「趣旨」と「主旨」は、似て非なる言葉である。相違点は、次のとおりである。
【趣旨】
行動の目的や意図を表す。「目的」や「意図」と置き換えても同じ意味である。
<例>
〇○氏は「・・・」という趣旨で集会に参加した。
【主旨】
論点の主たる部分を表す。「旨(むね)」と置き換えても同じ意味である。
<例>
テレビで「・・・」という主旨の報道がなされた。
さきほど、むさし野緑地公園の乗客情報シートに関する記事を記述した(詳細はこちら)。その際に、「趣旨」とすべきか「主旨」とすべきか悩んだ。
富士見市役所のホームページに、乗客情報シートの要請理由として「ケガに備えて保険に加入する」という「しゅし」の記述が存在する。この場合の「しゅし」はどちらだろうか。「旨」と置き換えても意味が通じるので「主旨」でよいと感じられる。しかし、「ケガに備えて保険に加入する」というのは、要請理由である。したがって、「趣旨」でよいとも感じられる。結局、前後の文章によって変わると考えた。
【主旨】要請理由として・・・という主旨の記述が存在する
【趣旨】要請理由は・・・という趣旨である