伊豆急行は、リゾート21(キンメ電車)という観光列車を運行している。この列車は、全車普通車自由席である。しかも各駅停車である。すなわち、運行面では普通列車と何ら変わりないのである。しかし、両端車に「ひな壇(だん)」状の展望席が存在し、前方展望と後方展望を楽しむことができる。運転席と客室の間の仕切りは、天井付近には存在しない。したがって、運転士の声がよく聞こえる。この展望席は、テレビ朝日「鉄道捜査官」(主演:沢口靖子)第14話に登場した。
また中間車には、海側に向けられた座席が並んでいる。
本日は、リゾート21(キンメ電車)に乗車したい。
①より早い列車を利用するには、早起きしなければならない。⑤を利用すると、足湯めぐりの所要時間を確保することが困難である。したがって、往路では①を利用する。
⑧より遅い列車を利用すると、就寝が遅くなる。したがって、復路では⑧を利用する。
春日部(かすかべ)から東京に行く場合、大宮乗り換えと柏(かしわ)乗り換えの2案が考えられるが、柏(かしわ)乗り換えのほうが乗り換えが容易である。
「柏(かしわ)~伊東(いとう)」間の片道乗車券の営業キロは「100km超200km以下」である。したがって、片道乗車券では「大人の休日倶楽部(くらぶ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することはできないが、往復乗車券にすることによって合計営業キロが200km超になって大休(おときゅう)30割を適用することができる。
なお、「えきねっと」で申し込むと、全区間が在来線経由となる。全区間が在来線経由の場合は、東京近郊区間の制約によって途中下車前途無効であるが、新幹線区間を含むと東京近郊区間ではなくなるので、途中下車前途有効となる(詳細はこちら)。仮に途中下車する予定が無くても、途中下車前途有効であるほうが柔軟性がある。
したがって、発券後に、「みどりの窓口」において往復乗車券の「上野~東京」間を新幹線経由に変更する。
「柏(かしわ)~伊豆急下田(しもだ)」間のうち「伊東(いとう)~伊豆急下田(しもだ)」間は伊豆急行の路線である。JR東日本では、伊豆急行の路線も含めた通し「きっぷ」を発券することができる。これを連絡乗車券と言う。なお、連絡乗車券においては、JR区間が途中下車前途有効であればJR以外の区間も途中下車前途有効である(詳細はこちら)。
「柏(かしわ)~東京/品川」間については、往復ともに普通列車(快速を含む)のグリーン車を利用する。
特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。
なお、大宮において「大宮⇒東京」間における普通列車(快速を含む)のグリーン車に着席しようとしても既に満席になっていることが多い。しかし、柏(かしわ)において「柏(かしわ)⇒東京」間の普通列車(快速を含む)のグリーン車に着席することは、確実性が高い。その点においても、大宮乗り換えではなく柏(かしわ)乗り換えのほうが優位である。
JR東日本は、1月31日までの期間限定で、通常より少ないポイント数でSuica(スイカ)グリーン券と交換できるというキャンペーンを実施していた。1月31日に本日分のSuica(スイカ)グリーン券を申し込んでおいたので、それを利用する。
「柏(かしわ)~東京/品川」間の営業キロは50km以下であり、グリーン料金の価格比較は、次のとおりである。
【ポイント交換(限定)】400P【大休30割(土日祝)】400円
【ポイント交換(通常)】600P
(1) 普通列車のグリーン車
変更後の券面には「下車前途無効」が印字されていない。また、経由に「新幹線」が含まれている。更に有効日数が延びている。
Suica(スイカ)グリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(3) 特急踊り子
下り「踊り子」の座席選択方針は、次のとおりである。
① 2号車は空席が多い
② 偶数列は車窓が広い
③ CD席は空席が多い
「踊り子」の座席としては、ネット情報では海側席(AB席)が推奨されている。しかし、太平洋が見える区間は、「早川(はやかわ)~根府川(ねぶかわ)」間と伊東(いとう)以南である。東京発車時点から海側席に座り続けると、直射日光がきつい。窓の上半分をブラインドで遮(さえぎ)ることは可能であるが、それでも輻射熱を浴びる。
幸いに、熱海(あたみ)で約3分の1の乗客が下車する。したがって、熱海(あたみ)までは、確保した山側席に着席して、熱海(あたみ)で海側の空席に移動するという方針がよいように感じられる。
出発時の動画はこちら。
東京発車時に前方展望を楽しんでから自席に向かうと、自席(D席)の隣り(C席)に先客がいたので、通りすぎてフリースペースに向かった。フリースペースでくつろいでいたら、車掌が通り過ぎる際に検札した。職務に忠実であって、なかなかよろしい。
伊豆稲取(いなとり)と河津(かわづ)では、車窓から、TBS「プレバト!!」のスプレーアートを堪能した。
(4) 開国の湯 無料
<下田(しもだ)温泉>
サスケハナ号
(5) 平野屋の手湯 無料
(10) 昭和湯
<下田(しもだ)温泉>
(11) らくら
「お汁粉(おしるこ)」と「善哉(ぜんざい)」の違いは、次のとおりである。
①関東
【スープ状】おしるこ
①関東
【スープ状】おしるこ
【つぶあん入り】田舎(いなか)しるこ
【こしあん入り】御膳(ごぜん)しるこ
【ペースト状】ぜんざい
②関西
【スープ状】
【つぶあん入り】ぜんざい
【こしあん入り】おしるこ
【ペースト状】亀山or金時
【こしあん入り】御膳(ごぜん)しるこ
【ペースト状】ぜんざい
②関西
【スープ状】
【つぶあん入り】ぜんざい
【こしあん入り】おしるこ
【ペースト状】亀山or金時
私が生まれ育った北九州市では、つぶあんを使用した水分の多いものが主流であり、水分の少ないタイプやこしあんを使うタイプは無かったような気がする。名称は「ぜんざい」であった。現在はどうなのだろうか。
なお、私の好みは、次のとおりである。
①スープ状
②つぶあん
③焼き餅(白玉ではなく)
ところで、「おしるこ」や「ぜんざい」は「甘味処」の定番メニューであるが、その「甘味処」の読みは「あまみどころ」であり、「かんみどころ」は誤りである。「甘味料(かんみりょう)」という読みに引きずられているものと推察される。
そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料(かんみりょう)」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。
そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料(かんみりょう)」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。
(13) リゾート21(キンメ電車)
出発時の動画はこちら。
(14) 松陰通(しょういんどお)り足湯 無料
<蓮台寺(れんだいじ)温泉>
体験
近くの民家
(15) 下田(しもだ)時計台フロント
右側の「かわはぎ」は、いわゆる「お通し」である。
金目鯛(きんめだい)の弁当を販売していたので購入した。本日の夕食である。
あじ姿寿司(すがたずし)弁当
(16) 特急サフィール踊り子
上り「サフィール踊り子」の座席選択方針は、次のとおりである。
① 6号車は空席が多い
② 奇数列は車窓が広い(8号車以外)
③ AB席は車窓が良い
出発時の動画はこちら。
配膳前
「サフィール踊り子1号」は、はやばやとほぼ満席になったが、同4号は、5割程度の乗車率であった。帰路は日没となるので観光客が「サフィール踊り子」に充分なコスパを感じないものと推察される。
しかし、本日は、満月が海側席の頭上にある。夜には、昼間とは異なる「もののあはれ」がある。
(18) 普通列車のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。