昨日(2022年1月20日)のテレビ朝日「科捜研の女」において、土門(どもん)刑事と蒲原(かんばら)刑事が、室内で事件関係者に聞き込みしていたのだが、その部屋の窓の背景にドクターイエローの走行シーンが映り込んだ。かなり間近に見えたので、ロケ現場は新幹線の線路の近くであったに違いない。ドクターイエローは東海道新幹線を走行しながら、架線や線路の状態を検査する列車のことである。その運行時刻は公表されていないので、遭遇すると良いことがあると言われている。どんな良いことが待ち受けているのだろうか。
テレビ朝日「科捜研の女」は、連れ合いのお気に入りであり、私も毎週欠かさず観ている。主演の沢口靖子は既に56歳であるが、役柄の年齢はいくつくらいであろうか。「50の恵(めぐみ)」などというCMに出演していて良いのだろうか。
「科捜研の女」は、平日の午後にも再放送されている。今年は、視聴者の家庭滞在時間が長いために、再放送の視聴率もいいらしい。特に小学生の視聴機会が増えたので、「なりたい職業」の上位に法医研究員が浮上しているらしい。子供たちにとって、白衣に身を固めた沢口靖子は正義の味方として愛着を感じるのかもしれない。「相棒」のほうは小学生にはちょっと難解な内容であるが、「科捜研の女」は小学生にとっても判りやすいストーリーである。
私は、かつて兵庫県赤穂市(あこうし)に住んでいたことがある。赤穂市(あこうし)は忠臣蔵(ちゅうしんぐら)で有名であり、毎年12月14日に義士祭(ぎしさい)が催される。1976年頃の義士祭(ぎしさい)において、ゲストとして沢口靖子が招かれた。遠目(とおめ)に見えた彼女は、小柄かつ小顔であった。
沢口靖子らしいエピソードがある。撮影の合間に誰かがジョークを言った時、沢口が放った一言(ひとこと)。「今のは冗談ですか?。」