日本工業大学では、ほぼ毎月1日の頻度でSL試験運転を実施している。本日、同校で学園祭が開催され、SL試験運転が実施される。入場無料で、運賃も無料である。本日は、日本工業大学を訪問したい。
駅名標
右側の駅名は、「しんしゅうかん」(進修館)であると推察される。
(3) 日本工業大学工業技術博物館 無料
ここには、SLが存在する。
【所在地】埼玉県宮代町(みやしろまち)
【種別】SL
【設備名称】SL2109
【編成】SL1両×1路線
【運行形態】単線1編成方式
【区間】博物館~守衛所
【用途】場内遊覧
【運行日】第3土曜日/若杉祭開催日
【最寄り駅】東武動物公園(歩20分)
「駅~大学」間のスクールバスを利用することができる。通常は有料であるが、若杉祭開催日は無料である。
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
ここでは、ほぼ毎月1日の頻度でSL試験運転を実施している。入場無料であり、運賃も無料である。この大学には、現役時代に何度も訪問したことがあるが、SL試験運転の実施日に訪問したことは無かった。本日は、若杉祭である。
このSLの運転台に乗車することができる。1回の運行における乗客数は、3~5名である。乗客は、乗務員用の乗降口から運転台にはいる。乗客用の階段や梯子(はしご)は、存在しない。ステップに足をのせて、両手で手摺りをつかまなければならない。これほど野趣あふれる遊覧鉄道は、初めてである。運転台に乗車することができる遊覧鉄道は、国内には他に存在しないと感じられる。世界を探しても、存在しないかもしれない。
踏切の先でやや右に曲がる
(博物館出入口前)
ここには、ミニ鉄道の軌道も存在する。かつては大学構内の主要道路全域に存在したが、現在は博物館敷地内の周回軌道だけとなっている。
日・仏鋳鉄フレーム
(4) 狭山工業高等学校
ここには、ミニ鉄道が存在する。
【所在地】埼玉県狭山市(さやまし)
【種別】ミニ鉄道
① EL列車(蓄電池)
② SL列車(石炭)
【設備名称】
【EL列車】
【SL】ミニSL
【30000系】電車
【SL列車】ミニSL
【容姿】
【EL列車】SL/西武30000系
【編成】1路線
【EL列車】EL1両&制御車2両&客車3両
【SL列車】SL1両&客車2両
【運行形態】単線1編成方式
【用途】場内遊覧
【運行日】狭工祭開催日
SLは、2日目の午後に運行される。
【最寄りバス停】狭山郵便局(歩8分)
【最寄り駅】狭山市(歩17分)
【航空写真】確認困難
【ストリートビュー】確認困難
入場無料であり、運賃も無料である。機械科が、運行している。本日は、狭工祭である。
狭山工業高等学校のホームページにおける「機械科の記録」を見ると、次なる4種類が存在すると推察される。
【2005年頃開始】①Bタンク機SL(石炭)
【2013年度開始】②C21型機SL(石炭)
【2016年度開始】③西武30000系
【2022年度開始】④SL型電気機関車
本日目撃したのは、③と④である。
起点駅において、乗車券が配布される。硬券であり、発車前に入鋏(にゅうきょう)される。
乗客を乗せての運行区間は、起点から終点までの片道である。復路においては、乗客を乗せずに、後退で回送される。
動画はこちら。
(5) 有間(ありま)ダム
ここには、インクラインが存在する。
【所在地】埼玉県飯能市(はんのうし)
【種別】ケーブルカー
【設備名称】インクライン
【編成】貨車1両×1路線
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ノーラ名栗・さわらびの湯(歩15分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認可能
【管理者】埼玉県庁
【河川】有間川(ありまがわ)
【ダム湖】名栗湖(なぐりこ)
このインクラインは、ダム湖左岸(管理事務所脇)に存在する。このインクラインに関する記事を見つけることはできない。確認可能なストリートビューの位置はダム湖右岸の1か所のみであり、そのストリートビューが最も確認しやすい。
なお、グーグルマップにおいて、「ノーラ名栗・さわらびの湯バス停~管理事務所」間の徒歩区間を表示させると、遠回りの経路が表示される。起点をバス停ではなく県道上に変更すると、正しい経路が表示される。バス停から堤体まで、上り急勾配である。
全景
記念碑
(6) 竜神の湧水
(7) 名栗カヌー工房
ここにも、ケーブルカーが存在する。
【所在地】埼玉県飯能市
【種別】ケーブルカー
【編成】貨車1両×2路線並列
【運行形態】単線単行方式
【用途】船舶輸送(関係者専用)
【最寄りバス停】ノーラ名栗・さわらびの湯(歩25分)
【航空写真】確認可能
【ストリートビュー】確認困難
このケーブルカーは、ダム湖左岸に存在する。カヌーを水平状態で輸送することができる。
なお、グーグルマップにおいて、「有間ダム管理事務所~名栗カヌー工房」間の徒歩経路を表示させると、遠回りの経路が表示される。「竜神の湧水」と名栗カヌー工房の中間地点に、名栗カヌー工房の資材置き場が存在する。ナビ開始後に、有間ダム管理事務所から名栗カヌー工房に向けて歩き始めてその資材置き場に到着すると、正しい経路が表示された。