクラブ
【所在地】栃木県栃木市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】ゴンドラ
【編成】電車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コース内アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】羽田(はんだ)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
3路線のうちの1路線は、「4番ホール~5番ホール」間である。
(29) みかも山公園ハング・パラグライダー場
【所在地】栃木県栃木市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノトレーン
【編成】
動力車1両&貨車1両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】円仁(えんにん)誕生地入口(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
みかも山(やま)ハング・パラグライダークラブが、運営している。
(30) 皐月(さつき)ゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】栃木県佐野市(さのし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄り駅】葛生(くずう)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(31) 松田川ダム
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】松田町(まつだちょう)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】栃木県庁
【河川】松田川(まつだがわ)
【ダム湖】まつだ湖
このインクラインは、ダム湖右岸に存在する。
インクライン
(32) 行道山浄因寺(ぎょうどうさんじょういんじ)
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】駐車場~清心亭(せいしんてい)
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】行道山(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
このモノレールは、既に廃止された。
(33) つつじヶ丘カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】栃木県足利市(あしかがし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×3路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】板倉橋(いたくらばし)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(33) 小山ゆうえんち
【所在地】栃木県小山市(おやまし)
【種別】モノレール(跨座式)
【愛称】スーパートレイン
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧【最寄りバス停】おやまゆうえんハーヴェストウォーク(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1983年1月2日(日)
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」である。ここには、他にも遊覧鉄道が存在した
(概要はこちら)。
<C-2> 関東地方(群馬県)
(1) 矢木沢(やぎさわ)ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】須田貝発電所入口(歩2時間15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】利根川(とねがわ)
【ダム湖】奥利根湖(おくとねこ)(ダム湖百選)
このインクラインは、ダム湖右岸(管理所脇)に存在する。
インクライン
(2) 奈良俣(ならまた)ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】湯の小屋(ゆのこや)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】楢俣川(ならまたがわ)
【ダム湖】ならまた湖(ダム湖百選)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
インクライン
(3) 須田貝発電所
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電室アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】須田貝発電所入口(歩15分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【取水】須田貝ダム
【放水】利根川(とねがわ)
この発電所の位置は、須田貝(すだがい)ダムの下流側である。発電室は、地下に存在する。ここは、国内初の地下発電所である。
インクライン
(4) 藤原ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】
① 斜行エレベータ
② ケーブルカー
【設備名称】
【斜行エレベータ】斜行式エレベーター
【ケーブルカー】インクライン
【編成】
【斜行エレベータ】客車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
【斜行エレベータ】バス停~監査廊
【用途】(関係者専用)
【斜行エレベータ】ダム内アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】ダム管理事務所入口
【斜行エレベータ】歩0分
【ケーブルカー】歩3分
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
【斜行エレベータ】確認可能
【ケーブルカー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】利根川(とねがわ)
【ダム湖】藤原湖(ふじわらこ)
斜行エレベータは下流側右岸(バス停前)に存在し、インクラインはダム湖右岸に存在する。
斜行エレベータ(赤)
インクライン(青)
(5) 相俣(あいまた)ダム
【所在地】群馬県みなかみ町(まち)
【種別】
① 斜行エレベータ
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【斜行エレベータ】客車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【斜行エレベータ】ダム下アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】逆桜(さかざくら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】赤谷川(あかやがわ)
【ダム湖】赤谷湖
斜行エレベータは堤体の下流側左岸寄りに存在し、ケーブルカーはダム湖左岸に存在する。
(6) 悠湯里庵(ゆとりあん)
【所在地】群馬県川場村(かわばむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】食事処(どころ)里山~展望台
【用途】施設間アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】川場温泉(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は川場温泉である。ここでは、レストラン利用と日帰り入浴が可能である。但し、レストランや日帰り入浴の利用では、スロープカーに乗車することはできない。
ここには、電動カートも存在する。電動カートとスロープカーが直列している。
(7) 玉原ダム
【所在地】群馬県沼田市(ぬまたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)】たんばらラベンダーパーク(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【河川】発知川(ほっちがわ)
【ダム湖】玉原湖(たんばらこ)
このインクラインは、ダム湖右岸に存在する。
(8) グランボレパラグライダースクール
【所在地】群馬県沼田市(ぬまたし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】クライマー
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】登山口~離陸場【用途】離陸場アクセス(利用者専用)
【最寄り駅】後閑(ごかん)(歩1時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
登山口駅は、三峰山(みつみねやま)登山口駐車場(別称「河内神社駐車場」)と河内(かわうち)神社の中間地点に存在する。登山口駅のホームは1面2線なので、列車は2編成存在すると推察される。
調査当時におけるグーグルマップが示すこの離陸場の名称は、「Grand Vallley Paragliding take off area」であった。グーグルマップに対して修正を進言したところ、速やかに承認された
(詳細はこちら)。
なお、着陸場の所在地は、群馬県みなかみ町(まち)である。「着陸場~登山口」間については、シャトルバスが存在する。シャトルバスとモノレールが直列している。
(9) 薗原ダム
【所在地】群馬県沼田市(ぬまたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】三本辻(さんぼんつじ)(歩1時間20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】片品川(かたしながわ)
【ダム湖】薗原湖(そのはらこ)
このインクラインは、堤体の左岸寄りに存在する。
(10) 綾戸ダム
【所在地】群馬県昭和村(しょうわむら)
【種別】コンベヤ
【編成】2路線
【用途】漂着物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】関水(かんすい)(歩1分)
これは、デマンドバスである。
【最寄り駅】岩本(いわもと)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【河川】利根川(とねがわ)
【ダム湖】-
【訪問日】2024年9月7日(土)
インターネットに、ここにインクラインが存在するという主旨の記事が存在する。しかし、その実態はコンベヤであり、インクラインという表記は不適切である。
このコンベヤは、ダム湖左岸に存在する。
このダムは、沼田市と昭和村にまたがっている。日本ダム協会のダム便覧では綾戸(あやど)ダムの所在地を「昭和村」としているが、調査当時におけるグーグルが示すこの施設の所在地は「沼田市」であった。グーグルに対して修正を進言したところ、速やかに承認された。なお、コンベヤは左岸に存在するので、コンベヤの所在地も「昭和村」である。
コンベヤ(近景)
上駅(近景)
上駅(遠景)
(11) 昭和の森ゴルフ場
【所在地】群馬県昭和村(しょうわむら)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】BTM
【BTM】Belt Type Transit System by Magnet/磁石ベルト式モノレール
【用途】調査中(利用者専用)【最寄り駅】岩本(いわもと)(歩1時間50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは、既に廃止された。
(12) 八ッ場ダム
【所在地】群馬県長野原町(ながのはらまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】川原湯(かわらゆ)温泉(歩40分)
レールバイク「アガッタン」の吾妻峡八ッ場(あがつまきょうやんば)駅からダム内エレベータ経由でインクラインまで歩10分である。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】吾妻川(あがつまがわ)
【ダム湖】八ッ場あがつま湖
このインクラインは、ダム湖左岸(「なるほど!やんば資料館」前)に存在する。
インクライン
(13) かのうや
【所在地】群馬県渋川市(しぶかわし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~入口
【用途】入館アクセス
【最寄りバス停】伊香保保養所(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2023年2月23日(木祝)
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は伊香保(いかほ)温泉である。ここでは、日帰りプランの利用が可能である。したがって、宿泊せずとも、日帰りプランを利用するという目的でケーブルカーに乗車することができる。
なお、「かのうや」という名称の前に「景風流の宿」という語句を付加している。「けーぶるのやど」と読む。
(14) 伊香保ケーブル鉄道
【所在地】群馬県渋川市(しぶかわし)
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】いかほ号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】新伊香保~榛名山(はるなさん)
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】伊香保榛名口(いかほはるなぐち)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉄道は、既に廃止された。
(15) 四万川ダム
【所在地】群馬県中之条町(なかのじょうまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】四万温泉(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】四万川(しまがわ)
【ダム湖】奥四万湖(おくしまこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所脇)に存在する。グーグルマップにおいて、「インクライン」という名称によって位置が示されている。
インクライン
(16) 万座プリンスホテル
【所在地】群馬県嬬恋村(つまごいむら)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~南館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】万座バスターミナル(歩10分)
万座バスターミナル発着の送迎バスを利用することができる。
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は万座(まんざ)温泉である。ここでは、日帰り入浴が可能である。南館貸し切り温泉を利用すれば、南館の浴場を利用することができる。したがって、宿泊せずとも、日帰り入浴で南館貸し切り温泉を利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。
なお、ここでは、レストラン利用も可能であるが、レストラン利用では斜行エレベータに乗車することはできないと推察される。
(17) 赤城(あかぎ)高原牧場クローネンベルク
【所在地】群馬県前橋市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】ケーブルカー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】遊具起点アクセス
【最寄り駅】粕川(かすかわ)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。
(18) 草木ダム
【所在地】群馬県みどり市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ダムサイド(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】渡良瀬川(わたらせがわ)
【ダム湖】草木湖(くさきこ)(ダム湖百選)
このインクラインは、ダム湖右岸(展望台下)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできないが、天端(てんば)中央付近に登録された投稿写真によって確認することができる。なお、航空写真によるとダム湖左岸にもインクラインらしき傾斜を確認することができるが、廃止路線であると推察される。
最寄りバス停の名称は、どのような経緯で決定されたのか気になるところである。「ダムサイト」の洒落(しゃれ)であろうか。
「ダムサイド」と言う名称を採用している事例は、ここと前述の川治(かわじ)ダムと五十里(いかり)ダムの他にも存在する。グーグルマップで「ダムサイド」を検索した結果、次のとおりである。
【ダムサイド(バス停名)】群馬県みどり市
【御母衣(みぼろ)ダムサイドパーク】岐阜県白川村(しらかわむら)
【青野(あおの)ダムサイド公園】兵庫県三田市(さんだし)
【玉川(たまがわ)ダムサイドフリーマーケット】愛媛県今治市(いまばりし)
(19) 赤城(あかぎ)登山鉄道
【所在地】群馬県桐生市(きりゅうし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】利平茶屋~赤城山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】水沼(歩3時間)
「水沼(みずぬま)駅~利平茶屋(りへいぢゃや)森林公園キャンプ場」間については、「ふれあいタクシー」を利用することができる。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉄道は、既に廃止された。
