歩行者通行禁止のワケ無いやろ!Google Mapの「経路が見つかりません」

2020年8月7日(金)


    栃木県日光市にある国道120号の「湯の湖畔駐車場~兎島(うさぎじま)絶景ポイント」間について、Google Map(グーグル・マップ)アプリでその歩行時間を調べたら、「経路が見つかりません」となった。

湯ノ湖(ゆのこ)周辺の略図

    しかし、交通手段を車にしたら経路が表示された。これは、車は通行可能であるが、歩行者は通行不可であるということを示している。国道120号は自動車専用道路というわけではないので、歩行者が通行することは問題ないはずであり、Google Mapアプリは、単に国道120号を歩行する経路と所要時間を表示すればよいだけのことである。

    この現象をGoogle社に伝えたいが、Google Mapアプリにおいてフィードバックするすべを見つけることができない。2020年7月28日に、Google Mapアプリの「質問と回答」を利用して、この現象を投稿したが、今のところ誰からも回答が無い。

    なお、この区間の道路は、環境省が指定したハイキングコースである湯ノ湖1周コースと並行している。湯ノ湖1周コースの案内図によると、該当区間は国道と湖との間に徒歩コースが描かれている。これが何か関係しているのかもしれないが、どのように関係しているのか推測不能である。

     また、湯の湖畔駐車場から兎島(うさぎじま)絶景ポイントまで国道を歩く(北上する)場合、歩行者用の歩道があるわけではないので、歩行者は道路の右側を歩かねばならない。それは歩行者にとって景観がよくない。したがって、実際には、ほとんどの歩行者は国道ではなく遊歩道を選択すると推察される。