かつて、スロープカー等について記述したことがある(詳細はこちら)。本日は、育生会(いくせいかい)横浜病院のモノレールを体験してみたい。そこの理事長は鉄道ファンであって、利用者のためと本人の趣味により病院敷地内にモノレールを設置している。イベントなども催して地域に貢献しているらしい。
また、周辺のスロープカー等についても併せて体験してみたい。スロープカーはしご旅第2弾である。
春日部(かすかべ)から東京に行く場合、大宮乗り換えと柏(かしわ)乗り換えの2案が考えられるが、柏乗り換えのほうが乗り換えが容易である。
<往路>
【分割(紙)】
① 柏⇒品川 650円
② 品川⇒横浜 300円
③ 横浜⇒保土ケ谷 140円
計 1,090円
【一括(IC紙同額)】
柏⇒保土ケ谷 1,100円
なお、「横浜⇒保土ケ谷」間については、指定席券売機では発行不可である。窓口では発行可能と推察されるが、今回の行程においてはもっと良い方法がある。
上野東京ラインの列車は、保土ケ谷を通過する。したがって、横浜で上野東京ラインの列車から横須賀(よこすか)線の列車に乗り換えなければならない。その際に、改札口のそばを通るので、有人改札口で「きっぷ」を提出して出場したのちに、あらためてSuica(スイカ)で入場する。そうすると、「横浜⇒保土ケ谷」間は136円となってさらに安価となる。
但し、「柏⇒保土ケ谷」間として購入したグリーン券は、横浜で下車したことによって、前途無効となるので、「横浜⇒保土ケ谷」間については普通車を利用する。ひと駅のことなのでよしとする。
なお、「ほどがや」を漢字表記する場合は、注意が必要である。
【保土ケ谷】保土ケ谷公園(神奈川県庁)/保土ケ谷区(横浜市役所)/保土ケ谷駅(JR東日本)/保土ケ谷駅東口(横浜市営バス)
【保土ヶ谷】保土ヶ谷バイパス(国土交通省)/シャリエ保土ヶ谷公園(多くの不動産業者)/保土ヶ谷駅東口(神奈中バス)
国と自治体で相違があることに興味を覚える。
ネット記事では、「保土ケ谷」よりも「保土ヶ谷」のほうが多いように感じられる。これは、Windowsパソコンで「ほどがや」を漢字変換した場合に、変換候補として「保土ヶ谷」のみが表示される(IME2010の場合)ことが原因していると推察される。
<復路>
「戸塚(とつか)⇒柏」間についても、分割きっぷが安価である。
【分割(紙)】
① 戸塚⇒横浜 220円
② 横浜⇒品川 300円
③ 品川⇒柏 650円
計 1,170円
【一括(IC)】
横浜⇒柏 1,265円
「柏~横浜」間については、在来線特急列車と普通列車(快速を含む)の2案が考えられる。往路は急ぐのだが、在来線特急列車を利用すると行程に無理が生じる。復路については急がない。したがって、往復ともに普通列車(快速を含む)を利用することにした。
「柏(~横浜」間の普通列車(快速を含む)にはグリーン車が存在するので、グリーン車を利用することにした。
特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。
なお、大宮において「大宮⇒東京」間における普通列車(快速を含む)のグリーン車に着席しようとしても既に満席になっていることが多い。しかし、柏において「柏⇒東京」間の普通列車(快速を含む)のグリーン車に着席することは、確実性が高い。その点においても、大宮乗り換えではなく柏(かしわ)乗り換えのほうが優位である。
「柏~横浜」間については、1枚の普通列車用グリーン券で普通列車(快速を含む)のグリーン車を乗り継ぐことができる。「柏(~横浜」間の営業キロは50km超であり、JREポイントをSuica(スイカ)グリーン券に交換すれば普通列車(快速を含む)のグリーン車を安価に利用することができる。料金比較は次のとおりである。
【JREポイント用Suicaグリーン券】600P
【一般料金(平日)(事前)】1,000円(1) 常磐(じょうばん)線のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(2) 東海道線のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(3) 育生会横浜病院
ここには、ラックカーが存在する。その車両は湘南電車の塗装になっていて、急行東海のヘッドマークまで付いている。テレビ朝日「ナニコレ珍百景」でも紹介された施設である。
【所在地】神奈川県横浜市
【設備名称】モノレール
【車両愛称】ごんたん
【区間】敷地入口~病院玄関
【編成】1両×1路線
【用途】病院アクセス
【運賃】無料
動画はこちら。
(4) 南の丘メモリアルパーク
ここには、スロープカーが存在する。
【所在地】神奈川県横浜市
【区間】下部~上部
【編成】1両×1路線【用途】墓参アクセス
【運賃】無料
往路の動画はこちら。
復路の動画はこちら。
(5) 松久寺(しょうきゅうじ)
ここには、スロープカーが存在する。
【所在地】神奈川県鎌倉市(かまくらし)【区間】墓園下~墓園上
【編成】1両×1路線 動画はこちら。
(7) 鎌倉高校前駅
<関東の駅百選>
湘南の海が広がっている駅
江ノ島電鉄の列車は、民家スレスレを走行する。動画はこちら。
(8) 鎌倉七里ヶ浜(しちりがはま)霊園
ここには、ラックカーが存在する。
復路の動画はこちら。
(これには乗らない)
(9) 鎌倉富士見(ふじみ)墓苑
ここには、ラックカーが存在する。
【所在地】神奈川県鎌倉市
【設備名称】モノライダー
【区間】霊園下~霊園上
【編成】1両×1路線
【用途】墓参アクセス【運賃】無料
霊園下駅
往路の動画はこちら。
復路の動画はこちら。
(10) 腰越駅
「腰越(こしごえ)駅~江ノ島駅」間には、併用軌道が存在する。その途中には有名な急カーブが存在する。それは、普通鉄道において国内最急カーブの鉄道区間であり、その半径は28mである。龍口寺前においては、短い距離でほぼ90度向きを変える。動画はこちら。
(11) 厚木霊園
ここには、スロープカーが存在する。
【所在地】神奈川県厚木市(あつぎし)
【設備名称】モノレール
(15) 常磐線のグリーン車
Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
() デリ・フランス
「特急アーバンパークライナー3号」の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータから離れているので密集しない
②3号車の偶数列は車窓が広い
②3号車の偶数列は車窓が広い
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