(20) 桐生川ダム
【所在地】群馬県桐生市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】軍場(いくさば)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】桐生川(きりゅうがわ)
【ダム湖】梅田湖(うめだこ)
このインクラインは、ダム湖右岸(展望台)に存在する。7月と10月に開催される見学会に参加すれば、インクラインに乗車することができる。
(21) アースケア桐生が岡遊園地
【所在地】群馬県桐生市(きりゅうし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】ミニレール
【編成】
電車7両×1路線【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】有鄰館(ゆうりんかん)前(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
(22) カッパピア
【所在地】群馬県高崎市
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】観覧車アクセス
【最寄りバス停】観音山公園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、観音山(かんのんやま)公園である。
(23) 霧積ダム
【所在地】群馬県安中市(あんなかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】横川(よこかわ)(歩1時間30分)
「碓氷峠(うすいとうげ)鉄道文化むら」のEL列車を利用すれば、「峠の湯」駅から歩1時間である。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】霧積川(きりづみがわ)
【ダム湖】霧積湖
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
インクライン
(24) 道平川ダム
【所在地】群馬県下仁田町(しもにたまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】三ツ瀬(みつせ)(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】道平川(どうだいらがわ)
【ダム湖】荒船湖(あらふねこ)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。7月に開催される見学会に参加すれば、インクラインを目撃することができる。
インクライン
(25) 神水ダム
【所在地】群馬県藤岡市(ふじおかし)
設備の所在地は、埼玉県神川町(かみかわまち)である。
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】鬼石(おにし)保育園入口(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】神流川(かんながわ)
【ダム湖】神水湖(しんすいこ)
このインクラインは、ダム湖右岸に存在する。
インクライン
(26) 下久保(しもくぼ)ダム
【所在地】群馬県藤岡市(ふじおかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ダムサイト入口(歩12分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】神流川(かんながわ)
【ダム湖】神流湖(ダム湖百選)
このインクラインは、ダム湖右岸(東駐車場前)に存在する。
(1) 秩父発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】巴川(ともえがわ)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】株式会社レゾナック
【取水】大滝(おおたき)発電所
【放水】荒川(あらかわ)
発電所に向かう脇道が存在し、その行き止まり地点に駐車場が存在する。そこから低位(南)の発電所に向かって軌道が延びている。駐車場に、「インクラインに人は乗ってはいけません。」という掲示が存在する。
ここはレゾナックの自前の発電所であり、自社の秩父事業所に給電している。株式会社レゾナックは、かつて昭和電工株式会社という名称であった。
(2) 浦山ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】ダム内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】浦山ダム(歩3分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】独立行政法人水資源機構
【河川】浦山川(うらやまがわ)
【ダム湖】秩父さくら湖
【訪問日】2023年3月11日(土)
8月に開催される浦山ダム見学会に参加すれば、スロープカーに乗車することができる。
なお、身障者専用のスロープカーが存在する旨の記事がネットに存在する。それについて現地確認した。ダム上からダム下までエレベータで降りた。そこは、ダムの内部である。エレベータを下車すると、30段ほどの昇り階段が存在する。ダムの外に出るには、その階段を昇ることになる。その階段に階段昇降機が後付けされている。身障者専用のスロープカーというのはこれのことかと推察される。車両の広さは、車椅子1台が乗れる程度である。屋内施設なので、車両といっても天井は存在せず、床面と柵のみである。
(3) 三峰(みつみね)石灰産業
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車2両×1路線
【運行形態】複線N編成循環式
【区間】武州中川~中川工場
【用途】石灰輸送(関係者専用)
【最寄り駅】武州中川(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。輸送された石灰は、袋入りである。
(4) 合角(かっかく)ダム
【所在地】埼玉県秩父市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】女形(おながた)入口(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】埼玉県庁
【河川】吉田川(よしだがわ)
【ダム湖】西秩父桃湖(にしちちぶももこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理所脇)に存在する。
(5) 大滝(おおたき)発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】導水管保守(関係者専用)
【最寄りバス停】強石(こわいし)(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京発電株式会社
【取水】大滝ダム
【放水】吉野川(よしのがわ)
このインクラインは、導水管の脇に存在する。
発電所と取水堰(しゅすいせき)は、直線距離で2km超も離れている。グーグルマップにおいて、両者は次なる名称で示されている。
【発電所】東京発電(株)大滝発電所
【取水堰】大滝発電所 取水堰
グーグルマップにおいて大滝発電所の所在地を探す場合、「大滝発電所」というキーワードを入力しても発電所は候補表示されない。次のとおりである。
【大滝発電所】取水堰は候補表示されるが発電所は候補表示されない
【東京 大滝発電所】発電所と取水堰が候補表示される
但し、「大滝発電所」というキーワードのまま検索開始を指示すると、両者が表示されていずれかを選択する画面となる。
(6) 二瀬(ふたせ)ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】秩父湖(ちちぶこ)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】荒川(あらかわ)
【ダム湖】秩父湖
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。昇降時には、かなり大きなサイレンが鳴動する。
(7) 川又(かわまた)発電所
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川又(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京発電株式会社
【取水&放水】入川(いりかわ)
このインクラインは、導水管の脇に存在する。軌間は、標準軌かもしれない。
(8) 日窒(にっちつ)鉱山
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川又(かわまた)(歩3時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】株式会社ニッチツ
この鉱山は、既に閉鎖された。ここには、トロッコ軌道とロープウエーも存在した。
(9) 東京大学秩父演習林
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&制御車1両
&客車2両×3路線【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
かつて懸垂式を敷設(ふせつ)したという記事がネットに存在するが、ネットに存在する画像はいずれも跨座式である。したがって、懸垂式は廃止された可能性がある。
また、ここには、かつて森林鉄道が2路線(入川軌道&滝川軌道)存在した。
後述の線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
<中山沢線>
【最寄りバス停】大洞(おおぼら)発電所入口(歩2時間)
東谷林道要倉沢の脇に車庫が存在し、そこから中山沢(南東)に向かって軌道が延びている。軌道距離は、802mである。
<入山線>
【最寄りバス停】川又(かわまた)(歩30分)
入川(いりかわ)林道を挟んで、入川渓谷夕暮(けいこくゆうぐれ)キャンプ場の向い側に存在する。矢竹橋の脇に車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって軌道が延びている。軌道距離は、720mである。
<バケモノ沢線>
【最寄りバス停】川又(かわまた)(歩1時間)
「彩甲斐街道(さいかいのみち)出会いの丘」の脇に車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって軌道が延びている。軌道距離は1.545kmであり、列車は2編成存在する。
なお、道路名称としての「彩甲斐街道」の読みは、「さいかいかいどう」である。
(10) 大洞ダム
【所在地】埼玉県秩父市(ちちぶし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両
×1路線【運行形態】単線1編成方式
【用途】漂着物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】秩父湖(ちちぶこ)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】埼玉県庁
【河川】大洞川(おおぼらがわ)
【ダム湖】大洞調整池
雲取(くもとり)林道の沿道にモノレールの上駅が存在し、そこから低位(西)のダムに向かって軌道が延びている。グーグルマップの投稿写真によって、モノレールを確認することができる。その写真が登録されている場所は、下図の高位の位置である。
(11) 両神山モノレール
【所在地】埼玉県小鹿野町(おがのまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】坂本(歩1時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
坂本(さかもと)バス停から西へ徒歩で約15分の位置に両神山(りょうかみさん)登山口が存在し、ストリートビューで確認することができる。
(12) 根古谷(ねごや)石灰鉱山
【所在地】埼玉県小川町(おがわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】切通(きりとお)し(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。「木落(きおと)し」バス停と「切通(きりとお)し」バス停のほぼ中間地点が、鉱山への入口である。そのそばに、東武根古屋(ねごや)線の根古屋荷扱所が存在した。
(13) 長栄寺(ちょうえいじ)毛呂山霊園
【所在地】埼玉県毛呂山町(もろやままち)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】モロレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停(日祝以外)】小田谷(こだや)セブンイレブン(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このラックカーは、既に廃止された。
(14) 東都(とうと)飯能カントリー倶楽部(クラブ)
【所在地】埼玉県飯能市(はんのうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴンドラ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】下赤工(しもあかだくみ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。
(15) 有間ダム
【所在地】埼玉県飯能市(はんのうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ノーラ名栗・さわらびの湯(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】埼玉県庁
【河川】有間川(ありまがわ)
【ダム湖】名栗湖(なぐりこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理所脇)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできないが、航空写真とストリートビューによって確認することができる。確認可能なストリートビューの位置は右岸の1か所であり、そのストリートビューが最も確認しやすい。
インクライン
(16) 名栗カヌー工房
【所在地】埼玉県飯能市(はんのうし)
【種別】ケーブルカー
【編成】貨車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ノーラ名栗・さわらびの湯(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、名栗湖(なぐりこ)の左岸に存在する。2路線のうちの1路線は、カヌーを水平状態で輸送することができる。
(1) 東(あずま)第2ダム
【所在地】千葉県いすみ市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】長志(ながし)十字路(歩1時間20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】いすみ市役所
【河川】奥山田川(おくやまだがわ)
【ダム湖】-
このインクラインは、ダム湖右岸に存在するが、既に廃止された。
(2) 平沢ダム
【所在地】千葉県大多喜町(おおたきまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】地獄橋(じごくばし)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】平沢川(ひらさわがわ)
【ダム湖】-
このインクラインは、ダム湖右岸(管理事務所脇)に存在する。
インクライン
(3) 真名(まんな)カントリークラブ
【所在地】千葉県茂原市(もばらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両&荷物車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~ゲーリー・プレーヤーコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】真名入口(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(4) 勝浦ダム
【所在地】千葉県勝浦市(かつうらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】上総興津(かずさおきつ)(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】古新田川(こんたがわ)
【ダム湖】-
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所寄り)に存在する。
(5) 東京大学千葉演習林
【所在地】千葉県鴨川市(かもがわし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】安房天津(あわあまつ)(事務所まで歩6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
かつて懸垂式を敷設(ふせつ)したという記事がネットに存在するが、ネットに存在する画像はいずれも跨座式である。したがって、懸垂式は廃止された可能性がある。
(6) 金山ダム
【所在地】千葉県鴨川市(かもがわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】金山ダム(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】金山川(かなやまがわ)
【ダム湖】金山湖
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
(7) 小向ダム
【所在地】千葉県南房総市(みなみぼうそうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】小向ダム(歩4分)
