「東京~盛岡」間において、「こまち」は「はやぶさ」に併結されて運転される。「えきねっと」では、1画面には2件または3件表示され、「はやぶさ」と「こまち」は別列車として表示される。併結される「はやぶさ」と「こまち」が検索対象になると、「はやぶさ」、「こまち」の順に表示される。その場合に、「はやぶさ」が画面最後(2件中の2件目や3件中の3件目)に表示されると「次の列車」を押した場合に「こまち」が表示されない。例えば、次のとおりである。
【検索A】
【乗車駅】盛岡
【降車駅】仙台
【日時】10月3日(月)10時00分出発
【結果】やまびこ56号/はやぶさ16号
ここで、「次の列車」を押す。
【結果】やまびこ58号/はやぶさ18号
【検索B】
次に、時刻のみを10時10分出発に変更して検索した。
【結果】はやぶさ16号/こまち16号/やまびこ58号
すなわち、検索Aでは「こまち16号」の存在が無視されている。これは、「はやぶさ」の出発時刻の次に発車する列車(1分後以降の列車)を探しているためと推察される。
なお、これは、併結列車について発生する現象であると感じられる。在来線の併結列車(あずさ&富士回遊)でも発生する。
JR東日本に質問してみた。
<質問主旨>
「えきねっと」Web版で次なる検索を実施した。
【検索A】
【乗車駅】盛岡
【降車駅】仙台
【日時】10月3日(月)10時00分出発
検索結果として、次なる2件が表示された。
①やまびこ56号
②はやぶさ16号
「次の列車」を押すと、次なる2件が表示された。
①やまびこ58号
②はやぶさ18号
【検索B】
次に、時刻のみを10時10分出発に変更して検索した。
検索結果として、次なる3件が表示された。
①はやぶさ16号
②こまち16号
③やまびこ58号
すなわち、検索Aでは「こまち16号」の存在が無視されている。検索Aでも「こまち16号」が表示されるべきではないか。
JR東日本から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。
<結果>
従来のままである(2022年10月7日現在)。
なお、「こまち16号」の存在が既知であれば、検索Aの状態から「こまち16号」を選択するという裏ワザが存在する。それは、次のとおりである。
① 検索Aにおいて「やまびこ56(または58)号」を選択する。
② 「やまびこ56(または58)号」列車の発車時刻をクリックする。
③ 選択候補として前後の列車が表示される。
④ 「こまち16号」を選択する。