新たな年中行事はいかが!謹賀新年度

 2022年4月1日(金)


    本日は、2022年度の初日である。4月1日は官公庁や企業における新社会人誕生の日であり、教育現場においては新入生誕生の日である。入学式は4月6日頃であっても、新入生の資格は4月1日に発生する。
    このように、4月1日という日は、元日よりも生活の変化が大きいのだが、元日に比べると4月1日を祝う気持ちは薄いように感じられる。日本人はもっと4月1日を祝っても良いのではないか。恵方巻きやホワイトデーでさえもすぐに浸透したのだから、どこかの業界が火付け役になれば、4月1日の行事もすぐに浸透しそうである。新年から新年度に変えるべきものを考えてみた。
① 休暇
    元日という祝日は従来どおり存在してもよい。しかし、新たに、4月1日を祝日にしてほしい。大納会(だいのうかい)と仕事納めは3月30日、大発会(だいはっかい)と仕事始めは4月4日とする。そして、官公庁も一般企業も3月31日から4月3日までを年度末年度始休暇とするのである。
    欧米人は夏季休暇を1か月くらいとる。中国では正月よりも旧正月を盛大に祝う。日本が3月4月に独自の4連休を設けても何ら問題無い。
② お年玉
    4月1日になれば学年が上がる。何の努力もせずに迎える新年よりも、努力して学年が上がったことを祝うほうがお年玉として適切であるように感じられる。
③ 年賀状
    これは携帯電話が存在しなかった時代の遺物である。廃止するのがよい。
④ 除夜の鐘/初詣で
    これは従来どおり年末年始の行事でよいが、寺社側は、収入をふやすために新たな理屈を設けて年度末年度始も参詣を促すかもしれない。
⑤ 初日の出/書き初め
    これも従来どおり年始の行事でよい。松の内は1月1日から7日までであるので、そのどこかに土日が存在する。元日または土日の行事とすればよい。
⑥ 元日/元旦
    混乱を避けるために、この用語の定義は従来どおりのほうがよい。新たに、4月1日とその朝を意味する用語を作ってほしい。候補を考えてみた。
【新日(しんじつ)/新旦(しんたん)】発音が「元日/元旦」に近いので馴染みやすい
【輝日(きじつ)/輝旦(きたん)】発音しやすい
【緒日(ちょじつ)/緒旦(ちょたん)】発音しづらい
【翔日(しょうじつ)/翔旦(しょうたん)】キラキラネーム的発想
⑦ 正月
    これも、混乱を避けるために、定義は従来どおりのほうがよい。新たに、4月を意味する用語を作ってほしい。候補を考えてみた。
【始月(しがつ)】発音が「4月」とダブる
【整月(せいがつ)】気持ちを整えるから
【総月(そうがつ)】発音が「しょうがつ」に近いので馴染みやすい
【改月(かいがつ)】年度替わりだから
【計月(けいがつ)】会計年度だから
【新月(にいがつ)】既に「新月(しんげつ)」という単語が存在する
【明月(めいがつ)】既に「明月(めいげつ)」という単語が存在する
【萌月(もえづき)】映(ば)えるかも

    現役を引退したわが身としては、元日も4月1日も大差ない。そればかりか、日常の休日と平日の区別すら意識が低い。

同一駅発着でけへんのかい!残念な「えきねっと」の一筆書き「きっぷ」

2022年3月27日(日)


    2020年6月18日に、Yahoo(ヤフー)乗換案内では、同一駅発着が不可である旨を記述した(詳細はこちら)。こたび、「えきねっと」ではどうであろうかと思い、トライしてみたところ、「えきねっと」でも不可であった。残念なことである。

     JR乗車券の場合、遠距離逓減制により、往復乗車券や連続乗車券よりも、経路を工夫して片道乗車券にし、(すなわち一筆書き「きっぷ」にして)目的地で途中下車したほうが安価となるケースが多く、出発駅と到着駅を同一にするということは多用されるアイデアである。例えば、「大宮⇒盛岡⇒秋田⇒新潟⇒大宮」である。

