ザワつく金曜日!年齢ネタのクリスマスジョーク

2020年12月26日(土)


    昨日、私の周辺で年齢ネタのクリスマスジョークがざわついた。その主旨は、次のとおりである。

【本日2020年12月25日は、全世界の人について、生年西暦+現在年齢=2020である。次回は1000年後である。】

    このフレーズには次なる誤りがある。
①2020年12月25日に限らず、明日でも明後日でも同じことである。
②人に限らないが、仮に人に限定した話であるとして、「全世界の人のうち今年既に年齢が増えた人」である。
③2020年に限らず、来年も再来年も同じことである。すなわち、次回は1000年後だけではない。

    このようにツッコむと味もそっけもない。

    任意の年について、常に、次なる方程式が成立する。
①  その年の年齢が既に増えた人の場合
「生年西暦+その年の年齢=その年の西暦」
②  その年の年齢がまだ増えていない人の場合
「生年西暦+その年の年齢+1=その年の西暦」

   ここで、「年齢が増えた」というのは、「誕生日を迎えた」ということではなく、厳密に言えば、「誕生日の前日を迎えた」である。年齢は誕生日の前日に1歳増えるのである。なぜかと問われても困る。それが年齢の定義だからである。
    民法では、1年の定義として、起点日から翌年の(起点日と同じ日の)前日までと定めている。したがって、「支払い期間が1月1日から1年間」という場合、期限は同年12月31日であり、翌年1月1日ではない。
    1歳の定義もこれと同じである。すなわち、2020年1月1日生まれの乳児は、2020年12月31日に1歳になる。2020年4月1日生まれの乳児は、2021年3月31日に1歳になる。
    身近な例で言えば、次のとおりである。
【誤】「ワタシィ、今日が誕生日でぇ、今日20歳(はたち)になったのぉ。」
【正】「ワタシィ、明日が誕生日でぇ、今日20歳(はたち)になったのぉ。」

    また、同学年の定義は次のとおりである。
【誤】誕生日が4月1日から翌年3月31日までの人
【正】誕生日が4月2日から翌年4月1日までの人

    2020年4月の小学校入学対象者の誕生日は、2013年4月2日から2014年4月1日までである。これは、学校教育法に基づいている。