2025年3月6日(木)
鉄道の乗りつぶしを始めると、モノレールやケーブルカーに興味が湧いてくる。さらに熱を帯びると、スロープカーや斜行エレベータも気になってくる。これら4種類の乗り物は、似て非なるものであり、相違点をまとめると次表のとおりである。黄色部分は、その特長である。運行形態については、後述する。
スロープカーは、株式会社嘉穂(かほ)製作所(福岡県飯塚市(いいづかし))の登録商標である。嘉穂製作所のホームページを見ると、いくつかの納入事例が紹介されている。個人が自宅の外階段の脇に設置したスロープカーもある。具体的な所在地は不明なので体験することは困難であるが、仮に所在地が判明したとしても、体験するには、菓子折りのひとつでも持参して家主にお願いするしかない。世の中で最もハードルの高い乗り物である。
用語としては、スロープカーよりもモノレールやケーブルカーのほうが認知度が高いので、運営施設側としてはスロープカーではなくモノレールやケーブルカーと称している場合が多く、斜行エレベータと称しているところもある。スロープカーのことを、モノレールと称することは問題ないが、ケーブルカーや斜行エレベータと称することは不適切である。
スロープカーはモノレールの一種なのだが、レールが2本以上の場合もあるので本記事ではモノレールと分けて記述する。また、スロープカーは株式会社嘉穂製作所の登録商標なので嘉穂製作所製以外のものはスロープカーとは言えない。したがって、本記事では原理がラック式であっても嘉穂製作所製であると推察されないものについては、種別をラックカーとしている。
さらに、ラック式のうち動力源が外部電源ではなく内燃機関であるものについては、ラックリフトとしている。その代表例はモノラックであるが、モノラックという名称は株式会社ニッカリの登録商標なので、モノラックではないものも含めて本記事においてはラックリフトと称する。
公共交通機関として運営されるモノレールは、軌道法という法律に基づいているのだが、公共交通機関でないものについては軌道法に基づいてはいない。スロープカーやラックカー、ラックリフトは、そのような位置づけである。平たく言えば「遊園地の乗り物」である。
斜行エレベータとは、垂直移動ではなく斜め移動するエレベータのことである。斜行エレベータは、観光施設アクセスだけでなく住宅地アクセスや駅構内移動、宿泊施設の館内移動として設置されることが多い。住民以外の者が住宅地に設置された斜行エレベータに乗ると、住民から不審者と思われるかもしれない。
斜行エレベータは、椅子も無く、窓が無くて(あるいは小さくて)内装がオフィスビルの垂直エレベータと何ら変わりないという心折れるタイプが多い。また、駅構内移動のものは、駅の階段脇にある昇降機とどう違うのかと問われても答えに窮する。
私は、垂直エレーベータについては、観光目的のものであれば興味が湧くが、そうでなければ興味が湧かない。斜行エレベータについては、目的にかかわらず見過ごすことはできない。
ケーブルカーについては、インクラインと称する場合もある。ダム、森林、および鉱山の業界ではその傾向が強い。特に、ダム業界では、最近(スロープカーを含めて)ラックカーを導入する事例が散見されるが、従来からの習慣からかラックカーについてもインクラインと称している場合が多い。
なお、旅客輸送はケーブルカーで貨物輸送はインクラインとする記事も存在するが、その表記区分は用語の定義として不充分である。施設スタッフが乗車するための設備の場合はどちらなのだろうか。施設スタッフが旅客でもなく貨物でもないことは、自明のことである。したがって、輸送対象で区分するのではなく、利用者層で区分するほうが適切であると感じられる。すなわち、次のとおりである。
【一般用】ケーブルカー
【関係者用】インクライン
本記事においては、「種別」としてはいずれもケーブルカーとし、施設側がインクラインと称している(あるいは称していると推察される)設備については、インクラインという呼称も併用している。
「インクライン」のスペルは、「incline」である。その読みは、「イン クライン」であって「インク ライン」ではない。「cline」に対応する日本語は、「傾斜」である。インクラインのことを傾斜鉄道とも言う。インクラインが誕生した時代ではケーブルカーしか存在しなかったので、インクラインとケーブルカーは同義であったが、現在ではケーブルカー以外にもスロープカーなどが存在するので、ケーブルカーはインクラインの一種ということになる。
なお、インクライン(incline)の反対語としてデクライン(decline)ということばが存在する。インクラインは上り坂を意味し、デクラインは下り坂を意味する。したがって、(機材などを)高位に運び上げるために敷設(ふせつ)したのであればインクラインで、(山間の産出物などを)低位に運び出すために敷設したのであればデクラインというように使い分けてもよさそうであるが、現実にはいずれもインクラインと称し、デクラインと称する鉄道を見つけることはできない。
国内に存在するスロープカー、モノレール、斜行エレベータ、ケーブルカーについて列挙してみた。掲載序列については、JRなどの鉄道路線の形状を意識しつつ、北から南へ、東から西へと並べている。
掲載序列については、都道府県の序列に準じるほうがよいという考えがあるかもしれない。百歩譲ってその意見を採用する場合、同一都道府県内に2か所存在する場合、その2か所の序列はどうするのであろうか。都道府県内においても市町村序列が存在すると感じられるので、その序列に準じればよいかもしれない。しかし、同一市町村内に2か所存在する場合はどういう序列に準じるのであろうか。それを全て調査することは、本記事の本意ではない。
情報が曖昧(あいまい)な施設については記載していない。モノレールのうち、幼児用モノレールやサイクルモノレールについては、掲載していない。ゴルフ場において、利用者が乗車可能な乗り物については掲載しているが、ゴルフクラブを乗せて運ぶモノレールカートについては掲載していない。ビル清掃用ゴンドラモノレールや工事用モノレールについても原則として掲載していない。工事用インクラインについても、原則として掲載していない。モノレールを利用した可動式監視カメラやモノレールを利用した製造設備についても、原則として掲載していない。また、木馬(きうま)用インクラインについても掲載していない。木馬とは、材木運搬用の木製の橇(そり)のことである。ネットで紹介された設備や偶然目撃した設備など、いくつか例外はある。ひとことで言えば、私が「乗りたい・見たい」と感じる設備が掲載対象である。
なお、毎年7月21日から31日まで「森と湖に親しむ旬間」であり、国内の多くのダムにおいて見学会が開催される。その見学会に参加すれば、インクラインを目撃する可能性が高い。中には、乗車できる場合もある。
また、ラックレール不使用の自走式平坦線でありながらインクラインと称している設備については、別記事
(こちら)に掲載している。
ダムに関するネット記事においては、インクラインという用語を拡大解釈して使用している場合が存在すると感じられる。本記事では、インクラインであることの条件として、次なる2点を満足していることとする。
① 鉄路であること
すなわち、車両の足元がタイヤの場合は、インクラインとはしない。
② ウインチで牽引(けんいん)すること
すなわち、桟橋が湖面の上昇下降に追従するだけの場合は、インクラインとはしない。
船舶輸送設備のひとつに、上架設備というものがある。船舶を台車に搭載して陸に揚げる設備である。船舶輸送用途のインクラインも上架設備の一種である。しかし、砂浜において、台車無しで小舟をウィンチで引き上げるという上架設備もある。それらの上架設備を網羅することは、本記事の本意ではない。目を引いたものだけを掲載する。また、大規模なものは、造船所における船台方式の進水設備である。船台方式の進水設備については、本記事の掲載対象とはしない。
「所在地」については、施設ではなく設備の所在地を記載している場合がある。その場合は、設備の代表的な場所(起点など)を示している。
また、「種別」、「編成」、「運行形態」、「区間」、「用途」については、できる限り客観的に表記しているつもりであるが、主観的推量も含まれている。
「種別」に関して、嘉穂製作所では、懸垂式のスロープカーをスカイラックと称しているが、本記事ではその名称を使用していない。
「編成」については、列車の編成が複数種類存在する場合は代表例のみ記載している。また、実態が電車と客車の混成であっても「電車」と表記している。
なお、荷物車と貨車という用語については、次のとおり使い分けている。
【荷物車】客車や電車に併結されていて、搭載物が乗客の帯同品である。
【貨車】客車や電車に併結されていない。または、併結されていても搭載物が乗客の帯同品でない。
次なる図は、主たる運行形態である。運行形態の定義は、本記事独自の定義である。特に、「交走式」という表記については、交走設備を備えていても「交走式」と表記していない場合が存在する。なお、運行形態については、本記事だけでなく他の記事でも記述しており、他の記事のみが使用している名称も併記しておく。
この図で示す用語の他に、次なる用語も使用している。【単線1編成方式】
単線単行方式における車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線2両交走式】
単線2両交走式における線路が単線ではなく複線である。一般的な交走式ロープウエーの方式である。
【複線2編成交走式】
複線2両交走式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
線路が単線ではなく複線であって、車両が循環している。一般的なリフトの方式である。
【複線N編成循環式】
複線N両循環式において、車両が単行ではなく複数車両編成である。
【複線単行循環式】
複線N両循環式において、車両が複数車両編成ではなく単行である。
「区間」に示す駅名は、本記事における仮称であるものが存在する。設備の名称や線名においても、本記事における仮称であるものが存在する。
「用途」において一般向けか関係者専用かを区分している。一般用については、何も併記していない。関係者専用については、「関係者専用」と併記している。
分類してみると区分困難なケースに遭遇することがあり、主観に基づいて断定している場合が存在する。次の例は、一般向けかそれとも関係者専用か、悩ましい問題である。本記事においては、いずれも一般向けとしている。
① 駅構内の斜行エレベータについては、入場券か有効な乗車券を所持することが必要である。
② 日帰り温泉の斜行エレベータについては、入場料を支払うことが必要である。
③ スキー場のスロープカーについては、利用料を支払うことが必要である。
④ 滑走起点アクセス用のスロープカーについては、滑走遊具利用料を支払うことが必要である。
マンション内移動用斜行エレベータについては、住民になりさえすれば誰でも利用可能であるが、一般向けとはせず「関係者専用」を併記している。
ダムの点検用インクラインについては、イベントで一般開放されることがあるが、一般向けとはせず「関係者専用」を併記している。
スロープカーに関するウィキペディアにおいても、その苦労がかいま見える。ウィキペディアにおいては、導入事例を一般向けと限定者向けに大別している。例えば、宿泊施設のなかには、宿泊を伴わない限りスロープカーを利用することができない施設も存在するのだが、それも一般向けであるという考えである。また、ゴルフ場や滑降遊具起点アクセスのスロープカーは、施設利用者は誰でも利用可能なのだが限定者向けという考えである。寺院については現地において墓参者向けと明示されていても、ウィキペディアでは一般向けとして紹介されている施設が存在する。
「最寄りバス停」については、運行本数不充分なバス停を除外し、現実的に利用可能であると推察されるバス停を記載している。