一筆書き「きっぷ」の経路例

    「えきねっと」には、Web(ウェブ)版とアプリ版が存在し、使用している用語は異なるが応答主旨は本質的に同一である。
【Web版】
  【用語】乗車駅と降車駅
  【メッセージ】乗車駅と降車駅は異なる駅を入力してください。
【アプリ版】
  【用語】出発駅と到着駅
  【メッセージ】出発駅と到着駅は異なる駅を入力してください。

エラーメッセージ

    「えきねっと」は単なる乗換案内ソフトではなく「きっぷ」売買を伴うので、煩雑さを避けるために、頻度の少ない検索条件については不可としているのかもしれない。「えきねっと」の設計思想として、次なる思想に基づいていると推察される。
① 乗車経路よりも特急列車等の検索および予約を主眼としている
② 1枚の片道乗車券について特急列車等2本まで乗り継ぎすることを想定している
    (前述の大宮発着経路に合致する列車は少なくとも3本の列車の乗り継ぎとなる)

    念のために、JR東日本に、同一駅発着を可とするよう要望してみた。

<要望>
    次なる区間を設定した。
【大宮⇒盛岡⇒秋田⇒新潟⇒大宮】
    「列車を検索する」を押すと、次なるエラーメッセージが表示された。
【乗車駅と降車駅は異なる駅を入力してください。】
    設定した経路は1枚の片道乗車券として発券することが可能な経路である。「えきねっと」でも受け付けるようにしてほしい。

     JR東日本から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。

<結果>
    従来のままである(2022年4月18日現在)。


<関連記事>


サメの数が日本一!アクアワールド・大洗(茨城県大洗町(おおあらいまち))

2022年3月24・25日(木・金)


    2020年1月25日に、テレビ東京「出没!アド街ック天国」において、「サメの数が日本一の水族館」としてアクアワールド・大洗紹介された時、連れ合いが、「わたし、ここ行きたい。」と言った。我が家のお出かけ先は、連れ合いのそんなつぶやきで決定される。
    アクアワールド・大洗は、サメの数の他に、日本最大のマンボウ専用水槽があることでも有名である。
    アクアワールド・大洗については、1987年8月8日に家族3人で行ったことがある。当時は、「海のこどもの国大洗水族館」という名称であったが、2002年3月21日のリニューアルオープンに合わせてアクアワールド・大洗という名称となった。なお、正式名称は、アクアワールド茨城県大洗水族館である。
    日帰りでも行けるのだが、連れ合いがかねてから本場の「あんこう鍋」を食べたいと言っていたので、1泊することにした。

    「柏(かしわ)~水戸」間の片道乗車券の営業キロが100km以下なので、往復乗車券にしても合計営業キロが200km以下であり、「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することができない。しかし、「柏~日立」間往復乗車券にすることによって、合計営業キロが200km超になって大休30割を適用することができる。

    一般に、片道乗車券の営業キロが「60km超100km以下」のJR東日本区間を、事前と車内の料金区別のある在来線特急列車の普通車指定席で往復する場合、乗車券の出発地か目的地、あるいはその両方を変更して「100km超120km以下」の区間の往復乗車券にすることによって、大休30割を適用ることができる。その結果、運賃と料金の合計額が一般価格よりも安くなる。

    片道乗車券の営業キロ「80km超90km以下」の区間に関する運賃比較は次のとおりである。
A案(大休30割)
 「100km超120km以下」の一般片道運賃】1,980
【一般片道運賃の30%引1,980×0.7=1,386
10未満切り捨て1,386円⇒1,380
割引往復運賃1,380×往復=2,760
B案(一般)
「80km超90km以下」の片道IC運賃】1,518
往復IC運賃】1,518×往復=3,036

