私鉄区間だけゆうのは発券でけへんやろ!「えきねっと」の残念な応答メッセージ

2022年7月7日(木)


    JRでは、JR区間と接続されている特定の私鉄区間については、JR区間と合わせて乗車券を発券することができる。
この制度を連絡運輸と言い、JR区間と私鉄区間を繋いだ乗車券を連絡乗車券と言う。しかし、連絡乗車券の発券対象区間であっても私鉄区間だけの乗車券については発券しないという規則になっている。
    例えば、次のとおりである。
【発券可能】越後湯沢(えちごゆざわ)⇒犀潟(さいがた)
【発券不可】六日町(むいかまち)⇒犀潟

発券可不可の区間例

    試しに、「えきねっと」で「六日町(むいかまち)⇒犀潟(さいがた)」間の乗車券を申し込んでみた。列車の検索までは問題無いのだが、「きっぷ・座席の種類選択に進む」ボタンを押すと、「ご確認ください」画面が表示された。その画面には、次なるメーッセージが添えられている。
① システムエラーである
② 時間を空(あ)けてから再操作してほしい

    これは適切な応答メッセージではないと感じられる。「システムエラー」ではなく「発売不可」の旨を表示すべきであり、「時間を空(あ)けての再操作」については削除すべきである。

    JR東日本に質問してみた。

<質問主旨>
    「えきねっと」において次なる設定をして検索した。
【区間】六日町(北越急行)⇒犀潟(北越急行)
【乗車券】片道
【出発日時】7月1日15時00分
    その結果、第一候補として15時41分発の列車が現れた。「きっぷ・座席の種類選択に進む」ボタンを押すと、「ご確認ください」画面が表示された。その画面には、次なるメッセージが添えられている。
① システムエラーである
② 時間を空(あ)けて再操作してほしい
    このふたつのメッセージは間違いない情報か。時間を空(あ)けて再操作すれば間違いなく受け付けるのか。

     JR東日本から回答が届いたのだが、回答内容については開示しないよう要請されている。私は、心の中でつぶやいた。勝った。

<結果>
    従来のままである(2022年7月13日現在)。