場所がおかしいやろ!多久市役所の「TAQUA[タクア]」バス停

2025年8月27日(水)


    多久(たく)市役所では、「チョイソコたく」というデマンドバスを運行している。調査当時のデマンドバスの運行区域図では、「TAQUA[タクア]」バス停の位置が「TAQUA[タクア]」という施設から離れた場所であった。

    多久市役所に、質問してみた。

<質問主旨>
    チョイソコたく運行区域図に示されている「TAQUA」バス停の位置は、間違いない位置か。

<回答状況>
    多久市役所から回答が届いた(2025年5月2日)のだが、回答内容については大人の事情により公開しないこととする。

<結果>
    下図のとおり訂正された(2025年5月2日)。

周辺図

    このバス停については、別の問題も存在する。
    グーグルマップでは、バス停記号をタッチすると、そのバス停における発車時刻が表示される。「TAQUA[タクア]」バス停の記号をタッチすると、発車時刻が表示される。このバス停は、かつて一般路線バスのバス停であった。しかし、現在はデマンドバスのバス停であり、かつ定時運行方式ではない。したがって、発車時刻というものは存在せず、表示される情報は一般路線バスのときの情報であると推察される。
    グーグルマップに対してこのバス停自体の削除を進言したところ不承認であった(2025年5月2日)。したがって、グーグルマップに対して、現在はデマンドバスであって定時運行方式ではないことを報告したのだが、発車時刻は記載されたままである(2025年8月27日現在)


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「〇〇バス停」バス停かいな!ナビタイムの哀しいバス停

2025年8月26日(火)


    越知町(おちちょう)役場が運行する町営バスの時刻表に、「市山(いちやま)」バス停が存在する。その時刻表では、かつて「市山バス停」と表記されていた。「○○バス停」という名称のバス停に遭遇したのは初めてであった。

バス停表記

    各事業者における表記は、次のとおりである。
【Y!乗換案内】(未収録)
【ジョルダン乗換案内】市山
【ナビタイム】市山バス停
【駅すぱあと for web】(未収録)
【駅探】(未収録)
【グーグルマップ】市山

    越知町役場からナビタイムへの連絡がなされていないものと推察される。ナビタイムに質問してみた。

<質問主旨>
    越知町営バスの「市山バス停」という名称は、まちがいない情報か。越知町役場の時刻表では、「市山」である。
【正】市山
【誤】市山バス停

    ナビタイムでは、問い合わせに対して回答しないことになっている。

<結果>
    従来通りである(2025年8月26日現在)。

仮名づかいがおかしいやろ!Y!乗換案内の哀しいバス停

2025年8月25日(月)


    岐阜県に、「宮地橋」という名称のバス停が存在する。Y!乗換案内では、そのバス停の読みが「みやぢばし」となっている。岐阜県に宮地という地名が存在し、その読みは「みやじ」である。したがって、「みやじばし」という読みが正しいと推察される。

    一般に、「地」の読みと例は、次のとおりである。
【ち】土地(とち)
】地面(じめん)

    運行事業者である濃飛(のうひ)バスのホームページに掲載されている時刻表を見ても読みは記載されていない。ストリートビューによってバス停の表記を見ても読みは記載されていない。

バス停表記

    Y!乗換案内以外の各乗換案内における読みは、次のとおりである。
【ジョルダン乗換案内】みやじばし/みやぢばし
【ナビタイム】みやじばし
【駅すぱあと for web】みやじばし/みやぢばし
【駅探】(未収録)

    ジョルダン乗換案内と「駅すぱあと for web」では、2通りのいずれの読みを入力しても「宮地橋」にたどり着けるようにするために「みやぢばし」も許容しているものと推察される

    Y!乗換案内に質問してみた。

<質問主旨>
    「宮地橋」の読みが「みやぢばし」になっている。これは間違いない情報か。
【正】みやじばし
【誤】みやぢばし

    Y!乗換案内では、問い合わせに対して回答しないことになっている。

<結果>
    従来通りである(2025年8月25日現在)。

名前がちゃうやろ!グーグルマップの「こどもの国」バス停

2025年8月25日(月)


