「三山(みやま)くずし」というゲームが存在する。ルールは、次のとおりである。
① 3か所に分かれた石の山がある
② 二人が交互に山から石を取る
③ 1回の操作では1か所の山しか選べない
④ 一つの山からは任意の個数を取ることができる
⑤ パスはできない
⑥ 最後の1個を取る人が負け
私は、社会人になった時に職場の上司に教えられた。このゲームには必勝法が存在するのだが、それは2進法で考えるものであり、対戦しながらそれを考えるのは困難を伴う。したがって、2進法に基づく必勝法を暗記するよりも、いくつかのパターンを暗記しておくほうが容易である。そのパターンを考えてみた。本記事における「パターン」とは、自分が石を取った結果のこと、すなわち対戦相手が検討する状態のことである。
まず、「0、0、1」とすればよいということは、自明のことである。そのパターンにするためのパターンは、「0、n、n」(n≥2、以下同様)と「1、1、1」である。さらに、そのパターンにするためのパターンは、「1、n、n+1」である。
すなわち、「0、0、1」と「1、1、1」を除いて覚えておけばよいのは、次のとおりである。
【0、n、n】例えば、「0、2、2」、「0、3、3」、「0、4、4」、・・・
【1、n、n+1】例えば、「1、2、3」、「1、3、4」、「1、4、5」、・・・
【n、n、n】例えば、「2、2、2」、「3、3、3」、「4、4、4」、・・・