「航空写真」、「ストリートビュー」、および「投稿写真」は、グーグルマップによる確認可能性を示している。確認対象は、施設ではなく当該設備である。いずれも、調査当時における情報である。確認可能性については、駅舎、車両、軌道のいずれか(およびその廃止跡)を確認することができれば「確認可能」としている。
総じて、本記事は、ネット検索しただけで現地取材していない情報や推測も含まれている。
<A-1> 北海道地方(道北・道東)
(1) 苫前ダム
【所在地】北海道苫前町(とままえちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】古丹別(こたんべつ)(歩4時間12分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】三毛別川(さんけべつがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(2) 樽真布ダム
【所在地】北海道留萌市(るもいし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】タルマップ(歩2時間29分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】樽真布川(たるまっぷがわ)
【ダム湖】-
(3) 小平ダム
【所在地】北海道小平町(おびらちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】達布(たっぷ)(歩1時間18分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】北海道庁
【河川】小平蘂川(おびらしべがわ)
【ダム湖】おびらしべ湖(こ)
(4) 温根別(おんねべつ)ダム
【所在地】北海道士別市(しべつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】南2線(みなみにせん)(歩2時間23分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】犬牛別川(いぬうしべつがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(5) 朝日三望台(あさひさんぼうだい)シャンツェ
【所在地】北海道士別市(しべつし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停】朝日(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(6) 岩尾内ダム
【所在地】北海道士別市(しべつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】朝日(歩2時間30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】天塩川(てしおがわ)
【ダム湖】岩尾内湖(いわおないこ)
(7) 愛別ダム
【所在地】北海道愛別町(あいべつちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】愛別(歩2時間16分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北海道県庁
【河川】狩布川(かりっぷがわ)
【ダム湖】狩布湖(こ)
(8) 大雪ダム
【所在地】北海道上川町(かみかわちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】層雲峡(そううんきょう)(歩2時間34分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】石狩川(いしかりがわ)
【ダム湖】大雪湖(たいせつこ)
(9) 忠別ダム
【所在地】北海道東神楽町(ひがしかぐらちょう)
【種別】
① ラックカー(懸垂式)
② ケーブルカー
【設備名称】
【ラックカー】モノレール
【ケーブルカー】インクライン
【編成】
【ラックカー】電車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【ラックカー】ダム内移動
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】旭岳(あさひだけ)源水公園前(歩1時間20分)
【航空写真】
【ラックカー】確認不可
【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】確認不可
【投稿写真】
【ケーブルカー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】忠別川(ちゅうべつがわ)
【ダム湖】忠別湖(ちゅうべつこ)
ここのインクラインは、船舶だけではなく桟橋も輸送することができる。調査当時の航空写真によって船舶搭載状態を目撃することができるが、天端(てんば)に存在する投稿写真によって桟橋輸送状態を目撃することができる。
(10) 金山ダム
【所在地】北海道南富良野町(みなみふらのちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】金山(かなやま)コミュニティセンター(歩42分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】空知川(そらちがわ)
【ダム湖】かなやま湖(こ)
インクライン(赤)
(11) 日新(にっしん)ダム
【所在地】北海道上富良野町(かみふらのちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】上富良野(歩1時間43分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】ピリカ富良野川(ふらのがわ)
【ダム湖】-
(12) 富里ダム
【所在地】北海道北見市(きたみし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】東相内(歩2時間15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】日本国土開発株式会社
【河川】仁頃川(にころがわ)
【ダム湖】富里湖(とみさとこ)
(13) 古梅(ふるうめ)ダム
【所在地】北海道美幌町(びほろちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】美幌(歩4時間58分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】石切川(いしきりがわ)
【ダム湖】-
調査当時のグーグルマップでは、河川の名称を「鴬沢川」と表記している。読みは「うぐいすざわがわ」である。
インクライン(赤)
(14) 卯原内ダム
【所在地】北海道網走市(あばしりし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】卯原内(歩1時間27分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】卯原内川(うばらないがわ)
【ダム湖】-

インクライン(赤)
(15) 緑ダム
【所在地】北海道清里町(きよさとちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】緑(みどり)(歩3時間4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】
【アタクチャ川】一般財団法人日本ダム協会
【アタックチャ川】グーグルマップ/ウィキペディア
【ダム湖】-
(16) 鹿ノ子(かのこ)ダム
【所在地】北海道置戸町(おけとちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】西留辺蘂(にしるべしべ)(歩8時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】常呂川(ところがわ)
【ダム湖】おけと湖(こ)
インクライン(赤)
(17) 分遣瀬モノレール
【所在地】北海道釧路町(くしろちょう)
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】動力車1両&貨車2両×2路線(並列)
【運行形態】単線1編成方式
【用途】魚介輸送(関係者専用)
【最寄り駅】尾幌(おぼろ)(歩2時間33分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
「分遣瀬(わかちゃらせ)モノレール」という名称は、本記事における仮称である。正式名称は、不明である。なお、2路線のうちの1路線は廃止された。
(18) 庶路ダム
【所在地】北海道白糠町(しらぬかちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】コミセン(歩6時間29分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】庶路川(しょろがわ)
【ダム湖】グリーンレイク庶路
(19) 糠平ダム
【所在地】北海道上士幌町(かみしほろちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】十勝(とかち)バスぬかびら営業所(歩44分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】電源開発株式会社
【河川】音更川(おとふけがわ)
【ダム湖】糠平湖(ぬかびらこ)
インクライン(赤)
(20) 札内川(さつないがわ)ダム
【所在地】北海道中札内村(なかさつないむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】豊生園(ほうしょうえん)(歩1時間48分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】鳥崎川(とりざきがわ)
【ダム湖】-
(21) 十勝ダム
【所在地】北海道新得町(しんとくちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】瓜幕(うりまく)26号(歩4時間17分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】十勝川(とかちがわ)
【ダム湖】東大雪湖(ひがしたいせつこ)
インクライン(赤)
(1) 滝里ダム
【所在地】北海道芦別市(あしべつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】野花南(のかなん)(歩1時間17分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】空知川(そらちがわ)
【ダム湖】滝里湖(たきさとこ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理支所」を「管理事務所」と表記していたが、投稿写真によると「管理支所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(2) 幌新ダム
【所在地】北海道沼田町(ぬまたちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】幌新(ほろしん)温泉(歩14分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】沢川(さわがわ)
