「前面展望」ってなんやねん!車両外観とちゃうやろ

2023年7月17日(月)


    鉄道趣味が高じると運転席からの眺めに執着したくなる。それを売りにした観光列車も存在する。普通列車でも、運転席の右うしろから眺めることができる場合がある。YouTube(ユーチューブ)で検索すると多くの投稿が存在する。かくいう私もその投稿者のひとりである。
    例えば、次なる写真は、西武鉄道の列車が西武秩父駅を通過して、秩父鉄道の御花畑(おはなばたけ)駅に向かう様子である。列車が矢印で示す方向へ向かうよう、線路のポイントが切り替わっている(動画はこちら)。

西武秩父駅を通過する直前の線路

    ところで、その運転席うしろからの眺めであるが、多くの投稿者が「前面展望」という表現を使用している。最後尾から流れる景色については「背面展望」である。これには、やや抵抗がある。前面や背面とは車両の外観のことだからである。

    私は、「前面展望」と「背面展望」という表現を使用せずに、「前方展望」と「後方展望」という表現を使用している。前方の景色であり、後方の景色である。