(1) 秩父路遊々フリーきっぷ
採算は、次のとおりである。
【パス】1,700円
【都度払い】3,300円
「秩父路(ちちぶじ)遊々フリーきっぷ」は電子きっぷであり、旅情に欠けるのが残念である。
(2) 御花畑(おはなばたけ)駅
(3) 影森(かげもり)駅
駅の三峰口方面に向かうと、廃線となった三輪(みのわ)線と武甲(ぶこう)線が存在する。
【三輪線】影森~三輪鉱業所
【武甲線】影森~武甲
三輪線&武甲線
(4) 三峰口(みつみねぐち)駅
<関東の駅百選>
ここから、「西武秩父駅~三峯(みつみね)神社」間の急行バスを利用するのだが、バスは満員状態で到着した。誰も降りない。ここで乗車する乗客は10名くらいであったが、何とか全員乗り込むことができた。繁忙期にこの路線を利用するには留意を伴うと痛感した。
なお、「みつみね」の表記には留意を伴う。
【三峯】三峯神社(法人名)/三峯神社(バス停名称)
【三峰】秩父市三峰(地名)/三峰ロープウェイ
(5) 二瀬(ふたせ)ダム
ここには、インクラインが存在する。
【所在地】埼玉県秩父市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】秩父湖(ちちぶこ)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】国土交通省
【河川】荒川(あらかわ)
【ダム湖】秩父湖
このインクラインは、ダム湖左岸に存在する。昇降時には、かなり大きなサイレンが鳴動する。なお、秩父湖バス停脇に、二瀬ダム管理所が存在する。調査当時のグーグルマップでは「管理所」ではなく「管理事務所」と表記していた。現地の表札では「管理所」であった。ストリートビューでも確認することができる。グーグルマップに修正を進言したら、速やかに修正された。
秩父湖
放流
記念碑
(6) 川又(かわまた)発電所
ここには、かつてインクラインが存在した。
【所在地】埼玉県秩父市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】川又(歩15分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
【管理者】東京発電株式会社
【取水&放水】入川
このインクラインは、既に廃止された。発電所の建て替えに伴って建屋に至る道路を新設したと推察され、インクラインが不要になったためにインクラインを撤去したと考えられる。インクラインが存在した場所は、現在は単なる階段である。ネット記事に「導水管の脇にインクラインが存在する」という主旨の記述が存在するが、導水管保守を目的としたものではなく、道路と発電所の間の貨物運搬を目的としたものであったと感じられる。
訪問日は、工事続行中であった。入川(いりかわ)を渡る橋の対岸に多くの工事車両が駐車していた。「立入禁止」だろうかと危惧したが、そのような掲示物を見つけることはできなかったので、「立入禁止」ではないと判断して橋を渡った。しかし、帰路においては、橋に「立入禁止」の掲示が存在した。訪問時間帯が昼休みだったために、一時的に掲示していなかったということかもしれない。
ここには、工事用と推察されるモノレールが存在するので、併せて記載しておく。一時的な設備であり工事が終了すれば、撤去されると感じられる。
<モノレール>
【種別】ラックリフト(跨座式)
【設備名称】モノレール
【編成】(線名は仮称)
【1号線】1路線
【高位側】動力車1両&貨車1両
【低位側】動力車1両&客車1両
【2号線】動力車1両&貨車1両×1路線
【運行形態】
【1号線】単線2編成方式
【2号線】単線1編成方式
【用途】(関係者専用)
【1号線】
【高位側】貨物輸送
【2号線】貨物輸送
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
1号線は二線軌条であり、谷側の線路はラック付きで山側の線路はラック無しである。高位側列車の動力車は山側の線路を使用しているが、低位側列車の動力車は山側の線路を使用していない。3号線は三線軌条であり、中央の線路はラック付きで両脇の線路はラック無しである。
2号線の列車
(7) 雷電廿六木橋
<グッドデザイン賞>
これは、大滝(おおたき)大橋と廿六木(とどろき)大橋で構成されるループ橋であり、両者を併せて雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)と称している。
(8) 滝沢(たきざわ)ダム
(9) 三峰ロープウェイ
ここには、かつてロープウエーが存在した。
【所在地】埼玉県秩父市
【種別】ロープウエー
【車両愛称】くもとり号&きりも号
【編成】客車1両×1路線
【運行形態】複線2両交走式【区間】大輪~三峰(みつみね)山頂
【用途】山頂アクセス
【最寄りバス停】大輪(おおわ)(歩8分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
バスを降りると、この鳥居が見える。
紅乃屋(べにのや)
拡大版
(10) 秩父発電所
ここにも、インクラインが存在する。
【所在地】埼玉県秩父市
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【区間】駐車場~発電所【用途】貨物輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】巴川(ともえがわ)(歩6分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
【投稿写真】確認可能
【管理者】株式会社レゾナック
【取水】大滝(おおたき)発電所
【放水】荒川(あらかわ)
発電所に向かう脇道が存在し、その行き止まり地点に駐車場が存在する。そこから低位(南)の発電所に向かって軌道が延びている。
ここはレゾナックの自前の発電所であり、自社の秩父事業所に給電している。株式会社レゾナックという社名は、かつて昭和電工株式会社であった。
右端の青い建屋に、巻き上げ機が存在する。