<往路>

    往路は急ぐので特急を利用することにした。

    特急券については、大休30割を利用することにした。「柏⇒水戸」間については、大休30割特急料金は特典チケット(以下「特チ」)よりも安価であり、価格比較は次のとおりである。
【大休30割】710
【特チ】720P
【一般料金1,020

<復路>

    復路については、急がないので普通列車を利用することにした。

    「水戸⇒」間の普通列車にはグリーン車が存在するので、グリーン車を利用することにした。
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。

    「水戸⇒柏」間の営業キロは50km超であり、JRE POINTをSuica(スイカ)グリーン券に交換すれば大休30割よりも安価である。料金比較は次のとおりである。
【JRE POINT用Suicaグリーン券】600P
大休30割グリーン料金】700
【一般料金(平日)(事前)】1,000円

    Suicaグリーン券を利用するには記名式Suicaが必要であり、2021年10月にマイナポイント獲得のために記名式Suicaを購入した。PASMO(パスモ)については、(記名式であっても)Suicaグリーン券を利用することはできない。

    結局、日立往復案と水戸往復案の価格比較は次のとおりである(1P=1円で換算)。A案のほうが安価であり、A案を採用することにした。
A案(日立往復乗車券)(大休30割)
【運賃】2,770
特急料金】710
グリーン料金】600P
合計】4,080
B案(水戸往復乗車券)(特チ)
運賃】1,518×往復=3,036
特急料金】720P
グリーン料金】600P
【合計】4,356

行程図

(1)  ベッカーズ

    まずは、いつもどおり柏駅で朝食である。

スペシャルモーニングプレート
(トーストを1枚食べたあと)

(2)  特急ときわ

乗車券(ゆき) 大休30割

特急券 大休30割

ときわ53号(後ろ姿)

(3)  駅レンタカー 大休割&券割

    基本料金は一般15,400であるが、次なる割引で5,700引きである。
①  「大人の休日倶楽部」割引で4,700引き
     (しかも「大人の休日倶楽部」割引は免責補償込み&NOC込み)
②  電子チケット(5,000円分)をJREポイント期間限定4,000P(通常4,600P)で購入したので1,000引き(1P=1で換算)

    なお、②の電子チケット(5,000円分)の他に、3,000円利用券(2,550Pと交換)というクーポンもあるが期間限定の電子チケットは換金率が最良であるまた、利用券と電子チケットは、1件の契約についていずれか1枚しか使えない。
【電子チケット(限定)
    5,000/4,000P=1.25
【利用券
    3,000/2,550P=1.17
【電子チケット(通常)
    5,000/4,600P=1.09

(4)  那珂(なかし)曲がり屋 無料


(5)  竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし) JAF割



(6)  コゾー

マルゲリータ

ビスマルク

サラダ
(メインディッシュ並みの内容)

(7)  袋田の滝
 JAF割
<日本三名瀑>
華厳(けごん)の滝(栃木県日光市)
那智(なち)の滝(和歌山県那智勝浦町(なちかつうらちょう))
袋田(ふくろだ)の滝(茨城県大子町(だいごまち))

第一観瀑台からの眺め

第二観瀑台からの眺め

四度の瀧(よどのたき)不動尊
奥の院

(8)  月待(つきまち)の滝
【別名】裏見(うらみ)の滝


生涯初の滝の裏側

(9)  和紙人形美術館山岡草(やまおかそう)常設館 JAF割

(10)   大洗シーサイドホテル

夕食

オーシャンビュー&日の出

朝食
(これぞ日本の朝ごはん)

(11)  神磯鳥居(かみいそとりい)