    富士急静岡バスに、「富士山こどもの国」という名称のバス停が存在する。ところが、グーグルマップでは、そのバス停名称を「こどもの国」と表記している。グーグルマップに修正を進言したのだが、なぜか不承認である。

    各乗換案内における表記は、次のとおりである。
【Y!乗換案内】こどもの国
【ジョルダン乗換案内】富士山こどもの国
【ナビタイム】こどもの国
【駅すぱあと for web】こどもの国
【駅探】(未収録)

    このバス停のそばにストリートビューも投稿写真も存在しないので、実際のバス停の名称を確認することは困難である。

    Y!乗換案内、ナビタイム、および「駅すぱあと for webに質問してみた。

<質問主旨>
富士急静岡バスの「富士山こどもの国」バス停が、「こどもの国」という表記になっている。これは間違いない情報か。
【正】富士山こどもの国
【誤】こどもの国

    いずれの事業者も、問い合わせに対して回答しないことになっている。

<結果>
    従来通りである(2025年8月25日現在)。

どっちかに統一してぇな!掛川バスサービスの哀しいバス停

2025年8月25日(月)


    掛川(かけがわ)バスサービスに、「原野谷(はらのや)ダム入口」という名称のバス停が存在する。グーグルマップでも「原野谷ダム入口」という名称である。ところが、ストリートビューで確認すると、バス停名称は「原野谷ダム」と表記されている。時刻表の日付が2025年4月1日で、ストリートビューの撮影年月が2025年2月なので、撮影後に名称が変更されたという可能性も考えられる。しかし、もしそうでないならば、いずれかが間違っていることになる。

バス停表記

    掛川バスサービスに質問しようと考えたのだが、問い合わせフォームを見つけることができない。電話すべきか否か悩んでいる。

    また、ダムの名称自体についてもややこしい状況が存在する。名称が3通り存在し、次のとおりである。
  【原野谷ダム】記念碑/グーグルマップ
  【原野谷川(はらのやがわ)ダム】ダム便覧
  【原野谷川農地防災ダム】静岡県庁

    ダム便覧の著者である一般財団法人日本ダム協会に質問してみた。

<質問主旨>
    原野谷川ダムについて尋ねる。現地の記念碑には、「原野谷ダム」と表記されている。静岡県庁のホームページでは、「原野谷川農地防災ダム」と表記されている。
    名称の変遷があったのかもしれないが、現時点における正しい名称は何か。

    一般財団法人日本ダム協会から回答が届いたのだが、回答内容については大人の事情により公開しないこととする。

<結果>
    従来通りである(2025年8月25日現在)。

読みがちゃうやろ!Y!乗換案内の哀しいバス停

2025年8月24日(日)


    長野県下條村(しもじょうむら)に、「小松原隧道」という名称のバス停が存在する。Y!乗換案内において、そのバス停の読みが「こまつばらづいどう」となっていることに気付いた。一般に、「隧道」の読みは、「いどう」または「いどう」であって「づいどう」ではない。したがって、Y!乗換案内の読みは不適切であると感じられる。

    運行事業者である阿南町役場のホームページに掲載されている時刻表を見ても読みは記載されていない。ストリートビューによってバス停の表記を見ても読みは記載されていない。

バス停表記

    Y!乗換案内以外の各乗換案内における読みは、次のとおりである。
【ジョルダン乗換案内】こまつばらずいどう/こまつばらすいどう/こまつばらづいどう
【ナビタイム】こまつはらすいどう
【駅すぱあと for web】こまつばらずいどう/こまつばらすいどう/こまつばらづいどう
【駅探】こまつばらずいどう

    下條村に「小松原」という地名が存在し、その読みは「こまつばら」である。したがって、少なくともナビタイムの読みは誤認であると推察される。
    また、ジョルダン乗換案内と「駅すぱあと for web」では、3通りのいずれの読みを入力しても「小松原隧道」にたどり着けるようにするために「づいどう」も許容しているものと推察される

