「いいかなと思う」ってなんやねん!参院補選候補者の演説

2021年4月8日(木)


    テレビでニュースを見ていると、テレビ局が通行人にインタビューする場面が紹介されることがある。そのインタビューにおいて、通行人が、問われた質問に対して、「・・・かなと思います」と答えることがある。これは、通行人へのインタビューに限ったことではない。トーク番組においても、司会者に問われたゲストが、「・・・かなと思います」と答えることがある。
    例えば、「・・・についてどう感じますか。」という質問に対して、回答者が、「・・・することができたので、良かったかなと思います。」などと答えることがある。そのような発言を聞くと、「良かったかどうか、わからへんのか~い。」とツッコミを入れたくなる。その回答者は、わからなかったのではなく、「良かった」と感じているのである。それなら、なぜ「・・・することができたので、良かったと思います。」と答えないのであろうか。

    本日、ニュースを見ていたら、参院補選に関するニュースが流れた。候補者別に演説の一部を紹介していた。その中で、ある候補者が「いいかなと思います」と発言した。参院補選の立候補者なのだから、「いいかなと思います」などという弱気な姿勢でどうする。「いいと思います」、いや「いいことです」と強く断定すべきである。