2022年5月17日(火)
2021年6月27日に「えきねっと」がリニューアルされ、JREポイントとの関係が複雑になった。ポイント付与規則については、2021年10月頃まではあまり気にしていなかったが、その頃から多岐にわたって利用するようになって、どのような方針がよいか悩むこととなった。したがって、我が家のポイ活に関連する規則を書き留めておくことにした。
2021年10月頃以降の実績から推察して、現在は決済手段として次の方針で臨むべしと考えている。
(a) 「えきねっと」の決済
ビューカードによるオンライン決済
(b) 「えきねっと」以外の決済
【第1案】Suica(スイカ)
【第2案】ビューカード
【理由】
① 提携店舗ではSuica(スイカ)へのチャージによるビューカード決済由来ポイントとは別にSuica(スイカ)決済由来ポイントが付与される
② ビューカード決済よりもSuica(スイカ)決済のほうが容易である
②-1 ビューカードは装着方式なので両手を使うが、Suica(スイカ)はタッチ方式なので片手ですむ。
②-2 ビューカードは暗証番号入力を伴う場合がある。
(c) Suica(スイカ)チャージ
ビューカード決済を伴うオートチャージ
(d) 駅レンタカー
「えきねっと」経由
(e) じゃらんnet
ビューカードのショッピングサイト経由
最大の注目は、次のとおりである。いずれもポイント数が大きいので留意すべきである。
(1) 鉄道きっぷ
次なる条件を満たすと、通常のビューカード決済由来ポイントとは別にポイントが付与される。
① 「えきねっと」で予約する
② ビューカードでオンライン決済する
(2) 駅レンタカー
次なる条件を満たすと、通常のSuica(スイカ)決済由来ポイントとは別にポイントが付与される。
① 「えきねっと」経由でJR東日本レンタリースに遷移して予約する
② 現地でSuica(スイカ)決済する
(3) じゃらん
次なる条件を満たすと、通常のビューカード決済由来ポイントとは別にポイントが付与される。じゃらんポイントは(条件に依存せずに)通常どおり付与される。
① ビューカードのショッピングサイト経由で「じゃらん」に遷移して予約する
② 現地でビューカード決済する
JREポイントの付与規則のうち、我が家のポイ活に関連する規則は次のとおりである。
(1) ビューカード由来
【対象金額】全額
【端数切捨刻み】1,000円
【集計期間】1か月
【付与日】翌月17日
【記録単位】(a)~(d)のポイント合計一括
(a) 鉄道きっぷ
【決済対象】「えきねっと」/指定席券売機/「みどりの窓口」
【付与率】
【電子きっぷ】3%
【紙きっぷ】0.5%
【例】1か月合計=27,380円
⇒27,000円×3%=810P
(b) オートチャージ
【付与率】1.5%
【例】1か月合計=15,500円
⇒15,000円×1.5%=225P
(c) 駅レンタカー
【付与率】1%
【例】1か月合計=9,630円
⇒9,000円×1%=90P
(d) その他
【付与率】0.5%
【例】1か月合計=9,546円
⇒9,000円×0.5%=45P
(2) えきねっと由来
(a) 鉄道きっぷ
【決済対象】えきねっと(特典チケットは対象外)
【付与対象】座席指定を伴う「きっぷ」
【対象】
普通車指定席特急料金、普通車指定席急行料金、普通車指定席料金、グリーン車特急料金、グリーン車急行料金、グリーン車指定席料金
【非対象】
自由席特急料金、自由席急行料金、普通列車グリーン料金
【端数切捨刻み】100円【集計期間】無し
【付与日】利用日の1週間後
【記録単位】利用別
【付与率】次のとおり
① 電子きっぷ
【対象きっぷ】一般/大休30割/「トクだ値(ね)」
<新幹線>
【サービス名称】新幹線eチケット
【対象金額】運賃&料金
【付与率】2%
【例】7,860円×2名=15,720円
⇒15,700円×2%=314P
<在来線>
【サービス名称】チケットレスサービス
【対象金額】料金
【付与率】5%
【例】2,550円-100円=2,450円
⇒2,400円×5%=120P
② 紙きっぷ
【対象きっぷ】
「券売機で発券した紙きっぷ」/「おトクなきっぷ」/「①を発券した紙きっぷ」
【対象金額】
【「おトクなきっぷ」】乗車券&料金券
【「おトクなきっぷ」以外】料金
【付与率】0.5%
【例】2,840円×2名=5,680円
⇒5,600円×0.5%=28P
【補足】発券後の対象きっぷを変更すると付与されない
(b) 駅レンタカー
これは、「えきねっと」経由で駅レンタカーに遷移してから予約して利用すると付与されるポイントである。「えきねっと」経由でない場合は付与されない。利用券や電子チケットを利用してもポイント付与数には影響しない。決済方法には依存しない。
【提携店舗】JR東日本レンタリース
【付与率】0.5%
【端数切捨刻み】200円
【例】1回の契約金額=11,530円
⇒11,400円×0.5%=57P
【集計期間】1か月
【付与日】出発日の翌月11日
(3) Suica(スイカ)由来
(a) 買い物