    結局、「こまつばらずいどう」という読みが最も適切であると感じられる。

    Y!乗換案内に質問してみた。

<質問主旨>
    「小松原隧道」の読みが「こまつばらづいどう」になっている。これは間違いない情報か。
【正】こまつばらずいどう
【誤】こまつばらづいどう

    Y!乗換案内では、問い合わせに対して回答しないことになっている。

<結果>
    従来通りである(2025年8月25日現在)。

ややこしい!笹生川ダムの河川

2025年8月24日(日)


    笹生川(さそうがわ)ダムの河川を調べていて、次なる不一致に遭遇した。
ダム便覧】真名川(まながわ)
グーグルマップ】笹生川

    ウィキペディア「笹生川ダム」によると、河川法の改正によって真名川の定義が変更されたという主旨の記述が存在する。その記述によると、真名川の定義は次のとおりである。
  【変更前】笹生川と雲川(くもがわ)の合流地点から九頭竜川(くずりゅうがわ)に合流するまで
  【変更後】笹生川(旧)の源流から(雲川との合流地点を経由して)九頭竜川に合流するまで

真名川の定義

    したがって、グーグルマップが示す名称は、変更前の名称であると推察される。

    笹生川ダムの河川が真名川に変更された時点で、ダムの名称も笹生川ダムから真名川ダムに変更されていれば、素人考えではすっきりしたと感じられる。しかし、それは多額のコストを要するので、笹生川ダムという名称のままになっているものと推察される



なんでわざわざ「前」やねん!外ヶ浜町役場の哀しいバス停

2025年8月23日(土)


    青森県に、青函(せいかん)トンネル記念館が存在する。その施設前の道路に、外ヶ浜町(そとがはままち)役場が運行する町営バスのバス停が存在する。
     ストリートビューにおいてそのバス停を確認すると、「青函トンネル記念館」という表記を目撃することができる。

バス停表記

    外ヶ浜町役場のホームページに掲載されている時刻表では、残念なことに「青函トンネル記念館」ではなく「青函トンネル記念館前」と表記されている。
    また、その時刻表では、「龍飛埼灯台→三厩駅」という表記も存在する。しかし、「龍飛埼灯台」という名称のバス停は存在しない。「龍飛埼歌謡碑前→三厩駅」という表記のほうが適切であると感じられる。

    外ヶ浜町役場に対して、質問してみた。

<質問主旨>
    ホームページに掲載されている町営バス時刻表について尋ねる。
    URLは、次のとおりである。
    minmaya_bus_jikoku_2025_summer.pdf
(Q1)
    「青函トンネル記念館前」という表記が存在するが、ストリートビューで確認したところ、「青函トンネル記念館」と表記されている。時刻表における表記を「青函トンネル記念館」に変更したほうがよいのではないか。
(Q2)
    「龍飛埼灯台→三厩駅」という表記が存在するが、「龍飛埼歌謡碑前→三厩駅」と表記したほうがよいのではないか。

    外ヶ浜町役場から回答が届いた(2025年9月1日)のだが、回答内容については大人の事情により公開しないこととする。

<結果>
    従来のままである(2025年9月1日現在)。

    なお、各乗換案内におけるバス停名称は、次のとおりである。
【Y!乗換案内】(未収録)
【ジョルダン乗換案内】(未収録)
【ナビタイム】青函トンネル記念館前
【駅すぱあと for web】(未収録)
【駅探】(未収録)

    また、グーグルマップでは、バス停記号をタッチするとバス停名称が表示される。調査当時のグーグルマップにおいて、この施設前の道路に存在するバス停記号をタッチすると、「Tonnerukinekan mae」という名称が表示された。グーグルマップに日本語名称「青函トンネル記念館」への修正を進言したのだが、なぜか不承認であった。しかし、後日再びそのバス停記号をタッチしたところ「青函トンネル記念館」と表示されたので、誰かが進言して承認されたと推察される。
    この「青函トンネル記念館」バス停をストリートビューで確認すると、その記号の位置が実際の位置よりも東寄りの交差点に存在する。グーグルマップに対して修正を進言したのだが、なぜか不承認である。

