ごみ焼却場の超おもてなし!東京都内で足湯めぐり(東京都小平市(こだいらし))

2023年6月10日(土)


    足湯と言えば温泉地の定番であるが、温泉地に限られるわけではない。東京都内には、ごみ焼却場の余熱を利用した足湯が存在する。本日は、東京都内の足湯を体験してみたい。

行程図

    「春日部(かすかべ)⇒西国分寺(にしこくぶんじ)」間の経路については3通りが考えられ、武蔵野(むさしの)線の乗車駅と併せて記載すると、次のとおりである。
【東武スカイツリーライン】南越谷(みなみこしがや)
【京浜(けいひん)東北線】南浦和(みなみうらわ)
【埼京(さいきょう)線】武蔵浦和
    武蔵野線における着席可能性を考慮すると、なるべく早く武蔵野線に乗車したほうがよいと推察される。したがって、東武スカイツリーライン経由を採用する。

(1)  珈琲館(コーヒーかん)

トースト&スクランブル

    このトーストは、美味であった。

(2)  こもれびの足湯 無料

    ここは、ごみ焼却場に存在する足湯である。ここの足湯は、ごみ焼却設備の余熱で地下水を加熱するという方式である。ここには、足湯が3か所、手湯が1か所存在する。

外観

【六角形の足湯

全景

体験

【S字型の足湯

    施設の案内表示では「S字型」と表記されているが、「S字形」のほうが適切であると感じられる。理由はこちら

遠景

体験

【長方形の足湯

全景

体験

【手湯

全景

体験

(3)  スカイシャトル

    これは、よみうりランドに入場するためのロープウエーである。
【所在地】東京都稲城市(いなぎし)
【規模】1両×循環×1路線
【用途】遊園地アクセス

    ここは、かつてスカイロードという名の立ち乗りベルトコンベアであった。スカイロードの時代に利用して以来、ロープウエーになってからは初めての利用である。ベルトコンベアからロープウエーに置き換えられたといっても、スカイシャトルは「よみうりランド」の敷地をまたいで正面ゲートまで走行するが、スカイロードは斜面を上(のぼ)るだけであったので、走行距離は全く異なる。
    京王口(けいおうぐち)ステイション(低位側)は東京都内に存在し、山頂ステイション(高位側)は神奈川県内に存在する。都道府県をまたぐロープウエーとしては、
国内唯一である。
    なお、よみうりランドの所在地は、次のとおりである。
【本社】東京都稲城市
【施設】神奈川県川崎市

京王口ステイション

    往路の動画はこちら

山頂ステイション

    復路の動画はこちら

(4)  ふもとや

    ここは、いわゆる足湯カフェである。足湯だけの利用も可能であるが、有料である。この足湯はジェットバス付きである。ジェットバス付きの足湯というのは珍しい。
    なお、ジャグジーという用語は某メーカーの登録商標であり、他のメーカーによるジェットバスをジャグジーと表現するのは不適切である。

全景

体験

(5)  ポカポカ足湯 無料

    ここも、ごみ焼却場に存在する足湯である。ここの足湯は、バイオマスボイラーの余熱で地下水を加熱するという方式であ

全景

体験

(6)  おんたけ

    ここは、足湯のある接骨院である。足湯だけの利用も可能であるが、有料である。

外観

足湯

(7)  ザ・スパ成城(せいじょう)

    ここのホームページに、足湯が存在する旨が記載されている。しかし、足湯は休業状態であった。再開の可能性は低いように見受けられた。これはよろしくない状態であり、ホームページから足湯の記述を削除すべきである。
    ここの足湯は場内施設であり、入場料を払わないと利用することができない。温浴施設の場内設備としての足湯については、一般客は魅力を感じないと推察される。なぜならば、既に全身浴を済ませていて、改めて足湯にはいろうとする人は少ないからである。足湯は場外施設であってこそ価値があると感じられる。足湯目的で入場料を払ってでも来てみるというのは、私のようなごく少数の足湯ファンだけである。

外観

(8)  どん浴

    ここも、いわゆる足湯カフェである。足湯料金には、飲み物2品も含まれている。飲み物2品は「お茶とフルーツウォーター」であり、飲み放題である。

お茶とフルーツウォーター

足湯

(9)  茶洒金田中(さーしゃかねたなか)

    ここは、わらび餅で有名な店舗である。私以外の客は、全て女性であった。

抹茶
&わらび餅

    ところで、わらび餅は「甘味処」の定番メニューであるが、その「甘味処」の読みは「あまみどころ」であり、「かんみどころ」は誤りである。「甘味料(かんみりょう)」という読みに引きずられているものと推察される。
    そもそも、「苦み」や「旨み」に並ぶことばとして「甘み」ということばが存在していて、「み」の当て字として「味」という文字が使われるようになった。したがって、「甘味」の読みは「あまみ」なのである。ところが「甘味料(かんみりょう)」ということばが流布(るふ)されるにつれて、「甘味」を「かんみ」と読むようになった。
    現在は「かんみどころ」派が7割という調査結果もあるようなので、「かんみどころ」も正しいとする意見もある。

(10)  大宮横丁

    ここは、全国ご当地グルメを提供するフードコートである。コンセプトは昭和である。店内の壁には、昭和のポスター、ホーロー看板、レコードジャケットなどが飾られている。テーブルにはアルミの縁取りがあり、椅子の脚は鉄製で座面や背もたれはビニール被覆である。

横浜中華あんかけ焼きそば