乗り鉄は見過ごせない!奥只見ダムのスロープカー(新潟県魚沼市(うおぬまし))

2022年10月3日(月)


    先日(9月29日(木))、只見(ただみ)ダムへ行ったが、只見ダムの上流に奥只見ダムというダムがある。そこには、スロープカーが存在する。以前、スロープカーについて記述したことがある(詳細はこちら)。本日は、その奥只見ダムのスロープカーを体験してみたい。

    奥只見ダムへ行く経路は、浦佐(うらさ)経由と会津高原尾瀬口(あいづこうげんおぜぐち)経由の2通りである。

行程図

   その交通機関の時刻表は、次のとおりである。

時刻表

    ①を利用するには早起きしなければならない。②と③については日帰りでは不可能である。④については可能であるが、奥只見ダムにおける滞在時間はわずか20分である。
    結局、②と④の黄色部分を利用するしかない。この案の場合、奥只見ダムにおける滞在時間は2時間10分であり必要かつ十分である。

    「えきねっと」では、JRE POINT特典チケット(以下「特典チケット」)というサービスがあってJREポイントでも特定の「きっぷ」を購入することができる(詳細はこちら)。その特典チケットが、期間限定で半額未満になっている。只見(ただみ)ダムへ行った時も利用したが、今回もそのキャンペーンを利用したい。片道の「運賃&普通車指定席特急料金」は、次のとおりである。
大宮浦佐
  【限定】2,300P
  【通常】4,620P
  【一般】6,380円

(1)  レイルウェイクラブ

    まずは、いつもどおり大宮駅で朝食である。

モーニングセット№4

(2)  新幹線とき

    特典チケットは電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

とき305

    いつもどおり8号車を利用した。8号車は新幹線オフィス車両である。私は、B席に座り、両脇の肘(ひじ)掛けをはねあげた。A席やC席に座ろうとする乗客は来なかった。

(3)  池田記念美術館 JAF割

    ここの1室は、小泉八雲(こいずみやくも)文学資料室になっている。

ラフカディオ珈琲(コーヒー)
&ミックスクッキー

    路上で珍しい蛾(が)を目撃した。

クスサン

(4)  普光寺(ふこうじ)

山門(仁王門)

双龍図板絵
(作:谷文晁(たにぶんちょう))

(5)  玉屋菓子舗

志(し)んこ餅

(6)  小玉屋(こだまや)

    ここは、いわゆるファミリーレストランである。メニューにマルゲリータがあったので注文したどちらかというと和食の店なので期待しなかったが、立派なできあがりに驚いた。写真撮影を忘れて食べ始めてしまった。

マルゲリータ

(7)  奥只見シルバーライン

    「浦佐駅東口~奥只見ダム」間の路線バスは、奥只見シルバーラインという道路を走行する。その道路には、全長22.6kmに19か所のトンネルが存在し、トンネル区間は合計18.1kmに及ぶ浦佐駅東口を出発した路線バスがその断続するトンネルを抜けると、奥只見ダムの駐車場に到着する。そこにスロープカーが存在する。
    「県境の断続するトンネルを抜けると、スロープカーがあった。」

    所要時間1時間20分、片道運賃1,500円である。バスの乗客は、浦佐駅東口から奥只見ダムまで私ひとりだけであり、完全な貸切状態であった。

(8)  奥只見スロープカー
【所在地】新潟県魚沼市(うおぬまし)
【区間】駐車場~ダム広場
【規模】2両編成×1路線
【用途】ダム上下間アクセス
【運賃】片道100円

駐車場駅

    スロープカーの駅舎としては、かなり立派である。

スロープカー

    ダム広場に向かう動画はこちら

ダム広場駅

    駐車場に向かう動画はこちら

(9)  奥只見電力館 無料

奥只見ダム

ダム上からの眺め

(10)  新幹線とき

    特典チケットは電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

とき342号

    いつもどおり8号車を利用した。8号車は新幹線オフィス車両である。私は、B席に座り、両脇の肘(ひじ)掛けをはねあげた。A席やC席に座ろうとする乗客は来なかった。

(11)  駅弁屋

    本日の夕食は、いつもどおり大宮駅の駅弁である。

すこだま弁当

(12)  特急アーバンパークライナー

特急券

アーバンパークライナー2号