弥彦山(やひこやま)には、ロープウエーとケーブルカーが存在していて、両者は直列している。ロープウェイについては、かつて(1994年1月2日(日))家族旅行の際に乗車したことがあるのだが、当時は滞在時間の都合でケーブルカーには乗車しなかった。ケーブルカーに乗ることだけを目的として弥彦を訪問するというのは投資効率が悪く、乗り鉄の間では、このような乗りつぶしを「落穂拾(おちぼひろ)い」と呼ぶ。その後、新潟県をめぐるひとり旅の際に、その落穂拾いを遂行すべく弥彦に立ち寄ったが、ケーブルカーは冬季休業であった。撃沈である。
弥彦のケーブルカーに乗る機会は、もう無いだろうと考えていた。ところが、Google(グーグル)ニュースにおいて注目すべき記事を目にした。
JR東日本が提供する電子きっぷのひとつに、「JRE POINT特典チケット」(以下「特チ」)というものがある。特チが「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)よりもお得であるのは、短距離区間である(詳細はこちら)。しかも短距離区間では、普通列車のグリーン車を利用することが多い。したがって、特チを利用する機会はほとんどないというのが実情である。
ところが、Googleニュースによると、4月6~25日における上越新幹線限定で通常よりも少ないポイント数で交換するらしい。保有するJREポイントは12,000ポイント超であり、かねてより有効活用したいと考えていた。往路は燕三条(つばめさんじょう)で下車し、復路は新潟で乗車する。その間のJR運賃は都度払いすることになるが、その金額はわずか1,010円である。JREポイントを8,000ポイント消費するものの、わずか1,010円の出費で「落穂拾い」を遂行することができる。この機会を逃すと、二度と弥彦山のケーブルカーに乗る機会に恵まれない気がする。本日は、特チを利用して弥彦山を訪問したい。
全行程におけるJR路線の価格比較は、次のとおりである。JREポイントの換金率は、1P=1円とすることが妥当である。その換金率で比較すると、特チ(限定)は、大休30割や「トクだ値(ね)」よりもかなりお得である。
【特チ(限定)+α】8,000P&1,010円
【大休30割+α】14,158円
【トクだ値+α】14,180円
【特チ(通常)+α】15,880P&1,010円
【一般(eチケット)+α】19,840円
(1) ガスト シニア割
まずは、いつもどおり大宮駅近くで朝食である。
ここでは、スタッフと利用者が対面することがない。
【注文】利用者が自席のタッチパネルで行う
【配膳】ロボットが利用者の席の横まで運んでくる
【支払】利用者がセルフレジで支払う
(6) 弥彦山ロープウェイ
ここには、ロープウエー、ケーブルカー、および遊覧鉄道が存在する。
ロープウエーとケーブルカーは、直列している。ロープウエーについては既に体験済みであるが、車やタクシーを利用しない限りロープウエーを利用せずにケーブルカーを体験するということはできない。しかも、両者を往復乗車するしかない。
<ロープウエー>
<ケーブルカー>
【所在地】新潟県弥彦村
【種別】ケーブルカー
【設備名称】クライミングカー【編成】客車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】山頂駐車場~展望食堂
【用途】山頂アクセス
この設備は、主として車利用者が「駐車場~展望食堂」間を往復するための設備である。ロープウエーの山麓駅とケーブルカーの駐車場駅の間を徒歩で移動すると、Google(グーグル)マップで示される経路では所要時間2時間40分である。山頂経由で歩くことも可能であるかもしれないが、それは登山の範疇(はんちゅう)である。徒歩以外で移動するには、車かタクシーである。車の場合は、タクシーで出発地点まで戻らなくてはならない。弥彦駅から山頂駐車場までタクシーで移動すると、所要時間30分である。すなわち、ロープウエーとケーブルカーを往復利用するほうが安価であると推察される。
線路下に錘(おもり)が存在し、車両と錘の交走式である。ケーブル本数は6本である。
<わくわく遊園>
(7) 旧新潟税関庁舎 無料
(8) 旧第四銀行住吉町支店 無料
(9) 田中屋本店みなと工房
ここは、「笹だんご」のメーカーである。笹の葉で「だんご」を包む様子を見学することができる。完全に手作業である。
(10) 丸屋本店
「お汁粉」と「善哉(ぜんざい)」の違いは、次のとおりである。
①関東
【スープ状】おしるこ
【つぶあん入り】田舎しるこ
【こしあん入り】御膳(ごぜん)しるこ
【ペースト状】ぜんざい
②関西
【スープ状】
【つぶあん入り】ぜんざい
【こしあん入り】おしるこ
【ペースト状】亀山or金時
私が生まれ育った北九州市では、つぶあんを使用したスープ状のものが主流であり、ペースト状やこしあんを使うタイプは無かったような気がする。名称は「ぜんざい」であった。現在はどうなのだろうか。
なお、私の好みは、次のとおりである。
①スープ状
②つぶあん
③焼き餅(白玉ではなく)
店内飲食のメニューは、「おしるこ」や「あんみつ」など、いわゆる甘味処の定番である。
ところで、その「甘味処」の読みは「あまみどころ」であり、「かんみどころ」は誤りである。「甘味料(かんみりょう)」という読みに引きずられているものと推察される。
そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。
(11) 新潟市マンガの家 無料
(12) 弘願寺(こうがんじ)
(13) 朝日湯
<1932年創業>
店舗
(14) ヤスダヨーグルト
(15) 忠犬タマ公像
新潟市において「忠犬」といえば、ハチ公ではなくタマ公である。