このバス路線はスクールバスを利用した公共交通であり、一般観光客も利用可能である。南房総市役所のホームページでは時刻表を掲載していないが、メールで問い合わせれば時刻表を送信してくれる。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】南房総広域水道企業団
【河川】三原川(みはらがわ)
【ダム湖】小向(こむかい)貯水池
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。
(8) 安房(あわ)中央ダム
【所在地】千葉県南房総市(みなみぼうそうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川谷(かわやつ)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】千葉県庁
【河川】丸山川(まるやまがわ)
【ダム湖】丸山湖
このインクラインは堤体の左岸寄りに存在するが、既に廃止された。
インクライン
(9) 白浜ダム
【所在地】千葉県館山市(たてやまし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】野島崎灯台口(のじまざきとうだいぐち)(歩1時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】館山市役所
【河川】馬喰川(ばくろがわ)
【ダム湖】白浜(しらはま)貯水池
このモノレールは、天端(てんば)に存在する。
なお、ネット記事によると、艇庫は存在するのだが軌道らしきものを確認することはできない。
モノレール
(10) 元名(もとな)ダム
【所在地】千葉県鋸南町(きょなんまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】保田(歩36分)
【最寄りバス停】鋸山保田口(のこぎりやまほたぐち)(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】鋸南町役場
【河川】小磯川(こいそがわ)
【ダム湖】-
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。なお、ダムへの出入口に立入禁止を示す掲示が存在するが、そこを通行せずにインクラインの位置に行けるか否かは調査中である。
(11) 戸面原ダム
【所在地】千葉県富津市(ふっつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】戸面原ダム(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】湊川(みなとがわ)
【ダム湖】戸面原(とづらはら)貯水池
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。なお、堤体については出入口に立入禁止を示す掲示が存在するが、インクラインの位置に行くことは可能である。
インクライン
(12) 豊英湖(とよふさこ)つり舟(ふね)センター
【所在地】千葉県君津市(きみつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(利用者専用)
【最寄りバス停】奥畑(おくはた)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
(13) 三島ダム
【所在地】千葉県君津市(きみつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】三島湖(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】小糸川沿岸土地改良区
【河川】小糸川(こいとがわ)
【ダム湖】三島湖(みしまこ)
このインクラインは、堤体の上流側左岸寄り(管理所脇)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできないが、航空写真によって確認することができる。グーグルマップの航空写真よりもグーグルアースのほうが確認しやすい。
(14) 亀山ダム
【所在地】千葉県君津市(きみつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】亀山藤林大橋(ふじばやしおおはし)(歩5分)
【最寄り駅】上総亀山(かずさかめやま)(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】小櫃川(おびつがわ)
【ダム湖】亀山湖
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所前)に存在する。
(15) 郡ダム
【所在地】千葉県君津市(きみつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】郡入口(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】千葉県庁
【河川】郡川(こおりがわ)
【ダム湖】郡貯水池
このインクラインは、ダム湖右岸(管理所前)に存在する。
(16) 高滝ダム
【所在地】千葉県市原市(いちはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】高滝(歩12分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】千葉県庁
【河川】養老川(ようろうがわ)
【ダム湖】高滝湖(たかたきこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所脇)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできないが、グーグルアースとストリートビューによって確認することができる。
インクライン
(17) 山倉ダム
【所在地】千葉県市原市(いちはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】国分寺台(こくぶんじだい)(歩12分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】千葉県庁
【河川】山倉川(やまくらがわ)
【ダム湖】山倉湖
このインクラインは、ダム湖右岸(堤体の右岸寄り)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできないが、航空写真によって確認することができる。グーグルマップの航空写真よりもグーグルアースのほうが確認しやすい。
インクライン
(18) 千葉都市モノレール
【所在地】千葉県千葉市
【種別】モノレール(懸垂式)
【愛称】タウンライナー
【編成】電車
4両×2路線【運行形態】複線N編成方式
【区間】
【1号線】千葉みなと~県庁前
【2号線】千葉~千城台
【用途】公共交通
【最寄り駅】千葉(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2017年8月23日(水)
これは、営業距離(15.2km)が世界最長の懸垂式モノレールであり、ギネス認定されている。
お昼のお出かけフリーきっぷ
都賀(つが)を出発する千城台(ちしろだい)行き列車の動画はこちら。 桜木(さくらぎ)を出発する「千葉みなと」行き列車の動画はこちら。
(19) 谷津遊園
【所在地】千葉県習志野市(ならしのし)
【種別】新交通システム(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
電車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1978年4月某日
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、谷津(やつ)バラ園である。
これは、中央案内軌条式の新交通システム(自動案内軌条式旅客輸送システム、AGT)であった。新交通システムは本記事の対象外であるが、ここの新交通システムはモノレールとして紹介されていたので特別に掲載する。この新交通システムは、VONA(Vehicle Of New Age)と呼ばれた乗り物であり、類似の施設は国内にいくつか存在する(札幌地下鉄など)が、ここのVONAはその代表例であった。
(20) 弥生の里(やよいのさと)自然聖園
【所在地】千葉県鎌ケ谷市(かまがやし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】里~山
【用途】墓参アクセス
【最寄りバス停】南部(なんぶ)小学校入口(歩10分)
市川大野(いちかわおおの)駅など発着の送迎バスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
この施設の所在地は、千葉県鎌ケ谷市である。この「かまがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
【ケ】鎌ケ谷市(鎌ケ谷市役所)/鎌ケ谷駅(東武鉄道)/新鎌ケ谷駅(東武鉄道)/鎌ケ谷スタジアム(ファイターズ)
【ヶ】千葉県立鎌ヶ谷高等学校(千葉県庁)/新鎌ヶ谷駅(新京成電鉄/北総鉄道)/鎌ヶ谷大仏駅(新京成電鉄)
県庁と市役所で相違があることに興味を覚える。
なお、ウィキペディアでは鎌ケ谷駅に関する記事において「鎌ヶ谷駅」と表記しているが、それは誤りである。しかし、新鎌ケ谷駅に関する記事においては正しい表記となっていて、2通りの表記が存在することにも言及している。
(21) ディズニーリゾートライン
【所在地】千葉県浦安市(うらやすし)
【種別】モノレール(跨座式)
【設備名称】リゾートライナー
【編成】電車6両×1路線
【運行形態】単線N編成方式(環状)
【区間】リゾートゲートウェイ・ステーション~ベイサイド・ステーション~リゾートゲートウェイ・ステーション
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】舞浜(まいはま)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2023年7月29日(土)
リゾートゲートウェイ・ステーションと東京ディズニーランド・ステーションは、駅名の文字数が(路面電車を除けば)国内最多(17文字)である。
なお、「・ステーション」を含めて駅名であり、「駅」を添えると次のとおりである。
【正】○○○・ステーション駅
【誤】○○○駅
東京ディズニーランド・ステーション駅
<C-5> 関東地方(東京都(奥多摩町と島嶼部を除く))
(1) 待乳山本龍院(まつちやまほんりゅういん)
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール【愛称】さくらレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~本堂
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】隅田(すみだ)公園(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年12月2日(土)
自動ドア・エアコン・緊急用電話などを備えている。超短距離(18m)ながら中間駅も存在する。
動画はこちら(撮影日:2017年5月4日(木))。
(2) 浅草花やしき
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイシップ【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅(TX)】浅草(あさくさ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
ここは、国内最古の遊園地である。
(3) 恩賜(おんし)上野動物園
【所在地】東京都台東区(たいとうく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】上野動物園東園~上野動物園西園
【用途】園内アクセス
【最寄りバス停】旧東京音楽学校奏楽堂(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2018年3月3日(土)
このモノレールは、休止中である。
これは、鉄道事業法に基づく鉄道で国内初のモノレールであり、東京都交通局が運営していた。路線名称は上野懸垂線である。車両の銘板(めいばん)に「八幡(やはた)製鉄」の名がある。
(4) 飛鳥山(あすかやま)公園
【所在地】東京都北区
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】あすかパークレール
【車両愛称】アスカルゴ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】公園入り口~山頂
【用途】公園アクセス
【最寄り駅】王子(おうじ)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年12月2日(土)
入場無料で、運賃も無料である。両駅にスタッフが常駐している。
動画はこちら(撮影日:2019年7月2日(火))。 車内アナウンスの声は、女優の倍賞千恵子(ばいしょうちえこ)である。
(5) 東京モノレール
【所在地】東京都港区
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車
6両×1路線【運行形態】複線N編成方式
【区間】モノレール浜松町~羽田(はねだ)空港第2ターミナル
【用途】空港アクセス(公共交通)
【最寄り駅】浜松町(はままつちょう)(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1974年
(6) 赤坂見附駅
【所在地】東京都港区
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【最寄り駅】赤坂見附(あかさかみつけ)(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2023年2月18日(土)
赤坂見附駅と永田町(ながたちょう)駅との間に階段があり、その階段の脇に斜行エレベータが設置されている。
(右側は階段)
(7) 明治神宮前駅
【所在地】東京都渋谷区
【種別】階段昇降機
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】B2F~B1F
【用途】構内アクセス(交通弱者専用)
交通弱者とは、車椅子利用者とベビーカー利用者である。
【最寄り駅】明治神宮(じんぐう)前(歩0分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2024年7月15日(月祝)
一般に階段昇降機は駅員操作であるが、ここの階段昇降機は利用者操作である。すなわち、利用形態の観点においては斜行エレベータである。
右下に置かれている立札の表記は、「故障中」である。一般に、このような場合の表記としては、「調整中」が適切である。
(8) としまえん
【所在地】東京都練馬区(ねりまく)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】空飛ぶ電車
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄り駅】豊島園(としまえん)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1982年4月某日
この施設は、既に閉鎖された。ここには、遊覧鉄道も存在した(概要はこちら)。
(9) グランエクレール岡本(おかもと)
【所在地】東京都世田谷区(せたがやく)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~4F
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】公園橋(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年7月15日(月祝)
この集合住宅はA~H棟で構成され、斜行エレベータはD棟に存在する。施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(10) 廣慶寺(こうけいじ)よつぎ墓苑
【所在地】東京都町田市(まちだし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上
【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停】廣慶寺前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月11日(火)
廣慶寺のホームページに、「モノレール使用禁止のお知らせ」という記述が存在する。
(11) 橋本(はしもと)ガーデンテラス
【所在地】東京都町田市(まちだし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】弐号館~参号館
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】堺農協前(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年5月11日(土)
敷地入口に門扉が存在し、常時閉じられている。門扉自体は施錠されてはいないのだが、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
調査当時におけるグーグルマップが示すこの施設の位置は、高位側(裏口)であった。この施設の玄関口は、低位側である。グーグルマップに対して、位置を玄関口とするように進言したところ、速やかに承認された。
なお、高位側では、斜行エレベータを目撃することはできない。
車両用門扉の左脇に歩行者用の門扉が存在し、常時閉じられているが施錠されてはいない。
(12) ルイシャトレ百草園ヒルズ
【所在地】東京都西東京市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】百草園(もぐさえん)(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
この集合住宅は、A~D棟で構成され、斜行エレベータはB棟とD棟に存在する。施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(13) 多摩モノレール