【ダム湖】-
天端(てんば)にバリケード看板が存在し、立入禁止が掲示されている。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。なお、遠景であるが、バリケード看板の位置からインクラインを目撃することができる。
(3) 浅野雨竜(あさのうりゅう)鉱業所
【所在地】北海道沼田町(ぬまたちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【管理者】古河鉱業株式会社
この工場は、既に閉鎖された。
なお、古河(ふるかわ)鉱業株式会社の現在の社名は、古河機械金属株式会社である。
(4) 北海道グリーンランド
【所在地】北海道岩見沢市(いわみざわし)
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイシップ
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】スキー場入口(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(5) 栗山ダム
【所在地】北海道栗山町(くりやまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】中田前(なかたまえ)(歩11分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】雨煙別川(うえんべつがわ)
【ダム湖】くりやま湖(こ)
(6) 穂別ダム
【所在地】北海道むかわ町(ちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】稲里(いなさと)郵便局(歩44分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】穂別川(ほべつがわ)
【ダム湖】-
(7) 瑞穂ダム
【所在地】北海道安平町(あびらちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】安平(歩1時間40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】支安平川(しあびらがわ)
【ダム湖】瑞穂(みずほ)貯水池
インクライン(赤)
(8) 厚真ダム
【所在地】北海道厚真町(あつまちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】厚真(歩13時間19分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】厚真町土地改良区
【河川】厚真川(あつまがわ)
【ダム湖】厚真ダム貯水池
インクライン(赤)
(9) 恵庭森林鉄道
【所在地】北海道恵庭市(えにわし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】恵庭(歩4時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。恵庭森林鉄道としての区間は、「恵庭駅前~盤尻(ばんじり)」間である。インクラインは、その盤尻寄りすなわち漁川(いざりがわ)上流に存在した。
中間部の離合区間以外は三線軌条であり、双方の車両が中央のレールを共有していた。
(10) プロスタイル札幌宮の森
【所在地】北海道札幌市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄りバス停】荒井山(歩6分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この斜行エレベータは、住民専用である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(11) 荒井山(あらいやま)シャンツェ
【所在地】北海道札幌市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停】荒井山(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
(12) 札幌もいわ山(やま)ロープウェイ
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】ミニケーブルカー
【愛称】もーりすカー
【編成】客車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】中腹~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】もいわ山ロープウェイ(歩1分)
【最寄り電停】ロープウェイ入口(歩10分)
ロープウェイ入口電停発着の無料シャトルバスを利用することができる。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
ここのケーブルは複式であり、世界初でかつ国内唯一である。単式と複式の相違点は、次のとおりである。
【単式】1本のケーブルが車両の下部に存在する
【複式】2本のケーブルが車両の両脇に存在する
また、ここの車両はブランコのような構造になっていて、線路の傾斜角度に影響を受けることなく車両を水平に保っている。
ここには、ロープウエーも存在する(概要はこちら)。ロープウエーとケーブルカーが直列している。 山の名称は、藻岩山(もいわやま)である。
(13) 定山渓ダム
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】定山渓大橋(じょうざんけいおおはし)(歩37分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北海道電力株式会社
【河川】小樽内川(おたるないがわ)
【ダム湖】さっぽろ湖(こ)
インクライン(赤)
(14) 豊平峡(ほうへいきょう)ダム
【所在地】北海道札幌市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】
① リフトカー
② インクライン
【車両愛称】
【リフトカー】ひぐま号
【編成】
【リフトカー】客車1両×1路線
【インクライン】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】
【リフトカー】豊平峡園地~展望台
【用途】
【リフトカー】展望台アクセス
【インクライン】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】豊平峡ダム
【リフトカー】(歩1分)
【インクライン】(歩4分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
【リフトカー】確認可能
【インクライン】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】豊平川(とよひらがわ)
【ダム湖】定山湖(じょうざんこ)
リフトカーでは、往路(上昇)のみ利用可能である。グーグルマップにおいて、「豊平峡リフトカーひぐま号乗場」という名称によってその位置が示されている。
インクライン(青)
(15) 高富ダム
【所在地】北海道石狩市(いしかりし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】聚富(しっぷ)団体(歩1時間19分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】地蔵沢川(じぞうざわがわ)
【ダム湖】高富(たかとみ)貯水池
(16) 朝里ダム
【所在地】北海道小樽市(おたるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】朝里川温泉(歩29分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】北海道県庁
【河川】朝里川(あさりがわ)
【ダム湖】オタルナイ湖(こ)
調査当時のグーグルマップにおいて、「朝里川温泉バス停~管理所」間の徒歩経路を表示させると、遠回りの経路が表示される。
(17) 札樽(さっそん)ゴルフ倶楽部(クラブ)
【所在地】北海道小樽市(おたるし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】リフト
【用途】コース内移動
【最寄りバス停】朝里川(あさりがわ)温泉(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(18) 落合ダム
【所在地】北海道赤井川村(あかいがわむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】落合(おちあい)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】小樽川(おたるがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(19) 竹鶴シャンツェ
【所在地】北海道余市町(よいちちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停(平日)】余市紅志(こうし)高校(歩10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
「竹鶴」とは、朝ドラ「まっさん」の主人公のモデルとなった竹鶴政孝(たけつるまさたか)のことである。
(20) 農村公園フルーツパークにき
【所在地】北海道仁木町(にきちょう)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】協和(きょうわ)(歩25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、既に廃止された。
(21) ルスツリゾート
【所在地】北海道留寿都村(るすつむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】電車3両×1路線【運行形態】単線1編成方式
【区間】サウスステーション~タワーステーション
【用途】場内移動
【最寄りバス停】ルスツ高原(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
両駅の間に国道が存在する。このスロープカーは、その国道の下をくぐる。
ここには、ロープウエー(概要はこちら)と遊覧鉄道(概要は
こちら)も存在する。
(22) インクラの滝
【所在地】北海道白老町(しらおいちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】社台(しゃだい)(歩2時間30分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(23) 高見ダム
【所在地】北海道新ひだか町(ちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【最寄りバス停】農屋(のや)(歩4時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】北海道電力株式会社
【河川】静内川(しずないがわ)
【ダム湖】高見湖(たかみこ)
ネットに、調達情報として「インクライン点検」という記述が存在する。航空写真において、ダム湖右岸にインクラインらしき物件を目撃することができるが、判然としない。
(24) 浦河ダム
