2023年3月20日(月)
TBSアナウンサー外山惠理(とやまえり)の両親は、隅田川(すみだがわ)のほとりで「言問団子(ことといだんご)」という和菓子屋を営んでいて、そこの商品である「ことといだんご」は有名である。
そこで育った彼女は、いわゆる「ちゃきちゃきの江戸っ子」である。2020年9月20日(日)放送のTBSラジオ「安住紳一郎(あずみしんいちろう)の日曜天国」において、安住アナウンサーが明かした逸話がある。安住アナが外山アナに「外山さんは深川(ふかがわ)の生まれだよね?」と言った時に、外山アナが放(はな)った一言(ひとこと)。「深川じゃねえよ!向島(むこうじま)だっつってんだろうが!」。
本日は、その「ことといだんご」と併せて、草餅とわらび餅をはしごしてみたい。特に、草餅は、3月から5月までが旬(しゅん)である。
また、行程に余裕があるので、東京都区内のB級スポットめぐりも楽しみたい。
(2) 東武東京メトロパス
熟年女性がレジ担当していた。母親であろうか。
(6) ゴジラ像
ここは、東宝日比谷(とうほうひびや)ビルの敷地である。ゴジラ生誕40周年を記念して、ゴジラ像が設置された。
(7) 銀座(ぎんざ)駅
<関東の駅百選>
(8) 和光
「ゴジラ」シリーズ第1作では、和光(わこう)を始めとする銀座の多くのビルが破壊された。第2作以降では、ビル側から制作側に「ぜひ破壊してほしい」旨の要請が寄せられた。
(9) 木村家(きむらや)
<あんパン発祥店>
(10) 品川駅
この駅のホームに、ゴジラをモチーフにして描かれたプレートが埋め込まれている。これは、東宝(とうほう)映画「ゴジラ」(1954年)において、ゴジラが品川に上陸したことにちなむ図案である。山手(やまのて)線の内回り8号車付近に存在する。
ここが、「ゴジラ上陸の地」とされている。八ッ山橋(やつやまばし)は、箱根(はこね)駅伝でも有名である。
(12) 七辻(ななつじ)交差点
ここは、7本の道路が合流する交差点(七差路(ななさろ))である。住宅街の生活道路であり、角地(かどち)には店舗が存在する。信号機は存在しない。「日本一(にっぽんいち)ゆずり合いモデル交差点」の看板が存在する。多くのテレビ番組で紹介されている。テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2(ツー)」でも紹介された。
なお、国内の七差路は、ここ(東京都大田区(おおたく))の他に、大阪府河内長野市(かわちながのし)と福岡県福岡市にも存在する。
(13) 透明トイレ
代々木深町小公園などの公園に透明トイレが存在する。このトイレの壁は常時透明であるが、入室して施錠すると不透明になる。停電の際も不透明になる。
そういうふれこみであったが、本日訪問したら常時不透明になっていた。せっかくの売りが台無しである。
(17) 日無坂(ひなしざか)
この坂の頂上は、富士見坂(ふじみざか)と合流している。その合流地点からの眺望は格別である。
なお、アイドルグループの日向坂(ひなたざか)という名は、東京都港区に実在する日向坂(ひゅうがざか)に由来している。
(18) のぞき坂(さか)
ここも、急勾配(22%)で有名な坂であるが、ここのほうが距離が長い。映画「天気の子」にも登場した。坂の名は、のぞき込まないと坂の下を見通せないことに由来している。
(19) 稲荷湯(いなりゆ)
<1914年創業>
<1930年築>
<国の登録有形文化財>
ここは、映画「テルマエ・ロマエ」に登場した銭湯である。
木製のロッカーを使用しているが、竹籠(たけかご)も健在である。浴室の壁面にはみごとな富士山が描かれている。桶(おけ)は、プラスチック製ではなく木桶(きおけ)である。
千鳥破風(ちどりはふ)の屋根
(20) 廚(くりや)くろぎ
ここの蕨(わらび)もちセットの値段は、税込2,550円である。生涯最高額の蕨餅(わらびもち)である。
(23) 浅草地下商店街
本日の夕食は、とうきょうスカイツリー駅近くの弁当である。
(25) 麻布茶房(あざぶさぼう)
ここの「お汁粉(おしるこ)」には、焼き餅(もち)、白玉(しらたま)、栗(くり)が入っている。
「お汁粉」と「善哉(ぜんざい)」の違いは、次のとおりである。
①関東
【スープ状】おしるこ
【つぶあん入り】田舎しるこ
【こしあん入り】御膳(ごぜん)しるこ
【ペースト状】ぜんざい
②関西
【スープ状】
【つぶあん入り】ぜんざい
【こしあん入り】おしるこ
【ペースト状】亀山or金時
私が生まれ育った北九州市では、つぶあんを使用した水分の多いものが主流であり、水分の少ないタイプやこしあんを使うタイプは無かったような気がする。名称は「ぜんざい」であった。現在はどうなのだろうか。
なお、私の好みは、次のとおりである。
①スープ状
②つぶあん
③焼き餅(白玉ではなく)
ところで、「おしるこ」や「ぜんざい」は「甘味処」の定番メニューであるが、その「甘味処」の読みは「あまみどころ」であり、「かんみどころ」は誤りである。「甘味料(かんみりょう)」という読みに引きずられているものと推察される。
そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料(かんみりょう)」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。
(26) 特急リバティけごん