【所在地】東京都立川市(たちかわし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車
4両×1路線【運行形態】複線N編成方式
【区間】上北台(かみきただい)~多摩センター
【用途】公共交通
【最寄り駅】小田急多摩(たま)センター(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2000年頃
(14) 多摩(たま)テック
【所在地】東京都日野市(ひのし)
【種別】
① モノレール(跨座式)
② モノレール(懸垂式)【設備名称】
【跨座式】でんでんむし
【懸垂式】ガリオン
【跨座式】スーパースカイライダー
【編成】電車1両×各1路線【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】程久保(ほどくぼ)五丁目(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1983年8月13日(土)
この施設は、既に閉鎖された。
(15) コリナス長池(ながいけ)
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】住宅地アクセス
【最寄り駅】京王堀之内(ほりのうち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
私は、現役時代に東京都立大学に行くことが多かった。当時(2000年頃)、その帰路に立ち寄ったことがある。それが、私の斜行エレベータデビューであった。当時は写真撮影しなかったので、改めて訪問した。
(16) 大蔵院多摩川台(だいぞういんたまがわだい)墓苑
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】霊園内アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】平町(たいらまち)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年10月31日(月)
(17) 高尾(たかお)やすらぎ霊園
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】霊園内アクセス
【最寄り駅】高尾(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月11日(金)
(18) 高尾山ケーブルカー
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線2両交走式
【区間】清滝(きよたき)~高尾山
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】高尾山口(たかおさんぐち)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1985年11月3日(日祝)
これは、国内最急勾配(608パーミル、約31度)の鉄道である。ここには、リフトも存在する(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが並列している。
(19) 檜原村福祉モノレール
【所在地】東京都檜原村
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両&荷物車1両×5路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
【猿江(さるえ)線跡】旧藤倉小前~猿江
【中組(なかぐみ)線(別称:藤原(ふじわら)線)】旧藤倉小前~中組
【日向平(ひなたびら)線】藤倉(ふじくら)~日向平
【千足(せんぞく)線】総角沢(そうがくざわ)~小林家住宅
【臼久保(うすくぼ)線(別称:数馬線)】下平(しもだいら)~臼久保
【用途】住宅アクセス(住民専用)
【訪問日】
【猿江線跡】2023年5月27日(土)
【中組線】2023年5月27日(土)
【日向平線】2023年6月24日(土)
【千足線】
【総角沢駅】2023年6月24日(土)
【小林家住宅駅】2023年5月27日(土)
【臼久保線】2023年6月24日(土)
檜原村(ひのはらむら)役場では、高齢者に対する福祉事業としてモノレールの設置を行っている。
これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
<藤原集落>
「藤原」は字名
藤原集落と倉掛集落を合わせて藤倉地区と称している。
藤原集落については、藤倉マップにモノレールの位置が明記されている。
① 猿江線跡&中組線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩20分)
【航空写真】確認困難
(後方の家屋は旧藤倉小学校)
住民が鍵(かぎ)を所有している。列車がここにあるということは、住民が下山したままであると推察される。
② 日向平線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここを右折する
ここでは、横揺れ防止のために、ラックレールの右側に金属製の管(パイプ)が存在する。
③ 千足線
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
キャンプ場のそばを通過後
ここを脇道へ
ハイイロチョッキリに向かう脇道
(正面の箱は郵便受け)
<数馬集落(臼久保線)>
【最寄りバス停】下平(しもだいら)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
臼久保線
下平バス停
このバス停は、下り(数馬方面)上り(武蔵五日市駅方面)兼用であり、上り側の歩道に存在する。
目印は、民宿「数馬の里」の看板である。なお、グーグルマップを見ると、下平バス停のさらに次のバス停「温泉センター」の近くに観光名所「数馬の里」が存在するが、民宿「数馬の里」はそれとは別物である。
民宿と下平駅(右の箱は郵便受け)
(下平駅から約10m進んだ場所)
(20) 小林家(こばやしけ)住宅
【所在地】東京都檜原村(ひのはらむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】(沢又線)
総角沢モノレール~小林家住宅
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】藤倉(ふじくら)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年5月27日(土)
総角沢(そうがくざわ)モノレール駅においては携帯電話圏外であるという主旨のネット情報が存在するが、基地局が整備されたと推察され、圏内であった。他の利用者も携帯電話で通話していた。但し、ワイモバイルの場合であるが、藤倉バス停をあとにしたのち、ここまでの路上では圏外であり、途中の路上で転倒して自力歩行できなくなっても携帯電話で助けを呼ぶことはできない。
また、乗車時はシートベルトとヘルメットの装着が必要である旨のネット情報も存在するが、その要請も無かった。
レールは3本存在し、役割は次のとおりである。
【中央】ラックレール(ピニオンがレールをつかんでいる)(後掲写真参照)
【両脇】横揺れ防止レール(鉄輪がレールの上面にのっているだけでつかんではいない)
最大斜度は43度であり、ジェットコースター並みである。往路の途中で前述の福祉モノレール千足線が近づいてきて終点まで並走する。
列車の全景
客車の座席は3人×3列であり、定員9人である。
(21) 羽村インクライン
【所在地】東京都羽村市(はむらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】羽村(歩12分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。グーグルマップにおいて、「インクライン跡」という名称によって位置が示されている。ここには軽便鉄道も存在し、「多摩川~狭山湖」間を運行していた。
(22) 小作(おざく)インクライン
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【区間】浄水場~多摩川
【用途】砂利輸送(関係者専用)
【最寄り駅】小作(おざく)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。ここには軽便鉄道も存在し、「小作~浄水場」間を運行していた。なお、多摩川の砂利を青梅線の駅に輸送する軽便鉄道は、福生(ふっさ)駅と河辺(かわべ)駅にも存在した。
(23) 御岳山(みたけさん)ケーブルカー
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【編成】
客車1両×1路線【運行形態】単線2両交走式
【区間】滝本(たきもと)~御岳山
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】ケーブル下(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2017年2月17日(金)
ここには、リフトも存在する
(概要はこちら)。ケーブルカーとリフトが直列している。
往復乗車券
御岳山ケーブルカー
犬も乗車可能
犬の乗車は有料なので、「同乗するならカネをくれ」?。
(24) 二俣尾鉱山
【所在地】東京都青梅市(おうめし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線直列
【運行形態】単線単行方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄り駅】二俣尾(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】浅野セメント株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。雷電山(らいでんやま)から採掘された石灰石は、このインクラインによって低位のホッパまで運ばれ、ホッパを介して貨物列車の貨車に移された。ホッパから二俣尾(ふたまたお)駅までの専用線が存在した。
なお、インクラインの高位にはロープウエーが存在した。すなわち、ロープウエー、インクライン、および専用線が直列していた。
<C-6> 関東地方(東京都(奥多摩町と島嶼部))
(1) 鳩ノ巣(はとのす)ガーデンキャンプ場
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】鳩ノ巣(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは、休止中である。
(2) 白丸ダム
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】監視所~集積場
【用途】漂着物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】鳩ノ巣(はとのす)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京都庁
【河川】多摩川(たまがわ)
【ダム湖】白丸湖(しろまるこ)
【訪問日】2024年1月19日(金)
このモノレールは、ダム湖左岸に存在する。ダム湖の左岸に存在する現在の監視所(エコっと白丸)と右岸に存在する旧監視所をむすんでいたが、「集積場~旧監視所」間については軌道が撤去された。レールは、2本存在する。
モノレール
ネットに存在する上駅の写真は、この光景と同じものと全く異なるものの2種類が存在する。撮影日などを考慮すると、現在の監視所を建設する際に移設されたと推察される。
軌道
(3) 城山西尾根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】神庭(かにわ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「城山(じょうやま)西尾根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
牧野養魚場の北側から鉄塔に向かう途中に存在する。
(4) 奥多摩工業
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】トロッコ
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【区間】氷川工場~日原鉱業所
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【管理者】奥多摩工業株式会社
【訪問日】2024年1月19日(金)
ここは、日原(にっぱら)鉱業所で採掘した石灰石を焼成して生石灰(せいせっかい)を製造する工場である。氷川(ひかわ)工場がセメント工場であるという主旨の記述がネットに存在するが、それは誤りである。この企業は、セメント製造会社の系列会社ではあるものの、セメントを製造しているわけではない。
複数のトロッコが、循環するケーブルに等間隔でつながれている。稼働日は平日のみであり、稼働している可能性の高い時間帯は、午前9時頃から午前10時半頃までである。動画撮影するには、ハードルが高い。
線名は、曳鉄(ひきがね)線であるが、「曳鉄」の読みを「えいてつ」としている記事も存在する。
この路線は、ほとんどがトンネル区間であるが、線路を目撃することができる場所が5か所存在する。そのうちの次なる2か所については、グーグルマップにおいて、「奥多摩工業曳鉄線」という名称によって位置が示されている。航空写真で橋梁を確認することができる。
<除野(よけの)橋梁>
【最寄り駅】奥多摩(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
氷川小学校東側を通り奥多摩工業を抜けて山道を進むと、この鉄橋を行きかうトロッコを俯瞰(ふかん)で目撃することができる。
運行時間は、平日のおおむね午前9時から午前11時までである。訪問当日は平日で、訪問時刻は午前10時半頃であった。トロッコは既に休止していて、動画撮影不可であった。まことにハードルが高い。
石灰石を搭載したトロッコが、左側の線路に存在する。そのトロッコは、氷川工場(すなわち手前側)に向かうはずである。したがって、この路線では右側通行(すなわち反時計方向循環)である。
<川乗(かわのり)橋梁>
【最寄りバス停】白妙橋(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
白妙橋(しろたえばし)において、この鉄橋を行きかうトロッコを仰瞰(ぎょうかん)で目撃することができる。ただし、遠景である。
このバス停には、ひらがな表記と英語表記も併記されていて、次のとおりである。
【ひらがな】しろたえばし
【英語】Shirotaebashi Bridge
一方、ナビタイムアプリにおいて、ひらがなで検索すると、次のとおりである。
【しろたえばし】該当名称無し
【しらたえばし】バス停の名称として「白妙橋」が表示される
すなわち、ナビタイムでは、「白妙橋」というバス停の読みを「しらたえばし」としているのである。利用者としては、「うろたえ」そうである。
ナビタイムに対して、修正を進言した(詳細は
こちら)。
(5) 氷川モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】奥多摩(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
「氷川モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
これは、林業用と推察される。奥多摩古道に存在する下駅から除ヶ沢の高位に向かって、線路が延びている。
(6) 奥多摩町福祉モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車1両×各1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】住宅アクセス(住民専用)
【訪問日】(線名は仮称)
【1/2/4号線】2024年1月19日(金)
【3/5号線】2024年2月17日(土) 奥多摩町(おくたままち)役場では、高齢者に対する福祉事業としてモノレールの設置を行っている。いずれの路線も、レールは2本存在する。
これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
なお、線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
<鳩ノ巣線>(仮称)
【最寄り駅】鳩ノ巣(はとのす)(歩10分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】かすかに確認可能
沿道から高位(西)の住宅までをモノレールがむすんでいる。
某ネット記事では、この設備をケーブルカーと称しているが誤認である。
<安寺沢(あてらざわ)線>(仮称)
【最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
沿道から高位(北)の住宅までをモノレールがむすんでいる。調査当時におけるグーグルマップのストリートビューでは撮影されていなかった。
<東日原線>(仮称)
【最寄りバス停】東日原(ひがしにっぱら)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
沿道に下駅が存在し、線路が高位(北)へ延びている。調査当時におけるグーグルマップのストリートビューでは映り込んでいなかったが、次回の撮影においては映り込むと感じられる。
<槐木(さいかちぎ)線>(仮称)【最寄りバス停】笹平橋(ささひらばし)(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
沿道に存在する個人の駐車場から高位(西)の住宅まで通路が存在し、モノレールがその通路に並行して両地点をむすんでいる。
なお、バス停が存在する道路とモノレールが存在する道路を短絡する歩行者用の道が存在するのだが、グーグルマップで「笹平橋(バス)⇒むかし道槐木観光トイレ」間の歩行経路を検索しても車道経由の経路が表示される。
<境線>(仮称)
【最寄りバス停】境橋(さかいばし)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
