四万(しま)温泉には、無料(寸志)の外湯(そとゆ)が3か所存在する。さらに、足湯も4か所存在する。本日は、四万温泉の外湯と足湯を体験したい。
また、四万温泉ではないが、復路の空き時間を利用して「富貴(ふうき)の湯」も体験したい。
最寄りの鉄道路線とバス路線の時刻表は、次のとおりである。
①を利用するには、早起きしなければならない。⑥を利用すると就寝が遅くなる。したがって、②と⑤を利用する。
「大宮~中之条」間については、JRの在来線を利用する。但し、乗車券については、「大宮~高崎」間を新幹線経由とする。全区間在来線経由であれば途中下車前途無効であるが、新幹線経由を含んでいれば途中下車前途有効である(詳細はこちら)。
「大宮~中之条」間の往復乗車券は、合計営業キロが200km超なので「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することができる(詳細はこちら)。「ぐんまワンデーローカルパス」(以下「ぐんま」)や「のんびりホリデーSuica(スイカ)パス」(以下「のんびり」)を利用する案も考えられるが、大休30割が最もお得である。その採算は、次のとおりである。
【大休30割】2,760円
【ぐんま+α】4,200円
【のんびり+α】5,350円
「大宮⇔高崎」間については、普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。
「大宮~高崎」間の片道営業キロは100km超であり、グリーン料金の価格比較は次のとおりである。JREポイントの換金率は、1P=1円とすることが妥当である。その換金率で比較すると、ポイント交換はかなりお得である。
【ポイント交換】600P
【大休30割】1,260円
【一般(IC)】1,550円
(3) 山口川音(やまぐちかわね)の足湯 無料
<四万温泉>
調査当時のグーグルマップにおいて「山口バス停⇒山口川音の足湯」間の歩行経路を表示させると遠回りの経路が表示される。この足湯の対岸に近道が存在し、ストリートビューでその出入口を確認することができる。
(4) 上之湯(かみのゆ) 無料
<四万温泉>
先客も無く、退場するまで完全貸し切り状態であった。
(5) 島村(しまむら)
ここは、メディアにも多く登場した店舗である。店内に、多くの有名人の写真が飾ってある。
店舗
見た目は大きいが、食べてみると満腹感は生じない。中身はパン並みの空隙率である。
(7) 美遊時庵(みゆうじあん)まるたか 無料
(8) 河原(かわら)の湯 無料
<四万温泉>
ここは、外観は石造りであるが、室内は木造である。
撮影スポット
(9) 柳屋遊技場
(10) 積善館(せきぜんかん)
<1691年築>
<四万温泉>
一説によると、ここは、「千と千尋(ちひろ)の神隠し」に登場した油屋(あぶらや)という湯屋(ゆや)のモデルになった旅館である。
(11) ゆずりは飲泉所・杜(もり)の足湯 無料
<四万温泉>
ここには、足湯のための大量のタオルが設置されている。使用済みのタオルを専用の箱に入れるという、まるで宿泊施設の大浴場並みのサービスである。
中央にあるのが飲泉所であり、その周囲が足湯である。
(12) 大泉(おおいずみ)の滝
かなりの迫力である。
(13) 奥四万湖(おくしまこ)
ここは、JR東日本のCMにおいて吉永小百合(よしながさゆり)がたたずんだ場所である。
奥四万湖
この湖の色は、四万ブルーと呼ばれている。前日が雨天であったので、濁っていることを覚悟していたが、杞憂(きゆう)であった。みごとである。
(14) 四万川ダム
ここには、インクラインが存在する。
【所在地】群馬県中之条町
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】四万温泉(歩41分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】群馬県庁
【河川】四万川(しまがわ)
【ダム湖】奥四万湖
グーグルマップにおいて、「インクライン」という名称によって位置が示されている。
周辺図
(15) 四万せせらぎ資料館 無料
(16) ラトリエ・ブルー
(18) 日向見薬師の足湯 無料
<四万温泉>
(19) 御夢想(ごむそう)の湯 無料
<四万温泉>
三層の屋根を持つ珍しい造りである。
(20) 柏屋(かしわや)カフェ
(左はレアチーズケーキ)
このカプチーノが、この店舗のウリである。
(21) つむじの足湯ゆさんだむしぇ 無料
<四万温泉>
「ゆさんだむしぇ」とは、この地区の方言で「気持ちいいね」という意味である。
乗車券(かえり) 大休30割
(22) 富貴の湯 シニア割
<金島温泉>
ここには、無料の給茶機が存在する。ほうじ茶や煎茶(せんちゃ)を自由に飲むことができる。
ほうじ茶
(23) 高崎線のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。