あまりにも杜撰な利用案内!某美術館のホームページ

2021年2月18日(木)


    ホームページを見ていると、さまざまな誤植に遭遇するが、昨日遭遇した誤植は、不思議さにおいて最たるものであった。それは、某美術館の利用案内における表現である。利用案内というのは、観光施設に関する情報の中で最も重要な情報である。次なる画像は、その利用案内を模写抜粋したものである。


    問題点は次なる2点である。
①  入館料間という表現がある。
②  開館時間と入館料間が2か所存在する。

    ①については、単なる誤植である。おそらく、「開館時間」の行を複写して「開館時間」を「入館料」に変更すべきところ、変更対象の文字列として「開館時」を選択したか、「開館時間」を消去する際における「間」の消去漏れと推察される。いずれの原因にせよ作業者が気づかないことは充分にありえると感じられる。すなわち、パソコンあるあるである。しかし、②についてはどうであろうか。2か所存在する理由は何であろうか。間違ったことを言っているわけではないので、それを繰り返しても構わないが、通常は、繰り返し記載するということはしない。作業者は、何を根拠にして作業完了と判断したのであろうか。この美術館は個人の美術館ではなく、某大学に付属する美術館である。美術館関係者がひとりだけということは考えられない。したがって、百歩譲って、作業者が気付かなかったとしても、他の職員が気づいてしかるべしである。

    その美術館に質問してみた。

<質問主旨>
    利用案内の表にある次なる記載は間違いない情報か。
①  入館料間という表現がある。
②  開館時間と入館料間がいずれも2か所存在する。

<回答主旨>
    修正した(2021年2月17日)。

<結果>
    次のとおり修正された(2021217日現在)。