「駅すぱあと for web」の路線図を見ていたら、不適切表現に気付いた。立山黒部アルペンルートに「関電トンネルトロリーバス」という表現がある。そこのトロリーバスは2018年に廃止され、2019年以降、電気バスが運行されている。電気バスは蓄電池駆動であり、トロリーバスではない。関西電力のホームページでも「関電トンネル電気バス」という名称になっている。
「駅すぱあと」の運営者であるバル研究所に修正を進言してみた。
<進言主旨>
「駅すぱあと for web」の路線図において、立山黒部アルペンルートに、「関電トンネルトロリーバス」という表現が存在する。そのトロリーバスは2018年に廃止され、2019年以降は電気バスが運行されている。
【誤】関電トンネルトロリーバス
【正】関電トンネル電気バス
バル研究所では、問い合わせに対して、原則として回答しないことになっている。
<結果>
進言どおり修正された(2021年5月20日確認)。
なお、関電トンネルではなく立山トンネルのほうはトロリーバスである。立山トンネルトロリーバスは、現在、国内唯一のトロリーバスである。
私が初めて立山黒部アルペンルートを訪れた時(1988年)、この区間はディーゼルバスであった。しかし、その後(1996年)、そのディーゼルバスがトロリーバスに変わった。トロリーバスも鉄道の一種である。したがって、鉄道全線完乗を目指していた私は、この立山トンネルトロリーバスを乗りつぶすために、再度、立山黒部アルペンルートを訪れた。