これは、既に廃止された。訪問時においては、それらの設備は存在しなかった。既に撤去されたものと推察される。
沿道に下駅が存在し、線路が高位(北)へ延びていた。
(7) 奥多摩町ワサビ田モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×14か所
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
以下の線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
<大丹波線>(仮称)
【最寄りバス停】清東橋(せいとうばし)(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
大丹波(おおたば)ヘリポートからさらに西へ徒歩で約10分の沿道に、下駅が存在する。
<除ヶ沢線>(仮称)
【最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
「日原川(にっぱらがわ)橋梁~除ヶ野(よけの)」間に、下駅が存在する。除野橋梁の真下にワサビ田が存在し、モノレールの軌道が除野橋梁をアンダークロスしている。ネットの記事によると、軌道の終点は、入渓点そばの車庫である。
この下駅の所在地について、「日原川橋梁~除ヶ野」間に存在することまでは容易に判明し、その区間のグーグルマップのストリートビューを丹念に確認した。しかし、何度確認しても、ネットに投稿されている下駅の写真に該当する場所を見つけることはできなかった。他にも情報がないかと調査した。調査開始から3日が経過して、ふとひらめいた。撮影日を確認してみた。
【ストリートビュー】2019年
【投稿写真】2021年/2022年/2023年
すなわち、このモノレールは、ストリートビュー撮影後に設置されたと推察される。もう一度ストリートビューを確認した。2021年の投稿写真において、カーブミラーの形状や電柱支線の形状、およびカーブの方向に特徴がある。それらを考慮して、やっと所在地を見つけることができた。それを発見したのは、訪問日の前日であった。
除ヶ野モノレール(左)と除ヶ沢線(右)
除ヶ野モノレールについては後述する。
矢印で示した区間の線路を上方へ取り外し、上下反転してから左側の線路に差し込むものと推察される。この仕組みを利用すると、列車はスイッチバックすることになる。しかし、なぜスイッチバック方式にしたのか、理由が不明である。1本の線路にするだけの空間があるので、1本の線路にしたほうが、工事が簡易であり運用も容易である。
ラック式は、線形の自由度が高い。それが、ラック式の長所である。2本の線路の設置時期が異なるのかもしれないが、その場合であっても、ポイントを設けずに延伸するという考えで良かったのではないだろうか。
【最寄りバス停】川乗橋(かわのりばし)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールの所在地は、川乗林道の終点である。その終点からさらに低位(北)に存在するワサビ田へ向かって、線路が延びている。
<大楢峠線>(仮称)
【最寄りバス停】神庭(かにわ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
大楢峠(おおならとうげ)に、下駅が存在する。
<海沢(うなざわ)線>(仮称)
【区間】海沢園地~大岳山(おおたけさん)
【最寄りバス停】神庭(かにわ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールの軌道は、2路線存在する。
<御前山(ごぜんやま)線>(仮称)
【編成】動力車1両&客車2両&荷物車1両×1路線
【最寄りバス停】境橋(さかいばし)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールの上駅は、グーグルマップにおいて「ワサビ田の広場」という名称によって示されている。
(8) 除ヶ野モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【運行形態】単線1編成方式
【区間】除ヶ野~除ヶ沢
【最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
「除ヶ野(よけの)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
多くの工事車両が駐車している。近くに工事詰所があり、「除ヶ澤治山工事」という掲示が
存在する。除ヶ野モノレールはその工事のための線路であって、そこへ作業員や資材を運ぶためのものと推察される。
ここは、奥多摩古道の終点である。この住宅については、グーグルマップの航空写真でもストリートビューでも確認することができる。この住宅に向かって右側が、ネット記事に登場する「民家の軒先」である。ストリートビューにおいては、公道は花壇になっていて通行困難であった。
ここは、ネットの記事に登場する公私分岐点であり、除ヶ沢方面から到着する場合、ネット情報によると次のとおりである。
① 右側が公道であるが行き止まりになっている
② 左の私有地を通って民家の軒先を通行せよ
現状は、前掲写真のとおり公道を通行することができるので、民家の軒先を通行することは避けたほうがよい。
除ヶ野モノレール(右)と
除ヶ沢線(左)
線路下面
これは、真下から撮影した写真である。通常の線路は真下にギザギザが存在するのだが、これは穴が開いている。車輪側に突起構造が存在するものと推察される。
(9) 本仁田山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両&荷物車1両×2路線(直列)
【運行形態】単線1編成方式
【区間】
【2号線】安寺沢~車庫
【1号線】車庫~大ダワ
【最寄りバス停】栃久保(とちくぼ)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
「本仁田山(ほにたやま)モノレール」という名称および線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。安寺沢(あてらざわ)の沿道に安寺沢駅が存在するのだが、ストリートビューはこの場所を撮影していなかった。
このモノレールは、本仁田山において鹿を駆除するハンターと駆除された鹿を輸送するためのものである。線路の長さは約3kmであり、所要時間は約1時間半である。最大斜度は、43度である。
2路線直列にした理由は、不明である。1号線が先にできていてあとから2号線を増設したということかもしれないが、1号線を延長するほうが工事が簡易であり運用も容易であると感じられる。
安寺沢駅
車庫の裏側
(10) 平石山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&荷物車1両&客車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【最寄りバス停】大沢(おおさわ)(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
このモノレールは、既に撤去された。
「平石山(ひらいしやま)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
このモノレールを紹介する記事が、2019年に投稿されている。
この立札は、2019年の紹介記事にも登場している。
このホース格納箱は、2019年の紹介記事にも登場している。
(11) 天目山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【運行形態】単線1編成方式
【区間】カロー橋~板形(はんぎょう)ノ頭
【最寄りバス停】
【平日】鍾乳洞(しょうにゅうどう)(歩1時間)
【土日祝】東日原(ひがしにっぱら)(歩1時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「天目山(てんもくさん)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
このモノレールの起点は、立派な車庫である。
(12) タワ尾根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】ウトウの頭~タワ尾根の頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】
【平日】鍾乳洞(しょうにゅうどう)(歩2時間)
【土日祝】東日原(ひがしにっぱら)(歩2時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この軌道の長さは、1.78kmである。
(13) 登計橋モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【運行形態】単線1編成方式
【最寄り駅】奥多摩(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
「登計橋(とけばし)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
このモノレールは、貨物を川原に輸送するためのものである。
(14) 三ノ木戸モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×4路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】三ノ木戸~三ノ木戸山
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】南二丁目(歩1時間30分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】かすかに確認可能
「三ノ木戸(さぬきど)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
このモノレールの所在地は、小中沢(こなかざわ)林道の終点である。線路が、そこから三ノ木戸山へ向かって延びている。三ノ木戸に車庫が存在し、そこから4本の軌道が延びている。そのうちの1本は、ポイントによって2本に分岐している。すなわち、車庫には、5編成分の格納場所が存在する。列車は、4編成存在する。
(15) 登計(とけ)トレイル
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】
動力車1両&客車1両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】ステーション1~モノレール乗降場
【用途】森林浴(身障者専用)
【最寄りバス停】弁天峡(べんてんきょう)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年1月19日(金)
このモノレールは、前述した奥多摩町福祉モノレールの車両と同一仕様であると推察される。
車庫の線路はほぼ平坦なので、車両は傾斜状態である。
ここの線路は傾斜しているので、車両は水平状態になると推察される。
軌道
モノレール乗降場駅
(16) 境モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】境橋(さかいばし)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年2月17日(土)
このモノレールは、既に廃止された。
「境(さかい)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
この線路は、傾斜していなくてほぼ平坦であった。
(17) 水根モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】水根沢(みずねさわ)~八方岩展望台
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】水根(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年2月17日(土)
このモノレールは、既に廃止された。
「水根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
この扉は、施錠されていない。これは、鹿対策のためのものなのだが、有効性に疑問が湧く(後述参照)。ここから八方岩展望台までジグザグ道を登るのだが、かなりの急勾配である。
ネットの投稿記事によって紹介されているモノレールを目撃することはできなかった。工事のための一時的な設備であったと推察される。
この脇に、案内標識が存在、「多摩湖口」が紹介されている。試しに、「多摩湖口」を目指してみた。
多摩湖口
八方岩展望台からここまで、鹿対策の柵が存在しない。したがって、鹿は、この画像における左の階段を利用して悠々と国道に降りることができる。このようなことで良いのであろうか。
標識
水根沢よりもこちらのほうがやや距離が長いが、勾配は緩やかである。ここの最寄りバス停は、奥多摩湖である。
(18) 小河内(おごうち)ダム
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線 【運行形態】単線1編成方式
【用途】桟橋(さんばし)アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】奥多摩湖(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京都庁
【河川】多摩川(たまがわ)
【ダム湖】奥多摩湖(ダム湖百選)
【訪問日】2024年2月17日(土)
このモノレールは、ダム湖右岸(堤体寄り)に存在する。ダム湖右岸に柵と門扉で囲まれた区画が存在し、その区画内から桟橋に向かって軌道が延びている。なお、その区画の柵に、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
全景
(左上の建造物は駅舎)
柵の隙間から車両を確認することができる。
車両
ラックレール
(19) サス沢モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】森レール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】小河内貯水池~サス沢山(サスざわやま)展望台
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】奥多摩湖
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「サス沢モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
東京都水道局が主催する水道水源林現地見学会に参加すれば、乗車することができる。
(20) 惣岳山モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【運行形態】単線1編成方式
【区間】サス沢山(サスざわやま)~惣岳山
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】奥多摩湖(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「惣岳山(そうがくさん)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
(21) 留浦モノレール
【所在地】東京都奥多摩町(おくたままち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】(動力車1両&貨車1両+動力車1両&貨車2両)×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【区間】留浦~鷹ノ巣山(たかのすやま)
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】峰谷(みねたに)(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「留浦(とずら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
このモノレールは浅間尾根に存在し、輸送される貨物はシイタケである。1本の路線に2編成が直列している。
(22) 利島モノレール
【所在地】東京都利島村(としまむら)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×17路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】種子輸送(関係者専用)
【航空写真】確認困難
「利島モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
<北1&2号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩20分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。
<北3号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<北4号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<西1号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】かすかに確認可能
「堂の山(どうのやま)神社」前の山道から浄水場脇の林道に出た位置に駅が存在する。
<西2号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認困難
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<西3号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
<西4号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に上駅の車庫が存在し、そこから低位(北)に向かって線路が延びている。
西1~4号線
