乗れなくても見過ごせない!皆谷鉱山のロープウエー(埼玉県小川町(おがわまち))

2026年2月22日(日)


    かつて皆谷(かいや)鉱山という施設が存在した。そこで採掘した鉱石を運び出すために、ロープウエーが存在した。鉱山は既に閉鎖され、ロープウエーの車両や鉄索も撤去された。本日は、そのロープウエー跡を訪問したい。
    また、本日は越生梅林(おごせばいりん)でミニSLが運行される。併せて訪問したい。

行程図

    皆谷鉱山ロープウエー跡越生梅林のどちらに先行すべきか検討してみた。両案の行程は、次のとおりである。

時刻表

    この表に示すとおり、越生梅林に先行するよりも皆谷鉱山ロープウエー跡に先行するほうが、行程に無駄が生じない。

乗車券(IC運賃同額)

(1)  皆谷鉱山
【所在地】埼玉県東秩父村(ひがしちちぶむら)
【所在地(低位)】埼玉県小川町(おがわまち)
【種別】ロープウエー
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線N両循環式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】木落(きおと)し(歩6分)
【最寄りバス停(高位)】新田(しんでん)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
    この鉱山は、既に閉鎖された。
    ここには、インクライン(概要はこちら)とトロッコ軌道も存在した。3路線(ロープウエー&インクライン&トロッコ軌道)が直列していた。そのトロッコ軌道は、東武根古屋線と呼ばれ、小川町駅と根古屋(ねごや)荷扱所を結んでいた。
    根古屋荷扱所の跡地と馬頭観音(ばとうかんのん)のほぼ中間地点に錆びた柵が存在し、そこがロープウエー低位への通路である。立入禁止の掲示は見受けられない。
    某ネット記事では、その位置を「鉱山への入口らしき場所」と表現している。しかし、鉱山はこの位置からさらに数km西に存在し、ロープウエーは貨物専用である。すなわち、ここから鉱山に行けるわけではない。したがって、「鉱山への入口らしき場所」ではなく「索道への入口らしき場所」という表現のほうが適切である。

周辺図
【若宮八幡】わかみやはちまん

槻川(つきがわ)荷扱所

槻川荷扱所

矢岸(やぎし)歩道橋

根古屋線跡

根古屋線跡

使途不明線路

根古屋荷扱所から
槻川荷扱所を望む

根古屋荷扱所の門柱

根古屋荷扱所の門柱

ロープウエーへの出入口

    動画はこちら

全景

ロープウエーの低位

1F室内

ホッパ

遠景

乗車券(IC運賃242円)

(2)  越生梅林
【所在地】埼玉県越生町(おごせまち)
【種別】ミニ鉄道
【設備名称】ミニSL
【グーグルマップ名称】ミニSL
【編成】SL1両&制御車1両&客車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【運行日】「梅まつり」開催期間の土日祝日
【用途】場内遊覧
【入場料】有料
【運賃】有料
【最寄りバス停】梅林入口(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
    越生梅林(おごせばいりん)では、梅まつり期間限定でミニSLが運行される。梅まつりは2月14日(土)から3月15日(日)までであるが、ミニSL運行日はそのうちの土日祝日である。すなわち1年間のうち、わずか計11日間だけである。しかも、運行時間は10時00分から15時00分までである。
    このミニSLは、日本(にっぽん)工業大学付属東京工業高等学校(現「駒場高等学校」)機械科からの贈答品である。駒場高等学校については、ややこしい状況が存在する(詳細はこちら)。
    「越生駅⇔梅林入口」間の路線バスについては、哀しい現実が待ち受けていた(詳細はこちら)。
    ミニSLは、フル回転で運行されていたのだが、駅では停車するたびに給水と給炭を行う必要が有り、それだけでも約5分くらい要した。乗客が多かったこともあるのだが、結局待ち時間約40分であった。
    このミニSLは、かなりの鈍行である。ここまで遅いミニ鉄道は初めてである。途中で止まるのではないかと感じられた。
    結局、越生駅到着は当初の予定より約1時間遅延した。本日は、3連休の2日目である。今後越生梅林を訪問する予定はないが、もし行くとしてもピークを避けたほうがよいということを悟った。

周辺図


機関車と制御車

    制御車には、水と石炭が格納されている。その上に、運転士の座席が置かれる

引き込み線

分岐器

    動画はこちら

乗車券(IC運賃同額)

(3)  ポッポ道

    ここは、かつて太平洋セメント専用線であった。

専用線

ポッポ道の起点

    この先は高麗川駅であるが、立入禁止である。

踏切跡

線路

踏切跡

ポッポ道の終点

のだめカンタービレ

    このマンホールの蓋は、高麗川駅前に存在する。

(4)  歩鉄(ほてつ)の達人
【グーグルマップ名称】歩鉄の達人(動態保存デーゼル機関車)
【所在地】埼玉県蕨市(わらびし)
【種別】DL
【編成】DL1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】場内遊覧
【入場料】入場不可
【運賃】乗車不可
【最寄りバス停】塚越町(つかごしちょう)(歩6分)
【最寄り駅】西川口(にしかわぐち)(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
    ここは、個人が運営する庭園鉄道である。したがって、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
    ホームページに詳細な所在地が記載されていて、写真も投稿されている。道路上において、DLの全景を眺めることができる。

周辺図

全景

駅名標

乗車券(IC運賃同額)