三国路の超おもてなし!猿ヶ京温泉の手湯めぐり(群馬県みなかみ町(まち))

2023年6月5日(月)


    三国路(みくにじ)とは、群馬県みなかみ町(まち)と新潟県湯沢町(ゆざわまち)を結ぶ道路のことであるが、現在の関越(かんえつ)自動車道のことではなく、西寄りの国道17号線に近い道路のことである。その群馬県側には、有名な法師(ほうし)温泉が存在する。法師温泉の手前に猿ヶ京(さるがきょう)温泉が存在する。
    猿ヶ京温泉には、手湯が3か所存在する。また、住民のための共同浴場が2軒存在し、そのうちの1軒については住民以外でも利用可能である。

    本日は、猿ヶ京温泉を訪ねたい。行程に余裕があるので、水上(みなかみ)温泉の足湯や上牧(かみもく)温泉なども訪ねたい。

行程図

    「大宮上毛(じょうもう)高原」間の片道乗車券の営業キロは「100km超200km以下」である。したがって、片道乗車券では「大人の休日倶楽部(クラブ)」ジパング会員割引(以下「大休(おときゅう)30割」)を適用することはできないが、往復乗車券にすることによって合計営業キロが200km超になって大休(おときゅう)30割を適用することができる(詳細はこちら)
    なお、本日は閑散期なので更に安価である。

(1)  ガスト シニア割

    まずは、いつもどおり大宮駅近くで朝食である。
    ここでは、スタッフと利用者が対面することがない。
【注文】利用者が自席のタッチパネルで行う
【配膳】ロボットが利用者の席の横まで運んでくる
【支払】利用者がセルフレジで支払う

トーストセット

(2)  新幹線とき

乗車券(ゆき) 大休30割

新幹線特急券 大休30割

とき305号

(3)  みなかみ温泉郷「周遊2日間」乗降フリー乗車券

    採算は、次のとおりである。
【フリー乗車券】3,150円
【都度払い】3,556円


    あまり見かけないスタイルである。長辺(縦)の長さは、21cmである。名称も長すぎる。少なくとも「乗降」という2文字は不要である。

(4)  道の駅水紀行館
<水上温泉>

【足湯】無料

全景

体験

(5)  湯原(ゆばら)温泉公園
<水上温泉>

【足湯】無料

全景

体験

【手湯】無料

全景

(6)  曲水(きょくすい)

    ここでは、水が低位側から高位側に流れているように見える。

    確かに、そのように見える。立ち位置を変えて何度見直してもそのように見える。不思議な感覚におちいる。


    画像に追記した「高位側」と「低位側」は、路面の高度を示している。水は、当然のことながら、高位側から低位側に向かって流れている。しかし、(この写真において手前から奥に向かって)坂を上(のぼ)っているように見えるのである。黄色線で示す角度が、錯覚を起こす原因であると感じられる。


(7)  諏訪峡(すわきょう)


(8)  諏訪ノ湯
<諏訪峡温泉>

外観

ジュース
(牛乳は無い)

(9)  風和(ふうわ)の湯 シニア割
<上牧温泉>

近道

    黄色線で示す階段を下(お)りて行くことができる。この近道は、グーグルマップでは表示されない。

外観

露天風呂

ジュース

(10)  猿ヶ京関所跡 無料


(11)  いたちの湯 無料 
<猿ヶ京温泉>

全景

体験

(12)  新月

田舎風(いなかふう)
温泉まんじゅう
 
    猿ヶ京温泉の国道(バス通り)沿いには、飲食店も食べ歩きも無い。いわゆる温泉街の賑(にぎ)わいというものが無い。ここは、国道(バス通り)から少し離れた位置にある和菓子店である。

(13)  河童(かっぱ)の湯 無料
<猿ヶ京温泉>

全景

体験

(14)  きつねの湯 無料 
<猿ヶ京温泉>

全景

体験

(15)  猿ヶ京地区多目的集会施設

    ここは、2軒ある共同浴場のうちの1軒であり、住民専用である。「きつねの湯」は、この施設の敷地内(左側)に存在する。

外観

(16)  目の薬師様


(17)  いこいの湯
<猿ヶ京温泉>

    ここは、住民のための共同浴場であるが、一般観光客も利用可能である。有料施設であるが、無人である。利用者は、券売機で入湯券を購入し、番台においてある箱の中に入れるという方式である。

外観

ジュース
(牛乳は無い)

(18)  ね

    ここは、この地に移住した夫婦が、廃業した美容室を改装して、つい先日5月27日(土)に開業したカフェである。
    湯宿(ゆじゅく)温泉では、飲食店はここだけである。食べ歩きも無い。いわゆる温泉街の賑(にぎ)わいというものが無い。

外観(国道側)

    店舗の周囲には、客を誘導するような看板も幟(のぼり)も存在しない。予備知識が無ければ、ここにカフェが存在することなど誰も気づかない。国道(バス通り)側からは黄色線の道から入る。

外観(路地側)

    「ロベリア」と書かれた看板は、美容室時代のものである。

(19)  湯けむりの塔


    湯宿温泉には、住民専用の共同浴場が4か所存在する。その外観は非常に趣(おもむき)がある。ふれあい横丁という石畳の道に沿って存在する。

案内図

(20)  竹の湯
<湯宿温泉>

外観

(21)  松の湯
<湯宿温泉>

    この共同浴場は、グーグルマップには存在しない。ネット投稿記事に緯度経度が載っていた。
【緯度】北緯36度41分57.4秒
【経度】東経138度54分50.7秒

湯宿(ゆじゅく)温泉略図

「松の湯」へ行く路地
(左のベンチが目印)

外観

(22)  窪湯(くぼゆ)
<湯宿温泉>

外観

(23)  小滝(こたき)の湯
<湯宿温泉>

    グーグルマップにおいて、「窪湯~小滝の湯」間の徒歩経路を表示させると、ふれあい横丁(石畳の道)経由ではなく国道(バス通り)経由が表示される。歩行者通行禁止なのかと危惧(きぐ)したが、実際は通行可能である。前掲の略図のとおりである。
    この区間は、道として充分に機能している。窪湯の写真で示すように、クルマは無理であるが、バイクであれば通れそうである。グーグルマップがなぜ迂回するのか不思議である。

外観

(24)  新幹線とき

乗車券(かえり) 大休30割

新幹線特急券 大休30割
(変更前)

新幹線特急券 大休30割
(変更後)

とき334号

(25)  大宮横丁

    ここは、全国ご当地グルメを提供するフードコートである。コンセプトは昭和である。店内の壁には、昭和のポスター、ホーロー看板、レコードジャケットなどが飾られている。テーブルにはアルミの縁取りがあり、椅子の脚は鉄製で座面や背もたれはビニール被覆である。

松山鍋焼きうどん