【所在地】北海道浦河町(うらかわちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】向別(歩1時間53分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】北海道庁
【河川】向別川(むこうべつがわ)
【ダム湖】うらら湖(こ)
(25) 様似ダム
【所在地】北海道様似町(さまにちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】様似営業所(歩1時間30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】北海道庁
【河川】様似川(さまにがわ)
【ダム湖】様似湖(さまにこ)
(26) 駒ヶ岳(こまがたけ)ダム
【所在地】北海道森町(もりまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】豊生園(ほうしょうえん)(歩1時間48分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】鳥崎川(とりざきがわ)
【ダム湖】-
(27) 上磯(かみいそ)ダム
【所在地】北海道北斗市(ほくとし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】清川陣屋(きよかわじんや)(歩49分)
調査当時の時刻表では、土日祝については日帰り訪問不可である。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】戸切地川(へきりちがわ)
【ダム湖】-
(28) 亀田(かめだ)鉱山
【所在地】北海道函館市(はこだてし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】児童公園前(歩1時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】JX(ジェイエックス)金属株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
(29) 吉岡定点
【所在地】北海道福島町(ふくしまちょう)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】吉岡海底駅アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】吉岡(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、一般公開されていなくて非常時専用である。吉岡(よしおか)小学校付近に坑道入口が存在する。
吉岡海底駅と後述の竜飛(たっぴ)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。
(1) 青函トンネル記念館
【所在地】青森県外ヶ浜町(そとがはままち)
【種別】ケーブルカー
【車両愛称】もぐら号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】青函トンネル記念館~体験坑道
【用途】竜飛海底駅アクセス
【最寄りバス停】青函トンネル記念館前(歩1分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【訪問日】1998年頃
これは、一般公開されている全線地下路線のケーブルカーとして国内唯一である。
このケーブルカーの本来の目的は、非常時の避難用である。ここの体験坑道駅は、世界一低位に存在する駅である。
竜飛(たっぴ)海底駅と前述の吉岡(よしおか)海底駅は、青函トンネルの両端に存在する。竜飛海底駅はかつて一般公開されていたことがあり、当時そこを訪問した際にこのケーブルカーにも乗車した。
(2) 飯詰ダム
【所在地】青森県五所川原市(ごしょがわらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】津軽(つがる)飯詰(歩57分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】青森県庁
【河川】飯詰川(いいづめがわ)
【ダム湖】不動湖(ふどうこ)
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(3) 小田川ダム
【所在地】青森県五所川原市(ごしょがわらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】嘉瀬(かせ)(歩1時間50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】青森県庁
【河川】小田川(おだがわ)
【ダム湖】-
天端(てんば)に門扉が存在し、立入禁止であるという主旨の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。なお、遠景であるが、門扉の位置からインクラインを目撃することができる。
調査当時のグーグルマップでは、「小田川ダム」という表記を伴う記号が堤体の右岸に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(4) ウェスパ椿山(つばきやま)
【所在地】青森県深浦町(ふかうらまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】展望モノレール
【車両愛称】しらかみ号
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】物産館コロボックル~展望台
【用途】展望台アクセス
【最寄り駅】ウェスパ椿山(歩0分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2018年7月2日(月)
この施設は、既に閉鎖された。このスロープカーは、展望台に行く唯一の手段(徒歩道無し)であった。
(5) 相馬(そうま)ダム
【所在地】青森県弘前市(ひろさきし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】東目屋(ひがしめや)小学校前(歩1時間52分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】青森県庁
【河川】作沢川(さくざわがわ)
【ダム湖】-
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(6) 目屋ダム
【所在地】青森県西目屋村(にしめやむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】西目屋村役場前(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】青森県庁
【河川】岩木川(いわきがわ)
【ダム湖】美山湖(みやまこ)
このインクラインは、津軽ダムの建設によって目屋(めや)ダムとともに水没した。
(7) 浪岡(なみおか)ダム
【所在地】青森県青森市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】王余魚沢入口(歩35分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】王余魚沢川
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップにおいて、「王余魚沢入口バス停~浪岡ダム」間の徒歩経路を表示させると、浪岡ダムではない場所までの経路が表示される。また、調査当時のグーグルマップでは、王余魚沢入口バス停よりもさらに浪岡ダム寄りに上王余魚沢バス停を示す記号が存在し、ストリートビューにおいてもバス停を目撃することができるが、青森市役所の時刻表では上王余魚沢バス停を見つけることができない。
また、調査当時のグーグルマップでは、このダムを挟む河川を「浪岡川(なみおかがわ)」と表記しているが、一般財団法人日本ダム協会のダム便覧によると「王余魚沢川(かれいざわがわ)」である。王余魚沢川は、浪岡川の支流である。
(8) 黄瀬川(きせがわ)インクライン
【所在地】青森県十和田市(とわだし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】(関係者専用)
① 材木輸送
② 木炭輸送
【最寄りバス停】奥入瀬(おいらせ)渓流館
【材木】(歩24分)
【木炭】(歩1時間24分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(9) 世増(よまさり)ダム
【所在地】青森県八戸市(はちのへし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(火木)】小松(こまつ)(歩1時間2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】新井田川(にいだがわ)
【ダム湖】青葉湖
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(1) 滝ダム
【所在地】岩手県久慈市(くじし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】滝ダム(歩3分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】岩手県庁
【河川】長内川(おさないがわ)
【ダム湖】滝ダム湖(こ)

インクライン(赤)
(2) 普代ダム
【所在地】岩手県普代村(ふだいむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】太田名部(おおたなべ)(歩24分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】岩手県庁
【河川】大沢川(おおさわがわ)
【ダム湖】-
(3) 大志田(おおしだ)ダム
【所在地】岩手県一戸町(いちのへまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】小繋(こつなぎ)(歩1時間40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】農林水産省
【河川】平糠川(ひらぬかがわ)
【ダム湖】奥中山高原菜魚湖(ななこ)
(4) 岩手県営スキージャンプ場
【所在地】岩手県八幡平市(はちまんたいし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】滑走起点アクセス
【最寄り駅】田山(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
グーグルマップにおける名称は、田山(たやま)ジャンプ競技場である。
(5) 一方井ダム
【所在地】岩手県岩手町(いわてまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】黒内線2(くろないせんに)(歩54分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】岩手県庁
【河川】一方井川(いっかたいがわ)
【ダム湖】黒内湖
調査当時のグーグルマップでは、「一方井ダム」という表記を伴う記号が黒内湖(くろないこ)の湖上に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(6) 岩洞第一発電所
【所在地】岩手県盛岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【用途】発電室アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】玉山(たまやま)中学校入口(歩1時間)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】岩手県庁