バス停位置

    さらに、外ヶ浜町営バスの他に、「わんタク」というデマンドバスが存在する。「わんタク」にも「青函トンネル記念館」バス停が存在する。各事業者の表記は、次のとおりである。
【外ヶ浜町役場】青函トンネル記念館
【Y!乗換案内】(未収録)
【ジョルダン乗換案内】(未収録)
【ナビタイム】(未収録)
【駅すぱあと for web】青函トンネル記念館
【駅探】(未収録)

ほんまかいな!ナビタイムの「本通り」バス停

2025年8月22日(金)


    北海道の沼田(ぬまた)町役場では、町営バスを運行している。その運行路線に「本通り」というバス停が存在する。この「本通り」の読みは、次のとおりである。
【Y!乗換案内】(未収録)
【ジョルダン乗換案内】ほんどおり
【ナビタイム】ところほんどおり
【駅すぱあと for web】(未収録)
【駅探】(未収録)

    「ほんどおり」が正しいと感じられるが、確証をつかむことができない。
    グーグルマップのストリートビューによって「本通り」バス停を確認したが、「本通り」バス停を見つけることはできない。
    沼田町役場のホームページに時刻表と路線図が掲載されているのだが、読みは表記されていない。沼田町役場のホームページにおける問い合わせフォームを利用して問い合わせることも考えたが、回答を期待することができない(詳細はこちら)。

    ナビタイムに、質問してみた。

<質問主旨>
    沼田町営バスの「本通り」というバス停の読みが「ところほんどおり」になっている。これは間違いない情報か。

    ナビタイムでは、問い合わせに対して回答しないことになっている。

<結果>
    従来のままである(2025年8月22日現在)。

「伊藤橋」やのうて「伊東橋」やろ!沼田町役場ホームページの哀しいバス停

2025年8月21日(木)


    沼田町(ぬまたちょう)役場では、コミュニティバスを運行している。そのバス停を調べていて誤植に遭遇した。

    沼田町役場のホームページに、時刻表と路線図が掲載されている。そこのバス停名称に不一致が存在する。
【時刻表】伊東橋
【路線図】伊藤橋
    グーグルマップのストリートビューによると、バス停名称は「伊東橋」である。したがって、路線図のほうが間違っていると推察される。なお、このバス停はログハウス風の立派なバス停である。

バス停名称

    沼田町役場に、質問してみた。

<質問主旨>
    ホームページに掲載されている町営バスのバス停について尋ねる。
    時刻表と路線図においてバス停名称に不一致が存在する。
【時刻表】伊東橋
【路線図】伊藤橋
    いずれかが誤植ではないか。

<回答状況>
    沼田町役場から回答が届いた(2025年8月26日)のだが、回答内容については大人の事情により公開しないこととする。

<結果>
    「伊東橋」に修正された(2025年10月5日現在)。

    なお、この問い合わせについては、ホームページの問い合わせフォームを利用した。沼田町役場のホームページは、PC版とスマートフォン版の2種類が存在する。まずPC版を利用したら、「送信内容確認」ボタンをタッチした段階で、全ての入力域がクリアされた画面(すなわち1文字たりとも入力していない状態の画面)が表示された。次にスマートフォン版を利用すると、「送信内容確認」ボタンをタッチした段階で、「送信内容確認」画面が表示された。PC版の問い合わせフォームに不具合が存在すると推察される。

    この問い合わせフォーム不具合についても、沼田町役場に質問を試みた。しかし、スマートフォン版を利用したのだが、「送信内容確認」ボタンをタッチすると、PC版の未入力画面に遷移した。したがって、問い合わせることができない。沼田町役場のホームページに、メールアドレスが表記されている。したがって、問い合わせフォームを利用せずに、メーラーを利用して問い合わせメールを送信した。

<質問主旨>
    スマートフォン版のホームページに存在する問い合わせフォームを利用すると、「送信内容確認」ボタンをタッチした段階で、PC版の問い合わせ未入力状態画面に遷移することがある。正常に、「送信内容確認」画面に遷移することもある。
    パソコンを利用しても、「送信内容確認」ボタンをクリックした段階で、問い合わせ未入力状態画面に遷移する。
    「送信内容確認」ボタンの挙動に不具合が存在すると感じられる。