<東1&3~7号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分~1時間)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。
<東2号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅が存在し、そこから高位(南)に向かって線路が延びている。
<南1号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩1時間30分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(北)に向かって線路が延びている。
<南2号線>(仮称)
【最寄り港】利島(歩1時間40分)
【ストリートビュー】確認可能
沿道に下駅の車庫が存在し、そこから高位(東)に向かって線路が延びている。
南1&2号線
(23) 新島山(にいじまやま)モノレール
【所在地】東京都新島村(にいじまむら)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
<C-7> 関東地方(神奈川県横浜市以東)
(1) 津久井(つくい)発電所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】谷ケ原(たにがはら)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
相模川(さがみがわ)を挟んだ対岸の国道510号線から目撃することができる。
【管理者】神奈川県庁
【取水】
【1号機】城山ダム
【2号機】沼本(ぬまもと)ダム
【放水】相模川
グーグルマップの航空写真よりも、グーグルアースのほうが確認しやすい。
傾斜線の他に平坦線も存在し、両者が直列している。平坦線については厳密なことを言えばインクラインではないが、これも併せてインクラインと称している可能性が高い。
柵と門扉で囲まれていて、門扉に立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。10~40名の団体であれば見学可能であるが、9名以下では見学不可である。津久井発電所を見学すれば、インクラインを目撃することができる。
なお、津久井発電所に関連するダムは、城山ダムである。しかし、城山ダムのダム湖は、城山湖(しろやまこ)ではない。ダム湖、ダム、および発電所の関係は、次のとおりである。
【津久井湖】城山ダム&津久井発電所
【城山湖】本沢ダム&城山発電所
まことにややこしい。
一般社団法人電力土木技術協会の水力発電所データベースにおいて、この津久井発電所に関連する貯水池として誤植が存在し、次のとおりである。
【正】津久井貯水池
【誤】城山貯水池
(2) 城山(しろやま)発電所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電室アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】大戸(おおと)(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】神奈川県庁
【取水】城山湖
【放水】津久井湖(つくいこ)
グーグルマップで城山発電所の位置を探す場合、「城山発電所」というキーワードを検索すると、発電総合制御所の位置が示される。インクラインの地上駅は、その敷地内ではなく、本沢(ほんざわ)ダムの下流側にある城山湖野球場の南側に存在する。グーグルマップの航空写真よりも、グーグルアースのほうが確認しやすい。発電室は、地下に存在する。
5~21名の団体であれば見学可能であるが、4名以下では見学不可である。8月に見学会が開催されるが、参加資格は神奈川県内在住の親子である。城山発電所を見学すれば、インクラインを目撃することができる。
城山発電所は、城山湖と津久井湖(つくいこ)の標高差を利用した発電所である。城山発電所は城山湖に存在するが、城山ダムは津久井湖に存在する。ダム湖、ダム、および発電所の関係は、次のとおりである。
【城山湖】本沢ダム&城山発電所
【津久井湖】城山ダム&津久井発電所
まことにややこしい。
(3) 相模発電所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両&貨車1両(動力付き)×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】変電所~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)【最寄り駅】相模湖(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】神奈川県庁
【取水】相模ダム
【放水】相模川(さがみがわ)
このインクラインは、相模ダムの下流側右岸に存在する。堤体の脇に変電所が存在し、そこから低位(北)の発電所に向かって軌道が延びている。柵と門扉が存在し、門扉には立入禁止の掲示が存在する。したがって、通常はインクラインに近づくことはできない。
なお、10~40名の団体であれば見学可能であるが、9名以下では見学不可である。毎年7月15日(海の日)に相模湖ダム祭が開催され、そのイベントのひとつである発電所見学については1名でも参加可能であり、発電所見学に参加すればインクラインを目撃することができる。
全景(堤体上からの眺め)
堤体上の道路は常時開放されているので、この全景についてはいつでも目撃することができる。
車両用語の定義は、次のとおりである。
【牽引機】変電所側車両
【本台車】発電所側車両
牽引機
(背後にケーブルが見える)
この前面の連結器によって、牽引機(けんいんき)と本台車(後掲)を連結するものと推察される。
牽引機(前面)
軌道
「なぁんということでしょう」(ビフォーアフター的ナレーション)。軌間が広い。新幹線や一部の私鉄以外にも標準軌が存在するのである。
高架のインクライン軌道というのは珍しい。
傾斜軌道
本台車(前面)
この前面の連結器によって、本台車と牽引機(前掲)を連結するものと推察される。
本台車(側面)
本台車は、平坦軌道用の自走機能(蓄電池)を備えている。
交流同期發電機の製造年月(拡大)
(1号機)
(4) 陣渓園(じんけいえん)
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】ゆず畑アクセス
【最寄りバス停】陣馬登山口(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
「自然体験学校みどり校」が募集する「農業用モノレール乗車体験」に申し込めば、このモノレールに乗車することができる。
(5) 道志(どうし)第一・第三発電所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】吉原(きっぱら)入口(歩15分)
【航空写真】確認可能
【管理者】神奈川県庁
【取水】
【第一】道志ダム
【第三】秋山川(あきやまがわ)
【放水】秋山川
【訪問日】2024年7月15日(月祝)
沿道に駐車場が存在し、そこから低位(北西)の発電所に向かって軌道が延びている。軌道脇の階段を門扉がさえぎっていて、その門扉の脇に立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
インクライン
これも標準軌かもしれない。手前側の門扉脇に立入禁止の札が存在する。ここより低位側に立ち入ってはいけない。
なお、「道志」という名称を伴う発電所は3か所に分散して5施設存在し、その所在地は次のとおりである。
【道志ダム発電所】相模原市緑区牧野11149-5
【道志第一・第三発電所】相模原市緑区牧野6072
【道志第二・第四発電所】相模原市緑区牧野12410-2
また、それらの取水元(しゅすいもと)と放水先(ほうすいさき)は、次のとおりである。
【道志ダム発電所】
【取水】道志ダム
【放水】道志川
【道志第一発電所】
【取水】道志ダム
【放水】秋山川
【道志第三発電所】
【取水】秋山川
【放水】秋山川
【道志第二発電所】
【取水】道志ダム
【放水】道志第四発電所
【道志第四発電所】
【取水】道志第二発電所
【放水】道志川
まことにややこしい。
(6) 大平モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】大平~大平分岐点
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】鳥屋(とや)(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「大平(おおひら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
(7) 堂平モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】堂平雨量観測所~瀬戸沢ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】三叉路(さんさろ)(歩3時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「堂平(どうだいら)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
堂平雨量観測所のそばに下駅が存在し、そこでは2路線がポイントで切り替えられるようになっている。途中では、新旧2本のレールが並行している。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
(8) 天王寺尾根モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【区間】キュウハ沢~天王寺尾根
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】三叉路(さんさろ)(歩4時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「天王寺(てんのうじ)尾根モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
ここには、2路線存在する。キュウハ沢に車庫が存在し、そこから2路線が高位に向かって延びている。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
天王寺尾根モノレール
(9) 八丁坂モノレール
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【運行形態】単線1編成方式
【区間】八丁坂入口~八丁坂ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】東野(ひがしの)(歩1時間10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「八丁坂(はっちょうざか)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
(10) よみうりランド
【所在地】神奈川県川崎市(かわさきし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】よみうりランド(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは、既に廃止された。
(11) 向ヶ丘(むこうがおか)遊園モノレール
【所在地】神奈川県川崎市
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車
2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】向ヶ丘遊園~向ヶ丘遊園正門
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】向ヶ丘遊園(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1999年頃
このモノレールは、既に廃止された。この区間では、かつて豆汽車や豆電車と称する列車が運行されていた。
(12) セントラルコート溝ノ口(みぞのくち)
【所在地】神奈川県川崎市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】溝の口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土) 施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
調査当時におけるグーグルマップが示すこの施設の位置は、斜面の高位側であった。グーグルマップに対して、位置を低位側とするように進言したところ、速やかに承認された。
(13) ララヒルズ
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄り駅】北山田(きたやまだ)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(14) インペリアル菊名(きくな)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】馬場(ばば)七丁目(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】近すぎて確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
施錠されてはいないのだが、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(15) 横浜博覧会
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】横浜エスケイ
【愛称】動くベンチ
【編成】客車1両×2路線並列
【区間】桜木町ゲート~フェスティバル広場
【用途】場内アクセス
【最寄り駅】桜木町(さくらぎちょう)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。このケーブルカーは、水平移動のケーブルカーであった。
(16) ルネ上星川(かみほしかわ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×2路線並列(高層階用と低層階用)【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】上星川(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土) 施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
ここは、丘の斜面に建設されたマンションである。その風景は異様さを感じる。遠目(とおめ)には戸建(こだて)住宅のように見えるが、マンションらしい。
なお、上星川駅において列車やホームからでも眺めることができる。
(左:高層階用 右:低層階用)
(17) 上星川(かみほしかわ)教会
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】礼拝アクセス(礼拝者専用)
【最寄り駅】上星川(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月22日(土)
一説によると、これは、世界で唯一、教会に存在するスロープカーであるらしい。
全景
車両
(18) ホーユウヒルサイドテラス上星川(かみほしかわ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】福田(ふくだ)園芸前(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
施錠されてはいないのだが、立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(中央の階段下が斜行エレベータ)
(19) サンヴェール横浜永田グランテラス
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】永田町(ながたちょう)中央(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(20) サンヴェール保土ヶ谷
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄り駅】保土ケ谷(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土)
施錠されておらず、立入禁止を示す掲示も見受けられなかったが、立ち入らないほうがよいように感じられる。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
この施設の所在地は、神奈川県横浜市保土ケ谷区(ほどがやく)である。この「ほどがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
【ケ】保土ケ谷駅(JR東日本)/保土ケ谷駅東口(横浜市営バス)/保土ケ谷公園(神奈川県庁)/保土ケ谷区(横浜市役所)
【ヶ】保土ヶ谷駅東口(神奈中バス)/シャリエ保土ヶ谷公園(多くの不動産業者)/保土ヶ谷バイパス(国土交通省)
国と自治体で相違があることに興味を覚える。
ネット記事では、「保土ケ谷」よりも「保土ヶ谷」のほうが多いように感じられる。これは、Windowsパソコンで「ほどがや」を漢字変換した場合に、変換候補として「保土ヶ谷」のみが表示される(IME2010の場合)ことが原因していると推察される。
東海道線の車内からでも眺めることができる。
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】花見台(はなみだい)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年2月18日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
バス停からここまで徒歩5分であるが、上り下りを繰り返す急勾配坂道を往復することとなる。特に、復路はキツい。訪問日最大の苦行であった。
「ほどがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である(前述のとおり)。
(中央の階段下が斜行エレベータ?)