【取水】岩洞ダム
【放水】岩洞第二発電所
ここの発電室は、発電所の地下約300mの位置に存在する。この発電所は、岩洞湖(がんどうこ)の水を利用しているとはいうものの、岩洞ダムからは直線距離で約10km離れている。両地点の落差を利用しているのだが、その有効落差は400m超である。
インクラインもかなり大規模であり、距離500m超で所要時間約10分である。事前連絡すれば見学可能であり、このインクラインに乗車することができる。
なお、第二発電所は、第一発電所からさらに低位(西)の位置に存在し、両者は直線距離で5km超離れている。
(7) 外山ダム
【所在地】岩手県盛岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】外山ダム森林公園前(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東北電力株式会社
【河川】外山川(そとやまがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(8) 四十四田(しじゅうしだ)発電所
【所在地】岩手県盛岡市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】東黒石野(ひがしくろいしの)(歩11分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東北電力株式会社
【取水&放水】北上川(きたかみがわ)
ネットに、調達情報として「インクライン走路清掃」という記述が存在する。インクラインの具体的な位置については、調査中である。
(9) 矢櫃ダム
【所在地】岩手県雫石町(しずくいしちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】雫石(歩2時間48分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】岩手県庁
【河川】矢櫃川(やびつがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(10) 外桝沢ダム
【所在地】岩手県雫石町(しずくいしちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)】外桝沢(歩22分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】岩手県庁
【河川】外桝沢川(そとますざわがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(11) 鴬宿ダム
【所在地】岩手県雫石町(しずくいしちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)】切留(きりどめ)(歩21分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】岩手県庁
【河川】鴬宿川(おうじゅくがわ)
【ダム湖】-
(12) レン滝(たき)ダム
【所在地】岩手県雫石町(しずくいしちょう)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(予約)】田茂木野(たもぎの)(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】岩手県庁
【河川】南畑川(みなみはたがわ)
【ダム湖】-
(13) 大橋地下第一・第二発電所
【所在地】岩手県釜石市(かまいしし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【愛称】地底銀河鉄道はまゆり
【編成】EL2両&客車1両×1路線
【区間】乗り場~水力発電所
【用途】発電所アクセス(関係者専用)
【最寄り駅】陸中大橋(りくちゅうおおはし)(歩25分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】釜石鉱山株式会社
かつて釜石鉱山田中製鉄所(せいてつじょ)の時代に、鉱石輸送のためのインクラインが存在した。
(14) 湯田(ゆだ)ダム
【所在地】岩手県西和賀町(にしわがまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】和賀仙人(わがせんにん)(歩1時間2分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】和賀川(わがかわ)
【ダム湖】錦秋湖(きんしゅうこ)
インクライン(赤)
(15) 入畑(いりはた)ダム
【所在地】岩手県北上市(きたかみし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】横川目(よこかわめ)(歩3時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】岩手県庁
【河川】夏油川(げとうがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(16) 花輪シャンツェ
【所在地】秋田県鹿角市(かづのし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停(平日)】花輪(はなわ)スキー場(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
スキーフェスタに参加すれば、スロープカーに乗車することができる。
(17) 早口ダム
【所在地】秋田県大館市(おおだてし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】大野(おおの)(歩2時間31分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】秋田県庁
【河川】早口川(はやぐちがわ)
【ダム湖】長慶湖(ちょうけいこ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理事務所」が2か所存在していた。早口ダム近傍と早口駅近傍である。秋田県庁のホームページでは、早口駅近傍に存在する事務所を早口ダム遠隔監視事務所と表記している。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
また、調査当時のナビタイムにおいて最寄りバス停を検索すると、本郷(ほんごう)(歩5分)が表示されるのだが、管理事務所の位置として一般住宅と推察される物件が示されている。ナビタイムに誤認を進言した。なお、ナビタイムでは、問い合わせに対して回答しないことになっている。
(18) 森吉(もりよし)ダム
【所在地】秋田県北秋田市
【種別】斜行エレベータ
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】天端(てんば)アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停(夏秋)】杣(そま)温泉(歩45分)
【最寄り駅】阿仁前田(あにまえだ)温泉(歩5時間21分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】秋田県庁
【河川】小又川(こまたがわ)
【ダム湖】太平湖(たいへいこ)
インクライン(赤)
(19) 森吉山ダム
【所在地】秋田県仙北市(せんぼくし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(夏秋)】森吉山(もりよしざん)ダム広報館(歩1分)
【最寄り駅】阿仁前田(あにまえだ)温泉(歩1時間31分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】小又川(こまたがわ)
【ダム湖】森吉四季美湖(しきみこ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理支所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページでは「管理支所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(20) 滝川ダム
【所在地】秋田県男鹿市(おがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】三ツ森(みつもり)(歩10分)
調査当時の時刻表では、復路は早朝の1便のみなので、日帰り訪問不可である。
【最寄り駅】羽立(はだち)(歩2時間22分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】秋田県庁
【河川】滝川(たきかわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(21) 椿森林軌道
【所在地】秋田県男鹿市(おがし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】複線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】椿(つばき)漁協前(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に閉鎖された。材木を港まで運び出していた。
(22) 仁別森林鉄道
【所在地】秋田県秋田市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×9路線
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】仁別リゾート公園入口(歩2時間40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。この所在地は、現在の「仁別(にべつ)国民の森」である。上述の「最寄りバス停」欄に記述した所要時間は、仁別リゾート公園入口バス停から「仁別国民の森」までの所要時間である。
(23) 大森山(おおもりやま)ゆうえんちアニパ
【所在地】秋田県秋田市
【種別】モノレール(跨座式)【設備名称】ゾウレグホーンJr.(ジュニア)
【容姿】SL列車
【編成】EL1両&客車4両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】園内遊覧
(24) 田沢湖(たざわこ)スイス村
【所在地】秋田県仙北市(せんぼくし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】登山リフトカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】上大沢(かみおおさわ)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。
(25) 玉川ダム
【所在地】秋田県仙北市(せんぼくし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】玉川ダム(歩9分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】玉川(たまがわ)
【ダム湖】宝仙湖(ほうせんこ)
(26) 岩見ダム
【所在地】秋田県秋田市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】岩見(いわみ)ダム入口(歩1時間30分)