<回答状況>
    回答待ちである(2025年8月21日現在)。

<結果>
    従来どおりである(2025年8月21日現在)。

乗れなくても見過ごせない!相模川流域でケーブルカーめぐり(神奈川県相模原市(さがみはらし))

2025年8月17日(日)


    相模川(さがみがわ)流域には、さまざまなケーブルカーが乱立している。ダムや発電所のたぐいについては、既に訪問済みである。その他に、相模湖の貸ボート屋のうちの少なくとも3か所に貨物用のケーブルカーが存在する。本日は、それらのケーブルカーを訪問したい。また、併せて、高尾登山電鉄と深城(ふかしろ)ダムも訪問したい。
    高尾登山電鉄はケーブルカーとリフトが並列していて、かつて両方とも乗車したことがある。しかし、当時はテツ熱が低くて撮影しなかった。残念なことである。

行程図
【南越谷】みなみこしがや【西国分寺】にしこくぶんじ【高尾山口】たかおさんぐち【藤野】ふじの【勝瀬橋】かつせばし【猿橋】さるはし【大月】おおつき

    深城ダムの最寄りバス路線時刻表は、次のとおりである。

時刻表
【竹の向】たけのむかい

    ①や②を利用するには、早起きしなければならない。③については、滞在時間が長すぎる。⑤については、就寝が遅くなる。したがって、④を利用するしかない。

    「大宮大月」間の往復乗車券は、合計営業キロが200km以下なので「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することはできないが、「熊谷(くまがや)大月」間の往復乗車券にすれば合計営業キロが200km超となって大休30割を適用することができる(詳細はこちら)。新幹線経由にすれば途中下車前途有効である(詳細はこちら)。しかし、のんびりホリデーSuica(スイカ)パス(以下「のんびり」)のほうがお得である。
のんびり2,670円
大休30割3,220円
【都度払い】3,352円

    「西国分寺⇒高尾」間と「大月⇒西国分寺については、普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。
    「西国分寺⇒高尾」間の片道営業キロは50km以下であり、「大月⇒西国分寺」間の片道営業キロは50km超100km以下である。そのグリーン料金の価格比較は、次のとおりである。JREポイントの換金率は、1P=1円とすることが妥当である。その換金率で比較すると、ポイント交換はお得である。
【ポイント交換】600P
【大休30割(往路)】700円
【一般(IC)(往路)】750円
【大休30割(復路)】880円
【一般(IC)(復路)】1,000円

(1)  のんびりホリデーSuicaパス

普通乗車券

    「普通乗車券」という用語には、次なる2通りの意味が存在する。
① 1事業者のみの乗車券のことであり、対義語は「連絡乗車券」である。
② 一般運賃の乗車券という意味であり、対義語は「割引乗車券」である。
    「のんびりホリデーSuicaパス」における表記は、①の意味である。しかし、「のんびりホリデーSuicaパス」のフリーエリアには、りんかい線と東京モノレールが含まれている。したがって、「普通乗車券」という表記は不適切である。単に、「乗車券」と表記すれば問題無いと感じられる。

【ご案内】

【アンケートのお願い】

(2)  中央線のグリーン車

    Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

(3)  高尾駅(JR)
<関東の駅百選>

趣(おもむき)ある社寺風の駅

天狗(てんぐ)の石像(せきぞう)

