八甲田(はっこうだ)ロープウェーについては、かつて路線パスでその最寄りバス停を2度通過したことがある。行程の都合で2度とも八甲田ロープウェーを体験しなかった。このままでは精神上よろしくない。このような事情により、本日は八甲田ロープウェーを体験したい。
「青森駅~八甲田ロープウェー駅前」間の路線バスの時刻表は、次のとおりである。
①については、早起きしても間に合わない。③については、就寝が遅くなる。結局、②を選択するしかない。
JR東日本では、「大人の休日倶楽部(クラブ)パス(東日本)」(以下「大休(おときゅう)パス」)というフリーきっぷを販売している。その特徴は、次のとおりである。
【価格】15,270円
【普通車指定席利用回数】6回
【普通車自由席利用回数】無制限
【有効期間】連続4日間
一般に、新幹線や在来線特急の普通車指定席を利用して通常期に大宮出発で往復する場合、付与ポイントを考慮すると「くりこま高原/天童(てんどう)/豊栄(とよさか)」以遠であれば、大休パスが最も安価である(詳細はこちら)。
大休パスは利用可能日が極めて少なく、2022年度の利用可能日は次のとおりである。
① 6月23日~7月5日
② 11月24日~12月6日
③ 1月12日~24日
本日は、利用可能日である。
その交通費比較は、次のとおりである。
【大休パス】15,270円
【大休30割】
① 運賃(大宮⇔浅虫温泉) 17,360円
② 特急料金(大宮⇒新青森) 4,610円
④ 特急料金(新青森⇒大宮) 4,610円
計 26,580円
すなわち、大休パスは大休30割を利用するよりも11,310円お得であり、これだけで充分に採算が合う。しかし、手元にある大休(おときゅう)パスは、12月3日(土)から6日(火)まで有効であり、かつ普通車指定席をあと4回無料で利用することができる。これを利用することによって26,580円お得となる。
なお、両日を合算した比較は、次のとおりである。
【大休パス】
① 1日目 15,270円
② 2日目 0円
計 15,270円
【大休30割】
① 1日目 15,460円
② 2日目 26,470円
計 41,930円
すなわち、大休パスを利用すれば、15,270円の出費が41,930円の価値になるので、26,660円お得である。
なお、普通車指定席を無料で利用する際に発行される「きっぷ」は、指定席券ではなく指定券である。指定券と指定席券の違いは次のとおりである。
【指定券】料金表示無し
【指定席券】料金表示有り
【指定席券】料金表示有り
(1) 大人の休日倶楽部(クラブ)パス(東日本)
下辺の赤文字は、「指定席券発行開始済み」である。これは、有効開始日変更手続き時におけるスタッフへの注意喚起であると推察される。
左辺の赤文字は、12月3日(土)に利用した際に記載された入出場記録である。 ニューデイズにおける買い物が10%引きである旨の記載がある。早速利用した。
(2) 新幹線はやぶさ
「七戸十和田(しちのへとわだ)~新青森」間に存在する八甲田(はっこうだ)トンネルは、陸上における国内最長の鉄道トンネル(26.455km)である。かつては南部藩と津軽藩の境界を越えているのである。本日は、その両者の車窓が異なっていた。
「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった。」
(3) みずうみ号
(4) 八甲田(はっこうだ)ロープウェー JAF割
【種別】ロープウエー
【規模】1両×交走×1路線
【用途】山頂アクセス
往路の動画はこちら。
ゴンドラ(近景)
ゴンドラ(遠景)
復路の動画はこちら。
(5) みずうみ号
みずうみ703号
動画はこちら。
(6) あおもり健康ランド
ここは、いわゆるスーパー銭湯である。この業態についてはあまり魅力を感じないのだが、行程都合により他に選択肢が無く、妥協する。
(7) ブナの森
ここは、いわゆるファストフードである。この業態についてもあまり魅力を感じないのだが、行程都合により他に選択肢が無く、妥協する。
本日の夕食は、新青森駅の駅弁である。
懐石(かいせき)弁当
(ひとくちだらけ)
(8) 新幹線はやぶさ
(9) 特急アーバンパークライナー
「特急アーバンパークライナー2号」の座席選択方針は、次のとおりである。
①3号車は下車後にエスカレータから離れているので密集しない
②3号車の奇数列は車窓が広い
②3号車の奇数列は車窓が広い
しかし、発車15分前を経過したので、座席表で指定することができなかった。
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