ぜひ世界文化遺産に!「じゃんけん」は日本発祥の文化

2021年3月27日(土)


    一昨日(2019年3月25日)のTBS「プレバト」における春光(しゅんこう)戦のお題は「じゃんけん」であった。私が生まれ育った北九州では「じゃんけん」ではなく「じゃいけん」と言った。掛け声は「じゃんけん、ぽん!」ではなく「じゃいけん、しっ!」である。あいこになると、「あいこで、しょ!」ではなく「あいこで、しっ!」である。さらにあいこになると「あわんで、しっ!」と言う。そのあとは、「しっ!」だけの繰り返しとなる。例えば次ぎのとおりである。
    「じゃいけん、しっ!」
    「あいこで、しっ!」
    「あわんで、しっ!」
    「しっ!」
    「しっ!」
    「しっ!」
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    また、北九州における「じゃんけん」の特長として、チョキの形状が挙げられる。全国区のチョキは人差し指と中指を伸ばすが、北九州では親指と人差し指を伸ばす。Wikipedia(ウィキペディア)によると、親指と人差し指は和鋏(わばさみ)を表していて、人差し指と中指は洋鋏(ようばさみ)を表しているらしい。
    Wikipedia(ウィキペディア)を読み進めると、「じゃんけん」のすばらしさに感動する。世界文化遺産になってもおかしくないのではないだろうか。

    昨今は、「じゃんけん」をするという機会がめっきり少なくなった。なぜなら、我が家では、「じゃんけん」で決めるというシチュエーションは皆無だからである。