「無料」に弱い!野沢温泉の外湯めぐり(長野県野沢温泉村(のざわおんせんむら))

2022年10月13(木)


     野沢(のざわ)温泉には、13か所の外湯(そとゆ)すなわち共同浴場がある。温泉地なので、それ自体は別に珍しくないのだが、野沢温泉の外湯は全て無料である。住民や宿泊客のみを対象とする無料の共同浴場というのは各地に存在するが、誰でも無料というのは非常に珍しい。本日は、その13か所の外湯をはしごしてみたい。
    なお、無料とはいうものの、実際には寸志の寄付を募(つの)っている。寄付しなくてもおとがめは無い。

行程図

    「大宮~飯山(いいやま)」間の片道乗車券の営業キロは200km超なので、「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することができる。電子きっぷである「おときゅうeチケ」にすることによって更に安価になる。「大宮~飯山(いいやま)」間については「お先にトクだ値(ね)も存在するのだが、本日は、設定対象外期間である。仮に設定対象期間であったとしても、「お先にトクだ値は、「おときゅうeチケ」と同額である(詳細はこちら)

(1)  レイルウェイクラブ

    まずは、いつもどおり大宮駅で朝食である。

モーニングセット№2

(2)  新幹線はくたか

    
「おときゅうeチケ」は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

はくたか553号

    いつもどおり8号車を利用した。8号車は新幹線オフィス車両である。私は、B席に座り、両脇の肘(ひじ)掛けをはねあげた。A席やC席に座ろうとする乗客は来なかった。

(3)  野沢温泉ライナー


(4)  長坂(ながさか)ゴンドラ
【所在地】長野県野沢温泉村
【種別】ロープウエー
【規模】1両×循環×1路線
【用途】山頂アクセス

    ここのロープウエーは循環式であり、最多時には80両のゴンドラが循環している。そのうちの2台だけ、床面が透明(スケルトン)になっている。

    往路の動画はこちら
    復路の動画はこちら

透明の床面

    野沢温泉の温泉街は坂道が多く、湧き水の流れる音が絶え間なく聞こえている。それは、野沢温泉の風情(ふぜい)そのものである。

(5)  大湯(おおゆ) 無料

    まずは、敬意を表して代表格に入湯したい。ほとんどの共同浴場が非常に趣(おもむき)のある木造建築であるが、ここは特に趣がある。
 

入口
(賽銭箱(さいせんばこ)がある)

(6)  
ミニ温泉広場「湯らり」 無料



(7)  麻釜(おがま)


(8) 
滝の湯 無料


(9) 
真湯(しんゆ) 無料


(10) 
熊の手洗湯(てあらゆ) 無料




(11) 
上寺湯(かみてらゆ) 無料


(12) 
麻釜(あさがま)の湯 無料


  タオルを2枚準備したのだが、乾くひまがない。


(13) 
河原湯(かわはらゆ) 無料

    どの湯も熱めであるが、ここが最も熱い。次第に罰ゲーム感が増してきて、心折れそうになる。


(14)  フキヤ商店

温泉まんぢう

(15)  松葉(まつば)の湯 無料


(16)  高野辰之(たかのたつゆき)記念おぼろ月夜の館 斑山(はんざん)文庫


(17) 
十王堂(じゅうおうどう)の湯 無料


(18) 
秋葉(あきは)の湯 無料


(19)  スイスベーカリー

    ここには、長坂ゴンドラの搬器(はんき)が再利用されている。喫煙場所かと推察される。

ゴンドラ

(20)  中尾(なかお)の湯 無料

    ここは、共同浴場の中で最大である。


(21) 
新田(しんでん)の湯 無料


(22) 
横落(よこち)の湯 無料


(23)  ハウスサンアントン

あずきおやき&ほうじ茶ラテ

マンホールの蓋(ふた)

(24)  野沢温泉ライナー


(25)  新幹線はくたか

    
「おときゅうeチケ」は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

はくたか572号

    いつもどおり8号車を利用した。8号車は新幹線オフィス車両である。私は、B席に座り、両脇の肘(ひじ)掛けをはねあげた。A席やC席に座ろうとする乗客は来なかった。

(26)  駅弁屋

    本日の夕食は、いつもどおり大宮駅の駅弁である。

函館(はこだて)駅開業
120周年記念弁当

(27)  特急アーバンパークライナー

特急券

    「特急アーバンパークライナー2号」の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータから離れているので密集しない
②3号車の奇数列は車窓が広い

アーバンパークライナー2号