【航空写真】
【左岸】確認可能
【右岸】確認困難
【管理者】秋田県庁
【河川】三内川(さんないがわ)
【ダム湖】河北湖(かわきたこ)
(27) 六ヶ村ダム
【所在地】秋田県由利本荘市(ゆりほんじょうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】羽後岩谷(うごいわや)(歩56分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】内越(うてつ)土地改良区
【河川】赤田川(あかたがわ)支流
【ダム湖】六ヶ村(ろっかむら)ため池
グーグルマップでは、「六ヶ村ため池」ではなく「六ヶ村堤」という名称で表記されている。
インクライン(赤)
また、一般財団法人日本ダム協会のダム便覧では、六ヶ村ダムの住所は、由利本荘市赤田字鳥前寺(あざちょうぜんじ)となっている。しかし、グーグルマップが示す鳥前寺区域は六ヶ村ため池の北方向であり、六ヶ村ため池と鳥前寺区域は約200m離れている。
鳥前寺区域&六ヶ村ため池
(28) 稲庭城(いなにわじょう)
【所在地】秋田県湯沢市(ゆざわし)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山麓~山頂
【用途】入場アクセス
【最寄りバス停】稲庭城前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
このスロープカーは、当初2両編成であったが、1両スタイルに更新された。定員は、変わらず12人である。
ここの天守閣は、今昔館(こんじゃくかん)という資料館である。
(1) 栗駒ダム
【所在地】宮城県栗原市(くりはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(水金)】青笹(あおざさ)(歩58分)
調査当時の時刻表では、日帰り訪問不可である。
【最寄り駅】有壁(ありかべ)(歩5時間47分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】宮城県庁
【河川】三迫川(さんはさまがわ)
【ダム湖】栗駒湖(くりこまこ)
(2) 荒砥沢(あらとざわ)ダム
【所在地】宮城県栗原市(くりはらし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(水金)】青笹(あおざさ)(歩3時間2分)
調査当時の時刻表では、日帰り訪問不可である。
【最寄り駅】有壁(ありかべ)(歩6時間52分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】二迫川(にはさまがわ)
【ダム湖】藍染湖(あいぜんこ)
(3) チャチャワールドいしこし
【所在地】宮城県登米市(とめし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】登山電車【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】展望台アクセス
【最寄りバス停】芦倉(あしぐら)(歩10分)
(4) 加護坊(かごぼう)パークゴルフ場
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】モノレール【愛称】さくらシャトル
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~うめコース
【用途】コースアクセス
【最寄りバス停(平日)】上郡沢(かみごおりさわ)(歩35分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設のホームページにおいては、利用時の人数条件に関する記述が見受けられないので、1名でも利用可能であると推察される。したがって、所定の料金さえ支払えば、このラックカーに乗車することができそうである。
(5) 鳴子(なるこ)ホテル
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】ケーブルカー
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】旧館~本館
【用途】施設間移動(宿泊者専用)
【最寄り駅】鳴子温泉(歩5分)
【航空写真】確認不可
【ストリートビュー】確認不可
このケーブルカーは、既に廃止された。
(6) 鳴子(なるこ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】
① ラックカー(跨座式)
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【車両愛称】
【ラックカー】鳴太郎
【編成】
【ラックカー】電車1両×1路線
【ケーブルカー】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【ラックカー】ダム下アクセス
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】鳴子ダム前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】
【ラックカー】確認可能
【ケーブルカー】確認不可
【投稿写真】
【ラックカー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】江合川(えあいがわ)
【ダム湖】荒雄湖(あらおこ)
見学ツアーに参加すれば、このラックカーに乗車することができる。
ケーブルカーは、ダム湖左岸(管理所前)に存在する。グーグルマップの航空写真よりもナビタイムの通常地図のほうが確認しやすい。
ここには、堤体内に上段監査廊と下段監査廊が存在する。その下段監査廊の最深部にアクセスするためのエレベータが存在するが、そのエレベータは牽引(けんいん)式ではなくラック式である。
ケーブルカー(青)
(7) 岩堂沢(がんどうさわ)ダム
【所在地】宮城県大崎市(おおさきし)
【種別】
① スロープカー(懸垂式)
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【スロープカー】電車1両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【スロープカー】ダム内移動
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄り駅】中山平(なかやまだいら)温泉(歩1時間20分)
【航空写真】
【スロープカー】確認不可
【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】確認不可
【管理者】農林水産省
【河川】江合川(えあいがわ)
【ダム湖】螢泉湖(けいせんこ)
見学ツアーに参加すれば、このスロープカーに乗車することができる。
(8) 宮崎鉱山
【所在地】宮城県加美町(かみまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】陶芸の里ゆ~らんど(歩2時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】荒川鉱業株式会社
この鉱山は、既に閉鎖された。
(9) 仙台オープン病院
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ラックカー(跨座式)
【設備名称】斜行リフトエレベーター
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】屋上~ヘリポート
【用途】患者搬送(関係者専用)
【最寄りバス停】鶴ケ谷(つるがや)五丁目東(歩3分)
【航空写真】確認可能
【グーグルアース】確認容易
【ストリートビュー】確認困難
この病院はA~C棟で構成され、このラックカーはB棟に存在する。B棟屋上にはヘリポートが存在し、このケーブルカーは搬送された患者を低位側に降ろすためのものである。
この病院は見学を受け付けているが、屋上を見学することができるか否かについては、調査中である。
(10) ダイアパレスラピュータ国見
【所在地】宮城県仙台市
【種別】斜行エレベータ
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】集合住宅内移動(関係者専用)
【最寄り駅】国見(くにみ)(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
これは、住民専用の設備である。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
(11) 佛國寺(ぶっこくじ)
【所在地】宮城県仙台市
【種別】スロープカー(跨座式)
【車両愛称】ナムナム号
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~佛國寺
【用途】霊園内移動
【最寄りバス停】佛國寺前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【訪問日】2022年6月24日(金)
(12) 八木山(やぎやま)ベニーランド
【所在地】宮城県仙台市
【種別】モノレール(懸垂式)
【設備名称】スカイジェット
【編成】電車1両×1路線
【運行形態】単線N両方式(環状)
【用途】園内遊覧
【最寄りバス停】八木山ベニーランド前(歩1分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
乗客自身が運転操作を行う。ここには、他にも遊覧鉄道が存在する(概要はこちら)。
(13) 大倉発電所
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】入場アクセス(関係者専用)
【最寄りバス停】下倉(しもくら)(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】東北電力株式会社
【取水】大倉ダム
【放水】大倉川(おおくらかわ)
門扉に、立入禁止を示す掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
グーグルマップにおいて、「大倉発電所」を入力しても検索候補にこの施設が表示されない。検索を開始させると、「東北電力株式会社大倉発電所」という名称によって所在地が表示される。
調査当時のナビタイム地図では、「大倉ダム下公園」を「大倉湖畔公園」と表記していた。ナビタイムに修正を進言したら、速やかに承認された(詳細は
こちら)。
(14) 定義森林鉄道
【所在地】宮城県仙台市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄り駅】定義(じょうげ)(歩1時間50分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
このインクラインは、既に廃止された。
(15) マリンピア松島水族館
【所在地】宮城県松島町(まつしままち)
【種別】モノレール(跨座式)
【編成】電車3両×1路線
【運行形態】単線1編成方式(環状)
【用途】館内遊覧
【最寄り駅】松島海岸(歩5分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【訪問日】1993年12月31日(金)
この施設は、すでに閉鎖された。水族館に存在するモノレールというのは珍しく、しかもこのモノレールの走行環境は屋内であった。
(16) 釜房ダム
