東武鉄道では、株主に対して株主優待乗車証を配布している。その株主優待乗車証であるが、金券ショップで誰でも購入することができる。
東武鉄道の株主優待乗車証は毎年2回発行され、その有効期限は6月30日と12月31日であり、有効期限に近くなると金券ショップは大幅値引きを行う。したがって、6月下旬や12月下旬に利用するとさらにお得である。
某金券ショップのホームページによると、地域差があるものの平均して次の通りである。
【有効期限2025年6月30日】500円前後
【有効期限2025年12月31日】800円前後
2025年6月27日に春日部駅近くの金券ショップで有効期限2025年6月30日の値引品を購入したのだが、その価格は次のとおりであった。
【値引品】400円
【通常品】850円
例えば、東武鉄道における最長区間は、「浅草~新藤原(しんふじわら)」間である。この区間のIC運賃は、1,581円である。この区間が400円であり、約75%引きである。他の主な区間は、次のとおりである。
【浅草~赤城(あかぎ)】1,225円
【浅草~伊勢崎(いせさき)】1,225円
【池袋~寄居(よりい)】912円
株主優待乗車証は、東武鉄道に限らずほとんどの鉄道事業者が発行している。途中で下車せずに、単純に往復するだけであれば、株主優待乗車証がお勧めである。なおかつ、その有効期限直前に購入すれば、かなりお得である。
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