(12)  アクアワールド・大洗 クラブオフ割

    ここでは、イワシライフという珍しいパフォーマンスがある。イワシの大群が、照明の変化に応じて動き回るのである。

(13)  べるどぅーら

マルゲリータ

ふわふわパンケーキ

    このパンケーキは、スフレパンケーキほどの柔らかさではなく、連れ合いの評価は「良」であった。

    ホットケーキとパンケーキの違いはネット情報に譲るとして、ここでは説明を容易にするために次のとおり定義する。
【ホットケーキ】スポンジケーキのような食感
【パンケーキ】スフレのようなふわふわ食感
    私も連れ合いも、パンケーキは苦手であるが、ホットケーキは好物である。

(14)  梅酒と酒の資料館別春館(べっしゅんかん) 無料

(15)  茨城県近代美術館

(16)  徳川ミュージアム

(17)  茨城県立歴史館

    「華麗なる明治」というテーマで特別展示が行われていた。昭憲皇太后のドレスが見事である。

(18)  旧水海道(みつかいどう)小学校本館 無料


(19)  納豆(なっとう)展示館 無料

(20)  普通列車のグリーン車

乗車券(かえり) 大休30割


    Suica(スイカ)グリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

(21)  さんるーむ

せいろ蒸し御膳

薬膳御膳

(22)  特急アーバンパークライナー

特急券

    「特急アーバンパークライナー3号」の座席選択方針は次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータに近い
②3号車の偶数列は車窓が広い
    なお、券売機で特急券を購入する場合は、発車前15分を経過すると座席表による座席選択ができず、おまかせとなる。

アーバンパークライナー3号



「参考とする」でえぇんかいな!誤植指摘に対する哀しい回答

 2022年3月14日(月)


    JRE POINTの利用手段のひとつに、JRE POINTをSuica(スイカ)グリーン券に交換するという方法がある。それを利用するには、乗車当日に券売機で操作する必要がある。慣れれば問題無いのだが、初めて操作する場合はややわかりづらい。そのような利用者のために、利用手順を示したWeb(ウェブ)サイトが存在する。
    そのWebサイトを閲覧していたら、誤植に遭遇した。
    誤植が存在するということは、他の誤植の存在が懸念される。閲覧者が正誤を推測できる誤植自体はさほど問題無いのだが、数値情報(例「30日以内」)などについては、閲覧者は正誤を推測できないどころか正しい記述であるか否かの判断すらできないのである。

【誤植1】
    手順4に誤植が存在する。
  【誤】4.「Suicaグリーン券」を選択
  【正】4.「JRE POINTから受取り」を選択
    画像では、「JRE POINTから受取り」が赤枠で強調されている。


【誤植2】
    手順5に誤植が存在する。
  【誤】5.購入方法を選択
  【正】5.「JRE POINTから受取る」を選択
    画像では、「JRE POINTから受取る」が赤枠で強調されている。


    JRE POINT事務局にその旨を進言してみた。

<進言主旨>
    次なるWebサイトに誤植がある。

【誤植1】
  【誤】4.「Suicaグリーン券」を選択
  【正】4.「JRE POINTから受取り」を選択

【誤植2】
  【誤】5.購入方法を選択
  【正】5.「JRE POINTから受取る」を選択

<回答主旨>
     今後の事業運営の参考とする。

    この回答主旨は、訂正する意思が無いことを示しているように感じられる。自分は、建設的な観点から、さまざまな誤植を指摘してきたが、明白な誤植の指摘に対するこのような回答は初めてである。
    なお、訂正の意思はあるのだが不適切な文言で回答したという可能性も考えられる。一縷(いちる)の望みである。

<結果>
    従来のままである(2022年3月12日現在)。



早よ言え(はよゆえ)や!「えきねっと」のエラーメッセージ

 2022年3月12日(土)


    JR東日本が提供するJR券申込システム「えきねっと」Web版(こちら)では、「大人の休日倶楽部(クラブ)」割引についても対応している。その機能を利用していて、残念な現象に遭遇した。
    以下の現象において、実際には日時と人数も設定するのであるが、この記事の主旨に依存しないので記述を省略する。

