2023年9月16日(土)
大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)に、関係者専用のケーブルカーが存在する。このケーブルカーは、参拝者向けではないので最乗寺のホームページでは紹介されていない。しかし、このケーブルカーをネット検索すると、既に少なくとも5件の記事が存在する。最乗寺としては、このケーブルカーに乗せてほしいと懇願されることを懸念していると推察される。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
本日は、このケーブルカーを訪問したい。
「柏(かしわ)⇒小田原」間も「小田原⇒大宮」間も片道乗車券の営業キロは100km超200km以下であり、「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を利用することはできない。しかし、「柏(かしわ)⇒小田原⇒大宮」間の連続乗車券にすることによって営業キロが200km超となって大休30割を適用することができる(詳細はこちら)。
しかし、「のんびりホリデーSuica(スイカ)パス」のほうが更にお得である。
【パス】2,670円
【大休30割】2,760円
「柏⇒小田原」間と「小田原⇒大宮」間については、いずれも普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。
JR東日本は、8月31日までの期間限定で、通常より少ないポイント数でSuicaグリーン券と交換できるというキャンペーンを実施していた。8月31日に多めに交換しておいたので、それを利用したい。
「柏⇒小田原」間と「小田原⇒大宮」間の営業キロはいずれも50km超であり、グリーン料金の価格比較は、次のとおりである。
【ポイント交換(限定)】400P【ポイント交換(通常)】600P
【一般(土休)】800円
(1) のんびりホリデーSuicaパス
これは電子きっぷであるが、ICカードの場合は、カード表面に情報が印刷される。
普通乗車券という用語には、次なる2通りの意味が存在する。
① 1事業者のみの乗車券のことであり、対義語は連絡乗車券である。
② 一般運賃の乗車券という意味であり、対義語は割引乗車券である。
「のんびりホリデーSuicaパス」における表記は、①の意味である。しかし、「のんびりホリデーSuicaパス」のフリーエリアには、りんかい線と東京モノレールが含まれている。したがって、普通乗車券という表記は不適切である。
() 常磐(じょうばん)線のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(3) 上野東京ラインのグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(4) 小田原こども遊園地
ここには、遊覧鉄道が存在する。
【所在地】神奈川県小田原市
【種別】EL列車【設備名称】豆汽車
【編成】動力車1両&客車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
軌道が第三軌条方式であり、動力は外部電力(直流)である。周回コースを2周して運賃80円である。安ッ。
(6) 大雄山線1日フリー乗車券「金太郎きっぷ」
採算は、次のとおりである。
【金太郎】560円
【都度払い】560円
天狗(てんぐ)電車
ヘッドマーク
動画はこちら。
(7) 大雄山(だいゆうざん)駅
<関東の駅百選>
行き止まり
(8) 天(て)んぐ
(美味である)
(9) 大雄山最乗寺
ここには、ケーブルカーが存在する。
【所在地】神奈川県南足柄市(みなみあしがらし)
【設備名称】リフト/リフトカー
【編成】1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】本堂~御真殿
【用途】御真殿アクセス(関係者専用)
本堂右横に、大雄山御用達(ごようたし)組合による案内図が掲示されている。
案内図
この案内図に、細い線が描かれている。
1本の細い線
これが、ケーブルカーの軌道を表していると推察される。
本堂には、自由に入室することができる。多くの参詣者は、自然のなりゆきとして、本堂の室内とそれを囲む縁側においてしばしたたずむこととなる。その本堂左側の縁側を数歩奥に進むとケーブルカーの駅が存在する。したがって、多くの参詣者が、このケーブルカーの存在を知ることとなる。最乗寺としては、その存在を隠すというほどではないように感じられる。本当に隠したければ、目隠しするはずである。
縁側の奥のこの撮影位置までは自由に立ち入ることができる。この位置に柵があって、これから先は立ち入り禁止である。
柵の内側には、「山内僧侶及び従業員以外使用禁止」の掲示が存在する。
この線路についても、一般参詣者が「本堂~御真殿」間を徒歩で移動する経路(屋外)において目撃することができる。
御真殿駅
一般参詣者がこの撮影位置にたたずむことは皆無であると推察されるが、この撮影位置についても、立ち入り禁止の掲示物を見つけることはできなかった。
なお、この駅の駅舎内には、「無許可使用禁止」なる主旨の張り紙が存在する。
(10) 道了尊売店
(11) 箱根バスフリー
採算は、次のとおりである。
【フリー】2,000円
【都度払い】2,500円
(14) 80パーミル区間
(15) はこにわ
ここは、箱根ドールハウス美術館に開設された庭園鉄道である。ここには、またがり座席のミニ鉄道が存在する。
【所在地】神奈川県箱根町(はこねまち)
【種別】EL列車(蓄電池)(外観はSL列車)
【設備名称】ミニSL列車
【愛称】ピクシー号
【編成】動力車1両&運転席1両&客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】園内遊覧
【動画】こちら
(16) 京樽(きょうたる)
本日の夕食は、小田原駅の駅弁(後掲)である。