(22) 東急ドエル横浜ヒルサイドガーデン
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×2路線並列【運行形態】単線単行方式
【区間】パティオステーション~ビューステーション
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】
【パティオステーション】法泉町(ほうせんちょう)(歩2分)
【ビューステーション】うぐいす橋(ばし)(歩8分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年4月22日(土) 施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
横須賀(よこすか)線の車窓としてもマンション全景を眺めることができる。
弐・参・五番館における大型家具などの搬入口は、ビューステーション駅(高位側)である。
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】りんりんモノレール
【愛称】りんモ
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】霊園内アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】川上(かわかみ)団地第二(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年7月22日(土)
「墓参者専用」という表現がネットに存在するが、住職のブログでは「お参りの方どなたでもご利用いただける」と記述されている。なお、「遊具施設ではない」という主旨が車内に掲示されている。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(24) 育生会(いくせいかい)横浜病院
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【車両愛称】ごんたん
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】敷地入口~病院玄関【用途】病院アクセス
【最寄りバス停】権太坂上(ごんたざかうえ)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
ここの車両は湘南(しょうなん)電車の塗装になっていて、急行東海のヘッドマークまで付いている。テレビ朝日「ナニコレ珍百景」でも紹介された施設である。
このラックカーでは、運転時にスタッフが乗務する。
なお、この設備をスロープカーとして紹介するネット情報が少なくとも1件存在するが、この設備は嘉穂製作所製ではないのでスロープカーとは言えない。
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停】南永田(みなみながた)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
(26) ライオンズテラス弘明寺(ぐみょうじ)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】坂上(さかうえ)(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年5月11日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(27) グランドメゾン三渓園(さんけいえん)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】斜行エレベータ
【編成】
客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】本牧(ほんもく)市民公園前(歩2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年2月18日(土) 施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
ここは崖の上のマンションであり、特に異様な光景である。斜行エレベータは崖の側面に張り付いたような状態である。斜行エレベータというよりも垂直エレベータに近い。
なお、「さんけいえん」の漢字表記については、注意が必要である。
【渓】三渓園(マンション)/三渓園入口(フジエクスプレスバス)
【溪】三溪園(観光施設)/三溪園入口(横浜市営バス)/三溪園出入口(首都高)
(28) 天神山貞昌院(てんじんさんていしょういん)
【所在地】神奈川県横浜市
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【愛称】まいれーる
【編成】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】霊園内アクセス(墓参者専用)
【最寄り駅】上永谷(かみながや)(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2022年11月8日(火) グーグルマップにおいて、「まいれーる・貞昌院モノレール」という名称によって位置が示されている。
<C-8> 関東地方(神奈川県横須賀市以西)
(1) ガーデンテラス逗子東(ずしひがし)
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内アクセス(住民専用)
【最寄りバス停】船越三丁目(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(2) 田浦ケーブルカー
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】ケーブルカー
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(住民専用)
【最寄り駅】田浦(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年12月16日(土)
「田浦(たうら)ケーブルカー」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
これは、住民専用の設備であると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
民間駐車場から高位の家屋まで階段が存在する。その階段をオーバークロスして両地点を短絡するケーブルカーが存在する。
全景(左側面)
(3) 田浦梅の里
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両&荷物車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】果実輸送(関係者専用)
【最寄り駅】田浦(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2023年12月16日(土)
このスロープカーは、かつて「田浦(たうら)青少年自然の家」の設備として紹介されていたが、「田浦青少年自然の家」は閉鎖された。当時の貨物は宿泊者の荷物であったが、現在の貨物は、農業機材や収穫された「梅の実」である。
グーグルマップが示す経路に従って進むと、とんでもない場所に案内されることがあるが、功を奏することもある。グーグルマップによって「田浦駅」と「田浦梅の里展望塔」を設定すると、「田浦梅の里展望塔」のアプローチ地点としてこのスロープカーの下駅の位置が示される。但し、下駅の位置から線路沿いに登ることはできず、「自然の家」駅に行くには児童広場経由となる。
下駅
門扉が施錠されていて、これ以上線路に近づくことはできない。
上駅に向かう線路
急カーブ
「自然の家」駅手前に、急カーブが存在する。
「自然の家」駅
上駅に向かう線路
上駅に向かう線路
上駅
ロープが張られていて、これ以上線路に近づくことはできない。
展望塔
【所在地】神奈川県横須賀市(よこすかし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄り駅】浦賀(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2023年4月22日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
【所在地】神奈川県葉山町(はやままち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
① 駐車場~練習場
② 練習場~コース
【用途】(利用者専用)
① 練習場アクセス
② コースアクセス
【最寄りバス停】上山口(かみやまぐち)小学校(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【所在地】神奈川県葉山町(はやままち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~エメラルドコース
【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】上山口(かみやまぐち)小学校(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(7) 東急ドエル逗子披露山(ずしひろやま)シーサイドコート
【所在地】神奈川県逗子市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅アクセス(住民専用)
【最寄り駅】逗子(歩16分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年7月27日(土)
施錠されていて、立ち入ることはできない。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(8) 横浜ドリームランドモノレール
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線2編成方式
【区間】大船(おおふな)~ドリームランド
【用途】遊園地アクセス(公共交通)
【最寄り駅】大船(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このモノレールは、既に廃止された。
(9) 湘南(しょうなん)モノレール
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線N編成方式
【区間】大船(おおふな)~湘南江の島
【用途】江の島アクセス(公共交通)
【最寄り駅】大船(おおふな)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1984年4月30日(月振)
なお、「えのしま」の漢字表記については、注意が必要である。
【江の島】江の島(島名)/湘南江の島駅(モノレール)
【江ノ島】江ノ島駅(江ノ電)/片瀬江ノ島駅(小田急)/新江ノ島水族館
【江島】江島神社
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】墓参アクセス(墓参者専用)
【最寄りバス停】泉水橋(せんすいばし)(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火) 「お墓参りのかた以外立ち入りをご遠慮ください」という掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。 これは、国内最短のスロープカーであり、距離はわずか12.7mである。
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】宴会場~本館
【用途】施設間アクセス
【最寄り駅】七里ヶ浜(しちりがはま)(歩10分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【訪問日】2023年7月11日(火)
最寄り駅から徒歩でホテル本館に行く場合に、別棟の宴会場の建物に入場して斜行エレベータを利用すると近道である。
本館にはカフェが存在し、宿泊者以外でも利用可能である。したがって、宿泊せずとも、カフェを利用するという目的で斜行エレベータに乗車することができる。
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】下~上
【用途】霊園内アクセス
【最寄り駅】七里ヶ浜(しちりがはま)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノライダー
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】霊園下~霊園上
【用途】霊園内アクセス
【最寄り駅】腰越(こしごえ)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
【所在地】神奈川県厚木市(あつぎし)
【種別】スロープカー(懸垂式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×3路線【運行形態】単線単行方式
【区間】(線名は仮称)
【園内入口線/新区画線】1F~4F
【管理棟線】1F~3F
【用途】霊園内アクセス
【最寄りバス停】森の里(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2022年11月8日(火)
園内入口線と新区画線は直列している。新区画線は、管理棟線とほぼ同じ標高に存在するが、並列というほどではない。
<園内入口線>(仮称)
【所在地】神奈川県愛川町(あいかわまち)
【種別】
① ケーブルカー
② ラックカー(懸垂式)
【設備名称】
【ケーブルカー】インクライン
【編成】
【ケーブルカー】客車1両×2路線並列
【ラックカー】電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【用途】
【ケーブルカー】ダム上下間アクセス
【ラックカー】ダム内アクセス(関係者専用)【最寄りバス停】愛川大橋(あいかわおおはし)(歩20分)
【航空写真】
【ケーブルカー】確認可能
【ラックカー】確認不可【ストリートビュー】
【ケーブルカー】確認可能
【ラックカー】確認不可【投稿写真】
【ケーブルカー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】中津川(なかつがわ)
【ダム湖】宮ヶ瀬湖(みやがせこ)(ダム湖百選)
【訪問日】2017年7月28日(金)
このインクラインは、堤体の下流側右岸寄りに存在する。グーグルマップにおいて、「宮ヶ瀬ダム インクライン」という名称で位置が示されている。
インクライン
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】
① スロープカー(跨座式)
② ラックカー(跨座式)
【編成】電車1両×4路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
【アウトコース用】クラブハウス~アウトコース
【インコース用】クラブハウス~インコース
【ショートコース用】5番ホール~6番ホール
【旧17番ホール用】旧16番ホール~旧17番ホール【用途】コースアクセス(利用者専用)
【最寄りバス停】這子坂(はいこざか)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ネット情報では、17番ホール用としてラックカーが存在する旨の記事が見受けられる。それはインコース改造前の情報であって、現17番ホールは、ラックカーが存在するとされる旧17番ホールとは場所が異なる。旧17番ホールのラックカーは、現在は使われていない。
なお、アウトコース用のスロープカーは、乗用カートを乗せることができる。
また、ここには、スロープコンベアも存在する(概要は
こちら)。
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】大山ケーブル~阿夫利(あふり)神社
【用途】参詣アクセス
【最寄りバス停】大山ケーブル(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2024年5月11日(土)/7月27日(土)
大山寺(おおやまでら)駅は、国内のケーブルカーで唯一、すれ違い部分に存在する駅である。
(18) 阿夫利神社モノレール
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×3路線
【運行形態】単線2編成方式
【区間】
【登拝門線】阿夫利隧道(あふりすいどう)~登拝門
【参集殿線】分岐点~参集殿
【本社線】下社~本社
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】
【阿夫利隧道】大山寺(おおやまでら)(歩4分)
【参集殿】阿夫利神社(歩3分)
【登拝門】阿夫利神社(歩5分)
【(本社線の)下社】阿夫利神社(歩50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2024年5月11日(土)/7月27日(土)
「阿夫利神社モノレール」という名称と線名は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
ここには、ロープウエーも存在した(概要は
こちら)。
その痕跡を見つけることはできなかった。大山寺右寄り(東)からの眺め
大山寺左寄り(西)から阿夫利隧道南側に向かう道は、通行禁止ではない。しかし、大山寺右寄り(東)から阿夫利隧道北側へ向かう道は通行禁止である。
大山寺から大山阿夫利神社下社まで徒歩5分と予想したが、とんでもない。女坂という名称にだまされてはいけない。まず、女坂は坂ではなく階段である。しかも石積みであって、段差は不揃いで50cmくらいのところもある。ケーブルカーで行くべきであったと後悔した。
下社拝殿の前に階段が存在し、その階段を挟んで参集殿の向かい側に参集殿駅が存在する。
ここから頂上登山口(下社拝殿の左方向)へ向かう。頂上登山口すなわち登拝門(とうはいもん)の前に、登拝門駅が存在する。
登拝門
(本社に向かう階段)
登拝門駅
(軌道側からの眺め)
車両はいなかった。すると、エンジン音が聞こえ始めた。徐々に近づいてくる。無人列車が近づいて登拝門駅の手前で自動的に停車した。その後方から、もう1編成が近づいてくる。そちらにはスタッフが乗務していた。後続列車は、先行列車のまうしろで停車した。スタッフが降りて先行列車を操作すると、先行列車はさらに前進し、登拝門駅の奥で自動停止した。スタッフは、後続列車を操作して、先行列車の背後で停車させた。スタッフは、荷物をリヤカーに移し替えて、運び去った。
【所在地】神奈川県伊勢原市(いせはらし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】動力車1両&客車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】大山山頂~西沢ノ頭
