会津(あいづ)鉄道が、「お座トロ展望列車」という観光列車を運行している。観光列車は休日運行が多いのだが、この列車は、10月と11月については金曜日以外の平日も運行する。平日であれば空席が多いと予想されるので乗ってみようと思う。
「お座トロ展望列車」は、「お座敷席+トロッコ席+展望席」という構成である。編成車両数は2両なので、どのような内装になっているのか興味をそそられる。予約サイトの情報によると、会津田島(あいづたじま)側がトロッコ車両であり、西若松(にしわかまつ)側が「お座敷席+展望席」の混合車両である。混合車両内の配置は、会津田島側が「お座敷席」で、西若松側が展望席である。
すなわち、次の図のとおりである。
往路の空き時間を利用して、野岩(やがん)鉄道の湯西川(ゆにしがわ)温泉駅を訪ねたい。湯西川温泉はモグラ駅(詳細はこちら)である。かつて訪問したことはあるのだが、当時はモグラ駅であることに興味が無かった。
また、会津鉄道の湯野上(ゆのかみ)温泉は、国内では珍しい茅葺(かやぶき)屋根の駅舎である。この駅には、一度訪問したことがあるのだが、駅舎の脇に足湯ができたそうなので、もう一度行ってみたくなった。
行程図
「きっぷ」については、東武鉄道が「ゆったり会津(あいづ)東武フリーパス」という「きっぷ」を発売しているので、それを利用したい。
<往路>
「春日部(かすかべ)⇒鬼怒川(きぬがわ)温泉」間については、特急列車を利用する。
<復路>
「会津田島⇒春日部」間については、特急列車を利用する。
発駅以外の駅においてこの「きっぷ」を自動改札機に投入すると、扉が閉まる。したがって、有人改札口を利用しなければならない。
(4) 特急リバティきぬ
午前の下りリバティ(3両編成)の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は空席が多い
②偶数列は車窓が広い(1号車以外の場合)
①3号車は空席が多い
②偶数列は車窓が広い(1号車以外の場合)
③AB席は直射日光を受けない
(左はスペーシア)
(5) 快速AIZU(あいづ)マウントエクスプレス
(6) 湯西川温泉駅
湯西川橋梁
(ホームからの眺め)
改札口へ向かう階段
(7) 湯西川水の郷(さと)
(10) 特急リバティ会津
この列車の特急料金は、東武鉄道以外の区間においては、次のとおりである。
【座席指定を伴う場合】特急券必要
【座席指定を伴わない場合】特急券不要
乗車してみると、乗車率は4割くらいであり、特急券を購入しなくて正解であると感じられた。
Y!乗換案内、ナビタイム、「駅すぱあと for web」は、いずれも指定席690円が必要である旨を表示する。Y!乗換案内と「駅すぱあと for web」については、指定席優先か自由席優先かを選択することができるのだが、自由席優先を選択しても指定席690円が必要である旨を表示する。
(11) リレー号
会津田島以北は非電化なので、特急リバティ会津は、会津田島から先へ乗り入れることができない。リレー号は、特急リバティ会津の客を会津田島から先へ導くための列車である。
再び先頭車両の最前列1A席に座ることができた。この席では、前方展望を堪能することができる。
リレー113号
(12) 芦ノ牧温泉駅
ここは、駅ネコが居ることで有名である。なお、事情により駅ネコの撮影を許可していない。
(13) お座トロ展望列車
(14) 車窓
お座トロ展望列車の影
(15) 湯野上温泉駅
<東北の駅百選>
(16) 親子地蔵の湯 無料
(17) 車窓
(18) 塔のへつり駅
<東北の駅百選>
ここは、テレビ朝日「鉄道捜査官」(主演:沢口靖子)第9話の舞台となった駅である。
「塔のへつり」を出発すると、乗客は私と同好の士のふたりだけになった。私はトロッコ席で、同好の士は「お座敷席」で、それぞれが車両貸切状態である。
(19) 会津田島駅
<東北の駅百選>
新幹線駅かと思わせるほど立派な駅である。
(20) 特急リバティ会津
特急券
午後の上りリバティ(3両編成)の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は空席が多い
②奇数列は車窓が広い(1号車以外の場合)
②奇数列は車窓が広い(1号車以外の場合)
③CD席は直射日光を受けない(既に日没)
(21) なか卯(う)