【所在地】宮城県川崎町(かわさきまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】釜房ダム(歩11分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】碁石川(ごいしがわ)
【ダム湖】釜房湖(かまふさこ)
調査当時におけるグーグルマップとナビタイム地図では、バス停位置に違いがある。上述の所要時間は、グーグルマップに示されている位置に基づいている。
インクライン(赤)
(17) 船岡城址(ふなおかじょうし)公園
【所在地】宮城県柴田町(しばたまち)
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】山麓~山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄り駅】船岡(歩20分)
【訪問日】2022年10月25日(火) このスロープカーでは、運転時にスタッフが乗務する。
(18) 七ヶ宿ダム
【所在地】宮城県七ヶ宿町(しちかしゅくまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ダム管理所(歩7分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】白石川(しろいしがわ)
【ダム湖】七ヶ宿湖(しちかしゅくこ)
インクライン(赤)
(19) 高坂ダム
【所在地】山形県真室川町(まむろがわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】高坂(たかさか)(歩50分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】山形県庁
【河川】鮭川(さけがわ)
【ダム湖】梅花里湖(ばいかりこ)
インクライン(赤)
(20) 新鶴子(しんつるこ)ダム
【所在地】山形県尾花沢市(おばなざわし)
【種別】
① スロープカー(跨座式)
② ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】
【スロープカー】EL1両&客車2両×1路線
【ケーブルカー】貨車1両×1路線
【運行形態】
【スロープカー】単線1編成方式
【ケーブルカー】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
【スロープカー】ダム内移動
【ケーブルカー】船舶輸送
【最寄りバス停】室内運動場(歩20分)
【航空写真】
【スロープカー】確認不可
【ケーブルカー】確認可能
【ストリートビュー】
【スロープカー】確認不可
【ケーブルカー】確認困難
【投稿写真】
【ケーブルカー】確認可能
【管理者】山形県庁
【河川】丹生川(にゅうがわ)
【ダム湖】平成湖(へいせいこ)
ケーブルカー
(21) 月山ダム
【所在地】山形県鶴岡市(つるおかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝(冬季運休))】月山あさひ博物村(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】梵字川(ぼんじがわ)
【ダム湖】あさひ月山湖(がっさんこ)
体験学習会に参加すれば、船舶輸送を見学することができる。
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページでは「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(22) 荒沢ダム
【所在地】山形県鶴岡市(つるおかし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】荒沢ダム口(ぐち)(歩8分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】山形県庁
【河川】赤川(あかがわ)
【ダム湖】荒沢湖(あらさわこ)
(23) 寒河江ダム
【所在地】山形県西川町(にしかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】
【夏秋】ダム展望台(歩4分)
【年間】月山口(がっさんぐち)(歩42分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】寒河江川(さがえがわ)
【ダム湖】月山湖(がっさんこ)
(24) アリオンテック蔵王シャンツェ
【所在地】山形県山形市
【種別】スロープカー(跨座式)
【編成】電車2両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【用途】滑降起点アクセス
【最寄りバス停】蔵王(ざおう)温泉バスターミナル(歩20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
このスロープカーは、かつて1両編成であったが、2両編成に更新された。
(25) 生居川ダム
【所在地】山形県上山市(かみのやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】高等養護学校前(歩1時間20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】山形県庁
【河川】生居川(なまいがわ)
【ダム湖】花森湖
調査当時のグーグルマップでは、「生居川ダム」という表記を伴う記号が花森湖(はなもりこ)の中央位置に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(26) 菖蒲川ダム
【所在地】山形県上山市(かみのやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】高等養護学校前(歩2時間)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】山形県庁
【河川】菖蒲川(しょうぶがわ)
【ダム湖】-
調査当時のグーグルマップでは、「菖蒲川ダム」という表記を伴う記号がダム湖の中央位置に存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(27) 横川ダム
【所在地】山形県小国町(おぐにまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】兵庫舘(ひょうごだて)(歩2時間24分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】横川(よこかわ)
【ダム湖】白い森おぐに湖(こ)
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップでは、「管理支所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページによると「管理支所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(28) 長井ダム
【所在地】山形県長井市(ながいし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】野川(のがわ)まなび館前(歩50分)
【航空写真】かすかに確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】置賜野川(おきたまのがわ)
【ダム湖】ながい百秋湖(ひゃくしゅうこ)
長井ダム湖面巡視体験に参加すれば、このインクラインに乗車することができる。
調査当時のグーグルマップでは、「管理支所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページでは「管理支所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
<B-3> 東北地方(福島県)
(1) 摺上川ダム
【所在地】福島県福島市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】茂庭(もにわ)中学校(歩33分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】摺上川(すりかみがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(2) 岳ダム
【所在地】福島県二本松市(にほんまつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】岳(だけ)温泉(歩10分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】二本松市役所
【河川】原瀬川(はらせがわ)
【ダム湖】-
(3) 真野ダム
【所在地】福島県飯館村(いいたてむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】上栃窪(かみとちくぼ)(歩55分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福島県庁
【河川】真野川(まのがわ)
【ダム湖】はやま湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、福島県庁のホームページでは「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(4) 高の倉(たかのくら)ダム
【所在地】福島県南相馬市(みなみそうまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】原町(はらまち)高校前(歩1時間20分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】南相馬市役所
【河川】水無川(みずなしがわ)
【ダム湖】-
南相馬市役所のホームページでは、「高の倉ダム」と表記しているが、調査当時のストリートビューにおける県道62号の三差路に「高ノ倉ダム管理事務所」という表記の案内板が存在する。調査当時のグーグルマップにおいては、次のとおり表記している。
【ダム】高の倉ダム
【事務所】高ノ倉ダム管理事務所
インクライン(赤)
(5) 高倉(たかのくら)鉱山
【所在地】福島県南相馬市(みなみそうまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【用途】鉱石輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】原町(はらまち)高校前(歩3時間)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この鉱山は、既に閉鎖された。ここには、トロッコ軌道も存在した。
(6) 浪江森林鉄道
【所在地】福島県浪江町(なみえまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線2両交走式
【用途】材木輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】落合(おちあい)(歩3時間20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
(7) 坂下(さかした)ダム
【所在地】福島県大熊町(おおくままち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】大熊町役場(歩30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】大熊町役場
