かつて、スロープカーについて記述したことがある(詳細はこちら)。本日は、身延山(みのぶさん)のスロープカーを体験してみたい。身延山久遠寺(くおんじ)には1983年12月20日(火)に行ったのだが、当時はスロープカーが存在しなかった。乗り鉄としては見過ごすことができず、再度行くしかない。
また、高尾(たかお)駅近くの霊園にもスロープカーが存在し、甲府(こうふ)駅構内に斜行エレベータが存在する。併せて体験してみたい。斜行エレベータとケーブルカーの違いは何か。答えに窮する(詳細はこちら)。
「大宮~身延」間の片道乗車券の営業キロは「100km超200km以下」である。したがって、片道乗車券ではジパング倶楽部(クラブ)割引(以下「ジ3割」)を適用することはできないが、往復乗車券にすることによって合計営業キロが200km超となり、ジ3割を適用することができる(詳細はこちら)。
(1) 大宮駅
(2) 高尾(たかお)駅
<関東の駅百選>
(3) 高尾やすらぎ霊園
ここには、ラックカーが存在する。
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)
【区間】霊園下~霊園上
【編成】1両×1路線【用途】墓参アクセス
【運賃】無料
(4) エ・プロント
本日は、八王子駅で朝食である。
(5) 特急あずさ
「大宮⇒身延」間の乗車券によって高尾で途中下車したので、「八王子⇔高尾」間については、別途運賃が必要である。「高尾⇒八王子」間についてはSuica(スイカ)で乗車した。八王子に戻ったのちに、再びSuicaで入場すると甲府(こうふ)で下車する際にSuicaの出場処理を伴うので時間がもったいない。したがって、あらかじめ「八王子⇒高尾」間の乗車券を購入した。
下り「特急あずさ」の座席選択方針は、次のとおりである。
① 7号車は空席が多い
② 奇数列は車窓が広い(1号車以外の場合)
③ A席よりもD席のほうが車窓が良い
甲府の読み仮名は、かつて「かふふ」であった。
ここには、斜行エレベータが存在する。
【所在地】山梨県甲府市
【区間】下~上
【規模】1基
【用途】構内アクセス
【運賃】無料
(7) 時の鐘(かね)
上り「特急ふじかわ」の座席選択方針は、次のとおりである。
① コンパートメント以外の指定席は1号車のみである
② 第1/3/5/8/10/12列は車窓が広い
③ D席よりもA席のほうが車窓が良い
(10) 身延駅
<関東の駅百選>
(11) 久遠寺
三門
三門(さんもん)から駐車場まで徒歩で12分。そこからスロープカーに乗れば、本日の目的を達成することができる。しかし、それは何となく邪道であるような気がしてならない。信仰心は皆無なのだが、やはり階段を上(のぼ)るべきであるという結論に至った。
階段下からの眺め
というわけで、287段の階段を上り始めた。ここの階段は1段の高さが非常に高く、駅の階段の倍くらいある。50段くらい上ったところで心が折れそうになったが、今さら引き返すわけにもいかず、登頂を続け何とか本堂に到着した。
階段上からの眺め
ここには、スロープカーが存在する。駅舎と車両は、水戸岡鋭治(みとおかえいじ)のデザインである。
【所在地】山梨県身延町(みのぶちょう)
【設備名称】斜行エレベーター【区間】駐車場~久遠寺
【編成】1両×2路線並列【用途】駐車場からの参詣アクセス
【運賃】無料
駐車場に向かう動画はこちら。
駐車場を出発する動画はこちら。
ここにはロープウエーも存在し、スロープカーとロープウエーが直列している。ロープウエーについては、前回訪問時に体験済みであり、今回は時間の余裕も無いので体験しないこととする。
(12) 栄昇堂(えいしょうどう)
(13) 特急ふじかわ
下り「特急ふじかわ」の座席選択方針は、次のとおりである。
① コンパートメント以外の指定席は1号車のみである
② 第2/4/6/9/11/13列は車窓が広い
③ D席よりもA席のほうが車窓が良い
(15) 山梨近代人物館 無料
(16) 山梨ジュエリーミュージアム 無料
(21) 特急アーバンパークライナー
「特急アーバンパークライナー2号」の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータから離れているので密集しない
②3号車の奇数列は車窓が広い
②3号車の奇数列は車窓が広い