<現象1>
    「大人の休日倶楽部」割引は、乗車券(片道/往復/連続)の営業キロ200km超であることが条件である。「えきねっと」では、片道乗車券(あるいは「片道200km超×往復」)についてのみ申し込み可能である。ところが、利用者としては、それを忘れて入力することがある。
    例えば、次の場合である。
【設定情報】「東京⇒宇都宮」、「片道」、「大人の休日倶楽部を利用する」
⇒「列車を検索する」を押す
⇒「ご注意事項」画面が表示され「上記の内容を理解した」を押す
⇒「経路検索結果」画面が表示され「きっぷ・座席の種類選択へ進む」を押す
⇒「きっぷ・座席の種類選択」画面が表示され「紙のきっぷ」と「(指定席の)大人の休日ジパング」と「乗車券を申込む」を選択して「次へ」を押す
⇒「きっぷ・座席の種類選択」画面にエラーメッセージ「乗車券に大人の休日倶楽部割引が指定されていないか、割引の提供条件を満たしていません。(JS0141-00(2107-1011-1000-007))」が表示される

    これは利用者の設定ミス(営業キロが200km以下)が原因ではあるものの、もっと早い時点で注意喚起すべきである。
    「経路検索結果」画面に「東京⇒宇都宮」間の営業キロと推察される「109.5km」が表示されているので、その時点で「えきねっと」は「大人の休日倶楽部」割引適用不可であることを認識している。
    もし、私がシステム設計を担当したのであれば、「上記の内容を理解した」が押された時点において、「経路検索結果」画面を表示するのではなく、「大人の休日倶楽部」割引適用不可である旨と[戻る]ボタンを設けたエラーメッセージ画面を表示する。できれば、「列車を検索する」を押された時点において、「ご注意事項」画面を表示するのではなく、そのエラーメッセージ画面を表示するようにしたはずである。

<現象2>
    「大人の休日倶楽部」割引は、特急券のみを新規申し込みすることはできず、乗車券も併せて申し込む必要がある。
    例えば、次のとおり設定する。
【設定情報】「東京⇒仙台」、「片道」、「大人の休日倶楽部を利用する」
(途中の表示と操作は「現象1」と同一なので記述を省略する)
⇒「きっぷ・座席の種類選択」画面が表示され「紙のきっぷ」を選択し「(指定席の)大人の休日ジパング」を選択する
⇒「きっぷ・座席の種類選択」画面に乗車券の選択肢として次なる4個が表示される
    ①乗車券を購入する(無割引)
    ②乗車券を購入する(大人の休日ジパング)
    ③乗車券を購入する(大人の休日ミドル)
    ④乗車券を購入しない

    指定席について「大人の休日ジパング」を選択したのであるから、乗車券についても「大人の休日ジパング」しかありえない。したがって、「(指定席の)大人の休日ジパング」を選択した時点で、乗車券の選択肢を4個表示するのではなく、「(乗車券の)大人の休日ジパング」のみを表示するようにすべきである。

    JR東日本にその旨を進言してみた。

<進言主旨>
    「えきねっと」の機能を次のとおり変更してはどうか。

①提案1
【設定情報】「東京⇒宇都宮」、「片道」、「大人の休日倶楽部を利用する」
⇒「列車を検索する」を押す
⇒「ご注意事項」が表示され「上記の内容を理解した」を押す
⇒「経路検索結果」が表示され「きっぷ・座席の種類選択へ進む」を押す
⇒「きっぷ・座席の種類選択」が表示され「紙のきっぷ」と「(指定席の)大人の休日ジパング」と「(乗車券の)大人の休日ジパング」を選択して「次へ」を押す
⇒エラーメッセージ「乗車券に大人の休日倶楽部割引が指定されていないか、割引の提供条件を満たしていません。(JS0141-00(2107-1011-1000-007))」が表示される
    これは利用者の設定ミス(営業キロが200km以下)が原因ではあるものの、もっと早い時点で注意喚起すべきである。
    「経路検索結果」に「東京⇒宇都宮」間の営業キロと推察される「109.5km」が表示されているので、その時点で「えきねっと」は「大人の休日倶楽部」割引適用不可であることを認識している。したがって、「経路検索結果」を表示するのではなく、「大人の休日倶楽部割引」適用不可である旨を表示するようにすべきである。(できれば「ご注意事項」を表示する時点で、そのエラーメッセージを表示するようにしていただきたい。)