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】ヤビツ峠(歩1時間15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「西沢ノ頭モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
【所在地】神奈川県秦野市(はだのし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】動力車1両&客車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】地獄沢橋~北尾根
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】ヤビツ峠(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「地獄沢橋モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。地獄沢橋近くの沿道に立派な車庫が存在する。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
【所在地】神奈川県秦野市(はだのし)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール【編成】動力車1両&客車2両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】三ノ塔地蔵~ヨモギ平
【用途】林内アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】大倉(おおくら)(歩3時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
「三ノ塔(さんのとう)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
神奈川県庁では、森林整備事業としてモノレールの設置を行っている。
(22) 大秦野(おおはだの)カントリークラブ
【所在地】神奈川県秦野市(はだのし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】横野(よこの)入口(歩30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このラックカーは、既に廃止された。
(23) 松田ケーブルカー
【所在地】神奈川県松田町(まつだまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】東名松田(歩5分)
【最寄り駅】松田(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年9月8日(日)
「松田(まつだ)ケーブルカー」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
これは、関係者専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
ケーブルカー
車両
(23) あぐりパーク嵯峨山苑(さがやまえん)
【所在地】神奈川県松田町(まつだまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×4路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】高速松田(歩25分)
【最寄り駅】松田(歩35分)
【最寄り施設】ふるさと鉄道(歩15分)
グーグルマップでは、この歩行経路は表示されない。かなり急な登り坂である。
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2024年9月8日(日)
施錠されていて、立ち入ることはできなかった。「菜花まつり」期間のみの営業である。
正面玄関
(24) 松田モノレール
【所在地】神奈川県松田町(まつだまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】柑橘(かんきつ)輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】高速松田(歩25分)
【最寄り駅】松田(歩35分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2024年9月8日(日)
「松田モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。
この周辺には、みかん農家が数軒存在するので、他にもモノレールがあるかもしれないが、目撃することはできなかった。
車両
(24) 三保(みほ)ダム
【所在地】神奈川県山北町(やまきたまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】丹沢湖(たんざわこ)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】神奈川県庁&神奈川県内広域水道企業団&東京発電株式会社
【河川】河内川(かわちがわ)
【ダム湖】丹沢湖(ダム湖百選)
【訪問日】2024年9月8日(日)
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。最寄りバス停からバス路線を谷峨駅寄り(南東)に戻った位置である。
(25) 玄倉第一発電所
【所在地】神奈川県山北町(やまきたまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】出入口~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】玄倉(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】神奈川県庁
【取水&放水】玄倉川(くろくらがわ)
【訪問日】2024年9月8日(日)
沿道に柵と門扉で囲まれた区画が存在し、その区画内から低位(南)の発電所に向かって軌道が延びている。なお、その区画の柵に、立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(26) 早川モノレール
【所在地】神奈川県小田原市
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【運行形態】単線1編成方式
【最寄り駅】早川(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
「早川(はやかわ)モノレール」という名称は本記事における仮称であり、正式名称は不明である。魚籃大観音(ぎょらんだいかんのん)から一夜城ヨロイヅカファームに向かって徒歩で約20分の位置において、道路の両側に存在する畑を往来するために、モノレールの軌道が道路をオーバークロスしている。
(27) 遠藤貝類博物館
【所在地】神奈川県真鶴町(まなづるまち)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ケープ真鶴(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】2018年1月13日(土)
(28) 大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)
【所在地】神奈川県南足柄市(みなみあしがらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト/リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本堂~御真殿
【最寄りバス停】道了尊(どうりょうそん)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【用途】御真殿アクセス(関係者専用)
このケーブルカーは、参拝者向けではないので最乗寺のホームページでは紹介されていない。しかし、このケーブルカーをネット検索すると、既に少なくとも5件の記事が存在する。最乗寺としては、このケーブルカーに乗せてほしいと懇願されることを懸念していると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
なお、高齢者と身体障がい者に限り、祈祷料を納入すれば乗車することができる。
本堂右横に、大雄山御用達(ごようたし)組合による案内図が掲示されている。
案内図
この案内図に、細い線が描かれている。
1本の細い線
これが、ケーブルカーの軌道を表していると推察される。
本堂には、自由に入室することができる。多くの参詣者は、自然のなりゆきとして、本堂の室内とそれを囲む縁側においてしばしたたずむこととなる。その本堂左側の縁側を数歩奥に進むと、ケーブルカーの駅が存在する。したがって、多くの参詣者が、このケーブルカーの存在を知ることとなる。写真撮影禁止の掲示も、ネット公開禁止の掲示も見つけることはできない。最乗寺としては、その存在を隠すというほどではないように感じられる。本当に隠したければ、目隠しするはずである。
縁側の奥のこの撮影位置までは自由に立ち入ることができる。この位置に柵があって、これから先は立ち入り禁止である。
柵の内側には、「山内僧侶及び従業員以外使用禁止」の掲示が存在する。
この線路についても、一般参詣者が「本堂~御真殿」間を徒歩で移動する経路(屋外)において目撃することができる。
御真殿駅
一般参詣者がこの撮影位置にたたずむことは皆無であると推察されるが、この撮影位置についても、柵があるわけではなく立入禁止を示す掲示を見つけることもできなかった。
なお、この駅の駅舎内には、「無許可使用禁止」なる主旨の張り紙が存在する。
(29) ホテルはつはな
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】1F~4F
【用途】浴場アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】ホテルはつはな前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は箱根湯本(ゆもと)温泉である。
この施設では、日帰り入浴もランチも利用不可である。
(30) 対星館(たいせいかん)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】宮ノ下(みやのした)駅(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】2000年頃
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、エスパシオ箱根迎賓館麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)である(後述)。
ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は堂ヶ島(どうがしま)温泉であった。
ここのケーブルカーは、のちにスロープカー(跨座式)(単線単行方式)に置き換えられて渓谷(けいこく)電車と称された。
対星館について記述する場合に、避けて通れないのが晴遊閣大和屋(せいゆうかくやまとや)ホテルである。この2軒は、
松本清張(せいちょう)の小説「蒼い描点(あおいびょうてん)」に登場した旅館である。両者は、いずれも谷底にある堂ヶ島温泉の旅館であり、隣り同士である。それぞれが道路と施設との間の交通手段を持っていて、対星館のほうはケーブルカーであり、晴遊閣大和屋ホテルのほうはロープウエーである(概要は
こちら)
。 なお、松本清張が投宿(とうしゅく)したのは、晴遊閣大和屋ホテルのほうである。
小説では、堂ヶ島という地名や富士屋ホテルも含めて、次のとおり名を変えて登場する。
【対星館】駿麗閣(しゅんれいかく)
【晴遊閣大和屋ホテル】対渓荘
【富士屋ホテル】杉ノ屋ホテル
【堂ヶ島温泉】坊ヶ島温泉
小説では、対星館のほうもケーブルカーではなくロープウエーとなっていて、その2台のロープウエーを空中ケーブルと称している。
主人公は、原稿を受け取るために杉ノ屋ホテルにいる作家を訪ねる。ところが、作家は、既に対渓荘に移ったあとである。主人公は、対渓荘の隣にある駿麗閣に泊まることにする。杉ノ屋ホテルをあとにした主人公は、車を利用するほどの距離ではないので歩いて行くことにする。まず対渓荘への降り口を通過し、さらに100mほど歩いて駿麗閣への降り口に到着する。駿麗閣の空中ケーブルに乗って谷底へ降りて行く。松本清張は、その時の様子を次のとおり描写している。
【下方の景色は徐々にせりあがり、拡大されてきた。木が大きくなり、家が大きくなった。】
駿麗閣に着いた主人公は、作家に面会するために対渓荘に向かう。いったん駿麗閣の空中ケーブルで昇り、道路を100m歩いて、対渓荘の空中ケーブルで谷底へ降りる。作家に面会したのちに、再び対渓荘の空中ケーブルで昇り、駿麗閣の空中ケーブルで駿麗閣に戻る。
なお、小説では、空中ケーブルのことをケーブルカーと称している場面もある。ロープウエーのことをケーブルカーと称することは、間違いとは言えない。イギリス英語では、ロープウエーのことを「Cable car」と称す。
松本清張は、対渓荘の空中ケーブルで昇る時の様子を次のとおり描写している。
【ケーブルカーの窓から下を見ると、対渓荘の屋根が、ずんずん小さくなって沈下していく。隣りの駿麗閣の屋根も連れのようにならんで縮んで行った。】
ロープウエーが谷底へ吸い込まれるがごとく、私はこの小説にぐいぐいと引き込まれた。
(31) エスパシオ箱根迎賓館麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】渓谷(けいこく)電車
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】アッパーレセプション~レセプション
【用途】入館アクセス(宿泊者専用)
【最寄りバス停】宮ノ下(みやのした)駅(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは、温泉付き宿泊施設であり、温泉名は堂ヶ島(どうがしま)温泉である。
このスロープカーは、前述の対星館(たいせいかん)において使用された軌道を再利用している。
(32) 川久保(かわくぼ)発電所
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【駐車場】宮城野橋(みやぎのばし)(歩12分)
【発電所】木賀(きが)温泉入口(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】東京電力リニューアブルパワー株式会社
【取水&放水】早川(はやかわ)
【訪問日】2024年7月21日(日)
駐車場駅については、グーグルマップにおいて、「東京電力㈱川久保インクライン」という名称によって位置が示されている。沿道に柵と門扉で囲まれた区画が存在し、その区画内から低位(南東)の発電所に向かって軌道が延びている。なお、駐車場駅の門扉に、立入禁止を示す掲示が存在する。
発電所駅については、堂ヶ島渓谷(どうがしまけいこく)遊歩道の途中において目撃することができる。発電所の門扉にも立入禁止を示す掲示が存在する。
したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
底倉(そこくら)温泉凾嶺(かんれい)の左側に、「堂ヶ島渓谷(どうがしまけいこく)遊歩道」の案内板が存在し、そこの階段を降りて行く。
グーグルマップでは、「堂ヶ島渓谷遊歩道東京電力滝」という名称でその位置が示されている。
(33) 駒ヶ岳(こまがたけ)ケーブルカー
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【区間】駒ヶ岳登り口~駒ヶ岳頂上
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】芦(あし)の湯(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、既に廃止された。ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ロープウエーとケーブルカーが直列していた。
(34) 芙蓉亭(ふようてい)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本館~別館
【用途】施設間アクセス
【最寄りバス停】箱根園(はこねえん)(歩3分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は蛸川(たこがわ)温泉である。
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、ザ・プリンス箱根芦ノ湖(あしのこ)である。
(35) 箱根園(はこねえん)ゴルフ場
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ゴルファーケーブル
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】調査中(利用者専用)
【最寄りバス停】箱根園ゴルフ場(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(36) 箱根登山ケーブルカー
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車2両×1路線
【運行形態】単線2編成交走式
【区間】強羅(ごうら)~早雲山(そううんざん)
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】(箱根登山鉄道)強羅(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1983年8月6日(土)
ここには、ロープウエーも存在する
(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列している。
箱根フリーパス(オモテ)
箱根フリーパス(ウラ)
箱根登山ケーブルカー
(37) 強羅花扇(ごうらはなおうぎ)
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入館アクセス
【最寄り駅】早雲山(そううんざん)(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
ここは温泉付き宿泊施設であり、温泉名は箱根強羅温泉である。
この施設のホームページにおいて、日帰り利用に関する記述を見つけることはできない。
この斜行エレベータは、休止中である。
<番外>
① ダイアパレスウィザス追浜
ネット記事において、ダイアパレスウィザス追浜(おっぱま)に斜行エレベータが存在するという主旨が記述されている。しかし、その記事以外に、同類の記事を見つけることができない。
② ルネ北久里浜
某不動産会社のホームページにおいて、ルネ北久里浜(きたくりはま)に斜行エレベータが存在するという主旨が記述されている。しかし、他のネット情報によると、それは斜行エレベータではなく「トンネル&垂直エレベータ」であると推察される。