【河川】大川原川(おおがわらがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(8) 滝川(たきかわ)ダム
【所在地】福島県富岡町(とみおかまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(平日)】境川(さかいがわ)(歩40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福島県庁
【河川】富岡川(とみおかがわ)
【ダム湖】-
インクライン(赤)
(9) 小玉ダム
【所在地】福島県いわき市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】小川郷(おがわごう)(歩1時間10分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】福島県庁
【河川】小玉川(こたまがわ)
【ダム湖】こだま湖(こ)
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、福島県庁のホームページでは「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(10) 三春ダム
【所在地】福島県三春町(みはるまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】三春の里(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】大滝根川(おおたきねがわ)
【ダム湖】さくら湖(こ)
インクライン(赤)
調査当時のグーグルマップでは、「管理所」を「管理事務所」と表記していたが、国土交通省のホームページでは「管理所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(11) 深田ダム
【所在地】福島県郡山市(こおりやまし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】新池下(しんいけした)(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】農林水産省
【河川】多田野川(ただのがわ)
【ダム湖】深田(ふかだ)調整池
インクライン(赤)
(12) うつくしま未来博
【所在地】福島県須賀川市(すかがわし)
【種別】
① ケーブルカー
② 斜行エレベータ
【設備名称】
【ケーブルカー】水力式エレベータ
【斜行エレベータ】斜行リフト
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】大森田(おおもりた)(歩40分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
この施設は、既に閉鎖された。現在の名称は、「うつくしま未来博記念の森」である。
ここには、ロープウエーも存在した(概要はこちら)。ケーブルカーとロープウエーが直列していた。
(13) 千五沢(せんござわ)ダム
【所在地】福島県石川町(いしかわまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】母畑(ぼばた)ダム(歩7分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】福島県庁
【河川】北須川(きたすかわ)
【ダム湖】母畑湖(ぼばたこ)
ネット記事において、ここのインクラインが紹介されているのだが、その場所には新たな設備が建設された。したがって、現在の状況については調査中である。このインクラインは、ダム湖右岸に存在した。
なお、ウィキペディアでは、「千五沢」の読みを「せんごさわ」としているが、誤認であると感じられる。
(14) 羽鳥ダム
【所在地】福島県天栄村(てんえいむら)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】羽鳥(歩2分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】農林水産省
【河川】鶴沼川(つるぬまがわ)
【ダム湖】羽鳥湖(はとりこ)
このインクラインは、艇庫の前(南東)に存在する。艇庫の右側(南西)に階段状の建造物が存在し、それがインクラインであるという主旨の記事が存在するが、誤認である。
また、調査当時のグーグルマップでは、管理所の位置として管理所に向かって左側(西)の空き地を示していた。しかし、管理所に向かって右側(東)の出入口のほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(15) グランディ那須白河(なすしらかわ)ゴルフクラブ
【所在地】福島県西郷村(にしごうむら)
【種別】スロープカー(跨座式)
【設備名称】リフト
【編成】
電車1両×1路線【運行形態】単線単行方式
【区間】クラブハウス~練習場【用途】練習場アクセス
【最寄りバス停(平日)】熊倉四ツ角(くまくらよつかど)(歩20分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
案内板の表記はスロープカーであるが、乗り場の表記はリフトである。利用者を惑わすもとである。
(16) 東山ダム
【所在地】福島県会津若松市(あいづわかまつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×2路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】(関係者専用)
① ダム内移動
② 船舶輸送
【最寄りバス停】東山(ひがしやま)グランドホテル(歩20分)
【航空写真】
【ダム内移動】確認不可
【船舶輸送】確認可能
【ストリートビュー】
【ダム内移動】確認不可
【船舶輸送】確認困難
【投稿写真】
【船舶輸送】確認可能
【管理者】福島県庁
【河川】湯川(ゆがわ)
【ダム湖】東山ダム湖(こ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理事務所」を「管理所」と表記していたが、ストリートビューによると「管理事務所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。但し、福島県庁のホームページでは、事務所の名称を「管理所」と表記している。
また、このダム湖は「湯の入り湖(ゆのいりこ)」という名称も持っている。調査当時のグーグルマップでは、ダム湖の名称を「東山ダム湖(湯の入湖)」と表記していた。正しくは、「東山ダム湖(湯の入り湖)」である。グーグルに修正を進言したら、速やかに承認された。
(17) 大川ダム
【所在地】福島県会津若松市(あいづわかまつし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄り駅】大川(おおかわ)ダム公園(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】阿賀川(あががわ)
【ダム湖】若郷湖(わかさとこ)
調査当時のグーグルマップでは、「管理支所」を「管理事務所」と表記していたが、福島県庁のホームページでは「管理支所」であった。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
また、調査当時のグーグルマップでは、「大川ダム」という表記を伴う記号が堤体の左岸寄りに存在していたが、堤体の中央位置に存在するほうが適切であると感じられた。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに承認された。
(18) 湯野上(ゆのかみ)発電所
【所在地】福島県下郷町(しもごうまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄り駅】湯野上温泉(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】株式会社レゾナック
【取水】旭(あさひ)ダム
【放水】阿賀川(あががわ)
軌道の途中に門扉が存在し、その門扉に立入禁止の掲示が存在する。したがって、鉄道ファンとしては、節度ある目撃に留めておくことが望ましい。
貨車の外観は、手押し台車である。株式会社レゾナックという社名は、かつて昭和電工株式会社であった。
なお、この施設の名称として「湯ノ上発電所」という名称がネット記事に存在するが、誤認である。ネットに投稿されている画像に映り込んでいる看板に「湯野上発電所」という文字を確認することができる。
(19) 大平沼ダム
【所在地】福島県喜多方市(きたかたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】有隣(ゆうりん)病院前(歩2時間40分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】福島県庁
【河川】濁川(にごりかわ)
【ダム湖】大平沼(おおだいらぬま)
調査当時のグーグルマップでは、ダム湖右岸の道路に続く道を確認することができない。
インクライン(赤)
(20) 関柴ダム
【所在地】福島県喜多方市(きたかたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】下吉(しもよし)(歩55分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】国土交通省
【河川】姥堂川(うばどうがわ)
【ダム湖】関柴(せきしば)ダム湖(こ)
インクライン(赤)
(21) 日中ダム
【所在地】福島県喜多方市(きたかたし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(日祝以外)】有隣(ゆうりん)病院前(歩2時間30分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【投稿写真】確認可能
【管理者】福島県庁
【河川】押切川(おしきりがわ)
【ダム湖】日中(にっちゅう)ひざわ湖(こ)
インクライン(赤)
(22) 田子倉ダム
【所在地】福島県只見町(ただみまち)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停(土日祝)(冬季以外)】田子倉展望台(歩5分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】電源開発株式会社
【河川】只見川(ただみがわ)
【ダム湖】田子倉湖(たごくらこ)
<番外>
① 又木戸(またきど)ダム(青森県)
ネット記事において、ここにインクラインと推察される設備が存在するという主旨の記述が存在する。しかし、インクラインであるか否かについては、調査中である。
② 鎧畑(よろいはた)ダム(秋田県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。投稿された写真によると、係船設備に向かう階段だけである。もし係船設備をインクラインと称しているのであれば、それはインクラインという用語の定義に合致しない。しかし、階段の脇に、コンクリート製と見受けられる(軌道ではない)斜面が存在する。したがって、鉄輪ではなくタイヤを装備した上架設備という可能性が考えられ、調査中である。
③ 本名(ほんな)ダム(福島県)
ネット記事において、ここにインクラインが存在するという主旨が記述されている。しかし、軌道が存在するようには見受けられず、ホイストクレーンであると見受けられる。もし、クレーン方式の上架設備のことをインクラインと称しているのであれば、それはインクラインという用語の定義に合致しない。