②提案2
【設定情報】「東京⇒仙台」、「片道」、「大人の休日倶楽部を利用する」
(途中の表示と操作の記述を省略する)
⇒「きっぷ・座席の種類選択」が表示され「紙のきっぷ」を選択し「(指定席の)大人の休日ジパング」を選択する
⇒乗車券の選択肢が4個表示される
    指定席について「大人の休日ジパング」を選択したのであるから、乗車券についても「大人の休日ジパング」しかありえない。したがって、「(指定席の)大人の休日ジパング」を選択した時点で、乗車券の選択肢を4個表示するのではなく、「(乗車券の)大人の休日ジパング」のみを表示するようにすべきである。

     JR東日本から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。

<結果>
    従来のままである(2022年3月11日現在)。

大谷はここでもMVP!国内最古の石仏「大谷観音」(栃木県宇都宮市)

2022年3月11日(金)


    テレビ東京「昼めし旅」で大谷観音(おおやかんのん)が紹介された時、連れ合いが、「わたし、ここ行きたい。」と言った。我が家のお出かけ先は、連れ合いのそんなつぶやきで決定される。

    「春日部(かすかべ)~宇都宮」間については、久喜(くき)乗り換え(A案)と大宮乗り換え(B案)の2案が考えられる。両案の特長は次のとおりである。
① JR区間
【A案】久喜~宇都宮
【B案】大宮~宇都宮
② JR区間の列車
【A案】普通列車グリーン車自由席
【B案】新幹線普通車指定席
③  JR区間の片道価格
    両案ともJRE POINTを利用することができる。特に、B案の「JRE POINT特典チケット」(以下「特チ」)はお得である。
【A案】
  【運賃】1,166円
  【グリーン料金】600P
  【合計】1,766円(1P=1円)
【B案】
  【特チ】2,160P
④ JR区間の所要時間
【A案】60分
【B案】30分
⑤ 東武区間の列車
【A案】急行など(自由席)
【B案】特急(指定席)

    両案を検討した結果、次のとおり決定した。
【往路】A案
    「春日部大宮」間よりも「春日部久喜間のほうがすいている。
【復路】B案
    「大宮⇒春日部」間で指定席を利用することができる。

    往路の「久喜⇒宇都宮」間のうちの「小山(おやま)~宇都宮」間については、新幹線を利用することも考えられる。往路は急ぐのだが、新幹線を利用してもわずか8分の早着でしかない。したがって、普通列車(快速を含む)を利用することにした。
    なお、その普通列車(快速を含む)にはグリーン車が存在するので、グリーン車を利用することにした。
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの違いを感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の違いは歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。

    「久喜~宇都宮」間の営業キロは50km超であり、JRE POINTをSuica(スイカ)グリーン券に交換すれば普通列車(快速を含む)のグリーン車を安価に利用することができる。料金比較は次のとおりである。
【JRE POINT用Suicaグリーン券】600P
【一般料金(平日)(事前)】1,000円

    ポイント交換Suicaグリーン券を利用するには記名式Suicaが必要であり、2021年10月にマイナポイント獲得のために記名式Suicaを購入した。PASMO(パスモ)については、(記名式であっても)Suicaグリーン券を利用することはできない。PASMOの払い戻し手数料は、本日(2022年3月11日)まで無料であるが、明日(2022年3月12日)から有料(220)になるらしい。自分は、記名式Suica購入時(2021年10月)に、記名式PASMOを払い戻しておいた。