(4)  高尾山きっぷ

    採算は、次のとおりである。
【高尾山きっぷ】990円
【都度払い】1,230円

ゆき券

往復券

かえり券

【ご案内】

(5)  高尾山口駅

行きどまり

駅舎

(6)  高尾登山電鉄
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② リフト
【編成】客車1両×1路線
【用途】山頂アクセス 
【最寄り駅】高尾山口(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    1985年11月3日(日祝)に、このケーブルカーに乗車したことがある。しかし、当時はテツ熱が低くて、設備を撮影しなかった。残念なことである。当日は、紅葉真っ最中の日曜日ということもあって、かなりの人出であった。薬王院へ上がる階段は周囲を見渡せないほどの混雑であり、まるで通勤ラッシュの駅の階段と同じであった。
    ウィキペディア「高尾登山電鉄」における路線図では、ケーブルカーよりリフトのほうが軌道距離が長いように描かれているが、実際にはケーブルカーのほうが長い。また、同図ではリフトの軌道がケーブルカーの駅舎を貫いていて、ケーブルカーの駅とリフトの駅がひとつの駅舎に共存しているように描かれているが、実際にはそうではない。ケーブルカーとリフトのそれぞれに駅舎が存在する。なお、リフトの出札口は清滝駅に存在するが、改札口は山麓駅に存在する。

周辺図
【清滝】きよたき【山上】さんじょう

<ケーブルカー>
【設備名称】高尾山ケーブルカー
【車両愛称】あおば号&もみじ号
【運行形態】単線2両交走式
    これは、国内最急勾配(608パーミル、約31度)の鉄道である。その最急勾配区間は、高尾山駅直前に存在する。

高尾山駅

清滝駅における停車姿勢

    最緩勾配は、105‰(パーミル)である。

後方展望

    動画はこちら

    高尾山駅直前に最急勾配区間が存在する。後方展望を眺めていると、そこに近づくにつれて次第にからだが前傾姿勢になる。

高尾山駅における停車姿勢

高尾山駅(西側)

高尾山駅(東側)

<リフト>
【設備名称】エコーリフト
【運行形態】複線N両循環式
    調査当時のグーグルマップにおいて、清滝駅から山麓駅に行く途中に「ロープウェイ入口コインロッカー」という表記が存在した。リフトも広い意味ではロープウエーであるが、敢えて「ロープウェイ入口コインロッカー」と表記する必要はなく、「リフト入口コインロッカー」という表記のほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。

山上駅

前方展望

    動画はこちら

山麓駅

(7)  日相園(にっそうえん)
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】
  ① ケーブルカー
  ② スロープコンベア
【最寄りバス停】日連大橋(ひづれおおはし)(歩2分)
【最寄り駅】藤野(ふじの)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難

周辺図
【相模川】さがみがわ【日連大橋】ひづれおおはし

<ケーブルカー>
【設備名称】荷物用エレベーター
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)

高位側の駅

全景

<スロープコンベア>
【編成】1路線
【用途】人荷輸送(関係者専用)
    上昇方向のみ利用可能である。

高位側

低位側

(8)  天狗岩(てんぐいわ)釣り案内所
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】名倉(なぐら)入口(歩1分)
【最寄り駅】藤野(ふじの)(歩12分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    ここには、他にも上架設備が存在する。

周辺図
【秋山川】あきやまがわ

全景(西側)

全景(東側)

上架設備

(9)  吉野宿ふじや 無料


(10)  柴田(しばた)ボート
【所在地】神奈川県相模原市(さがみはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【編成】貨車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】勝瀬橋(歩1分)
【最寄り駅】藤野(ふじの)(歩26分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能

周辺図
【相模湖】さがみこ

高位側の駅

高位側

低位側

高位側における俯瞰(ふかん)

(11)  深城ダム
【所在地】山梨県大月市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
  【近距離】深城ダム(歩4分)
  【多頻度】竹の向(たけのむかい)(歩19分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】山梨県庁
【河川】葛野川(かずのがわ)
【ダム湖】ふかしろ湖(こ)

周辺図

遠景

近景

工事用ロープウェー

    ダムの下流側で工事が行われていて、このロープウェーは、ダム右岸からその工事現場に資材を輸送するものと推察される。

ふかしろ湖

記念碑

(12)  大月駅(JR)
<関東の駅百選>

丸太を組み合わせた駅

    ここには、渡り線が存在する。それは、「特急富士回遊(ふじかいゆう)」などが富士山麓電気鉄道に乗り入れるための渡り線である。また、そのための死電区間(デッドセクション)も存在する。

配線図
【上大月】かみおおつき

大月駅に到着する
特急富士回遊78号

    動画はこちら

フジサン特急

富士山ビュー特急

(13)  中央線のグリーン車

    Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。