ストリートビューによって、「ひばりヶ丘熊本光洋台病院」というバス停の存在を確認することができる。しかし、グーグルマップが示す表記(バス停記号をタッチした場合に表示される名称)は、「ひばりヶ丘(熊本)」である。各社の表記を調べたところ、次のとおりである。
【ストリートビュー】ひばりヶ丘熊本光洋台病院
【グーグルマップ】ひばりヶ丘(熊本)
【熊本バス(時刻表)】ひばりヶ丘・熊本光洋台病院前
【Y!乗換案内】ひばりケ丘・熊本光洋台病院前
【ジョルダン乗換案内】ひばりヶ丘・熊本光洋台病院前
【ナビタイム】ひばりヶ丘・熊本光洋台病院前
【駅すぱあと for web】ひばりケ丘・熊本光洋台病院前
熊本バスについては、自社内において実際のバス停名称と時刻表とで相違があるということは、ゆゆしきことである。各乗換案内は、熊本バスから受信した情報をもとにしていると推察されるので、やむをえないと感じられる。
グーグルマップに対して、ストリートビューにおけるバス停のスクリーンショットを添えて修正を進言したのだが、なぜか不承認である。
このバス停のややこしいところは、他にもある。
上述のバス停名称「ひばりヶ丘熊本光洋台病院」は、桜町バスターミナル発のバス用のバス停である。桜町バスターミナル着(すなわち逆方向)のバス用のバス停をストリートビューで確認すると、「ひばりヶ丘」である。「ひばりヶ丘熊本光洋台病院」バス停と「ひばりヶ丘」バス停は、約150m離れている。したがって、病院から遠いほうのバス停には「熊本光洋台病院」という名称を付加していないのかもしれない。
周辺図
そもそも、「熊本光洋台病院」という名称は既に存在せず、現在の名称は「ひかりテラス病院」である。その点もふまえて、熊本バスは、速やかにバス停の名称と時刻表を修正すべきである。そのことは、熊本バスも承知していると推察され、バス停の名称を変更するというのは費用が発生することなので、修正を保留している可能性がある。したがって、熊本バスに対する進言については当分の間保留することとしたい。