    復路の「宇都宮⇒大宮」間の価格比較は次のとおりであり、特チは自由席価格よりもはるかに安価である。
【特チ】2,160P
【トクだ値(ね)15】3,000円
【トクだ値(ね)10】3,180円
【一般(自由席)】3,210円

行程図

(1)  ベックスコーヒーショップ

    まずは、いつもどおり久喜駅で朝食である。

バタートーストセット

    ここのトーストはなかなかの美味である。

(2)  湘南新宿ラインのグリーン車

    Suicaグリーン券は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

(3)  駅レンタカー 大休割&券割

    基本料金は一般6,600であるが、次なる割引で2,150引きである。
①  「大人の休日倶楽部(クラブ)」割引で1,800引き
     (しかも「大人の休日倶楽部」割引は免責補償込み&NOC込み)
②  JREポイント2,550Pを3,000円利用券に交換したので450引き(1P=1で換算)

    なお、②の3,000円利用券の他に、電子チケット(5,000円分)というクーポンも保有しているのだが電子チケットはお釣りが出ないことと利用券のほうの有効期限が近いことにより、今回は利用券を使うことにした。利用券と電子チケットは、1件の契約についていずれか1枚しか使えない。

(4)  大谷寺(おおやじ)
<日本遺産>

    大谷観音は日本最古の石仏であり、大谷磨崖仏(まがいぶつ)は、国重要文化財である。詳細はこちら

(5)  平和観音

高さ27m

栃木県のアルカイックスマイル

(6)  長岡百穴(ひゃくあな)古墳 無料
<栃木県のカッパドキア>


(7)  昭和館 無料

(8)  松が峰教会 無料

聖堂

    大谷石(おおやいし)でできている。

(9)  ピザハチ

    マルゲリータは美味であった。

(10)  紬織物(つむぎおりもの)技術支援センター 無料

    結城紬(ゆうきつむぎ)は、ユネスコ無形文化遺産である。

(11)  桑(くわ)・蚕(かいこ)・繭(まゆ)・真綿(まわた)かけ・糸つむぎのさと 無料

    記念品として、「まゆ娘(こ)」というキャラクターがデザインされた「しおり」を貰える。

(12)  まちかど美術館 無料

(13)  おやま本場(ほんば)結城紬クラフト館 無料

(14)  しみず

大学芋

(15)  白鷺(しらさぎ)神社 無料

日本一の平和の剣

日本一の干支(えと)絵馬

(16)  清明館(せいめいかん)歴史展示室 無料

(17)  新幹線やまびこ(152号)

    特チは電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。

(18)  ハワイカウコーヒー

    ここでは、料金を先払いしたのちに、「富士山蒼天(そうてん)の水」(
ペットボトル)が提供される。客は、グラスに氷を入れ、そのグラスとペットボトルを手にして着席する。客は自分でペットボトルを開封してグラスに水を注ぐという方式である。客はこのペットボトルを持ち帰ることもできる。

ガーリックシュリンププレート

プレーンパンケーキ

    ホットケーキとパンケーキの違いはネット情報に譲るとして、ここでは説明を容易にするために次のとおり定義する。
【ホットケーキ】スポンジケーキのような食感
【パンケーキ】スフレのようなふわふわ食感
    この店ではパンケーキと称しているが、私の定義で言えばホットケーキである。
    私も連れ合いも、パンケーキは苦手であるが、ホットケーキは好物である。

(19)  特急アーバンパークライナー

特急券

    「特急アーバンパークライナー2号」の座席選択方針は次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータから離れているので密集しない
②3号車の奇数列は車窓が広い
    なお、券売機で特急券を購入する場合は、発車前15分を経過すると座席表による座席選択ができず、おまかせとなる。

アーバンパークライナー2号