【提携店舗】アキュア/JR東日本レンタリース/ベックスコーヒーショップ/ベッカーズ/ニューデイズ/ルミネ/エキュート等
【付与率】
【アキュア】1%
【その他】0.5%
【端数切捨刻み】
【アキュア】100円
【その他】200円
【例】
【アキュア】お茶120円⇒100円×1%=1P
【駅レンタカー】支払額=5,000円-3,000円+550円=2,550円
⇒2,400円×0.5%=12P
【集計期間】無し
【付与日】翌日
(b) 鉄道利用
【対象線区】JR東日本
【付与率】
【200円未満】1P
【200円以上】0.5%
【端数切捨刻み】200円
【集計期間】1週間
【付与日】翌週火曜日
【記録単位】ポイント合計一括
① 在来線乗車
【例】IC運賃=1,166円
⇒1,000円×0.5%=5P
② 普通列車グリーン券
【例】グリーン料金=1,000円
⇒1,000円×0.5%=5P
③ タッチでGo!新幹線
【例】運賃&料金=1,470円
⇒1,400円×0.5%=7P
(4) JRE MALL(モール)
我が家の利用実績は、駅レンタカー電子チケット(5,000円分)の購入のみである。それをJREポイントで購入したのだがポイントが付与された。
なお、駅レンタカー3,000円ご利用券は、JRE MALL(モール)ではなくJREポイントサイトのサービスであり、「購入」ではなく「交換」である。「交換」してもポイントは付与されない。
【対象金額】税込価格/1.08(1円未満切り上げ)
【端数切捨刻み】100円
【付与率】1%
【例】4,000円/1.08=3,704円
⇒3,700円×1%=37P
【集計期間】無し
【付与日】商品受け取り日から2週間後
これは、ビューカードのショッピングサイト経由で「じゃらん」に遷移して宿泊予約して利用した場合に(じゃらんポイントとは別に)付与されるポイントである。ビューカードのショッピングサイト経由でない場合は付与されない。クーポンや「じゃらんポイント」を利用してもポイント付与数には影響しない。
【対象金額】税別価格
【端数切捨刻み】1,000円
【付与率】1%
【例】39,000円/1.1=35,455円
⇒35,000円×1%=350P
【集計期間】1か月
【付与日】代金請求月の3か月後の16日
(6) バーコード由来
これは、提携店舗にJREポイントアプリのバーコードを読み取らせて買い物をした場合に付与されるポイントである。決済方法には依存しない。
【提携店舗】エキュート等(エキナカや駅ビル)
【対象金額】税込価格/1.08(1円未満切り上げ)
【端数切捨刻み】100円
【付与率】1%
【集計期間】無し
【付与日】当日
(7) スタンプラリー
これは、ビューカードアプリで提供されるサービスであり、抽選で1か月あたり50P獲得することができる。私と連れ合いで(ふたりとも当れば)合わせて100Pである。
【集計期間】1か月
【付与日】翌月16日
(8) チェックイン
これは、JREポイントアプリで提供されるサービスであり、特定の駅でチェックイン操作すると福引を引くことができる。当る確率は5割くらいであり当れば1P付与される。
【集計期間】無し
【付与日】当日
1P超の当りもあるらしいのだが、なかなか遭遇しない。連れ合い同伴の場合は、連れ合いでのアプリでもトライしている。
列車内に居てもチェックイン操作することができ、普通列車であれば通過中でも可能である。先日、「千葉⇒船橋(ふなばし)」間の快速列車において、千葉、西千葉、稲毛(いなげ)、津田沼(つだぬま)、船橋(ふなばし)の各駅でチェックイン操作することができた。快速列車なので西千葉については通過中のチェックイン操作である。5駅でチェックインしてふたり合わせて福引を10回トライした。そのうち当りは5回であった。ふたり合わせて5P獲得した。
通勤通学の乗客は毎日福引にチャレンジすることができる。うらやましい限りである。
快速列車以外の通過列車の車内に居てチェックイン操作することが可能か否かについては、次のとおりである。
【新幹線】困難である
【在来線特急列車等】可能である(未確認)
新幹線の場合、窓外を見ていて駅に進入したことを確認してからチェックイン操作するということでは間に合わない。Google Map(グーグルマップ)で列車の現在地を確認しながら、駅に進入すると予想されるタイミングから通過したと予想されるタイミングまでチェックイン操作を繰り返すのである。なかなかチェックインOKにならない。運よくチェックインできた際のアプリの動きは非常にぎこちない動きであった。
なお、新幹線と在来線が同一敷地内に共存する部分にある在来線の駅については、新幹線が低速走行時であれば、新幹線列車内に居てもチェックイン可能である。
(9) 鉄道すごろく
これは、JREポイントアプリで提供されるサービスであり、数日に1回くらいの頻度でクジ引きすることができる。当れば1P付与される。
【集計期間】無し
【付与日】当日
【記録単位】獲得別
1P超の当りもあるのだが、なかなか遭遇しない。過去の獲得実績では、私と連れ合いを合わせて1か月あたり5~15Pである。
【2022年1月7日】連れ合いのスマホで10P