在来線やて言うてるやろ!「えきねっと」による哀しい経由処理

2022年10月26日(水)


    「えきねっと」を利用していて、在来線利用に関して納得しがたい現象に遭遇した。

    まず、次なる条件を設定した。
  【乗車駅】仙台
  【降車駅】大宮
  【経由駅】船岡(ふなおか)(宮城県)
  【日時】10月25日(火)15時55分出発
    経由駅に船岡を指定したのは、「仙台⇒福島」間で在来線を利用したいためである。
    この条件で検索した結果は、次のとおりである。
    「仙台⇒福島」間については、いずれも在来線利用になっていて問題無い。
    「福島⇒大宮」間については、次のとおりである。
    第1候補:やまびこ152号
    第2候補:やまびこ154号
    第3候補:やまびこ218号
    実際には、「やまびこ154号」に併結されて「つばさ154号」も存在するのだが、「つばさ154号」は表示されない。
    ここで、「やまびこ152号」を選択してから「つばさ154号」に選択しなおすという裏ワザがあるのだが、それを行うと「仙台⇒福島」間が在来線利用ではなく「やまびこ152号」利用となってしまう。「仙台⇒福島」間は在来線利用のままでなければならない。
    これは、早着列車を優先表示するという仕様に起因していると推察される。しかし、利用者からすれば、納得がいかない。百歩譲って、この処置が仕様どおりということであれば、それは見解の相違というほかない。

    JR東日本に質問してみた。

<質問主旨>
    「えきねっと」Web版で次なる検索を実施した。
  【乗車駅】仙台
  【降車駅】福島
  【経由駅】船岡(宮城県)
  【日時】10月25日(火)15時55分出発
    その結果、「仙台⇒福島」間については、いずれも在来線利用になっていて問題無い。
    「福島⇒大宮」間については、次のとおりである。
    第1候補:やまびこ152号
    第2候補:やまびこ154号
    第3候補:やまびこ218号
    次に、「やまびこ152号」を選択して、「福島⇒大宮」間の列車を「つばさ154号」に変更した。
    その結果、「仙台⇒福島」間が在来線利用ではなく「やまびこ152号」利用となった。これは仕様どおりか。

     JR東日本から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。

<結果>
    従来のままである(2022年10月25日現在)。